オランダの誇る歌姫によるルグラン作品集。普通、こういう企画だとアレンジもルグランに任せてしまいがちですが、ここでは同じオランダ人のロジェ・ヴァン・オテルローを指名。彼が全曲のアレンジと指揮を担当しています。「What Are You Doing The Rest Of Your Life」のアレンジの透徹としたムード! ピアノにルイス・ヴァン・ダイク、ハーモニカで3曲にトゥーツ・シールマンスが参加。裏ジャケのルグランとのツーショットからも音楽が聴こえてきそう。.
収録曲・データ
【曲目】Once Upon A Summertime / Ask Yourself Why / What Are You Doing The Rest Of Your Life / I Will Wait For You / The Hands Of Time (Brian's Song) // Where Is The Love? / The Summer Knows / Watch What Happens / The Years Of My Youth / The Windmills Of Your Mind / Pieces Of Dreams
69年の12月に発売。ブラジル'66で名義ではこれがラスト。次作からはブラジル’77になります。60年代の総仕上げとも言うべき本作の内容は充実のひとこと。最高に気持ちいいボッサに仕上げられた「Wichita Lineman」スピーディな展開がめちゃかっこいい「What The World Needs Now Is Love」など、全篇が洗練を極めています。.
英国人ピアニスト、ジョニー・ピアソンを軸に、ジャズ的なリズムセクションとストリングスで、スインギンロンドンな雰囲気を濃厚に醸し出したユニット。ヴィンス・ガラルディの名曲「Cast Your Fate To The Wind」を美しくカヴァーしたヴァージョンがワールドヒット。かくしてUSデビューとなりました。モッドなピアノインストとしても重宝! オリジナルのボッサ「Like The Lonely」もさりげなく素敵。.
収録曲・データ
【曲目】Cast Your Fate To The Wind / Something's Coming / Scarlatti Potion No.9 / At The Mardi Gras / When Love Has Gone / To Wendy With love // Have Faith In Your Love / Carnival (From “Black Orpheus”) / Downtown / Scarlatti Potion No.5 / Love Letters / Like The Lonely
NY録音の70'sブリージーシティサウンドの隠れ逸品。何と言っても「You've Come Over Me」! 涼風に吹かれるような傑作チューン! 甘酸っぱいラブソング「Let's Get To Livin'」や、英国風ポップな「Where Have They Gone」「Misery Loves Company」など、軽いフットワークも魅力です。.
主人公は元スリー・ドッグ・ナイトの一員。本作はデヴィッド・フォスター、ジェイ・グレイドン、スティーヴ・ルカサー、ジェイ・グルスカなどすごいメンバーに囲まれてのソロ作品。全体の雰囲気はブルーアイドソウル的で、テンポよく盛り上がる「You're My Day」で即死ですね。なにしろAORファンにとっては昔から途方もない名盤です。.
収録曲・データ
【曲目】Waiting For You / When You Touch Me This Way / You're My Day / Everything's Right For Love / Midnight Lady (Hiding In The Shadows) // Starlight / Throw A Little Bit Of Love My Way / I Know You're Willin' Darlin' / Change Of Heart / Lady Put The Light Out
【曲目】The Look Of Love / This Guy’s In Love With You / What The World Needs Now Is Love / For Love Of Ivy / To Wait For Love / Prelude To Love // Love Is Here To Stay / I Can’t Give You Anything But Love / This Love Of Mine / I Wish I Were In Love Again / I Love Thee / When I Fall In Love
【曲目】Cowboy’s Dream No.19 / Lonely Madman / My Old Timey Baby / Vivando / Success / Cheaters Don’t Win // Payday Blues / I Asked My Doctor / Sure Beats Me / The Euphonius Whale / Sweetheart / Long Come A Viper / It’s Not My Time To Go【Producer】Tommy LiPuma 【Engineer】Al Schmitt and Tom Flye 【Cover photo】Jonathan Perry 【Graphics co-ordinator】Rod Dyer
ネルソン・リドルの華麗なアレンジをバックに歌った穏やかスイング盤。「Falling In Love With Love」のような曲の大胆なアレンジに両者の個性が見事に表れていますね。柔らかさの中に芯の強さを秘めた彼女の歌声は素晴らしいし、フレージングにも独自の個性が出来上がってます。いちばんジャズっぽいかも。すべての良い条件が揃った幸福な1枚。.
「Memphis Underground」直前のハービー・マン。ストリングスを交え、ポップかつリズミカルなジャズを披露しています。ルルの「To Sir With Love」のあしらいや、思い切ってカリプソにしたドノヴァン「There Is A Mountain」もお見事。素晴らしいのはプロデューサーも務めるトリー・ズィトーの提供した「Flight Of The Bluebird」! この飛翔感、さからえません!.
ホノルルのラジオ局KIKIが主催したオーディション・プロジェクトの候補曲集です。ハワイ音楽にモダンな新風を吹かせた「Home Grown」よりは見かけない一枚。ジャンルの幅は多彩で、トラディショナルからコンテンポラリーまでスタイルはさまざまですが、素朴ながら宝物のような曲が眠ってます。シェリー・ココ・サムソン「Story Of Love」の歌声には惚れました。.
レイドバックしたグッドタイムミュージックを70年代の西海岸に響かせたデュオ。デビューはA&Mでしたが、土臭さとアコースティックサウンド、人間味のあるハーモニーがうまく合致して、ヒット曲が生まれたのはこのセカンドから。「One Toke Over The Line(人生の道)」は日本でも親しまれたそうです。こういう優しい音はアナログで聴きたいものです。.
A面ではギター四重奏団で「Davenport Blues」「In A Mist」などを早世した天才ビックス・バイダーベックの楽曲をビル・チャールズによるギターアレンジで演奏。レパートリーの選択センスがライ・クーダー「Jazz」に非常に近い。というより、あのコンセプトをジャズ・サイドから先取りしていた1枚かも。B面は戦前スイングの流れを汲む人気の高いギタリスト、カール・クレスとディック・マクダナフの作品を、娘のメアリー・ピザレリとデュオでやっています。これもまた素晴らしいです!.
カリプソ・アルバムは数あれど、これは極めつけのユニークさ。なおかつ完成度も素晴らしく高いヒップなレコード。女性がリーダーというだけでも珍しいのに、スティール・バンドも出て来て、男性コーラスがジャイヴ的なハーモニーや合いの手を入れ、しかも人気の高い「I Want You To Be My Baby」を英語とフランス語混ぜこぜでカヴァーして。なによりイーニド嬢の声のいいこと! .