ディスコ、ガラージ、ヒップホップ世代を貫いたパーティー・ファンクの超名曲「We Got The Funk」収録! 女性シンガー2人を含む8人組。これが唯一のアルバムです。70年代後半に流行した大所帯グループの伝統を受け継ぎつつ、パーティー・ラップ・カルチャーへの橋渡しをしたと言えます。他の曲も最高です!.
作詞作曲も手がけるしゃがれ声がかっこいいウォルター・ニーナのモッドなセンスに注目を! 本作のリード曲でもある冒頭のスキンヘッド・レゲエ「I’m Gonna Shoot The Deejay」や「Cantara Pepe」を聴けば、彼らがイギリスのスペシャルズやモッズ・カルチャーに感化されたであろうことが想像できます。これがファースト・アルバム。「It Takes A Sheriff To Cry」は、ボブ・マーリー「I Shoot The Sheriff」へのアンサー・ソングでしょうか? テイストは違えどダルでサイコーです。.
デビューはNormanレーベル(GNPの前身)。大きく知名度を上げることになるDecca移籍後の初リリースがこのアルバムです。ピアノトリオ+パーカッションという4人編成で、ラムゼイ・ルイス・トリオのライバル的な演奏をダイナミックに繰り広げます。ソウル・ジャズ/ラテンジャズの域にとどまらないスケールの大きなグルーヴ。「I Didn't Know What The Time It Was」そしてタイトル曲にしびれてください!.
収録曲・データ
【曲目】Kilimanjaro / I Left My Heart In San Francisco / Secretly / I Didn't Know What Time It Was // My Favourite Things / My One And Only Love / Ramblin' Rose / You Came A Long Way From St. Louis
カルテット・トレビアン! 裏ジャケに記されたキャッチフレーズは“Exciting Piano And Rhythm”。さわやかな高揚感にあふれたリズム&ジャズ! 青空に風船を持って躍動する若者たちをとらえたジャケットも素晴らしい!ラムゼイ・ルイスの影響下にある ライトでブリリアントなラテン風味のピアノ・トリオにパーカッションが加わり、クールでいながら、熱いアクセントを加えています。.
収録曲・データ
【曲目】The Night Is Young And You're So Beautiful / It Might As Well Be Spring / We Remember Jamie / Joey, Joey, Joey // There Is No Greater Love / Lover Man (Oh Where Can You Be?) / Spring Can Really Hang You Up The Most / Accidently On Percy
A2「 It Might As Well Be Spring」からA5「Joey, Joey, Joey 」にかけて所々でノイズ。全体としてはEX++。
エキサイティング・ピアノ&リズム!
カルテット・トレビアン! 裏ジャケに記されたキャッチフレーズは“Exciting Piano And Rhythm”。さわやかな高揚感にあふれたリズム&ジャズ! 青空に風船を持って躍動する若者たちをとらえたジャケットも素晴らしい!ラムゼイ・ルイスの影響下にある ライトでブリリアントなラテン風味のピアノ・トリオにパーカッションが加わり、クールでいながら、熱いアクセントを加えています。.
収録曲・データ
【曲目】The Night Is Young And You're So Beautiful / It Might As Well Be Spring / We Remember Jamie / Joey, Joey, Joey // There Is No Greater Love / Lover Man (Oh Where Can You Be?) / Spring Can Really Hang You Up The Most / Accidently On Percy
【曲目】The Fool On The Hill / (There's)Always Something There To Remind Me / No Worry Tour / Ticket To Ride / Sally Go ‘Round The Roses // Neon Rainbow / Thank The Beautiful People / The Power Of The Flower / The Happiest Day Of My Life / Darling Concersation / Back To Where We Started From
70年代クインシーの最高作のひとつと思います。ハービー・ハンコックの「Fat Albert Rotunda」収録の「Tell Me A Bedtime Story」のカヴァーに仰天。エレピ&ストリングスによるゴージャスで超メロウな6分45秒。ハービーの指の動きをストリングスで再現した後半には、時間が完全に止まります。アシュフォード&シンプソン、ルーサー・ヴァンドロス、チャカ・カーンらヴォーカリストも豪華!.
収録曲・データ
【曲目】Stuff Like That / I'm Gonna Miss You In The Morning / Love, I Never Had It So Good // Tell Me A Bedtime Story / Love Me By Name / Superwoman (Where Were You When I Needed You) / Takin' It To The Streets
カナダ出身のポップSSWの全米デビュー作。モータウン系列のロック部門レーベルからのリリースで、クオリティの高いサンシャイン・ポップを聴かせてくれます。ジェームス・テイラー「Fire And Rain」やビートルズ「Two Of Us」カヴァーもいい感じ。ソフトな歌声とすこし成熟したムードがうまくマッチしていますね。.
NYのソフィスティケートされたグルーヴに欠かせない才人パーカッショニスト/ソングライター、ラルフ・マクドナルド。A面全体を使った組曲「The Path」は黒人ミュージシャンのルーツのたどった17分15秒のタペストリー。「Smoke Rings And Wine」でのトゥーツ・シールマンスのハーモニカも、すごくはまりますね。.
em Recordsの画期的リイシュー、ジム・ファセット「Symphony Of The Birds」ブックレット巻末の“鳥レコ&鳥真似の一種としての口笛レコ”ガイドは圧巻でした。このレコードもそこで紹介されていました。レリジャスな調べを奏でるオルガンを伴奏に、口笛の名手が奏でるのは、もはや音楽というより、本物の鳥です。敬虔で、めいっぱい不思議な気分。.
黒人ギタリスト、ラルフ・ウィリアムスと、ベーシストのジョン・ミクソンがデュオ名義で残したLA発の超マイナー盤。ジャズとフォークの間を行き来しながら、ときにアシッドなほどに音楽に耽溺させてくれて、ときにラルフのブルージーな歌声がジャズSSWとしての最高の瞬間を体験させてくれるという奇跡的な1枚。2017年にNumero Groupを通じて配信で復刻されましたが、それまではまさに知る人ぞ知る一枚でした。10分に及ぶ「Somewhere, My Love」の解釈には圧倒されます。.
【曲目】Night Winds / Charlotte Town / Scarlet Ribbons / Climbing up the Mountain / Oh, Let Me Fly / Aunt Rhodie // Delia / Cumbaigha / Everybody Loves Saturday Night / This Land Is Your Land / Walkin' in Jerusalem / Whoopie Ty-Ay
【曲目】The Pawnbroker / Saturday Night After The Movies / The Gentle Rain / China Gate / Emily / Goin’ Hollywood // From Russia With Love / Shadow Of Your Smile / Girl Talk / Matchmaker, Matchmaker / Return To Paradise
【曲目】The Pawnbroker / Saturday Night After The Movies / The Gentle Rain / China Gate / Emily / Goin’ Hollywood // From Russia With Love / Shadow Of Your Smile / Girl Talk / Matchmaker, Matchmaker / Return To Paradise
ラムゼイ・ルイス・トリオが唯一EmArcy(のちにMercuryに移行)に残した初期の作品。「Music From The Soil」とサブタイトルがついていて、世界の民謡やアメリカのフォークソング、ゴスペルなど、つまりその土地に根付いた曲をカヴァーするという趣向の作品となっています。彼らのスタイルはいつも通りながら、題材が題材だけに胸を打つ瞬間も多いです。.
都会っ子系SSWの名作中の名作「Prime Cuts」で知られるランディ・エデルマン。アルバムの発表を重ね、ナイーヴ&ドラマチックな作風がほぼ成熟の域に達した時期の、とても美しいアルバムです。「It's Hard To Say Goodbye」などで見せる、都会的な哀愁をふくよかなサウンドで料理する手腕はさすが。オールディーズ・カヴァー「The Night Has Thousand Eyes」も、選曲・アレンジとも絶妙です。ジェフ・ポーカロらLA人脈がバックアップ。ストリングス・アレンジはジーン・ペイジ。.
68年オリジナル・リリースのファースト・アルバム。ヴァン・ダイク・パークスとレニー・ワロンカーのプロデュース。ほどなく差し替えされるオリジナル・ジャケットです。ニューマン自身はアレンジや歌などの未熟さが納得ゆかないという部分があるようですが、「I Think It's Going To Rain Today」「Love Story」など多くのアーティストにカヴァーされた名曲を含む本作、やはり欠かすわけにはゆかないものです。ちなみにご本人はアルバムのサブタイトル「Creates Something New Under The Sun」が大嫌いだったそう。.
収録曲・データ
【曲目】Love Story / Bet No One Ever Hurt This Bad / Living Without You / So Long Dad / I Think He’s Hiding / Linda // Laughing Boy / Cowboy / The Beehive State / I Think It’s Going To Rain Today / Davy The Fat Boy
日本の邦題「アメリカン・モーニング」こと「Just Wehn I Needed You Most」が思わぬ大ヒット。ことに日本では繰り返しTV CMなどに使用されるエバーグリーンな1曲に。やわかくてほんのりとした味わいのポップスがふんだんに盛り込まれた作品。少年っぽさの残った透明な歌声にも魅力が。突然聴きたくなることがあるのですね、このメロディを。.
レイドバックした肌触り、練られたアレンジ、マイルドファンキーな演奏もビタースウィートな歌も素晴らしいブルーアイドソウルなAOR。フリーソウル系、あるいは夕暮れライトメロウAORのクラシックです。彼らはインド系アメリカ人だったはず。夜が更けたら「When Will The Day Come」を是非。サンプリング・ネタとしても知られるイントロから最高。ハワイアンAORが好きな方にもオススメです。オランダ盤。.
収録曲・データ
【曲目】Everything You See Is Me / Questions In My Mind / A Perfect Love / Just For Believing // Chanting / Within The Sound / When Will The Day Come / The Dream Is Over
「コンサート」というからにはライヴ盤でしょ? と思ってしまいますが、さにあらず。むしろこれは「コンチェルト」という意味カモ。ビッグバンド・リーダー/トランペッターにしてアレンジャーであるレイ・アンソニーのブラス・アレンジの力が発揮された意欲盤です。ガーシュインたリチャード・ロジャースなど20世紀の大作曲家たちの残した大きなイメージの楽曲を重層的かつ晴れやかにアレンジしています。とりわけ「Rhapsody In Blue」は聴きもの!.
低予算の企画物ソフトロック・コーラスでありながら、妙に気の利いた選曲とアレンジで耳を惹きつけ続けるレイ・ブロック・シンガーズ。あの「エド・サリヴァン・ショー」の音楽ディレクターをしていた人物が率いています。マーシーの「Love Can Make You Happy」を、男性コーラス主体でアッパーにしたヴァージョンは初めて聴きました。最高なのは駆け抜ける「Elusive Butterfly」! あまり予算はかかっていない録音ですが、その生っぽさが逆に魅力と感じます。.
収録曲・データ
【曲目】Love Can Make You Happy / Young At Heart / Elusive Butterfly / The Nearness Of You / Everybody Loves Somebody // You Make Me Feel So Young / Love Letters In The Sand / Love Is Here To Stay / Too Young / Love Makes The World Go Round
A-1「Take Me Along」の序盤に軽いノイズが1回入ります。他はEX++〜M--ほどで良好です。
ソフトロック世代のためのクワイア・コーラス。
ソフトロック世代のためのクワイア・コーラスをクリエイトしていた60年代後半のレイ・チャールス・シンガーズ。有名なレイ・チャールズと区別するため、日本ではレイ・チャールスと濁らずに表記されることが多いです。「Look Of Love」やら「Windy」やら「Watch What Happens」やらを、楽しくそして晴れやかに歌っています。Commandレーベルのクリアーで硬質なサウンドが、全体を華やかに演出しています。切ないグルーヴの「Quiz Me」も良いですね。.
収録曲・データ
【曲目】Take Me Along / The Look Of Love / Summertime Sweethearts / Blame It On Me / This Heart (Paris) / I Can See It Now // Windy / Walkin’ Lonely / Henry, Sweet Henry / Quiz Me / Watch What Happens / Then You Can Tell Me Goodbye