小粋なスイングジャズマンから一歩階段を上り、万人を楽しませるエンターティナーとして大成功をおさめたNat King Cole。本作はバラディアーとしてのスイートさ、スケールの大きさに焦点を絞ったヒット曲集。しかし、抜群のスイング感で迫る「I'm Never Satisfied」「パパはマンボがお好き」を収録。ビッグバンド・ファンも要チェックですよ。オリジナルは1952年のイラスト・ジャケ。その当時最新のコールの写真に模様替えしての再リリースです。.
収録曲・データ
【曲目】Somewhere Along The Way / Walkin' My Baby Back Home / Faith Can Move Mountains / Funny / Hold My Hand / Teach Me Tonight // I'm Never Satisfied / Because You're Mine / The Ruby And The Pearl / A Weaver Of Dreams / Papa Loves Mambo / If I Give My Heart To You
サイモン&ガーファンクルで天使のような美しい声をになったアート。彼のソロアルバムでもいちばんAOR期ど真ん中にリリースされたアルバムです。「In A Little White (I’ll Be On My Way)」はまさにその筋の名曲。スカイライナーズ「Since I Don’t Have You」カヴァーも淡くてよいです。近年、じつは本国でもこれだけあまり見かけなくなっていて。しかもこれ、ジャケット写真が複数あるのですよね。.
ジャズでタップダンス! その大傑作アルバムです。ボビー・ジャスパー、ローランド・ハンナ、ポール・クイニシェットらヒップなジャズメンを迎えて行われた59/60年のセッション。砂の上でタップするウルトラC難易度の「The Sand」、楽器の介入を許さない「Concerto In Taps」なのに聴いて楽しい、まさに神業の領域の足技なのです!.
AORの世界になくてはならない最高のクリエイター。ソロアルバムとしてはこれがセカンド。時代のまっただなかでトップを張っていた人のサウンドですね。自身がサントラを手掛けた「St. Elmos Fire」のテーマ曲のリアレンジ版などインスト中心の内容で、ヴォーカル曲は2曲のみですが、オリヴィア・ニュートン・ジョンとのデュエットでヒットした「The Best Of Me」が際立ちます。.
いかにもBellレーベルらしい佳作。ダン・ペン、マーク・ジェイムス、ジョン・ハーレイらを筆頭にして、Bellには職業作家たちの武骨で人間臭いソロアルバムが残されています。この人は作曲家としては日本ではあまり馴染みがありませんが、なかなかの実力派。ブルックス・アーサーの洗練されたプロダクションと拮抗する粘っこい歌声が印象的。「A Million People」ではチルドレンコーラスとデュエット。.
【曲目】I'm All Smiles / One Morning In May/ If I Ruled The World / Telephone Song / Some Time Ago // Same Ol' Huckleberry Finn // Do I Hear A Waltz? / I'm Getting Sentimental Over You / Favela / On A Wonderful Day Like Today
後にグレン・メデイロスが大ヒットさせた傑作バラード「Nothing's Gonna Change My Love For You」のオリジナルを収録した80'sAOR路線の名作。メロウな「I Just Wanna Hang Around You」やジャズアレンの「Beyond The Sea」など、良質のヴォーカルアルバムとしても再評価したい1枚です。プロデュースはラス・タイトルマン。.
60年代の気分をいっぱい吸い込んだ最高のジャズヴォーカル/ソフトロック! アルト・サックスとオーボエのケン・ジェンセンと、小さな体で気取りなくクールに歌い、スキャットする女性シンガー、ビヴァリー・ライマンのおしどりデュオ。グルーヴィー・ボッサ「The Face I Love」やソウルジャズ・アレンジの「Eleanor Rigby」が白眉。軽妙なカッティングのギターはジョー・パス。「Captain Jack」もかっこいい! .
収録曲・データ
【曲目】The Face I Love / Theme From Harper / Who’s Afraid? / Scheherazade / A Man And A Woman / Captain Jack // Eleanor Rigby / Watch What Happens / You’ve Got Your Troubles / Nothing Left To Do But Follow You / You’re Gonna Hear From Me / Holly Golightly【Producer】Richard Bock 【Art Direction】Woody Woodward
70年代、キャリアハイを迎えていた彼らの大ヒット・アルバムです。ニューソウル的なテーマを引き受け、フィリーソウルの表現の幅を広げた一枚。まさにすべてのソウル・ファン、音楽ファンに届くフレーズを掲げたシングル「I Love Music」は全米5位(R&Bチャートでは1位)を記録。アルバムも最高7位を記録しました。.
A&Mでのラストアルバムです。柔らかくさわやかなグルーヴと70年代頭のヒット曲が優しく融合した傑作。さわやかにアレンジされた「Never Can Say Goodbye」のカヴァーもいいし、「Chotto Matte Kudasai」はホント、和めます。ボーンズ・ハウとボブ・アルシヴァーのプロデュース。.
収録曲・データ
【曲目】A Gift Of Song / It’s Too Late / Never My Love / Leland Loftis / I Think It’s Going To Rain Today / Never Can Say Goodbye / How Can You Mend A Broken Heart / An Old Fashioned Love Song / Chotto Matte Kudasai / If / A Gift Of Song (Reprise)
ロジャー・ニコルズが他人に提供した曲としては随一と名高い「Always You」を含む彼らの人気作。この曲のレベルがあまりに高すぎるので、90年代には彼らを“これ1曲”のグループと見なす辛い評価もありました。ブルーアイドソウル色も濃厚でとても興味深い内容。センスもいい! ロジャニコはもう一曲「To Put You With You」もあります。.
収録曲・データ
【曲目】Always You / Love Is Just A State Of Mind / New Games To Play / Walls / I've Got To Get You Off My Mind / To Put Up With You // Another Bad Morning / What Can You Do When You're Lonely / River Of No Regrets / Partners In Life / Out In The Cold Again
全米のトップスターとなったボビー・ダーリンのベストアルバム。このアルバムがちょっと変わってるのは、ボビー自身の曲解説の語りがところどころに入ること(「Mack The Knife」は僕の人生を変えたんだ」とか)。彼の親しみやすい人柄が自然と伝わります。そしてあらためてポップスもロックンロールもジャズもうまいなあ!.
この時代のワイキキのホテルショーの典型的な楽しさをパッケージしたライブ盤。米本土の観光客と会話をかわしながら、巧みにショーを進めるダニー・カレイキニ。しかし、本土でおなじみのハワイアンよりも、オーセンティックなレパートリーに着目。タヒチの音楽を盛り込んだり、「I Am Hawaii」でソリッドなファンクビートが入ってきたり、実は意欲的なステージ構成でもあります。なお、本作にはウクレレを持つダニーと、レイをしているダニーの二種類のジャケがあります。こちらは前者。.
収録曲・データ
【曲目】Introducing Danny Kaleikini / I Am Hawaii〜Hawaiian Holiday / Malihini Mele / Beautiful Kahana(Danny & Penny Silva) / E Naughty Naughty Mai Nei / Pa'Au'Au Waltz(Penny Silva) / Tahitian Medley : Aparima: Wahine Anamite〜 Tongata Huruhuru(Ielu Sala)〜Otea: Mo'Orea, Utere Utere(Kahala Men) // The Good Life In Hawaii / Ke Kali Nei Au(Danny & Penny Silva) / Mangos ('Bout Love)(Penny Silva) / Waipi'o(Danny & Kahala Men) / Mahalo My Darling(Danny & Penny Silva) / A Hui Hou / Aloha Medley : I Wish〜They Didn't Mean Goodbye(Danny Kaleikini & Company)