ハワイのコンテンポラリー運動アルバム「Home Grown 1976」出身。ソロとしてはこれがセカンド・リリース。片面に長尺の2曲ずつ、しかもメドレーになっている完璧なディスコ対応。バジー・フェイトンやエド・グリーンが参加しているところを見ると、録音はアメリカ本土なのでしょう。サヴァンナ・バンドが好きな人にもおすすめのA面もよいですが、「Lucky Living In Hawaii」〜「Our Last Aloha」へと最高のハワイアン・ブギー・ディスコが展開されるB面が今の気分!.
50年代からロックンロールの黄金期を飾ってきたChess所属第一期のラストアルバム。だからと言って、彼のロックンロール精神がゆるむような場面は無し。シンプルなサウンドプロダクション、キャッチーでタイトなオリジナル曲、「Vaya Con Dios」など意表を突いたカヴァー曲とサーヴィス精神豊か。彼が落ち目になったのではなく、時代が勝手に彼を落ち目にしたのだと痛感してしまいました。.
アイズレーの長く濃いキャリアにあって、モータウン入社はほんの一瞬の寄り道かもしれませんが、彼らが歌った「This Old Heart Of Mine」は永遠のモッド・クラシックとして残りました。オリジナル曲が足りないためか他のアーティストのモータウン・ヒットを多数歌っていて、白眉はマーサ&ザ・ヴァンデラスの「Nowhere To Run」! 爆発的!.
収録曲・データ
【曲目】Nowhere To Run / Stop! In The Name Of Love / This Old Heart Of Mine (Is Weak For You) / Take Some Time Out For Love / I Guess I'll Always Love You / Baby Don't You Do It // Who Could Ever Doubt My Love / Put Yourself In My Place / I Hear A Symphony / Just Ain't Enough Love / There's No Love Left / Seek And You Shall Find
録音場所は明らかにされていませんが、1973年6月、ピアノトリオでのライヴ・レコーディングです。クラシックの大作「アランフェス協奏曲」に始まって、ブラックムーヴィーのテーマ曲である「Shaft」で終るという構成が、彼の持つ音楽性の幅広さと、前のめりに音楽に取組む姿勢と野心を表現しています。リズムの塊のようにトリオ全体で突き進む「Carnival In Jamaica」カーペンターズのカヴァーだという事実を忘れそうな「For All We Know」もかっこいいです!.
なんとこのかわいらしい女の子がドン・コスタの娘さん! 現在も才気あふれる活動を続けるニッカ・コスタ、12歳のセカンドアルバムです。アメリカではリリースされず、ヨーロッパ、ブラジルなどでのリリース。少女らしいあどけなさからちょっとずつ成長。「He’s My Clown」は泣けて踊れてしまいますしね。ドン・コスタにとっては本作のプロデュースがほぼ遺作のはず。.
トニー・ハッチ&ジョニー・ハリスによる最高のアレンジが施された「Strangers In The Night」で降参! 「Groovy Kind Of Love」「Elusive Butterfly」など同時代ポップのカヴァーも良いですが、スタンダード「Come Rain Or Come Shine」のうるわしさにクラクラ。「Pet Sounds」と同じ年に制作されただなんて、やはりポップスは魔法ですね。.
収録曲・データ
【曲目】Strangers In The Night / A Groovy Kind Of Love / Rain / Wasn’t It You / There Goes My Love, There Goes My Life / Monday, Monday // Bang Bang / Homeward Bound / Two Rivers / Come Rain Or Come Shine / Elusive Butterfly / I Couldn’t Live Without Your Love【Producer】Tony Hatch 【Arranger】Tony Hatch, Johnny Harris 【Engineer】Ray Pickett 【Art Direction】Ed Thrasher
【曲目】The Battle Of The Bands / The Last Thing I Remember / Elenore / Too Much Heartsick Feeling / Oh, Daddy! / Buzzsaw / Surfer Dan // I'm Chief Kamanawanalea (We're The Royal Macadamia Nuts) / You Showed Me / Food / Chicken Little Was Right / Earth Anthem (All)
ものすごく手間ひまをかけたと言われる特殊メイク(老人になった彼をイメージ)や、宇宙船の発信というオープニングなど、少し考え過ぎなところも含め、彼らしいところがよく出たアルバムだと思います。良い曲多いし。「Monkey Time」(メジャー・ランス)とか「The Man In Me」(ボブ・ディラン)とか「Swept For You Baby」(ミラクルズ)、カヴァーの選曲も“らしさ”満点。.
オランダで80年代半ばに行われた戦前・戦後のトーチ・ソングを現代に甦らせる試み“Boulevard Of Broken Dreams”をきっかけに結成されたユニット。“File Under : Sad Songs”を標榜し、数ある戦前ティン・パン・アレイ〜50年代ポピュラー・ソングのなかでも、とにかく美しい、泣ける曲をだけを選りすぐったファーストに比べ、若干たのしげな曲も含み、妖しいキャバレー感覚も増大しました。Hannibalからアメリカでも流通したファーストとは違い、セカンド、サードは自国と一部ヨーロッパで流通したのみ。そしてこちらはオランダ国内のみで流通したと思しき別ジャケ盤! 耽美!.
収録曲・データ
【曲目】Street Of Dreams / Trav’lin’ All Alone / Walkin’ By The River / Who Walks In When I Walk Out? / Who Needs You? / Beguine Des Reves Brises // Voz De Cabo Verde / You Let Me Down / I’m Painting The Town Red / More Than You Know / Dark Side Of The Road / Lonely Avenue / Only The Lonely
フランスEMI編集で、年代順にジャンゴの歩みを追う好アンソロジーの第8弾。アメリカから招かれたハーモニカ奏者ラリー・アドラーをフィーチャリングした「Body And Soul」など4曲がとにかく新鮮です。あまり特筆されることのない時期ですが、高速の「I Got Rhythm」など、とても面白い録音です。ホット・クラブ・オブ・フランス以外にも、レックス・スチュワートのコンボとの共演なども収録。.
60年代からこつこつとキャリアを築いてきた名門ソウルグループがついに手にした全米ナンバーワンヒット「Kiss And Say Goodbye」収録の一枚。アルバムも全米16位まで上昇し、彼らにとって最大のヒット作となりました。フィリーとNYでのレコーディングで東海岸ソウルの良さが凝縮されています。EW&Fカヴァー「Reasons」も最高なのです。.
シティポップ傑作。あのアンダース&ポンシアのヴィニ・ポンシア制作によるイノセントなポップサウンドとすっきりしたハーモニー。グッドタイム好きには「Dancin’ On Ice」や「Sugarloo」、オーシャン系がお好きなら「Satelite Touchdown」を。ポンシアの旧友ピーター・アンダース提供の「If I Can Just Get Through Tonight」もあり。かつてのハイファイ名物コーナーGreat3片寄セレクションで「なんともまあ情けない面がまえのトリオですが、曲も期待を裏切らず情けない路線まっしぐらでグレイト。いい曲書いているけれどヒットしなそうなところがいいね」とのコメント。.
収録曲・データ
【曲目】Dancing On Ice / Rainy Weather / American Beauty Rose / Satellite Touchdown / Better Wages, Better Days // Empty Room / If I Can Just Get Through Tonight / You Think You're Too Good To Be True / Sugarloo / Would You Believe
オランダ・ジャズ界が生んだ歌姫リタ・ライスのロンドン録音盤。名アレンジャー、ピーター・ナイトが手掛けたストリングスとスインギーなリズム・セクションが彼女の魅力を自然と引き出します。一曲目の「The Moment Of Truth」がとにかく素晴らしい出来。バカラック・ナンバーも2曲含むなど、しとやかさの中にもスインギン・ロンドンの香りが漂っていて、聴き込むほどに引き込まれます。.
【曲目】You Talk Too Much(Joe Jones) / Tears On My Pillow(Little Anthony & The Imperials) / Baby, You've Got What It Takes(rook Benton & Dinah Washington) / What In The World's Come Over You(Jack Scott) / Finger Poppin' Time(Hank Ballard & The Midnighters) / See You In September(The Tempos) // The Alley Oop(Hollywood Argyles) / Stay(Maurice Williams And The Zodiacs) / Running Bear(Johnny Preston) / The Big Hurt(Toni Fisher) / Because They're Young(Duane Eddy) / Fannie Mae(Buster Brown)
北米にカリプソ旋風を巻き起こしたミスター・カリプソがしばしのポピュラー路線を経て5年ぶりに発表した純カリプソ・アルバム。カリプソ・ファンにはおなじみB-1「Jump In The Line」のワイルドなオリジナル・ヴァージョン収録。豪快で不敵でダンサブルな彼の本質にガツンとやられます。トリニダードのスティールバンドも参加!.
注意! このアルバムは音楽ではありません。でも、これもジャズです。ジャック・シェルドンは西海岸ジャズシーンで活躍したトランペッターで、時にニヒルで渋い喉を聴かせる粋人。これは、その粋が行きすぎて(粋すぎて)、スタンダップ・コメディの領域に行き着いてしまった問題作です。したがって6曲中5曲はブラックな漫談。一曲だけ歌う「Born To Lose」もかなりレイジーかつブラックな毒素満点です。ジャック・マーシャルとの関係に言及していたり、ニクソンとケネディが争う大統領選をネタにしていたり、英語がわかる人にはかなり楽しめると思います。.
【曲目】Star Eyes / Between The Devil And The Deep Blue Sea / Time On My Hands / You Go To My Head / The Music Stopped / I’m Beginning To See The Light // Just Squeeze Me / Dream, Dream, Dream / Wonder Why / Here Comes Heaven Again / I Remember You / I Hadn’t Anyone Till You
1964年、「The In Crowd」大ヒット直前の、アブラが乗った時期のラムゼイ・ルイス・トリオのライブ盤です。ワシントンDCのジャズクラブでの演奏。A面は「ウェストサイド物語」メドレーなどポピュラーな選曲。B面に入るとぐっとブルージー&グルーヴィーに。リトル・ウォルターでおなじみ「My Babe」のカヴァーはかっこいいモッドジャズ!.
テレビ・プロデューサー、ギー・リュクス司会によるテレビ番組「Palmares des Chansons」(歌のヒットバレード)は、1966年に始まり93年まで続いた長寿番組。ルフェーブルは長年に渡って出演し、編曲指揮を担当しました。番組に連動するアルバム・シリーズの4作目として、1967年に発表された本作、今も愛される「バラは憧れ」「青い影」など、熱量の高い充実の演奏を収録しています。こちらの女性ポートレートを使用しつつ、フランス他、カナダ、英国など各国でリリースされました。.
最高の「Peanut Vendor」収録! おそらくUKのビッグバンドですね。ビッグバンド・ジャズの名曲をLate60sらしい音のメリハリを効かせて、きらびやかなモッド感覚で仕上げています。一曲目はエリントンの「Rockin' In Rhythm」ですが、出だしからセンスの違いを感じさせます。ジャケの女の子もかわゆすぎ!.
収録曲・データ
【曲目】Rockin’ In Rhythm / Blues In The Night / And The Angels Sing / Chattanooga Choo Choo / Peanut Vendor / Woodchoppers Ball // Begin The Beguine / Don’t Get Around Much Anymore / Big Noise From Winnetka / One O’clock Jump / Tuxedo Junction