マイケルとランディの兄弟プレイヤーチームとして数々のセッションに引っ張りだこだった彼ら。自身のユニットを始動させての通算3作目。今回も70年代フュージョン最強布陣が勢揃いしたという印象。ディスコ的な妙味も加えつつ、サックス、トランペットではしっかりリスナーをうならせる。彼らの真価を問うた充実作です。.
Finger Lickin’ Good.
Don’t Stop The Music.
Squids.クリストファー・クロス、ビル・チャンプリンなど豪華な顔ぶれが参加した、これぞAORのマストアイテム。CCMシーンで名前を知られてきた彼が、ボブ・ゴーディオをプロデューサーに迎え、ポップAOR路線に向かった1枚でもあります。全米トップ40ヒット「I Want You, I Need You」に代表されるウォームなヴォーカル、選り抜かれたメロディ、やわらかく揺れるアレンジ、そのすべてが聴く者のハートを優しく包みます。.
I Want You,I Need You.
Love’s Not One To Forget.
The Last Goodbye.ハイファイにヘンなヤツらがやってきた! ブーブーブー! 「Soul Man」「I Can't Turn You Loose」他、全4曲、全身全霊をカズーにかけた魂兄弟(この2人はRhino Recordsの創設者とも言われていますが、真相は定かではない)の魂のブーブー・サウンドをお聴きあれ! 伝説となっているテンプル・シティ・カズー・オーケストラの続編的12インチ!.
Soul Man.
I Can't Turn You Loose.
Rubber Biscuit.フィリーソウルがディスコへと変貌を遂げていった時代を体現した女性トリオコーラス。フィリーサウンドの職人3人がチームを組んだベイカー=ハリス=ヤング・プロダクションで、もちろんレコーディングはシグマ・サウンド。この時期のディスコならではの高揚感と、フィリー伝統の曲の良さ!.
Gamble On Love .
Love Having You Around.
Let No Man Put Asunder.1966年7月4日、ニューポート・ジャズ・フェスティヴァルに出演したときのライブ盤。トランペット、2人のトロンボーン、ベース(レジー・ワークマン)、ドラムス、パーカッション(ヴィブラフォン)にハービーのフルートという新編成での可能性を試すようなフレッシュな演奏です。レジー・ワークマンのベースが全編にうねうねとかっこいいし、ブラジル趣味を交えつつの引き締まった好内容!.
Project S.
Scratch.
She’s A Carioca.パラグアイの伝承曲を演奏するギターとハープのデュオ。歌もすばらしく、シンプルながら深い音に感動してしまいます。もともとElektraで1960年にリリースされていた「The Pulsating Sounds Of Paraguay」がオリジナル。ふたりの息の合った演奏からはときにスリリングな展開も生まれます。.
Subo.
Llegada.
Pajaro campana.ゴスペル、ポップソング、ブルーグラス、フォークなど、広くアメリカ音楽に視野を持ち、フォー・フレッシュメン・スタイルのオープンハーモニーで軽々と融合させた才人たち。演奏力は当時の並み居るフォークグループの中でも頭ひとつ抜け出していますので、フォークのみならずコーラス好きの方にもピンと来るはずです。メンバーはのちのち独立して活躍。そして80年代に再結成し、魅惑のハーモニーを聴かせてくれました。.
Swing Down Chariot.
It Was A Very Good Year.
Road To Freedom.若さゆえの憂いを湛えた歌声が魅力。実は俳優のアンソニー・パーキンスなんです。本作の2年後にあの「サイコ」の殺人鬼を演じる彼が、こんなにナイーヴなジャズシンガーを気取れるなんて! アービー・グリーン・オーケストラの演奏、アル・コーンのジェントルなアレンジで歌った、甘い憂いを帯びた傑作。上品さの裏に、ちょっとチェット・ベイカーを思わす都会のデラシネ的な感じが見え隠れします。.
Speak Low.
Boy On A Dolphin.
Too Marvelous For Words.若き日のヤング・ラスカルズのメンバーもかつて在籍し、大ヒット「Peppermint Twist」を持つ白人R&Bパーティーバンド。本作には「Peppermint Twist」は未収録ですが、ツイスト精神はもちろん健在。「These Memories」みたいなチークタイム用のスウィートなバラードもキメてたり、60'sイタロアメリカンサウンドの魅力を存分に味わえます。ちなみに本作は擬似ライヴと思われるのですが、客席の音が大きくて、カップのふれあう音や話し声がかなり聴こえます。それも時代の記録ですね!.
Walking Down The Street.
There Memories.
The Twister.Columbia時代の若々しさ満点のジョニー・マティスを、リズミカルなブロードウェイナンバーにしぼって編集したナイスなアルバム。天にも昇る声で歌ってみせます。スピーディーに踊りまくったり、指を鳴らしながらオーディエンスをおもてなししたり、ブロードウェイの良き時代を浮き彫りにしたような雰囲気がナイス。音質も素晴らしいです!.
Everything's Coming Up Roses.
A Cock-Eyed Optimist.
Love Is A Gamble.マッスルショールズとデトロイトでレコーディングされたアルバム。単にノリの良さを求めて出向いたのではなく、緊張感の高いニューソウル的作風を、より確固たるものにするために遠出が行なわれたのだと思います。両面頭にそれぞれ10分近いナンバーを配するなど、音楽的な挑戦をする姿勢を表明しながら、あえてグループ名をタイトルとして押し出したというのが意味深。.
I Hear Voice.
I Miss You.
Don’t Make Me A Storyteller.華麗な「ジョージー・ガール」で幕を開けるパーシー・フェイスの映画音楽カヴァー集67年版。その「ジョージー・ガール」をはじめ、鮮烈なドラムのビートで、美しいメロディの輪郭がクッキリと引き立てられたソフトロック気分のナンバーが明らかに増えてきました。おなじみ「男と女」や「アルフィー」もとても鮮やかな仕上がり。プロデュースはジャック・ゴールドとアラン・スタントン。.
ジョージー・ガール.
男と女.
アルフィー.ダイアナ・ロスがソロとして独立。グループとしての存続を危ぶまれましたが、やはり数々のヒット曲を歌い継ぐグループは必要との判断からか、後任にジーン・テレルを迎えて再始動。これが新生シュープリームスとしての第一作目です。テレルはダイアナ・ロスとはまた違った声質の持ち主なのですが、晴れやかで伸びやかな歌声が新たな魅力を与えています。ソングライターたちもそんな彼女たちの従来の面と新しい面の両方を意識した良い曲を書いていますね。.
Up The Ladder To The Roof.
Then We Can Try Again.
Everybody’s Got The Right To Love.チェット・アトキンスとレス・ポール。達人なんて言葉じゃくくり切れないギター界の偉人2人による大人の語らい。音色やフレージングの違いもよくわかるものになってます。意地の張り合いなんかじゃなくて。二人の笑顔のように楽でリラックスした一枚。レス・ポールとチェットが天国で合流して再びセッションしていることでしょう。.
Lover Come Back To Me.
Someday Sweetheart.
Moonglow.ブロードウェイの大ヒットミュージカルであり、映画化もされて国民的に親しまれた「マイ・フェア・レディ」からの名曲群をナット・キング・コールがおおらかに歌います。晴れやかなアレンジはラルフ・カーマイケル。「On The Street Where You Live」のボッサ・アレンジなど素敵なのです!.
I Could Have Danced All Night.
On The Street Where You Live.
Wouldn’t It Be Loverly.イタリア映画の巨匠フェリーニとは切っても切れない長い盟友だったニーノ・ロータ。30年弱に及ぶその関係を1951年の「白い酋長」から79年の「オーケストラ・リハーサル」まで作品ごとに振り返ったアルバムです。郷愁とモダンなセンス、そしてユーモアと悲しみがないまぜになったメロディ集。.
The Swindle (Il Bidone).
Boccaccio ‘70 / La Dolce Vita.
Juliet Of The Spirits.この二人のデュオはこの1作のみですが、ジョン・ゲイルモアは後年にPhiloから軽妙なSSW作品を発表して活動を続けます。ほんのりと暖かい空気が流れるフォーキーでジャジーな音楽。NY録音で、しかもカントリーやジャズのミュージシャンが混ざり合いながらセッションしていたの時代の晴れやかな気分がいっぱい。「Slow Down Superman」を聴くと、フィフス・アヴェニュー・バンドが目指していた世界を受け継ぐって、こういうことかもとしみじみ思います。愛おしい気持ち。最高!.
Slow Down Superman.
Ridin' To Nantucket.
Gardener Illinois.久しぶりに聴く本作収録の大ヒット曲「Sad Eyes」。やっぱりいい曲です。メロウに揺れるミディアムメロウな名曲を歌う彼のデビューは古く60年代。不遇のSSW時代(マイケル・ゲイトリーがパートナーの曲が多かった時代)を経て、「ライオンは寝ている」のカヴァーで当てて、その数年後というわけです。本作はAOR感覚満載のブルーアイドソウル。オトナの洒落者のホントの洒落盤です。.
Sad Eyes.
Am I Ever Gonna Hold You Again.
Give A Little More.1970〜80年代のヨーロッパ各国からよりすぐったグルーヴィーなトラックを集めた人気コンピレーション第2集。ヨーロッパならではのひんやりした空気、ブラジル音楽などの独自の解釈など、アメリカのジャズにはない発想に眼から鱗の連続です。.
Bagira.
Man On The Banks.
Samba De Um Dia.モダン・フォークの時代にデビューしながら、明らかに時流からはみ出していて、ディランをはじめ、後世に多大な影響を与えたふたりの巨人。彼らが共演した唯一のスタジオアルバムです。もっと古い作品というイメージがありますが、実はレコーディングは1964年。ハーモニカを吹いているのは若きジョン・セバスチャンと、クリームのプロデューサーとして大成するフェリックス・パパラルディ。新しい時代の息吹を着実に感じながら、自分たちの中に眠っていた革新を引き出していくきっかけでもあったように感じます。.
I Know You Rider.
Tear Down The Walls.
Morning Dew.マイケル・ケイン主演のハリー・パーマー・シリーズ第三弾「百億ドルの頭脳」。この映画が商業映画第一作となったケン・ラッセルの監督で、カルト的な作風で知られています。第1作の「国際諜報局」はジョン・バリーのサントラが有名ですが、本作にはその影響はあまり感じられず、スリリングにアレンジされたオーケストラを基調にしています。ラウンジ色は控えめ、サントラらしいサントラという印象です。.
Billion Dollar Brain.
Anya.
Panic In The Brain.“Un-original Cast(オリジナル出演者ではないです)“と銘打ってお送りするユーモラスでヒップなジャズ版「My Fair Lady」。ジャック・シェルドン、アイリーン・クラルをヴォーカリストに迎え、ジョニー・ウィリアムスが全体をアレンジ。インストながら「Get Me To The Church On Time」もクール! 物怖じしない洒落心が生んだ素敵なチャレンジです。.
Wouldn’t It Be Loverly.
Show Me.
Get Me To The Church On Time.1950年代半ば、ウェストコーストのジャズシーンで育まれていたジャズの変化を俊英プレイヤーやアレンジャーたちのセッションを通じて知らせた2枚組です。名アレンジャーとして大成するラッセル・ガルシア、マーティ・ペイチを筆頭に、当時に才能を発揮しはじめていたミュージシャンたちが集結。それぞれのコンボで技量を示しました。アルバム全体を通じて爽快な風が吹き抜けるよう。.
Music City.
Times Square.
Plain Jane Snavely.ご存じビッグバンド・ジャズの重鎮。冒頭を飾るチック・コリア「La Fiesta」の超絶ファンキーヴァージョンでKO! 切れ味鋭い「Freedom Jazz Dance」ともども、強力さ際立つ一枚です。ぐいぐいとうごめくフェンダーベースのなまめかしさもすごい。大胆かつファンキーなアレンジはシカゴの切れ者リチャード・エヴァンス。.
La Fiesta.
Freedom Jazz Dance.
The First Thing I Do.ジャズとSSW/プリAORスタイルの両立を目指したBlue Thumb時代のラストを飾る傑作です。何かにふっきれたようなエッジの効いたファンキー・ジャズが全編を覆っている人気盤。しかし、何と言ってもティム・デイヴィスから拝借した歌ものファンキーメロウ「Hey Hey Baby」が最高。JBs出身のクライド・スタブルフィールドのドラムにもしびれます。通算4作目。.
Hey Hey Baby.
She's Funny That Way.
The Foolkiller.トニー・マコウレイ作のノーザンソウル風ポップ「Baby Take Me In Your Arms」がヒットした、元ロッキン・ベリーズのヴォーカリストのソロアルバム。フリフリの衣装にちょっと引いちゃいますが、音楽の完成度は素晴らしい! 自己主張を下手にせず、アイドル的な態度でサウンドプロダクションに身を任せたことが、気持ちよい高揚感を生んでいます。弾き語りに近い「Shenandoah」にもぐっと来ます。.
Baby Take Me In Your Arms.
Shenandoah.
City Girl.ポーランド出身の女性ミュージシャンでウルスラというファーストネーム。多くの人はウルスラ・ズディアックを想像するでしょうが、今回紹介する彼女は別人。ピョートル・フィーゲルという男性アレンジャーを迎えて制作したSSWアルバムです。アメリカの、ちょっとアシッドなムードのSSWからの影響を多分に受けていて、英語詞の楽曲もあり。バカラックみたいなイントロの「Firaneczki Perkalowe」に耳を奪われました。.
Firaneczki Perkalowe.
Bright Days Will Come.
Jestes Blisko.「Silk Degrees」以前のボズ・スキャッグスは素通りしてるという人、結構少なくないでしょう。シティスワンプともいうべき音楽性は今聴いても古くないのに。浮遊感あふれるメロウグルーヴ名曲「Here To Stay」をぜひ! 彼の70年代のアルバムの中ではこれがもっとも売れなかったとか……。もったいない。.
Here To Stay.
Nothing Will Take.
Flames Of Love.当時24歳の若き俊英ジャズマンだったクインシー。業界でも有望視された彼が、アート・ペッパー、ベニー。カーターら当時最良のウェストコーストジャズメンを集めてレコーディングした傑作です。とりあげている楽曲もスタンダードではなく、ジミー・ジュフリー、レニー・ニーハウスらによるジャズの新しい潮流を予感させる曲ばかり。.
Dancin’ Pants.
Be My Guest.
Kings Road Blues.69年UK産スティールパン! CapitolからのUSリリース盤です。リーダーはロルフォ・リチャードソン。何となくあのサポディラ・パンチを思い出す人もいるかも。バカラック やビートルズに「Watermelon Man」も交えたこんな選曲でフェリーやカーニヴァルで演奏していた姿、見てみたかったなあ。ボトム重めのゆったりリズム曲も今向け!.
Do You Know The Way To San Jose.
Watermelon Man .
America.