UK出身ながら世界的な成功を手にしたブルーアイドソウル・バンドのAtlantic最終作。当時最先鋭の音作りを行なっていたバハマのコンパスポイントスタジオでのレコーディングで、歯切れのいい洗練されたサウンドを作り出しています。レゲエ風味アレンジの「Walk On By」や「When You’ll Be Mine」はアメリカよりもむしろイギリスでダンスヒットしました。もともと彼らの本国はイギリスなので凱旋的!.
When Will You Be Mine.
Walk On By.
Atlantic Avenue.モダンフォーク世代としては年長の部類。伝統的なフォークを愛しながらそこに革新的なアイデアを持ち込むという点でも、60年代に多く登場することになる若きフォークミュージシャンたちの先達でした。早くからウッドストックに住み着き、シーンの礎となった人物でもあります。どこかはるかで遠くてぼんやりとした世界と結びついている、そんな響きのあるバンジョーです。5弦バンジョーの可能性の広がりを追求した野心作。時折聴こえる歌声も、学究臭くない生々しさ。若者たちの耳に新鮮なのでは? 伴奏にフランク・ハミルトンがギターで参加しています。.
Green Corn.
Spanish Fandango.
Lute Song For Five-String Banjo.デビュー作にして大傑作「Records Are Like Life」(1971年)など、知的で凝ったプロダクションで知られる個性派SSW。このアルバムはアリフ・マーディンのプロデュース。その成果は「I Wanna See You Dance」のようにソウルフルなディスコナンバーに表れます。一筋縄ではいかないポップ感覚ですが、メロディに対する美意識が高く、引き込まれます。.
All I Want Is You.
I Wanna See You Dance.
Rainbow.ニューヨークの白人ガールグループとしてはシャングリラスの後輩格。このシングルは、いわゆるガールポップのスタイルから離れて、ママス&パパス的なノスタルジックポップともいえますね。シングルオンリーです。.
That’s What Sends Men To The Bowery.デビュー作と同様にプロデュースは元クラッキンのバネッタ&チューダコフのコンビ。ロビー本人に加え、プロデューサー陣が作品作りに参加したシティソウルな曲と、ビル・ラバウンティが参加したメロウなバラードとが、お互いを高め合うかのようにして配置されています。そしてタイトル通り、アカペラドゥーワップ「All Night Long」も収録。デジタル風味を増したサウンドもいまならOKかと。.
I'll Be The Fool Again.
All Night Long.
Street Corner Heroes.ボー・ブラメルズがワーナーと契約してバーバンクサウンド化する前のサンフランシスコ時代のベスト盤です。この時代も「Laugh Laugh」「Just A Little」などヒット曲をすでに出していた彼ら。ソングライターとしてのロン・エリオットの才能も切れ味があって、これはこれでひとつの完成形だったという印象です。疑似ステレオ盤。.
Laugh Laugh.
You Tell Me Why.
Just A Little.アル・コーン・アレンジのビッグバンドでダイナミックに、スイートに歌いまくった傑作。「The Song Is You」「A Lot Of Livin' To Do」を筆頭に、グルーヴィーなナンバーが揃ってます。とにかくこの時期のグレコは絶好調で、曲のテンポが落ちようがスイングを止めない勢いがありますね。「Hallelujah I Love Her So」かっこいい〜!.
Hallelujah I Love Her So.
The Song Is You.
A Lot Of Livin' To Do.英国ラテンイージー界の大巨匠エドムンド・ロス。いったい何枚くらい生涯にアルバム出したんでしょうね? でもリリースごとに手を変え品を変えリスナーを飽きさせることはありません。ボンゴでラテンを楽しむ趣向の本作でもいきなりハンド・クラッピング入りの「Deep In The Heart Of Texas」で盛り上がります! 「Brazil」もゴージャスながらも軽やかなビートでさすがの仕上がり。「Moon Over Miami」などドリーミーな気分もお手の物!.
Deep In The Heart Of Texas.
Brazil.
Moon Over Miami.1940年生まれの美人女優。ドン・コスタの全面的なサウンド・プロデュースでのアルバムです。おそらくライヴァルをバーブラ・ストライザンドに見立てていたのでしょうね。ドラマチックでスケールの大きい歌の世界です。一曲だけコスタの手を離れての制作が「Feeling Good」。これに度肝を抜かれました。迫力満点のフィメール・モッド・ポップ! ジミー・タイラーのアレンジです。.
Feeling Good.
Joey, Joey, Joey.
Blues In The Night.ヴェンチャーズのレアなメキシコ・リリース盤! 彼らがクラシックの名曲を自分たち流にリアレンジ。ジョージ・ティプトンが手がけたアレンジは実にファンキー&初期ディスコ。「Joy」はアポロ100そのまんまですが、盛り上がりますよ。「第九」や「メヌエット」のアレンジはアヴァンギャルドなほど! 是非ご賞味を! .
Beethoven : Sonata En Do Sostenido Menor.
Mozart : Minue.
Himno A La Alegria.ビング・クロスビー72歳の年にイギリスでレコーディングした一枚。軽やかにスイングした「I Love To Dance Like They Used To Dance」、ジョニー・マーサーとのデュエットが楽しい「Good Companions」など、ヒップな洒落っ気満点の傑作。丁寧で気品あるオケはイギリスのアレンジャー、ピート・ムーアによるもの。この時代のアメリカではすでに作られる機会のなかった上品でヒップなアルバムです。見開きジャケには人生を振り返る写真がたくさん!.
I Love To Dance Like They Used To Dance.
Good Companions.
Breezin’ Along With The Breeze.快適にスイングする冒頭の「Dearly Beloved」を聴いて、ひと安心。80年代を迎えても円熟味を増した歌声でキャリアを紡いでいますね。ローラ・ニーロの隠れた名曲「I Never Meant To Hurt You」を歌っているのもうれしい驚き。マイケル・フランクスなどが新世代のジャズスタンダードという理解で採り上げられています。.
Dearly Beloved.
I Never Meant To Hurt You.
Down In Brazil .ジム・クウェスキン人脈にあって妖しいパワーを発揮したハーモニカ奏者メル・ライマンの率いたオカルティックなコミューン、ライマン・ファミリーのアルバム。全編にわたりダルで妖しいフォークブルースが繰り広げられています。実はVanguardから発売される予定だったリサ・キンドレッドのセカンドになるはずだったマスターが流出して出来たものとも最近は言われている謎の多い作品。「James Alley Blues」など、ぞわぞわとした空気に度肝を抜かれます。.
James Alley Blues.
Good Shepherd.
My Love Comes Rolling Down.「Phantasies」がAORファン垂涎のアイテムとして語られるカナダのポップAORシンガー。アルバムによっては歌詞がフランス語のものもあるのですが、本作は全曲英語詞。もっと評価されてよい一枚だと思います。アーバンメロウというよりは、UKのモダンポップ的な質感。「Hold On To The Night」は名曲です。カナダ・オンリーのリリースです。.
Hold On To The Night.
You Don't Want To Lose That Girl.
Stranger.マンシーニにとっての出世作となったTVサントラ「Peter Gunn」の続編。話の内容に沿った劇伴と見せかけておいて、最初のレコードよりも自由度、ジャズ度の強い内容です。シェリー・マン(ds)、ジョン・ウィリアムス(p)、ヴィクター・フェルドマン(vib)、ピート・カンドリ(tp)など、自由にソロを取らせる割合も増えてますし、シェリー・マンは「My Manne Shelly」なんて曲もいただいちゃってます。.
Timothy.
My Manne Sherry.
Blue Steel.ハンク・ウィリアムス楽曲をストリングス入りオーケストラで聴く機会って、ほとんどない気がします。ハンクのメロディの胸を突く美しさ、そしてエネルギッシュな楽しさに気付かされますねえ。自作曲に加え十八番にしていたカントリークラシックも収録。「愛さずにはいられない」「コールド・コールド・ハート」「ジャンバラヤ」など、よく知られている曲ばかり。.
Cold Cold Heart.
I Can't Stop Loving You.
Jambalaya.古くはルイ・アームストロングやビリー・ホリデイの伴奏も務めた歌伴の名手にしてスタイリッシュなジャズ・ピアニスト。トリオで彼の円熟のプレイをたっぷり堪能できる名盤です。タイトルは「These Foolish Things」のもじりで、「この曲を聴くときみ(たち)を思い出すよ」という意味でしょうか。ジャズの歴史を引き継ぎつつ、心地よく聴き手に解放する良い時間です。.
When You’re Smiling.
Imagination.
It Don’t Mean A Thing (If It Ain’t Got That Swing).全英5位/全米7位の大ヒットとなったトロッグス流ソフトロック。リーダー、レグ・プレスリーのソングライターとしての魅力を伝える曲ですね。シンプルな反復+バロックなアレンジがキャッチーで、ほのかに漂う不良性もあって。若い頃のアレックス・チルトンも影響受けたと思います。90年代にはウェット・ウェット・ウェットがカヴァー!.
Love Is All Around.
When Will The Rain Come.67年のモンタレージャズフェスで全米デビューを飾ったヨーロッパ出身の天才ジャズヴァイオリニスト。ザッパと交流し、70年代にはフュージョン界のスターになります。ジョージ・グランツ、ドラマー、ダニエル・ユメールらヨーロッパ組と録音した本作の。ブレントン・ウッド「Gimme Little Sign」では、あのグッドタイミーなソウルナンバーを異種格闘技ばりの手腕でポップジャズ化。「With A Little Help From My Friends」のアレンジも凄い!.
Gimme Little Sign.
Pata Pata.
With A Little Help From My Friends.ノートン・バッファロー、マリア・マルダーらをシンガーに迎えたノスタルジックプロジェクト。ロックンロール/オールディーズ、ブルースも含む内容は、アメリカ音楽史的ともいえるでしょうね。マリアは「Back In My Dreams」を彼女らしいレイジーさで歌ってます。ハル・ウィルナーの一連のトリビュート作品にも近い印象。丁寧な作りのブックレット付き。.
Back In My Dreams.
Long About Midnight.
Misterioso.1950年代に良質なサウンドで録音されながら未発表になっていたライブセッションを発掘してリリースしたシリーズの1枚。A面にはカル・ジェイダーのコンボがアーネスティン・アンダーソンを迎えた1958年6月30日のセッション。B面にはポール・トガワ・カルテットがクリス・コナーを迎えた1957年5月27日のセッション。両面ともに引き締まったいい演奏です。.
Crows Nest.
There Will Never Be Another You.
S’ Wonderful.これが5作目。お得意の変拍子、緻密に錬り混まれた16ビートと続くA面冒頭からの滑り出しが最高です。シンセを駆使しながら彼の孤独感が際だつ内省的なムードを醸し出すのもポイント。B面には後期ロマン派風のクラシック組曲。これがまた素晴らしい。孤高のアーティストですが、ジョンキャロル・カービー好きの方などトライしてみてはいかがでしょう。.
Valleys Of Valhalla.
The Surest Things Can Change.
A Song And Dance.1956年11月10日、ロンドンのロイヤルフェスティヴァルホールで開催された第三回ブリティッシュジャズ・フェスティヴァルの実況録音盤。のちに世界的に有名になったプレイヤーは見受けられません。しかし、本場アメリカのシーンへの憧れからスタートした彼らが、気質や環境の影響を取り入れてイギリスのジャズの本質を形作っていく過程のドキュメントとも言えるでしょう。.
Manteca.
Swingin’ The Blues.
Ja-Da.トニー・コジネクやブライアン・プロズローなどと並び称されるべきギミカルなポップセンスを持つSSW。彼のファースト「Records Are Like Life」に感動した人には是非オススメの、ひんやりとした知性が前面に出たアルバム。かわいらしいひねくれポップ「Keep The Light Burning」にイチコロなのです。「Sing」もナイス。過小評価はもったいない! .
Keep The Light Burning.
Sing .
King In Beggar’s Clothes.アイドル的な美貌を持った3人の男性ソングライターによるカラッとしたパワーポップ/シティ派グループ。コーラスはハーモニー・ポップ寄りと言ってよく、実際、そのサウンドは同時代のUK勢とも通じる良さがあります。「A Game Called We're In Love」なんかはクリス・レインボウやパイロットみたい。ストリングスアレンジはニック・デカロ。.
A Game Called We're In Love.
Magical Eyes.
Here I Go Again.タイトル曲のイントロ、90年代にはよく聴きました。サバービア周辺でロックが紹介され始めた頃に採り上げられた一枚です。めぐりめぐって今聴くと、また新鮮な気がしません? カナダはトロント出身のファンキーなブラスロック・バンド。A-1「Love Of A Woman」のイントロもかっこいいです。時代をひとまわりしてもういっぺんトライしてみましょう。.
One Fine Morning.
Love Of A Woman.
Show Me The Way.廉価盤レーベルPickwickからリリースされた子供コーラスもの。適当に作ったんじゃないの?と思わせておいて、これがなかなか魅力的。子供達が「ミヤーオ」とコーラスする「The Alley Cat Dance」は猫ソングとしてはかなり強力! ソフトロック感も上々ですよ!.
The Alley Cat Dance.
Chitty Chitty Bang Bang.
Dear World.80sノイズ/インダストリアル・ミュージック黄金期のリスナーから昨今のエクスペリメンタル・テクノ・フリークまで魅了すること間違いナシ! ルーマニア出身で現在はLAを拠点とする彼女は、東西冷戦時代に一世を風靡した建築様式「ブルータリズム」にインスパイアされた音楽「リズミック・ブルータリズム」を提唱。ヴィンテージなシンセサイザーや高額な機材を一切使わず、フリーウェアを駆使して正に剥き出しのコンクリートのごときビートを放出。自主盤アルバムを彼女自身がリワークし、EM Records Editionとした新編集の『リズミック・ブルータリズム 第1集』。.
Pillars Of Insanity.
Anthems Of The Deaf And Blind.
I Said Destroy.