【曲目】Through Valleys - Up Mountains / Far Away Star / Daughter Mine - Oh Daughter Dearest / Midsummer Eve / Yonder In Molom / Up In A Tree // Blue Mountain Land / Never Truly True / May Blessed Be Every Day / Loves Me - Loves Me Not / She Waited For Her Loved One / Hej Tomtegubbar
70年代に入り、モーグシンセの使い手として一気にサウンドのヴァリエーションを広げていった才人ウーゴ。「ゴッドファーザーのテーマ」をタイトルにスーツで写るジャケットはまじめそうですが、このアルバムも選曲・アレンジともに遊びまくっています。ニルソン「Me And My Arrow」やってることに驚き! 「ゴッドファーザーのテーマ」もめちゃファンキー!.
【曲目】Hum A Song (From Your Heart) / Figures / Let It Be / Vehicle / The Thrill Is Gone // Make Me Smile / I Wanna Give You All My Love / Love Or Let Me Be Lonely / Soolaimon / Little Green Bag
カナダ出身の才女姉妹ケイト(ルーファス・ウェインライトの母でもあります)&アンナのフランス語作品を集めたアルバム。カースティ・マッコールがカヴァーした「Complainte Pour Ste-Catherine」など70年代の名作の再録+新作という内容。優しさだけではない、ストイックな手厳しさも奥に秘めた母親のような肌触りに満ちた愛すべきヴォーカル・アルバム。.
【曲目】Dancing In The Halls Of Love / Driftin' / Believer / Rainbows Go On Forever / Space // You're Out Of Love / That's When She Touched Me / I Don't Wanna Lose You / Not Tonight / Just Can't Stop It【Producer】Louie Shelton
フォー・エイセスは、フォー・フレッシュメンとは違い、ジャズ味は薄い正統派コーラス・グループ。しかし、朗らかでのびやかなコーラスは50年代のアメリカの持っていた夢や魅力を素直に伝えるものです。このアルバムは、ジェット機時代の到来を控えたエキゾ気分もの。「On The Slow Boat To China」「Bali Ha'i」など海モノを交えつつ、ふんわり世界一周。A-1「Beyond The Blue Horizon」が最高です。酷暑の日々を、ひとときの夢に誘う洒落た一枚。.
【曲目】Cast Your Fate To The Wind / The Alley Cat Song / The Midnight Sun Will Never Set / Dat Dere / Autumn Leaves / Five Hundred Miles // Satin Doll / Bossa Nova U.S.A / I Left My Heart In San Francisco / Lullaby Of Birdland / Soul Dance / Midnight Sun
ロフトジャズ世代のサックス奏者、ベニー・ウォレスのセロニアス・モンク・トリビュート盤。サックス、トロンボーンがメロディ楽器でピアノレス・カルテットという大胆な編成(モンクはピアニストなのに)。「Round About Midnight」や「Straight No Chaser」といった有名曲もとりあげていますが、モンクにインスパイアされた自作曲も2曲収録。アグレッシヴで才気あふれる演奏にモンクの精神が宿っているという主張でしょう。.
ロンドンのカリブ系移民の若者たちが結成した1970年代型スティールバンド。UK盤とは異なり、名門IslandからのリリースとなったUS盤は、同タイトルのファーストと76年のセカンド「Yellow Bird Is Dead」から選曲された全10曲。カリプソというより同時代のファンクやレゲエを意識したヴォーカル&インストゥルメンタル形式。A面に並んだ「Love’s Theme」と「Theme From Shaft」最高です!.
【曲目】Home In Love / Whiskey HIll / Jiffy Janie JIg II / The First Love / Angels On Horseback 〜 Wooden Heart // The Dawntreader / Help Me Talk To My Woman / Sometimes You've Got To Be Hard / It's Nnot Me Up Here / If Ethopia Only Knew / The Razor's Edge
【曲目】Prelude in C Major from the Well Tempered Clavier / Prelude in A Minor / Two Part Invention in A minor / Largo from Piano Concerto in F minor / Versus II from Cantata #4 // Sheep May Safely Graze / Musette / Little Prelude in F Major / Aria from The Coffee Contata / "Little" Fugue in G minor
Prelude in C Major from the Well Tempered Clavier.
美人シンガー、女優として活躍したキャリアのみならず、現在では奇才音楽家レイモンド・スコットの妻として彼を支えたことも大きな関心を以て語られる彼女ドロシー・コリンズ。本作は廉価版レーベルVocalionからのリリースで、彼女がCoralにバーニー・ケッセル・トリオと残した残した人気盤「Songs By Dorothy Collins」からの数曲と、おそらくシングル曲などから編集されたアルバム。彼女の歌う「Only You」など、珍しい録音もありますし、注目はレイモンド・スコット作曲&アレンジの「Where Have You Been Billie Boy」を収録していること!.
収録曲・データ
【曲目】The Lady’s In Love With You / But Not For Me / Moments To Remember / Out Of This World / It Never Entered My Mind / Where Have You Been Billie Boy // Love And Marriage / I See Your Face Before Me / Only You (And You Alone) / Guess I’ll Hang My tears Out To Dry / Mr. Wonderful / Come Rain Or Come Shine
各国語をあやつり、ファニーでキュートでエキゾチックな歌を得意とした彼女。全曲スペイン語によるアルバムは、意外やこれだけかもしれません。単純にラテンナンバーをやりましたというだけでなく、モダンなポップ仕掛けもありまして。ラテンツイストなアレンジの「Cu Cu Rru Cu Cu Paroma」「Celito Lindo」には一本取られました!.
「吉田類の酒場放浪記」テーマ曲としておなじみ、エイモス・ミルバーン「Bad Bad Whiskey」収録! ロックンロールそのものというより、50年代のリズム&ブルースに渦巻いていた熱気をパックしたという好内容。どの曲からもみずみずしいしぶき、どろっとした熱気がこぼれ出しています。なぜかジャケはコアラですが!.
ジャケットだけ見ると、まさかこれがハワイの、しかもオータ・サンのレコードだとは思わないですよね。おそらく数あるカタログのなかでもレアな部類だと思います。70年代にはモダンなグルーヴを積極的に取り入れていたオータ・サン。全体のムードは落ち着いた作風ですが、ブリージーに疾走する「A Song For Hawaii」が隠れています。.
20世紀前半、SP盤時代のトーチソング(哀しき愛の歌)で当たりをとった4人の女性シンガーを集めたコンピレーション。もっとも初期のトーチ・ソングのひとつと言われている「My Man」で有名なファニー・ブライス。「Body And Soul」でおなじみリビー・ホルマン。素晴らしいのは「Shine On Harvest Moon」「Happy Days And Lonely Nights」で知られるルース・エッティングは4曲収録。.