雰囲気や佇まいはまるでローラ・ニーロ。バッファロー・スプリングフィールドやビリー・ホリディのカヴァーを伸びやかに歌う彼女、実はローラの友達なんですね。私も彼女みたいになれたら、という願いが現れたということなのかも。自作は2曲で、あとはカヴァー中心ですが、JTの「Brighten Your Night With My Day」が出色。ジャズ色の濃いバックの音作りにもご注目を。 .
収録曲・データ
【曲目】Bluebird / Young Girl Blues / Temptation 'Bout To Get Me / Medley For Billy Holiday [Billy's Blues / Lady Sings The Blues / Lonely Women] // Brighten Your Night With My Day / I Need A Good Man Bad /I'm So Tired / Old Country / Illinois / Jam Session: Crusing With The Blues
「西暦2525年」の大ヒットを持つフォークロックデュオの未来派宣言アルバム。当時際先鋭のモーグシンセが乱れ飛ぶプログレッシヴフォークロックです! リック・エヴァンスが書くドリーミーなアシッドテイストの曲がどれも最高にすばらしい出来です。16ビートの「In My House」、夢見がちな「She Never Sleeps Beside Me」など、目から鱗が落ちまくり!.
収録曲・データ
【曲目】Overture / In My House / During REM / Reginald Ludwig / The Plastic Park // The Candy Machine / Mister Turnkey / She Never Sleeps Beside Me / Crutches / Listen To The People
【曲目】The Man From Uncle / The Fugitive / The Addams Family / Bewitched / Combat / 12 O’Clock High // Peyton Place / Voyage to the Bottom of the Sea / Ben Casey / Bonanza / Perry Mason / Branded
CCM界を代表する男性コーラスグループ。長い歴史を持つ彼らですが、本作で加入したラス・タフによってAOR的なサウンド作りとヴォーカルワークが可能となりました。クリス・クリスチャンのプロデュースもとても冴えています。A-3「Gotta Watch, Gotta Play」からA-5「There Will Never Be Any Peace」のメロウな展開には思わずうならされますよ。特にファルセット使いの後者はスウィートソウル風の趣も。このあとに続く作品のクオリティも高いのであまり語られない作品ですが、本作だってすごくハイレベル。.
収録曲・データ
【曲目】Water Grave / Satisfaction Guaranteed / Gotta Watch, Gotta Pray / More Each Day / There Will Never Be Any Peace / // Sail On / Keep On Walking / Sonlight / Bread On The Water / Try Again
ハレクリシュナ系ディスコソウルの傑作。AORの隠れ名盤として知られるラーサ(Rasa)とも通じるプロダクションです。高揚感とメロウネスが同居したフィリー風の最高のダンスナンバー「Can't Find The Way」「I Believe In Thee」やタイトル曲など8曲を収録。全曲を書いているのはキーボード奏者、ホルヘ・バリオ。サルソウル・サウンドに通じる色気もあり。本作もAOR隠れ名盤です。.
1962年制作のアメリカ映画「荒野を歩け」サウンドトラック盤です。ルー・リードの曲がヒットするまで「Walk On The Wild Side」と言えばアメリカではこの映画のことでした。黒猫が悠然と闊歩するオープニングタイトルは、本当にもう最高。ジャズフィーリングを巧みに取り入れたスコアが最高にヒップ!.
いにしえのジャズの都カンザスシティで活動した女性ジャズシンガー。東洋系のピアニスト、マイク・ニンの率いるクインテット(レーベルも彼の主宰)を従えての颯爽とした歌いっぷり。「Twisted」やボブ・ドロウの「Better Than Anything」など、頭の回転の速い女性によく似合う歌がうまい。でも、親しみの持てる感じ。裏ジャケの写真からもそんな彼女の佇まいがわかります。.
キーリー・スミスとのコンビネーションも絶好調。ルイ・プリマ絶頂期のライヴ盤です。もちろんバックはサム・バテラ&ザ・ウィットネス! 懐の深いパフォーマンスには文句の付けようがありません。トランペッターとしても容赦なく吹きまくっていて、インストの「Tiger Rag」や「Holiday For Strings」もにこやかで最高なのです。.
ボビー・ウーマック、チャーリー・ワッツ、イアン・マクレガン、ニッキー・ホプキンス、カーマイン・アピスら豪華メンバーがバックアップした1981年作。メンフィスソウル+AORな「Fountain Of Love」最高ですね! 傑作セカンド「Now Look」お好きな方はぜひ! ストーンズのメンバーとしても定着した時期ですので、もちろんロックンロールナンバーもバッチリです。.
収録曲・データ
【曲目】1234 / Fountain Of Love / Outlaws / Redeyes (Instrumental) / Wind Howlin' Through // Priceless / She Was Out There / Down To The Ground / She Never Told Me
傑作ノーザンソウル「Expressway (To Your Heart)」を収録したデビュー作。移民出身の少年たちが結成したニュー・ジャージー版ヤング・ラスカルズとでも言いましょうか。テクニックはまだまだ青くて未熟ですが、徹頭徹尾大好きな音楽に打ち込むガレージ・ソウル。日本のR&B系GSや?&ザ・ミステリアンズにも似たいなたい愛おしさ、あります! .
ニック・ロウの人気を決定づけた必殺ポップ「Cruel To Be Kind(恋する二人)」収録のセカンド。パンクやNW全盛期に、ちょっぴり甘いオールディーズ味がまぶされたこんな傑作を残した彼はやっぱりかっこいい! 「Dose of You」もいい曲だなあ。パワーポップという言葉には収まりきらない音楽的滋養を抱え、この翌年、快調を維持したままロックパイルのアルバムへと向かいます。.
収録曲・データ
【曲目】Cruel To Be Kind / Cracking Up / Big Kick, Plain Scrap! / Born Fighter / You Make Me / Skin Deep // Switchboard Susan / Endless Grey Ribbon / Without Love / Dose Of You / Love So Fine
10インチのミニアルバム「A Girl At Her Volcano」を挟んでのサード・アルバム。順風満帆なデビューを飾りながら、実は多くの葛藤に見舞われていた彼女。ジェームス・ニュートン・ハワードのプロデュースを得て本作を発表するまで、相当の苦心があったと聞きます。作風は「Pirates」よりもむしろポップな感じ。ですが、詩も曲も練りに練り込んでいる印象です。.
収録曲・データ
【曲目】Prelude To Gravity / Gravity / Juke Box Fury / It Must Be Love / Magazine // The Real End / Deep Space / Runaround / Theme For The Pope (Rorschachs) / The Unsigned Painting〜The Weird Beast (Rorschachs)
この二人のデュオはこの1作のみですが、ジョン・ゲイルモアは後年にPhiloから軽妙なSSW作品を発表して活動を続けます。ほんのりと暖かい空気が流れるフォーキーでジャジーな音楽。NY録音で、しかもカントリーやジャズのミュージシャンが混ざり合いながらセッションしていたの時代の晴れやかな気分がいっぱい。「Slow Down Superman」を聴くと、フィフス・アヴェニュー・バンドが目指していた世界を受け継ぐって、こういうことかもとしみじみ思います。愛おしい気持ち。最高!.
セカンド「Despite It All」〜5作目「Please Don't Ever Change」までのベストトラックに、未発表の別テイク&スタジオ曲&ライヴを一曲ずつ加えた構成。ザ・バンドやCSN&Yへの憧れからスタートした彼らが、徐々にパブの空気と聴衆の気分を吸収して、本当に自由で楽しい“パブロック”を創造してゆく様がわかります。ジャケの紙質にまでこだわったUKオリジナル盤。.
収録曲・データ
【曲目】Shining Brightly / Country Girl / Starship / Funk Angel / Nightingale / Ju Ju Man // Happy Doing What We're Doing / Surrender To The Rhythm / Don't Lose Your Grip On Love / Hypocrite / (It's Gonna Be A) Bring Down / Run Rudolf Run
女性1人を含む11人の大所帯ソフトロッククワイア。ソウルフルなイタリア系シンガー、ジョニー・マエストロをリードヴォーカルにした彼らが目指したのは、NYの路地裏のハーモニーと、平和を求めるこの時代のロックサウンドとの融合でした。ジム・ウェッブ作の「Worst That Could Happen」は全米3位に大ヒット。.
収録曲・データ
【曲目】Blessed Is The Rain / Welcome Me Love / Which Way To Nowhere / Free As The Wind / Glad She's A Woman / Space Odessey-2001 // Requiem / I've Been Lonely Too Long / Worst That Could Happen / Piece Of My Heart / Your Kite, My Kite
AORの範疇に入る時代ですが、アコースティックなテイストの良さも失われていなくて。ギャラガー&ライルのヴァージョンも最高なA-1「I Wanna Stay With You」が最高です。ほのかに漂う良質なシティポップ感覚がとても魅力的。自前のバンド編成での録音ですが、アイアートやジャコ・パストリアスが要所で起用され、アクセントになっています。.
Vee JayからPhilipsに移籍しての第一弾。新天地で自分たちの魅力を見つめ直した、颯爽としたポップ作です。コーラスグループとしての実力を見せつける「16 Candles」や、ボッサなアレンジがバッチリきまった「You Send Me」、ビーチ・ボーイズとのアプローチの違いがはっきりわかる「Do You Want To Dance」など名カヴァー多し!.
日本では「Games People Play」や「Rose Garden」の作者ということ以外ほとんど語られない存在。しかし、彼の音楽性や立ち位置を男性版のボビー・ジェントリーとたとえてみると、途端に見えてくる地平があります。ヒット曲作者という職人性に甘んじず、ロックバンドとは違うスタイルで自分の音楽を深めた初期の作品をぜひ!.