マカロニウェスタンの大スターとなったクリント・イーストウッドのアメリカ凱旋作「奴らを高く吊るせ」。テーマメロディはブッカー・T&MG’sのカヴァーでもヒットしました。あと、ウーゴ・モンテネグロがカヴァーしたアルバムをよく見かけるのでそっちがサントラと勘違いしている人も少なくないかも。こちらが正調盤です。.
Hang ‘Em High.
Rachel.
I’ll Get ‘Em Myself.ハービー・ハンコックがプロデュースした「Identity」などを経て、本人プロデュースに回帰後の77年作。奥さんのフローラ・プリムの参加はもちろん、今回はジャコ・パストリアスや、トム・スコット、ラウル・ジ・ソーサら気鋭のプレーヤーをフィーチャリング。「The Road Is Hard」などズバリなブラジリアン・フュージョンもあれば、ブラジル音楽の精神に根ざすサンバ「I'm Fine How Are You?」も。トム・スコットのフルートとサックスがトラックの疾走感を引き立てています。.
The Road Is Hard.
I'm Fine How Are You?.
The Happy People.不世出のシンガー2人のレコーディング時の表情をとらえたジャケ、すごくいいですね。1950年代初頭にふたりが吹き込んだ4曲のデュエットと、お互いのソロ曲で構成されたコンピレーションです。ふたりの相性がとてもよい! 低音が魅力のエクスタインもここでは軽妙な持ち味を発揮。これは素敵な企画盤です。.
Dedicated To You.
I Love You.
A Hundred Years From Today.ホラー音楽の決定的名作「Shock」(1959年)の続篇として、同じクリード・テイラーとケニヨン・ホプキンスのコンビで制作。ホプキンスのオリジナル曲は当然、よく知られたスタンダードも不安を煽る改作が行われています。ワッ!と驚くショックではなく、会話や効果音の背後にしのびよる不穏を感じる作品。じわっと怖さが効いてくるのです。レアなステレオ盤。.
Out Of This World.
Wreck Of Old ‘97.
A Shot In The Dark.ジャズトロンボーンの名手でアイデアマン。トロンボーン4人のセクション+ピアノトリオ編成で臨んだ本作のテーマは、ジャズソングによるアメリカ州巡り。インディアナからオクラホマまで、曲名に州の名が読み込まれている曲でアルバムをつないでいきます。音楽による周遊は、ジャズの名産地をめぐる旅でもあるんだなと実感できます。.
Indiana.
Jersey Bounce.
Stars Fell On Alabama.今も続くコント+音楽のTV番組「サタデーナイト・ライヴ」。その最初の黄金時代を作った若きブルース・ブラザースにチェビー・チェイスらの活躍をパッケージしたアルバム。最高の70年代産ガールポップと断言できる「Chevy's Girls」聴いてください! コントから漂うやばい不良な雰囲気も一緒に!.
Gerald Ford.
Chevy's Girls.
Closing.A-1「Nubian Lady」から一気に引き込まれるジャズファンク盤。ゆったりとしたアフロテイストが最高に心地よく、ずーっと聴いていたくなります。70年代も鬼才であり続けたユセフ・ラティーフ。ケニー・バロンが作曲を担当したアフロジャズ曲がどれも素晴らしい! 極小の音量でスタートしやがて爆音に至る「Hey Jude」カヴァーも強烈!(すごすぎて試聴サンプルでは反映できません).
Nubian Lady.
African Song.
Below Yellow Bell.少年時代から口笛で鳥のように鳴いてみせる奇妙な芸の持ち主で、オトナになってコーツ製鉄会社の社長さんとなってからもそれが忘れられなかったという不思議な人! その社長さんの名人芸をフィーチャリングした不思議な不思議なレコード。はっきり言って鳥にしか聞こえません! 究極のアマチュア音楽の奥深さを知れる奇盤で、近年は海外でもめちゃレアです!.
Yellow Bird .
Quando, Quando, Quando.
Around The World .メンフィス出身のガールグループ、グッディーズ唯一のアルバム「Candy Coated - Goodees」からのシングルカット。シャングリラス・フォロワータイプのイメージがありますが、南部ならではのソウル感覚もあって好感が持てます。この曲なんて、R&Bが体に根付いてないと簡単には歌えないのでは?.
Jilted.60年代のブリル・ビルディングで作曲家としての腕を磨いていた彼女がキュートでちょっと舌足らずな声のガール・シンガーとしてColpixに吹き込んだレアシングル。両面とも彼女の書く曲のセンチな良さが出ています。そう、彼女はこの時点でもすでにクッキーズの「Only To Other People」のメロディを書いてソングライターとして成功していました。アレンジはチャーリー・カレロ。完璧です。レア!.
Only Fools.
A Girl Is Not A Girl.彼女にポップチャートでの成功をもたらした「Stand By Your Man」に続くシングル。フェイム・スタジオから生まれた最高のうねりを持つ豊かなグルーヴで、若き彼女が女心をぶつけるように歌います。.
He Called Me Baby.
What Would Become Of Me.ラスカルズのカヴァー「Beautiful Morning」がとてもすがすがしいです。カナダの美人シンガーによる上質のポップ・アルバム。東海岸ポップスの重要人物ジョー・レンゼッティのゴージャスなアレンジ(ということはUS録音?)がサウンドにキラメキを与え、彼女の歌声もよりいっそうみずみずしく響き渡ります。バカラック・ナンバー「The Look Of Love」や「This Girl's(Guy’s) In Love With You」も良くハマってます。.
Beautiful Morning.
This Girl's In Love With You.
The Look Of Love.追悼! 60年代にはLAサイケの重要バンド、カレイドスコープを率い、その後はジャクソン・ブラウンのバックで絶妙かつユニークすぎるギタープレイで個性を発揮。ようやくのファーストソロが本作。その怪異な風貌に、付いた邦題が「化けもの」! それはあながち見た目だけでなく、あらゆる音楽を偏見なく吸収する彼の音楽性のモンスターぶりを表したものでもありました。でも、怪物だけど、あくまで気のいいモンスター。天気のいい日に聴くと最高なのです。.
She Took Off My Romeos.
Bye Bye Love.
Mercury Blues.Bearsvilleに2枚のアルバムを残す女性シンガー・ソングライター。ブルージーな持ち味があって、ボニー・レイットやロリー・ブロックの系譜ですね。全編でポール・バターフィールドが印象的なハーモニカで助演するなど、ガーリー・スワンプとして上質な内容。あと5年早くデビューしていたら、きっともっとその筋のファンに評価されていたはずです。プロデュースはジョン・サイモン。.
Believe It So.
Covered Up In Aces.
Sunset Harvest Moon.ジャクソン・ファイヴに結成もデビューも先駆けていたキッズグループ。カーティス・メイフィールドが初期は熱心に手をかけていました。このシングルも、もちろんカーティス作。子どもに歌わせていいのかしらと思うほどのカーティスらしいメロディなスウィートバラード! B面もナイスなノーザンシャッフル。.
Baby Make Me Feel So Good.
Little Young Lover.裏のライナーを見ると新人アーティストのように書いてありますが、実際は50年代から下積みのある黒人シンガー。若そうな声なのに不思議な渋さがある謎が解けました。アルバムはシカゴBrunswick制作の1枚のみ。小気味よいファンキービートで聴かせるナイスナンバーが揃ってます。胸h打つミドルテンポの「Georgia On My Mind」も流石。「Oo Wee Baby I Love You」は、アル・クーパーもカヴァーしてます。とりわけ、才人TOM TOMのアレンジした曲に魅かれます。.
Ooh Wee Baby I Love You.
Georgia On My Mind.
San Francisco Is A Lonely Town.セルジュ・ゲンズブール生涯最後のミューズ。全面プロデュースの87年作品は、同時期のゲンズブール作品が向かっていたデジタル音響とタイトな80sサウンドと自らのウィスパーヴォイスをしっかり融合させた充実作。耽美的でありながら、女性としてのしっかりと自立した人間像を浮かび上がらせるのもゲンズブールとの長年のパートナーシップから生まれた強さなのでしょう。.
Etre ou ne pas naitre.
Lost Song.
Le moi et le je.60's UKポップの名グループ、ピケティウィッチの紅一点ヴォーカリストのソロ・シングル。素晴らしい70'sポップ。グッとくる名曲です。エリー・グリニッチやバリー・マンといったポップ系SSWが好きな人はぜひ! AORファンにもおすすめします。B面はグリッター風味の跳ねるリズムで、これもキュートです。.
I'm Saving All My Love.
Up In A Puff Of Smoke.映画「ビヨンドtheシー」の成功もあって、今や誰もが認めるスインガー。ボビー・ダーリンのビッグバンド・スイングものの中でも、名曲度、ゴージャス度、ウキウキ度のいずれも高得点の一枚。冒頭の「Long Ago And Far Away」を聴けば、すべてがわかるはず。若いながらも余裕綽々。聴き手を惚れさせる天賦の声ですね。裏ジャケのイラストも素敵!.
Long Ago And Far Away.
I Didn’t Know What Time It Was.
Skylark.70年代にはイリュージョンズ名義でソウルファン泣かせの7インチもリリースしている3人組。名前をちょっとだけ短くして、これが念願のアルバムデビュー作。内容も待っただけのことはある好内容。冒頭のタイトル曲は、ミッドテンポでやさしく夜に寄り添ってくれるラブソング。81年という制作年度ながら、伝統的な70年代ソウルの基本を守った音作り。アップテンポの「Living On The Verge Of Leaving」も最高! スライのカヴァーも1曲。.
All Toys Break.
Living On The Verge Of Leaving.
I Want To Take You Higher.1980年代のモーズ・アリスンは収集の後回しでいい、と思ってませんか? このA-1「How Does It Feel?」を聴いてびっくりしてください。エレピに加え、前のめりなジャズ・グルーヴにびっくりするはず。当時モーズは50代半ば。デビュー時から渋かったから、逆に年齢を重ねて若々しくなってるように感じます。.
How Does It Feel?.
Middle Class White Boy.
I’m Nobody Today.ソニー・スティットとズート・シムズ。ふたりのサックス才人をジョン・ヤングのリードするピアノトリオでバックアップしたリラクシンなセッション。セカンドライン風のリズムがユニークな「The Saber」アメリカ民謡をアレンジした「Look Down That Lonesome Road」など、穏やかさの中にも引き締まった感じがいかにもシカゴ録音ですね。.
The Saber.
Look Down That Lonesome Road.
Katea.若き日のルー・リードが一時的に在籍したグループ(このシングルには参加していません)。シングルの仕掛け人は、ストレンジラヴズやエンジェルズを売り出したソングライター/プロデューサーチームのフェルドマン=ゴールドスタイン=ゴッテラー! とにかく異常な音圧のドラムと男女コーラスの掛け合いにクラクラ。イントロにスティールパンが入ってるのも新しい! B面も最高のビーチガレージポップ! .
Out In The Sun (Hey-O).
Someday Soon.彼らの全作品中でも非常に完成度の高い1枚! 実質的なラストアルバムにあたります。 アメリカでは30年以上再放送され続けている「愉快なブレイディー一家」。チルドレンファンクとして名高い「Zuckerman's Famous Pig」や、シールズ&クロフツのカヴァー「Summer Breeze」カヴァーはここに収録。.
Zuckerman's Famous Pig.
Summer Breeze.
Colorado Snow.小編成のストリングスとチェットのアコースティックギター。「悲しき天使」「ルック・オブ・ラブ」「その男ゾルバ」「別れの時まで」など、ポピュラースタンダードから世界のメロディまで、曲によってガット弦とスチール弦のギターを使い分けつつ、さりげなくやさしくメロディを爪弾きます。寒い夜に寄り添ってくれる暖かい音色です。.
La Madrugada.
The Look Of Love.
The Odd Folks Of Okracoke.普通のドラマーと違い、でっかいフロアタムやティンパニを多用するロッキン&ジャイヴィンな男。ゴキゲンなダンシング・ビッグバンド・ジャズにサンディ・ネルソンの先駆けみたいなドラム組曲…、難しいことはしてません。とことん楽しい1枚です。歌入りの「Rock An' Roll King Cole」にはみんなKOされるはず。イエーイ。.
Rock An' Roll King Cole.
Rockin’ The Tymps.
Oranges And Lemons.60年代半ばのポップムードと洗練性に富んだ傑作。ボブ・ドロウ、トミー・ウォルフ、サイ・コールマンをはじめジャズ界の“わかってる”作家陣の書き下ろし新曲を用意。スー・レイニーのImperial三部作にも通じるポップ感覚が素晴らしいです。ラストナンバー「Hold Your Head High」はランディ・ニューマンとジャッキー・デシャノンの共作曲。夏の日差しにくらっとした瞬間を思わすソフトボッサ「There Is No Right Way」もまぶしくて。.
Wonderful Life.
Hold Your Head High.
There Is No Right Way.超強力なソウルジャズ。ロフトジャズ的なソリッドさを持つ研ぎ澄まされたグルーヴ。トリオを率いるピアニスト、オヴァートン・ベリー自らヴォーカルをとる「Compare To What」のかっこよさに鼻血が出そう! 黒人たちの権利を求めるメッセージ、スピリチュアルな深み、ときにフォーキーな展開もあり、なによりギアがはいると止まらない凄まじいグルーヴ!.
Compare To What.
Black Bottom.
Jesus Christ Superstar Medley.ウルトラレアなレッド・ヴィニール盤! サンダルズ(サンデルズ、ではなく)の「The Endless Summer」はサーフ・オールディーズのクラシックとして知られていますが、実は本来はバイカーたちに捧げるインスト作として制作されたものでした。これがその正真正銘のオリジナル! サーフィンと内容がいまいちそぐわないと感じていた謎は、これで解けるはず。そして、この「サンデルズ」はレッキングクルーの手を借りない若手ミュージシャンたちのプロジェクトとしても貴重なレコーディングでした。.
Scrambler.
6-Pak.
The Endless Summer.サードアルバム「Elephant Mountain」に先駆けてリリースされたシングル。ちょっと「Get Together」的なムードを持ちながら、ストリングスやサックスが入ってくるアレンジが彼らとしては珍しいですね。モノラルミックスです。.
Quicksand.
Dreamer’s Dream.