ビング・クロスビー72歳の年にイギリスでレコーディングした一枚。軽やかにスイングした「I Love To Dance Like They Used To Dance」、ジョニー・マーサーとのデュエットが楽しい「Good Companions」など、ヒップな洒落っ気満点の傑作。丁寧で気品あるオケはイギリスのアレンジャー、ピート・ムーアによるもの。この時代のアメリカではすでに作られる機会のなかった上品でヒップなアルバムです。見開きジャケには人生を振り返る写真がたくさん!.
快適にスイングする冒頭の「Dearly Beloved」を聴いて、ひと安心。80年代を迎えても円熟味を増した歌声でキャリアを紡いでいますね。ローラ・ニーロの隠れた名曲「I Never Meant To Hurt You」を歌っているのもうれしい驚き。マイケル・フランクスなどが新世代のジャズスタンダードという理解で採り上げられています。.
収録曲・データ
【曲目】Dearly Beloved / Down In Brazil / I Never Mean To Hurt You / Love Locked Out / Astaire Medley ~ Cheek To Cheek ~ That Face ~ Dancing In The Dark ~ It Only Happens When I Dance With You // Mad About The Boy / Antonio’s Song / I Wish I’d Met You / My Foolish Heart / Jukebox Medley ~ Saturday Night ~ Little White Lies ~ I Wish I Didn’t Love You So ~ I’ve Heard That Song Before ~ Everything Old Is New Again
ギタリスト5人組による匿名性の高い、とてもインティメイトなインスト作品。まろやかなトーンで奏でられるナンバーに、思わず目を閉じて聞き入ってしまいます。このサウンドの構成力と遠い場所へイメージを運ぶ力はすごい。「Lullaby Of Broadway」「All The Things You Are」など。それぞれのギターの繊細なタッチを味わって下さい。.
収録曲・データ
【曲目】Let’s Get Away From It All / The Bad And The Beautiful / Lullaby Of Broadway / Lullaby Of The Leaves / Darn That Dream / My Heart Belongs To Daddy // Invitation / All the Things You Are / Chloe / Piack Yourself Up / ‘Tis Autumn / The Guitars, Inc.【Players】Included Al Hendrickson, Howard Roberts, Bobby Gibbons, Tommy Tedesco, and Bill Pitman.
「Phantasies」がAORファン垂涎のアイテムとして語られるカナダのポップAORシンガー。アルバムによっては歌詞がフランス語のものもあるのですが、本作は全曲英語詞。もっと評価されてよい一枚だと思います。アーバンメロウというよりは、UKのモダンポップ的な質感。「Hold On To The Night」は名曲です。カナダ・オンリーのリリースです。.
収録曲・データ
【曲目】Stranger / Hold On To The Night / Running Scared / Lead Me Home / It Just Occured To Me // You Don't Want To Lose That Girl / Sweet Lighting / I Could Have Been A Sailor / Closing time / Merlin's Dance
【曲目】Walkin’ Bass / Timothy / Joanna / My Manne Shelly / Goofin’ At the Coffee House / Odd Ball // Blue Steel / The Little Man Theme / Spook! / A Quiet Gass / Lighty / Blues For Mothers
【曲目】Cold Cold Heart / Lovesick Blues / Blue Grass On Fire / Half As Much / Kawliga / I Can’t Stop Loving You // Your Cheatin’ Heart / Bouquet Of Roses / Jambalaya / Have You Ever Been Lonely / Lonesome Flight / Tennessee Waltz
67年のモンタレージャズフェスで全米デビューを飾ったヨーロッパ出身の天才ジャズヴァイオリニスト。ザッパと交流し、70年代にはフュージョン界のスターになります。ジョージ・グランツ、ドラマー、ダニエル・ユメールらヨーロッパ組と録音した本作の。ブレントン・ウッド「Gimme Little Sign」では、あのグッドタイミーなソウルナンバーを異種格闘技ばりの手腕でポップジャズ化。「With A Little Help From My Friends」のアレンジも凄い!.
収録曲・データ
【曲目】With A Little Help From My Friends / 3 + 2 = 1 / California / Gimme Little Sign // Pata Pata / Pebble Beach Walk / Pacific Drove / Fort Ord Canon
サントラ盤ということであまり話題になりませんが、みんな大好き人気盤「Music Fuh Ya」の流れを汲むカリビアンレイドバック・グルーヴが味わえるアルバムなのです。ロバート・グリニッチのスティールパンをフィーチャリングしたスローグルーヴ「Love Theme in the Key of D」からして最高。A面は歌もの、B面はインスト中心の構成。このB面もかなり曲者のメロウ感満点なんです。最近意外とレアです。.
【曲目】Shells / Hele No Kauai / Hanalei / Ulili E/ Hula Lady // Waimanalo Blues / Nanakuli E / Hula Eyes / Hiilawe / Waikiki / Beyond The Reef / My Little Grass Shack / Little Brown Gal / Aloha Oe
ノートン・バッファロー、マリア・マルダーらをシンガーに迎えたノスタルジックプロジェクト。ロックンロール/オールディーズ、ブルースも含む内容は、アメリカ音楽史的ともいえるでしょうね。マリアは「Back In My Dreams」を彼女らしいレイジーさで歌ってます。ハル・ウィルナーの一連のトリビュート作品にも近い印象。丁寧な作りのブックレット付き。.
【曲目】Mardi Gras / Valleys Of Valhalla / The Surest Things Can Change / One Night With You / A Song And Dance // Black And Blue / A Pauper In Paradise (In Four Movements)
いくつになってもドラムは最高! オリジナルよりも歓声アップの「Teen Beat '65」も最高! この時期、サンディが熱心に取り組んでいた長尺エキゾインスト「Beat From Another World」も聴きもの! そして、このアルバムをポップにまとめてみせたプロデュースとアレンジはニック・デカロ! このジャケはヴェンチャーズ「Knock Me Out」と並べてみたいですね。.
収録曲・データ
【曲目】Teen Beat '65 / Raunchy ‘65 / 20 - 75 / Come On, Do The Jerk / Scratchy // Bongo Rock / Honky Tonk ‘65 / Wipe - Out / The Jerk / Beat From Another World
トニー・コジネクやブライアン・プロズローなどと並び称されるべきギミカルなポップセンスを持つSSW。彼のファースト「Records Are Like Life」に感動した人には是非オススメの、ひんやりとした知性が前面に出たアルバム。かわいらしいひねくれポップ「Keep The Light Burning」にイチコロなのです。「Sing」もナイス。過小評価はもったいない! .
アイドル的な美貌を持った3人の男性ソングライターによるカラッとしたパワーポップ/シティ派グループ。コーラスはハーモニー・ポップ寄りと言ってよく、実際、そのサウンドは同時代のUK勢とも通じる良さがあります。「A Game Called We're In Love」なんかはクリス・レインボウやパイロットみたい。ストリングスアレンジはニック・デカロ。.
タイトル曲のイントロ、90年代にはよく聴きました。サバービア周辺でロックが紹介され始めた頃に採り上げられた一枚です。めぐりめぐって今聴くと、また新鮮な気がしません? カナダはトロント出身のファンキーなブラスロック・バンド。A-1「Love Of A Woman」のイントロもかっこいいです。時代をひとまわりしてもういっぺんトライしてみましょう。.