ソウルフルでありながら、同時に知的なムードも。テリ・ソーントンの歌声は印象に深く残ります。残した作品がそれほど多く無く、そんなところもかえって胸を掻き立てます。タイトル曲「Somewhere In The Night」は米のTVサスペンス「Naked City」のテーマ曲に歌詞を付けたものだそう。「Quizas, Quizas, Quizas」は、小股が切れ上がった感じで料理。ラリー・ウィルコックスのアレンジの意図を彼女が汲み取っているのがよくわかります。.
収録曲・データ
【曲目】Somewhere In The Night / I've Got Your Number / There's A Boat Dat's Leavin' Soon For New York / Lonely One / You've Got To Have Heart / Stormy Weather / I Believe In You // Mood Indigo / Quizas, Quizas, Quizas / I've Got The World On A String / Clap Yo' Hands / Serenade In Blue
美貌とロマンチックな歌唱で知られる彼女にしては、わりとめずらしいオールドタイミーなサウンドがいっぱいのおきゃんな雰囲気全開のアルバム。デキシー調のアレンジで「Hello Dolly」や「Exactly Like You」「Put On A Happy Face」などを歌います。ちょっとクールなムードの歌い方と、陽気なサウンドが絶妙にマッチ。楽しい1枚です。.
収録曲・データ
【曲目】I’m Looking Over A Four Leaf Clover / April Showers / In The Middle Of An Island / Rock-A-Bye Your Baby With A Dixie Melody / Exactly Like You / Swanee // Hello, Dolly! / On The Boardwalk / Way Down In Yonder In New Orleans / Put On A Happy Face / On The Sunny Side Of The Street / Whispering
「セサミ・ストリート」の歌のおにいさん。プロデューサーのロバート・アレンのオリジナルソングをボブ・ドロウの音楽パートナーであるスチュワート・シャーフのアレンジで歌います。全篇にチルドレンコーラスがあしらわれてますし、柔らかくて親しみの持てる声で歌われる屈託のない名曲には、子供でなくても心にんまり。B-1「So It Doesn’t Whistle」は手拍子ブレイク。切ったり書いたりして遊ぶ見開きジャケ。.
70年代Warner Bros.のサンプラー2LPの中にはいくつも注目すべきリリースがあります。74年の本作はジャケは不気味ですが中身は充実の時期です。注目はヴァン・ダイク・パークスがMGMでシングル発売した「Come To The Sunhine」(67年)をあらためて本人による別ミックスで収録していること! 人気のブロウニング・ブライアントなど充実の内容! バーバンク・ファン必携です。.
【曲目】I'm Through With Love / Blue Beetle...Original / In A Meditating Mood / Father Time // Cool School Days / Pennies From Heaven / Home Cookin' / Speedster【Trombone】Eddie Bert【Tenor Saxophone】Davey Schildkraut【Guitar】Barry Galbraith【Piano】Hank Jones【Bass】Clyde Lombardi【Drums】Osie Johnson
クリード・テイラーのプロデュースするサウンドには、いつもハッとさせられるところがあります。本作の主役はこの美女。「Why, Baby Why」「Out of This World」などで、軽快なスウィング感にスリリングな小技(ウッドベースの音やハイハットの使い方など)をしのびこませ、それにクールに応える彼女との相性が白眉! アレンジはボブ・“ケニヨン”・ホプキンス。見事!.
【曲目】The Look Of Love / Do You Know The Way To San Jose? / Grazing In The Grass / Stoned Soul Picnic / What The World Needs Now Is Love / This Guy’s In Love With You // Baby You Come Rollin’ Across My Mind / Hang ‘em High / Think / Bring A Little Lovin’ / Yester Love / Mrs. Robinson
プロデュースはアル・ゴルゴーニ。NYの凄腕セッションメンがサポートした女優ソフトロックの傑作。「Natural To Be Gone」の高揚感、ジャジーな「Everybody's Talkin'」ウッドベースのファンキーなうねりが渋すぎる「Darkness, Darkness」など、この時代ならではの選曲と、ギミカルなアレンジ+ヴォーカルの透明感があいまった傑作!.
収録曲・データ
【曲目】Leaving On A Jet Plane / Natural To Be Gone / Holly Would / I Just Don’t Know What To Do With Myself / Everybody’s Talking // Wichita Lineman / Words / The Windmills Of Your Mind / Darkness, Darkness / Hey, That’s No Way To Say Goodbye
ニューオーリンズの地元で活動したピアニスト。ローカルな活動がメインなのですが、思い切りの良いタッチで、思わぬ傑作を生み出すので要注意。本作ではシカゴ屈指のアレンジャー、リチャード・エヴァンスがプロデュースし、ストリングスやコーラスで素晴らしい効果を与えています。彼の書き下ろした「Leija」は、マンシーニの映画音楽のよう。コーラスをまぶした「Ode To Billie Joe」!.
「A New Contemporary Praise Album」と銘打った84年のアルバム。これまでになくデジタルな要素を導入した作品ですが、シンガーとしての彼の透明感ある魅力は変わらず。エイティーズとの相性もよいです。バラード「Every Good And Perfect Gift」よいですね。.
ボブ・クリューに見いだされてデビューしたティーンロッカー。移籍して放ったスマッシュヒットが「Action」でした。ブリティッシュインヴェイジョンに対抗すべく濃厚なビートで「Papa's Got a Brand New Bag」や「Hang on Sloopy」などをカヴァー。若きボイス&ハートによるサーフポップ風「Let Me Show You Where It’s At」にも注目。.
ゴージャスでファンキーなサウンドをまとったトロピカルAORアルバム。気持ちは豪華客船のワンナイトラヴアフェアといったところ。シリータの人気曲「I Love Every Little Thing About You」のカヴァーでは、メル・トーメの息子で本作のプロデューサーでもあるスティーヴ・マーチとデュエット。ノスタルジックディスコなタイトル曲は「Bali Hai」とのメドレーで。メロウな「Easy」も推薦します。.
【曲目】For You, For Me, Forever More / Here I'll Stay / There's A Lull In My Life / It's Delovely / Down In The Depths / The Song Is You // In The Wee Small Hours Of The Morning / Everything I Love / If You Could See Me Now / I'll String Along With You / Ev'rything I've Got / You're Not So Easy To Forge【Arranger】【Directer】Richard Hayman【Guitar】Al Caiola【Piano】Hank Jones【Trombone】 Chauncey Welsch
ポインター・シスターズが74年にホームタウンのサンフランシスコで行ったライヴ盤2LP。まだこの時点でスタジオ盤2枚しか出していなかった彼女たちですが、圧倒的なコーラスワークとジャズセンス、ソウルフルなリズム感が融合したステージは見る者を圧倒する凄さでした。「今この瞬間をパックしておかないと!」という気持ちがリリースさせたライヴ盤だと思います。「Yes We Can Can」最高!.