スウェーデン出身の男女6人組コーラスのアメリカ進出の第一弾英語作品。キュートなジャズコーラス+ひんやりとした北欧ジャズらしい研ぎ澄まされた感覚を湛えたバックのジャズコンボもグレイト。「Cast Your Fate To The Wind」など、自分たちの資質を知り尽くしたクールな選曲が見事。斬新にジャズ化された「500 Miles」にもご注目ください。.
収録曲・データ
【曲目】Cast Your Fate To The Wind / Alley Cat Song / The Midnight Sun Will Never Set / Dat Dere / Autumn Leaves (枯葉) / 500 Miles // Satin Doll / Bossa Nova U.S.A. / I Left My Heart In San Francisco / Lullaby Of Birdland / Soul Dance / Midnight Sun
【曲目】Squeeze Me / Gringo En Mexico / Cool River / I'm A Woman / Sweetheart // Honey Babe Blues / If You Haven't Any Hay / Oh Papa / It Ain't The Meat It's The Motion / Brickyard Blues / Travelin' Shoes
【曲目】A Brand New Me / Elizabethan Reggae / My Cherie Amour / Steady / Oh Happy Day // Looking Back / Model “A” Reggae / Walk A Mile In My Shoes / Grant’s Pass / You’ve Lost That Lovin’ Feelin’
ナッシュヴィル随一のペダル・スティール奏者が弾くだけでなく歌も披露したゴキゲンな一枚。ウエスタン・スウィングの雄、ボブ・ウィルス・ミュージック。軽妙にして華があり、これぞアメリカンといった感じです。ドライヴ感抜群の「Deep In The Heart Of Texas」や男気ヒップな「Four Or Five Times」気持ちイイ! 昔、ハイファイに来たお客さんが「ハイウェイ系」と言ってましたっけ。.
Concordの80sジャズヴォーカル作品の中でも人気の高い一枚。エディ・デュラン(ギター)と、スタン・ゲッツ(サックス)の参加もその秘密のひとつですが、単純に、この音楽の良さなのでしょうね。ボッサ気味に小気味よくスイングする「There's A Lull In My Life」、この曲の歌入りを集めている人も多いと聞く「Waltz For Debbie」など選曲の良さも奏功。ジャケットをモノクロにしたのも、いいセンスを感じます。.
【曲目】Day By Day / Time & Love / Summer Song 〜 Summertime / Bachianas Brasileiras #5 // A Simple Song / Heading / Lazy Afternoon / We Could Be Flying【Arranger】Don Sebesky
シアトルのローカル・レーベルに残された激レアジャズの秘宝として知られるジョニー・ルイス・カルテット「Shuckin' 'n Jivin'」のジョニー・ルイスと同一人物です。マルチ・プレイヤーである彼はヴォーカリストとしてもアルバムを残しています。深く低い声とモダンなリズムセンスでアピールするこちらもなかなかの人気盤。オリジナルの「If You Can Imagine」を推薦しますが、「Country Road」「On A Clear Day」も味わい深いジャジーなカヴァーで素晴らしいです。.
アルトマンの映画「ナッシュヴィル」で歌った自作曲「I’m Easy」のヒットがきっかけで歌手デビュー。正直言って俳優さんのレコードとは思えないほど、クオリティの高い逸品。アルバムタイトルは「忘れ物取扱所」の意味。それにひっかけて両面をLost SideとFound Sideで構成。それとも失意と希望とのダブルミーニング? 思わず胸をギュッと捕まれてしまいました。フリートウッズ「Mr.Blue」やビートルズ「Rain」のカヴァーもさりげなく素敵だし、Found Sideの3曲目「Love Of The Blues」のジャズっぷりにメロメロ。.
マイケル・ジョンソンと言えばSanskritレーベル時代の静謐さをイメージしてしまいがちですが、むしろ一般的にブレイクしたのはこの時期から。やわらかいメロディを切なくメロウに歌えるシンガーとしての魅力もかなりのもの。ロバート・バーン、アンディ・ゴールドマーク、エリック・カズ、トム・スノウらの作品を取り上げた本作も内容充実。ロバート・バーン作の時が止まるようなミディアムB-1「Right Through The Heart」が最高です。.
【曲目】The House Of Rising Sun / Diamond Head / Night Train / Peach Fuzz / Rap City / Blue Star // Walk, Don’t Run ‘64 / Night Walk / One Mint Julep Pedal Pusher / The Creeper / Stranger On The Shore
マーカス・ジョセフとダニー・ディアドルフのユニット。ブラウンスミスをメロディー重視にしたような、心地よいオーシャンポップ気分。アコースティックでさわやかで、ハワイものが好きな人もこの音色にはやられるはず。ふたりのソロ作もそれぞれ珠玉の名作になっていますよ。「Lovely Lady」、フリートウッド・マック(ボブ・ウェルチ)のカヴァー「Sentimental Lady」ジェフリー・コマナー作でイングランド・ダン&ジョン・フォード・コリーでおなじみ「We'll Never Have To Say Goodbye Again」など、琴線が震えっぱなしです。.
収録曲・データ
【曲目】One More Story To Tell / We'll Never Have To Say Goodbye Again / Chicago Blue / Nighttime Love / Sentimental Lady // The Castle / Golden Road / Lovely Lady / Sing My Song / Little Kings Of Earth
ネルソン・リドルの華麗なアレンジをバックに歌った穏やかスイング盤。「Falling In Love With Love」のような曲の大胆なアレンジに両者の個性が見事に表れていますね。柔らかさの中に芯の強さを秘めた彼女の歌声は素晴らしいし、フレージングにも独自の個性が出来上がってます。いちばんジャズっぽいかも。すべての良い条件が揃った幸福な1枚。.
世界の音楽を風土記的に紹介するシリーズの1枚なのですが、いったい何を考えていたんだ! と叫びたくなるほどおかしな傑作です。不思議にスイングする「コンピラフネフネ」に子供コーラスのかけ声が絡む「Back To Kompira」、チャルメラのメロディをガレージロックと合体させた「Japanese Noodle Vendor」など、大胆すぎるアレンジの連続! 勘違いが感動を呼ぶのです。しかもこれ、何と日本録音! キングの名門レオン・ポップス・オーケストラ作品であります。.
収録曲・データ
【曲目】Twilight In Tokyo / Boat To Kompira / Deserted Home / Most Beloved Of Women / Shimabara Lullabye / Soran’s Song // Song Of Gion / Samorai Song Of Kuroda / Dance Of The Rice Threshers / Song Of The River / Town Of Falling Snow / Japanese Noodle Vendor
【曲目】Yestergroovin’ / Nature Boy / Ol’ Man River / I’ll Never Smile Again / It’s A Wonderful World / My Blue Heaven // What’s New / Sabre Dance / Lulu’s Back In Town / Honeysuckle Rose / I Don’t Know Why / Temptation
歌姫マリア・マルダーが、もっともシティサウンドに接近した一枚です。とにかくレオン・ラッセル作曲のA-1「Make Love To Music」が最高にブリージーメロウ! プロデューサーのクリストファー・ボンドはホール&オーツも手掛けていた人で、甘くなりすぎずに彼女の魅力を引き出してます。「真夜中のオアシス」が好きな人は、たぶんこのアルバムも好きですよ。.
収録曲・データ
【曲目】Make Love To The Music / Say You Will / I'll Keep My Light In My Window / I Got A Man / Cajun Moon // I Can't Say No / Here Is Where Your Love Belongs / That's The Way Your Love Is / Joyful Noise / My Sisters And Brothers
鮮やかな南国の鳥をあしらったアートワーク。ミシェル・ルグランの素晴らしいオーケストラアルバムです。ラテンテイストを巧みに取り入れながら、独自の創意工夫が施されたアレンジが素敵です。オーケストラの編成も大きく、澄んだ音質のステレオサウンドが晴れやかに響きます。アメリカでは「Strings Of Fire」のタイトルでリリースされましたが、そのフランス盤がこちらです。.