コメディを盛り込んだステージでハワイでも本土アメリカでも人気を博し、その後におみやげショップを展開し、大成功を収めたシンガー。しかし実力はお墨付き。ジャズナンバーからハワイアンのトラッド、日本民謡まで縦横無尽に採り上げちゃうライブ・アルバム。バックはハワイアン・ヴィレッジ・セレネーダーズです。カリプソ調の「Television」もご機嫌で◎!.
Any Time; Pololo.
Television.
China Nights.シナトラのブロードウェイ名曲集。スタンダード化した名曲だけでなく、60年代半ばのヒット・ミュージカルからもセレクトされているのが、円熟だけでなく新鮮さも求めるシナトラらしさだなと感じます。思いがけず早足でスイングする「Hello, Dolly!」ではサッチモへのリスペクトも織り込まれていて素敵。裏ジャケにはプロデューサーのソニー・バークがシナトラについて語る一問一答形式のインタビューも掲載。.
Hello, Dolly!.
Luck Be A Lady.
Without A Song.Tapes曰く「サーフ・シンセ・アシッド・ダンスホール・ロック!!」。電子音楽家、7FOの新曲はこれまでのイメージを更新するド変ポップな一曲でかつシングル・オンリー。まるで温泉でのぼせた寺内タケシをサイバー幻聴してしまったかのようです。「謎のDIY音楽家になった気分」(気分でなく実際そう)で臨んだという新曲「ヒーリング剣」は、7インチポップス時代とジョー・ミークへのオマージュ作。「蛇 」は一発録りのモノラル・ロウファイひと筆書きチューン。.
厚紙くりぬきジャケでおなじみRCA Stereo Actionシリーズ。コミカルに動き回るパーカッションとシャープなブラスの対比で作り上げられる音の螺鈿細工です。ブラスのおかげで意外とジャズっぽかったりもして。急展開のタイトル曲や、目まぐるしい「Love For Sale」など。普通の人が何枚かにわけてやること、いっぺんにやっちゃうんだから!.
Love For Sale.
Runnin' Wild.
Thou Swell.ナッシュヴィルのギター・マスター、チェットとボストン・ポップスの共演盤。69年にも彼らは共演していますが、こちらが第一弾。俗にいう”別録り”ではなく、ちゃんとオーケストラの横にチェットを配しての一発録音。裏ジャケにその写真が載っています。エレキ・ギターとオーケストラの共演レコードという点においても、ずば抜けた高みに達している作品でしょう。おだやかな雰囲気の中に、気品という名の緊張感が漂っている名品です。.
Tennessee Waltz.
Country Gentleman .
Faded Love.ギターは上手いし、洒落っ気も充分。なによりフォークブルースの歌い手として、もっと評価してあげたい気持ちです。とはいえジャケでキングコングに扮した本作ではやりたい放題。ファンキーな「The Holdup」(ジョージ・ハリソンとの共作!)や「Danger Man」に面食らいつつ、楽しんでしまいます。.
The Holdup.
Danger Man.
Send Me To The “Lectric Chair”.サーフィン・ブームのさらに先を行く水上スキーをテーマにしたデュアン・エディのギターインスト・アルバム。全曲に水上スキーの擬音をサンプリングするというこだわりよう。おそらくこういうアルバムって、他には無いのではないでしょうか? ニューオリンズ風ビートの「Slalom」がキャッチー! なかなか見かけない一枚です。.
Slalom.
Rooster Tail.
Jitterboard.「恋はボサノヴァ」で知られる彼女。デビューはCoralですが、本格的にスターダムにのし上がるのはABC Paramountと契約してからのこと。これがその一枚目です。ドン・コスタのアレンジが、彼女の若々しい魅力を引き出します。曲中で思わず笑い声が漏れるB-1「Guess Who I Saw Today」なんか、かわいすぎて……もう参りました。このとき彼女は26歳。.
Guess Who I Saw Today.
Gypsy In My Soul.
I’ll Take Romance.シンガー・ソングライターとしてのボブ・リンドの名を永遠に残すフォーキー・ソフトロックの超名曲。数多くのアーティストにカヴァーされましたが、これが作者自演版です。バックのアレンジも彼の歌声も素敵すぎます。.
Elusive Butterfly.
Cheryl’s Goin’ Home.60年代の新感覚派ヴィブラフォン・プレイヤー。弱冠19歳でデビューし、斬新な感覚でアルバムを発表し続けた60年代の締めくくりの一枚。盟友と言ってもいいベーシスト、スティーヴ・スワロウとのコンビが軸で、ギターにジェリー・ハーン、ドラムにロイ・ヘインズというカルテット編成。ジャズ・ファンク的な「Gone, But Forgotton」をはじめ、ジャズの領域を抜け出ようとしていた彼の試みをじっくり味わってください。.
The Green Mountains.
A Singing Song.
Gone, But Forgotten.オーストラリア出身のシティボーイ系シンガー。本作は米国での2作目。ビージーズ「Fanny」や、バリー・マニロウ「涙色の微笑(Can’t Smile Without You)」など他人のカヴァーと自作曲が半々づつのレパートリー構成。いい曲があれば偏見なくとりあげます。ちょっと甘酸っぱいメロディを歌わせると、微妙な切なさを巧く表現してくれてるのです。70年代のニール・セダカやフィル・コディあたりが好きな方にはたまらないはず。.
Fanny.
Can’t Smile Without You.
Daydreamer.マーヴィン・ゲイが故タミー・テレルらと開拓したモータウンのデュエット路線。その継承として。よりニューソウル的なキャラクターを持つ二人が抜擢されたということでしょう。エドウィン・スターを「War」だけのイメージで見ていると、ちょっと損ですよ。ブリンキーことサンドラ・ウィリアムスの歌唱力は、ゴスペルの下地を感じさせつつ、キュートさもあってステキです。ソロアルバムが無いのが惜しい! 両面ナイス選曲だし、シングルのみのモノラルミックス。.
Oh How Happy.
Ooo Baby Baby.ドイツのリヴァイヴァル・ロックンロール&ジャイヴ・バンド、レイ・コリンズ・ホットクラブのデビュー・アルバム!1950年代のヴィンテージな香りを濃厚に漂わせながら、今を生きてる感じがばりばりあるってのが最高です。現在も快調に活動を続けて、すでにアルバムは10枚目まで出てます。このファーストのアナログは見かけませんね!.
Shaking That Boogie.
Get A Move On It.
Hob Nob Club.アービー・グリーンは60年代から第一線で活躍してきたトロンボーン奏者。70年代に頭角をあらわした才能であるグローヴァー・ワシントン・ジュニアとデイヴ・マシューズ・ビッグバンドが彼を迎えいれてのCTI盤。「Captain Marvel」の疾走感! 「Senor Blues」や「I Wish」では大編成ならではの迫力がファンク感と融合してかっこいい!.
Captain Marvel.
Senor Blues.
I Wish.ケニー・ランキンの、あの名曲「Haven't We Met?」をカヴァーしています。ときは65年。同じ年のメル・トーメのヴァージョン(こちらが初演)に負けず劣らずの胸躍る出来です。あちらはマーティ・ペイチ、こちらはドン・セベスキー。60年代屈指のアレンジャー対決でもありますね。ヴァースから鮮やかに転換し、ダイナミックな展開を見せる「Limehouse Blues」も衝撃的!.
Haven't We Met?.
Limehouse Blues.
Fools And Lovers.フランスのライブラリージャズ。ユニークなアレンジのビッグバンドによる小気味良いナンバーの連発で、レイモンド・スコット、ディーン・エリオットなどのファンにはバッチリくる内容です。軽くスカなリズムを刻む「Le Dernier Scotch」や、スピーディーな「Le Grand Huit」をおすすめしておきますね。ステレオミックスなのも、この手のサウンド好きにはうれしいです。.
Le Dernier Scotch.
Le Grand Huit.
Boulevard Peripherique.セッションベーシストの大御所エイブラハム・ラボリエルを中心にLAで結成され、主にCCMのフィールドで活動したバンド。彼らがバックに絡んだ作品にはハズレがないと言われています。メンバーはアレックス・アクーナ、ビル・マクスウェル、ハーラン・ロジャ−ス、 ハドリー・ホッケンスミス、ディーン・パークスら。86年型フュージョンサウンド、今が聴き頃かも。.
Making Room.
Greatest Love.
Frontline.スティーヴ・ミラー・バンドから独立してソロデビューした70年代初めに、すでにジャズに関する著書もあったほどの博学非凡なこの人。本作は79年の「Cat And The Hat」に続いて、ジャズの名曲に歌詞をつけてヴォーカリーズした曲を中心とした内容で、彼にとっては夢の実現とも言える内容です。.
Solar.
Little Sherry.
Monk’s Mood.キャバレロの華麗な鍵盤さばきが満喫できる極上ジャズコンボ・ラテン! 上品なイメージの人だけに、このにぎやかさやせわしなさはうれしい意外性です。冒頭の「Enlloro (Voodoo Moon)」からまばゆいばかりのサウンドとスピード感に思わず拍手。おなじみの「Frenesi」「Poinciana」「Perfidia」なども、よく練られたアレンジで実に鮮烈です。.
Enloro.
Poinciana.
Frenesi.お茶の間向きテレビ放送で大変な人気を誇った音楽家、ローレンス・ウェルクが送り出したアメリカン・スウィートハートな4姉妹。あどけなさと落ち着きを兼ね備えたラブリーなハーモニーが特徴です。当時の人気ポップソングを歌ったオリジナル盤。ベスト盤ではありません。「Harbor Lights」「Tumbling Tumbleweeds」などをミルト・ロジャースのアレンジでとても優雅に歌います。柔らかいハーモニーにとろけそう。「You Are My Sunshine」がスウィンギーでGood!.
You Are My Sunshine.
Harbor Lights.
Among My Souvenirs.イギリスの新世代ロカビリアン。若くてさわやかなプレスリーみたい。本国での大ヒット曲「You Drive Me Crazy」は最近日本でもCMで使われてましたね。現代版プレスリーみたいな感じ(歌声はだいぶ線が細いですが)で、プレスリーに歌わせてみたかったカヴァーとか、いいんですよね。アーマ・トーマスの「It’s Raining」とか、NRBQの「Don’t She Look Good」とかね。.
You Drive Me Crazy.
It’s Raining.
Don’t She Look Good.ロッド・スチュワート「セイリング」のオリジネーターとしても有名な彼らですが、イギリス的なくもりとウェストコースとへの憧れをうまく調和させたサウンドは、どの作品でも安定のよさ。時代を反映してシティポップ感覚を増してきた本作も、とてもいいのです。すごくおしゃれなわけじゃないけど気が利いてて、70年代ポップス好きの琴線に触れるのです。.
Dark Powers.
Something’s Burning.
Slipstream.アーリー60sを代表するパーティー・ロックンロール「Shout! Shout!」のオリジネイター、アーニー・マレスカ唯一のアルバム! ソングライターとしてもバーナデット・キャロル「Party Girl」を手掛けるなど高い才能の持ち主であったマレスカ。本作だって全曲自作です。いなせでC調なプレイボーイを気取るには才能がありすぎた? ポップスの体裁を取りながら、どこかその型から外れてしまう不敵さが耳に残ります。オリジナルフォーマットに忠実なUK盤リイシューです。.
Shout! Shout!.
I Don’t Know Why.
Mary Jane.「Lover’s Holiday」(31位)「Soulshake」(37位)などのポップソウル・ヒットを持つ男女デュオ。ふたりでリリースしたセカンド・アルバムです。ここからは目立ったヒットは出ませんでしたが、あふれるヤングソウルに陰りはありません。エレクトリックシタールを多用したアレンジがこの時代らしくて印象的ですね。.
Lover’s Heaven.
Over The Hill Underground.
Sugarmaker.80sノイズ/インダストリアル・ミュージック黄金期のリスナーから昨今のエクスペリメンタル・テクノ・フリークまで魅了すること間違いナシ! ルーマニア出身で現在はLAを拠点とする彼女は、東西冷戦時代に一世を風靡した建築様式「ブルータリズム」にインスパイアされた音楽「リズミック・ブルータリズム」を提唱。ヴィンテージなシンセサイザーや高額な機材を一切使わず、フリーウェアを駆使して正に剥き出しのコンクリートのごときビートを放出。新作を収録した、より抽象的で電子音楽寄りの『第2集』。.
Degenerating Human.
Decay Mode.
Undeciphered Distress.R&Bのセンスを持ち、おおらかでキャッチーなフィーリングでジャズを気持ちよく歌って来た彼女。主戦場であったCapitolを離れ、United Artistsに吹き込んだアルバムです。時代の変化を受け、よりブルージーかつR&B的なナンバーが増えた印象ですね。あっけらかんとしていても情感は深い。なにより、こんな風に歌えたら最高だなと思ってしまいます。.
I Gotta Do.
Early In The Morning.
Massachusetts.『Calla(カーラ)』は、彼女の幼少期からの体験と記憶のかけらを、音に、作曲に、歌に、編曲に、細かく丁寧に転写していくことでひとつの世界を「結晶」のように出現させる。内省的なこのアルバムは、自己のエクストリームさを主張することよりも、アオシスのような憩いを共有することの意味を無言で提案している。温かく輝き、優しくきらめき、喚起的でエモーショナルな、簡潔で愛らしい珠玉の作品集。前作「Orca」同様にDan Shuttがプロデュース、Illicit Tsuboiがミキシングを手掛けたセカンド・アルバム。.
Milk White Steed.
If (Calla Version).
Aloha.エムと京都メディテーションズの(約2年越し)コラボ・リリース第二弾。インドの魔法の笛吹き、T.R. マハリンガムの続編で、ほとんど誰も聴いたことのない1940年代 50年代のSP盤音源集。カルナーティック音楽ファンのみならず音楽探究リスナー待望の「超」の付く貴重音源だが内容も尋常ではない! 南インド伝説の神童と言われた音楽家の幻のSP録音をコンパイルした奇跡の復刻です!.
アフリカのアルバムといえば、ザ・バンドの「Music From Big Pink」が発売になってまだ間もない時点で、堂々と完全パロディなジャケ(見開きの内側まで)でリリースされた問題作でしたよね。LA周辺の黒人ヒッピーたちが集まったアフロでルーズなセッション・プロジェクトだったはず。オリジナルはOdeレーベルで1968年リリースでしたが、おそらくアフリカ回帰型ファンクの盛り上がりでリイシューになったのでしょう。クールでじわっと熱くてスピリチュアルで、とてもいいのです。.
Here I Stand.
Widow.アニタ・カーとの共同作業で世界的な大ヒットとなった「海」シリーズとリンクした67年のアルバム。コンセプトは、ヨーロッパの楽曲、もしくはヨーロッパ的旅情を持つオリジナル曲で固めるというものです。アニタ・カーが書いた「海」のテーマメロディを繰り返し用いながら「The Ever Constant Sea」や「海」からの朗読をセルフ・カヴァーしており、もう一つの「海」としても楽しめます。アレンジはアニタ・カー。とてもロマンチックな内容です。.
The Ever Constant Sea.
Like A Child.
Baby Be My Love.