アメリカを代表するおしどり夫婦。アルバムが多すぎるのでどれから買うか? 60年代ビッグバンド風なら、「The Honeymoon Is Over」はどうですか? ジャッキー・パリス&アン・マリー・モスのキラーなヴァージョンもおなじみ「I Believe In You」や、「Come Back To Me」など、ビッグバンドの醍醐味を活かしたきらびやかなナンバーが多いのでオススメです。.
収録曲・データ
【曲目】Mame / Sunrise Sunset / Walking Happy / I Believe In You / The Honeymoon Is Over // Cabaret / Old Fashioned Wedding / Come Back To Me / Together Forever / The Curtain Falls
J's・ウィズ・ジェイミーがレーベルを移籍して改名、ジェイミー&J・シルヴィア・シンガーズとしてのセカンド。「It's Not Unusual」収録のファーストにまったく引けを取らない素晴らしい内容です。とりあえず、ハイ・スピードな展開にエレキまで飛び出す「Hold On Tight」でノックアウト! 「Who Am I」や「You’ve Got Your Troubles」の飛翔感も最高! 「What the World Needs Now」もスウィートで素敵なワルツに。アレンジはドン・コスタです。.
収録曲・データ
【曲目】Hold On Tight / Goin' Out of My Head / Secret Love / I've Grown Accustomed To Her Face / What the World Needs Now / The Inch Worm // You've Got Your Troubles / Sweetness / What Now? / Dear Heart / Who Am I? / Sleep Away
【曲目】Welcome Warrior / All He Ever Wants / Keep The Son In Your Eyes / I Know Now / He's Been Wonderful // Hands / I'm Just A Branch / Once I Was Young / We Really Do! / For The Joy
【曲目】Two Of A Kind / Indiana / Bob White / Ace In The Hole / East Of The Rockies / If I had My Druthers // I Ain’t Gonna Give Nobody None Of My Jerryroll / Lonesome Polecat / My Cutey’s Due At Two - To - Two Today / Madley ~ Paddlin’ Madelin’ Home ~ Row Row Row / Who Takes Care Of The Caretaker’s Daughter / Mississippi Mud / Two Of A Kind
1964年に7歳でレコードデビューしたマーク・ラディス。天才少年としてキャリアを積み、19歳の年にリリースしたのがこの完全無欠のディスコ・アルバムでした。若いながらも自身を含め10人編成のバンドを率い、黒人ミュージシャンたちとも堂々わたりあっています。ノーティなディスコダンス・ナンバー中心に徹した構成はすがすがしいですが、1曲あるバラード「The Answer Is You」も才能の塊と思います。.
バーズ解散後のファーストソロ。カントリーロックのイメージを振り切るように、いろんな編成、いろんなサウンドに挑戦しているアルバムです。決して器用な人ではないと思うんですが、その微妙な不器用さがアルバムの魅力にもつながっています。冒頭のスキャットに驚かされるジャズっぽい「My New Woman」やカリプソ風の「M’ Linda」など是非聴いてみてください。.
【曲目】My Funny Valentine / Thou Swell / Nocturne / My Romance / Serenade / Entrance Of The Little Fauns // Dancing On The Ceiling / To A Wild Rose / I Could Write A Book / Poeme / Blues In The Night / You And The Night And The Music
イギリス人アレンジャー、ジョニー・グレゴリーがラテンアレンジのプロジェクト用に採用した変名が、チャキートでした。本国での需要はとても高く、アルバムは50年代から70年代まで十数枚。思い切りのいいブラスをあしらったグルーヴィーなサウンドで、ベルケン、バカラック、ボサノヴァ、ロックと幅広い選曲。「Light My Fire」かっこいい!.
イギリス人ディスコマスター、ビドゥが手掛けたコケティッシュな魅力の美女シンガー。四つ打ちが主流になってしまう前の、ディスコのおおらかな時代を象徴する存在のひとりです。日本では「Oh! クッキーフェイス」でもおなじみかも。英米でヒットした「Dance Little Lady Dance」や、まるっきりジャクソン・ファイヴな「Dr. Love」などを収録した人気盤!.
カントリー/トラッド的素地を持つイギリスの人気グループ。もともとはリンディスファーンの分家的存在です。彼らの4枚のアルバムはどれも評価が高いですが、このファーストはメロディのいいフォークロックに徹した姿勢が潔い一枚。マディ・プライアとデュエットする「Song Without A Band」の切ない疾走感が最高に素晴らしい。.
67年のモンタレー・ジャズフェスで全米デビューを飾ったヨーロッパ出身の天才ジャズ・ヴァイオリニスト。ザッパと交流し、70年代にはフュージョン界のスターになります。ジョージ・グランツ、ドラマー、ダニエル・ユメールらヨーロッパ組と録音した本作の。ブレントン・ウッド「Gimme Little Sign」では、あのグッドタイミーなソウルナンバーを異種格闘技ばりの手腕でポップジャズ化。「With A Little Help From My Friends」のアレンジも凄い!.
収録曲・データ
【曲目】With A Little Help From My Friends / 3 + 2 = 1 / California / Gimme Little Sign // Pata Pata / Pebble Beach Walk / Pacific Drove / Fort Ord Canon
目の前が明るくなるほどブリリアントな「Love With No Limit」でまず心洗われます。イギリスのCCM系フォークロック/ソフトロックグループ。うつくしい女性ハーモニーとフォーキーで淡いグルーヴが織りなす世界には、爽やかさと同時にほっとできる味わいがあります。オーストラリアのグループ、ダヴ(Dove)好きにもおすすめします。.
ピアノの貴公子リチャード・クレイダーマンにも、こんなファンキー・アルバムがあるのです。まず3分24秒にぎゅっと濃縮された「Rhapsody In Blue」をお聴きください。そしてラップみたいな語りやヴォーカルが出てくる「Give A Little Time To Your Love」を聴いて驚いてください。ディスコ時代への彼なりの対応だったのでしょうね。最高です。.
【曲目】The Pawnbroker / Saturday Night After The Movies / The Gentle Rain / China Gate / Emily / Goin’ Hollywood // From Russia With Love / Shadow Of Your Smile / Girl Talk / Matchmaker, Matchmaker / Return To Paradise
イギリスを代表するラウンジ・ピアニスト、ロニー・アルドリッチ。二台のピアノで多重録音された本作は、60年代を彩る多くの人気ミュージシャンがコラージュされたジャケともどもスウィンギン・ロンドンな雰囲気を醸し出すヒップ&ラウンジ気分なピアノ・アルバム。流れるようなピアノに導かれる「Georgy Girl」や「Don't Sleep In The Subway」「A Man And A Woman」での、いかにも英国庭園風なアレンジがエレガントです。.
収録曲・データ
【曲目】You Only Live Twice / A Whiter Shade Of Pale / Georgy Girl / Somethin’ Stupid / A Man And A Woman / My Cup Runneth Over // Don’t Sleep In The Subway / Release Me / Barefoot In The Park / Alfie / Music To Watch Girls By / This Is My Song
永遠のガールポップ・アイドル、リンダ・スコットのセカンド・アルバム。アレンジャーでプロデューサーのハッチ・デイヴィが彼女のために設立したという一説もあるCongressレーベルの第一弾アルバムでもあります。キュートで親しげなルックス、夢見る瞳。舌足らずなのにしっかりした歌唱力。「Never In A Million Years」など、ずっと語り継ぐべきガールポップの名曲もきちんと収録しています。「Goody Goody」などアップテンポもいいですが、意外な選曲「手紙でも書こう」を試聴に入れますね。.
I’ll Walk Alone.
I’m Gonna Sit Right Down, And Write Myself A Letter.
【曲目】America / This Guy’s In Love With You / River Deep, Mountain High / Yellow Bird / Puppet On A String // Do You Know The Way To San Jose / Hey Jude / Mrs. Robinson / Watermelon Man / Sunshine Girl