彼らのキャリアとしてはラストから数えて2作目。初期のノンエコーな近しさはまだしっかり保ちつつ、アーニー・フリーマンの施したウェルメイドなアレンジでポップスの名曲を歌います。ヴァン・マッコイ作のタイトル曲のモダン(60年代当時風の)ポップさには驚きます。「Mr. Sandman」のアレンジも素晴らしい! ジェリー・ゴフィン&ラス・タイトルマンの「What Am I Gonna Do With You」など、彼らは新進作家たちの曲を取り上げるグループでもありました。なかなか見かけない1枚。.
収録曲・データ
【曲目】Softly As I Leave You / Mr. Sandman / Go Away, Little Girl / Little Things Means A Lot / Before And After (Losing You) / Almost There // Since I Don’t Have You / This Is My Prayer / Footsteps / Lonely Is As Lonely Does / What Am I Gonna Do With You / I’ll Be There
【曲目】September In The Rain / On The Street Where You Live / Roses Of Picardy / Little Niles / Caravan // I’ll Remember April / Little White Lies / East Of The Sun / Nothing But De Best
ジミの没後にリリースされたスタジオ盤。1968〜70年にかけての未発表曲を収録。「Freedom」や「Angel」といった人気曲を収録。当時は”ラストアルバム”と謳われてましたが、現在はこのアルバムの存在はなかったことになり、収録曲は97年にリリースされた、よりジミの意図に忠実な構成の「First Rays Of The New Rising Sun」に再編集されています。ただし、このジャケ、曲順で20年以上流通していたので、思い入れの深い方も多いはず。エクスペリエンス以降のジミがどこへ行こうとしていたのかを感じ取れます。.
カナダ生まれのロバート・ファーノン。パーシー・フェイスのカナダ時代(1940年代)に、オーケストラの首席トランペッターを務めていた経歴の持ち主で、自身も活動の場をやがてアメリカに移します。シナトラの十八番のイージー化を直接関係の無いレーベルでやっているのは珍しいかも。大編成だけでなく「Come Fly With Me」のような小粋なコンボもあり。.
ボブ・ドロウとベーシスト、ビル・タカスのデュオがお届けする飾らない雰囲気のライヴ。カリフォルニアの名クラブ「コンサート・バイ・ザ・シー」での録音です。最近まで彼がNYで毎週日曜日のブランチタイムでやっていたライヴもこんな感じだったんでしょうね。一曲目が「Simon Smith And The Amazing Dancing Bear」というだけで、もう大拍手。盟友スチュアート・シャーフと設立したスモールレーベルからのリリース。.
収録曲・データ
【曲目】Simon Smith And The Dancing Bear / Better Than Anything / I'm Beginning To See The Light / A Hundred Years From Today / I'm Hip // Nothing Like You / Small Day Tomorrow / Norwegian Wood / Because We're Kids / I've Got Just About Everything
【曲目】Fantail / Shiny Silk Stockings / Sophsticated Lady / Flight Of The Foo Birds / In A Mellow Tone // Four Brothers / April In Paris / Satin Doll / Take The A Train / Early Autumn / Opus De Funk
内袋も通常黄色のところ、このエディションのみの水色! バート・バカラック&ハル・デイヴィッドが提供した「Blue On Blue」にちなみ、全曲「Blue」がタイトルについた曲だけでまとめたアルバム。「St. Louis Blues」のアレンジなんて、すごく遊んでますね。全曲バカラックがアレンジを手がけていることもあって、さらに人気です。.
収録曲・データ
【曲目】Blue On Blue / Am I Blue / Blue, Blue Day / Mr. Blue / Blue Velvet / St. Louis Blues // Blue Skies / Blue Hawaii / Blue Moon / Little Miss Blue / Blueberry Hill / My Blue Heaven
60年代半ばを迎え、ポップスをレパートリーに採り入れ始めた時期の作品。品の良いブラスやストリングスがポイントです。「On A Clear Day」「Call Me」「What The World Needs Now Is Love」(ジャズワルツになっていて最高!)など、レベルの高いアレンジをほどこしてあります。安易な迎合とはほど遠い、さすがのセンスの良さですよ。この盤のモノラルはあまり見かけません、.
【曲目】Love Is A Fabulous Thing / Hot Summer Night / Cherchez La Femme / Our Kind Of Love / Moonlight Stroll / Rush Hour Romance // Early Morning Blues / Paris Interlude / My Love And The Sea / Afternoon Affair / Well, All Night Long / Down On The City
【曲目】Horses / New Orleans Shuffle / Beverly / Om Shanthi Norris // I Wish I Knew How It Would Feel To Be Free / When You Wore A Tulip (And I Wore A Big Red Rose) / Hawaiian Two-Step / Bucktown Stomp / Candy Man / After The Ball
マッスルショールズ出身のギタリストがAOR時代に残した極上のブルーアイドソウル作品。当然リズム隊はデヴィッド・フッドとロジャー・ホーキンス。鉄壁のグルーヴです。まずはファルセットも印象的な冒頭「Fill My Life With Love」にKO。真夜中のジゴロを気取った「She's Got Time To Love Me」や「Emily」も◎! 甘く切ないメロディとファンク感覚がしなやかに調和。アメリカでは「Soul」としてこのアルバムを高値設定しているお店も多いです。.
1930年代からビング・クロスビーやベニー・グッドマンの裏方として活動する傍ら、独自の美意識に基づくシンプルかつストレンジな作品をポツリポツリと発表している才人ピアニスト。このAtlantic盤も強力です。カヴァーに交えた自作の放つ不思議な浮游感は未来的。自ら歌う多重録音コーラスの「Ridin’ Thru The Rye」にビックリ仰天。独創的なジャケットデザインははバート・ゴールドブラット。.
R&Bデュオ、ミッキー&シルヴィアの相方で、なおかつ凄腕ギタリストとして50年代になくてはならない存在だったミッキー・ベイカーのファーストアルバム! 冒頭の「Third Man Theme」からぶったまげのスピード感とテクニック。黒人音楽を支えながら。レス・ポールの音響芸術も尊敬していたという彼の、素晴らしい指さばきとスタジオエコー、そしてジャズとR&Bを融合させたセンスによる至福の世界です。メロディとコードを行き来しながらひたすらグルーヴしてゆく唯一無二の大傑作!.
12歳でデビューしたキューティソウルシンガー。彼女のサードアルバムは、ヒップホップ黎明期の時代とジャストにリンクしたかわいい+かっこいい内容。だってプロデュースはナラダ・マイケル・ウォルデンですから! ティーンAOR「Guys Like You」もいいし、アーケードゲーム+ヒップホップな「Attack Of The Name Game」も最高。.
前作「Objects Of Desire」からトミー・リピューマとの共同制作ともいえた関係から離れ、自身の新たなサウンドパートナーを求めたマイケル・フランクス。ここから3作はロブ・マウンジーがプロデュースを担当します。若干デジタル色も強まってますが、基本的にはマイケル・フランクスとしての美学は一貫。ジャケの彼の写真を見ると、意外とまだまだ現役ジゴロで行きたかったのかも。.