【曲目】Live Wires / God's Love (Is What The World Needs) / Not Now Doesn't Mean Never / Walking With My Father / Oh My Livin' Brother // Soul'd Out / A Shield About Me / Can't Make It Without You, Lord / You Got Me Through / Soul'd Out - Reprise
【曲目】Frankie And Johnny / Greensleeves / Skip To My Lou / Lonesome Road / Medley : Nobody Knows The Trouble I’ve Seen ~ Deep River ~ Goin’ Home / Johnny Has Gone For A Soldier // St. James Infirmary / Go ‘Way From Window / The Three Ravens / Clementine / Medley : Oif’n Pripitchik ~ Too-ra-loo-ra-loo-ral ~ Come Back To Sorrento / John Henry
ミュージカル「王様と私」をジャズ化! ユル・ブリンナーや渡辺謙が主役を演じたことでも知られるこの作品は、19世期のシャム(現在のタイ)を舞台にしていて、そのため「March Of The Siamese Children」ではオリエンタルな音階が使われているのです。そのいっぽうであの「Shall We Dance」のようなスタンダードも生まれています。ロジャース&ハマースタインの懐の深さに敬服。ジェラルド・ウィギンスの演奏もジェントルでラブリーです。.
オーストリア出身のシンガー/女優で、ドイツ語圏で大きな人気を誇ったロリータ。彼女が歌った「Sailor, Sailor」がパトゥラ・クラークやアンドリュース・シスターズにカヴァーされてヒットしたことで、代表曲を集めたこのコンピレーションがアメリカでも発売されました。端正な歌声が気持ち良いです。ドイツ語版「Theme From A Summer Place」も収録。.
オランダで80年代半ばに行われた戦前・戦後のトーチ・ソングを現代に甦らせる試み“Boulevard Of Broken Dreams”をきっかけに結成されたユニット。“File Under : Sad Songs”を標榜し、数ある戦前ティン・パン・アレイ〜50年代ポピュラー・ソングのなかでも、とにかく美しい、泣ける曲をだけを選りすぐったファーストに比べ、若干たのしげな曲も含み、妖しいキャバレー感覚も増大しました。Hannibalからアメリカでも流通したファーストとは違い、セカンド、サードは自国と一部ヨーロッパで流通したのみ。そしてこちらはオランダ国内のみで流通したと思しき別ジャケ盤! 耽美!.
収録曲・データ
【曲目】Street Of Dreams / Trav’lin’ All Alone / Walkin’ By The River / Who Walks In When I Walk Out? / Who Needs You? / Beguine Des Reves Brises // Voz De Cabo Verde / You Let Me Down / I’m Painting The Town Red / More Than You Know / Dark Side Of The Road / Lonely Avenue / Only The Lonely
ニューオリンズで自ら経営するラウンジを拠点として活動したため、全国的な評価は得られず。しかし、常識にとらわれないでポップスなどをとりあげていくセンスに信頼があります。このアルバムではホーンセクションも加えたグルーヴィーなサウンドを展開。シカゴ「いったい現実を把握している者はいるだろうか」カヴァーがいいですね。「Going Out Of My Head」や「You’ve Got A Friend」もナイスアレンジ!.
【曲目】 Peter Gunn / The Floater / Sorta Blue / The Brothers Go To Mother’s / Soft Sounds // Fallout / Slow And Easy / Brief And Breezy / Dreamsville / A Profound Gass
ライブラリー的性質を持つフランスのラウンジ・オーケストラ・シリーズ。炸裂ビッグバンド系のナンバーを収録した巻もありますが、本作はエキセントリックでかわいらしいラウンジ感を前面に出した第一集。ジャズっぽさをヒップに昇華させた「Attente Polongee」や「Chant Des Galaxies」が小気味よいアクセントに。フランスのイージー/ジャズ界きっての名手たちが参加しているようです。.
楽しいー! 人気絶頂期の彼らのオンステージを収録したライヴ盤。いわゆるヒット曲大会ではなく、大人のオーディエンスも意識したレパートリーを取り入れたエンタテインメント精神溢れるステージ。丁々発止のやりとりも含め、彼らのキャリアとタフさを感じます。どうやってヒット曲を作るのかを歌にした寸劇風「How Do You Make A Hit Song?」で、数々のヒットもちょっとずつ出てきます。ライヴ・バンドのアレンジはチャーリー・カレロと、ちゃんとクレジットされてます。.
日本ではむか〜しからソウルの名盤として語り継がれてきた一枚。ディープなサザンソウルっぽさとノーザンっぽさがうまい具合に共存しているんですね。A-1「He Don't Love You」はザ・バンドの前身レヴォン&ザ・ホークスのレパートリーで、作曲は当然ジェイミー(ロビー)・ロバートソン! バックは同時期のエルヴィス・プレスリーとほぼ一緒のメンフィス白人達。この演奏がまた至高なのです。.
レオン・ラッセルほどの才人もスティーヴィー・ワンダーには魅了され、影響を受けずにはいられなかったのです。A-1「Easy Love」はそのものずばり! さらにそこにマーヴィン・ゲイ的要素を加味したメロウなタイトル曲「Make Love To The Music」など、レベルの高い内容です。AORファンに人気のゲイリー・オーガンが全面的に制作に関わっている(2曲では共作も)のもポイント。ファンキーでオーシャンな雰囲気も濃厚な、埋もれた名作。.
収録曲・データ
【曲目】Easy Love / Joyful Noise / Now Now Boogie / Say You Will / Make Love To The Music // Love Crazy / Love Is In Your Eyes / Hold On To This Feeling / Island In The Sun
サイモンとガーファンクルのヒット曲をオーケストラで101ストリングスがカバー。60年代後半以降の101は何かが違うのです。リズムセクションがぐいぐいとソリッドに押してくる感じですかね。「Mrs. Robinson」「The Boxer」など、目から鱗のグルーヴィーさです。編曲指揮はベテランのモンティ・ケリー。彼のオリジナル「When The Trees That Are Green Turn To Brown 」「Orange Grove Avenue」「Trav'lin' Again」の3曲を収録していて、これがまたいい味を加えています。.
収録曲・データ
【曲目】Mrs. Robinson / Feelin' Groovy / Homeward Bound / When The Trees That Are Green Turn To Brown / Scarborough Fair // The Boxer / The Sounds Of Silence / I Am A Rock / Orange Grove Avenue / Trav'lin' Again【Director】 Jack Dorsey
夢見るエイティーズ・ガールポップ! トレイシー・ウルマンのセカンド・アルバムです。オールディーズ・ファン即死の超名曲「Terry」、ウェイトレスのぐんにゃり脱力ポップ「I Know What Boys Like」やシャングリラス「Give Hime A Great Kiss」などカヴァーの選曲もナイス。カースティ・マッコールなどソングライターたちも彼女の魅力を活かした名曲を提供。このキラキラ感がまぶしいです。.
ホノルルのラジオ局KIKIが主催したオーディション・プロジェクトの候補曲集です。ハワイ音楽にモダンな新風を吹かせた「Home Grown」よりは見かけない一枚。ジャンルの幅は多彩で、トラディショナルからコンテンポラリーまでスタイルはさまざまですが、素朴ながら宝物のような曲が眠ってます。シェリー・ココ・サムソン「Story Of Love」の歌声には惚れました。.