Arista第2弾。Capitol〜Blue Thumb時代に比べ、いまいち評価が低いのは納得できません。メロウ&ファンキー度は抜群、大人の遊び人をあえて演じてみたようにジャズとAORの間を行き来するこの頃の彼は最高なんです。「Sing A Song For A Sucker Like You」でノックアウト! 「Charlie's Blues」もクール…。この”粋な軽さ”がたまりません!.
Sing A Song For A Sucker Like You.
Charlie's Blues.
Get It Yourself.アメリカ音楽への憧憬が募り、フェアポート・コンヴェンションを脱退したイアン・マシューズが結成したグループのファーストアルバム! ずばり、これぞ“イギリスのアメリカ”を最初期に体現したアルバムのひとつ。生まれ持ったナイーヴさはそのままに、アメリカンサウンドに手を伸ばす、その切なさがたまらないのです。.
Colorado Springs Eternal.
A Commercial Proposition.
Fly Pigeon Fly.RCAのナッシュヴィル支社を担当して副社長にまで上り詰めながらも、最後の最後までギターを弾く手を休めずにアルバムを作り続け生涯ギタリストとして人生を終えたチェット・アトキンス。彼の独特のフィンガーピッキングスタイルがわかるような曲を揃えた廉価編集盤。名演集であり、同時に後世への手ほどきでもあるよう。ジャケット写真のチェットの姿もいかしてますね。.
Wheels.
Levee Walking.
Blowin’ In The Wind.2歳違いの先輩ルイ・アームストロングの逝去を追慕したアール・ハインズのピアノソロ・アルバム。明るくて楽しいサッチモ・スイングよいうより、アメリカ南部に根付く叙情をサッチモの存在感を借りて踏襲したリリカルで美しい内容です。夜眠りにつく前に聴きたいようなムードですね。.
When It’s Sleepy Time Down South.
Pennies From Heaven.
Confessin’.モッド・クラシック。ちょっとマリアッチな気分を取り入れたスマッシュヒット。イギリスではこの曲、チャートのナンバーワンになってます。ヒットしたのが66年の7月。夏に向けてのヒットだったんですね。B面はラテンで人気のインスト曲です。クール! 音のぶっといUSモノラル7インチ!.
Get Away.
El Banido.ライの映画音楽キャリアでは初期の1枚。映画は、ジャック・ニコルソンが国境警備官を演じた社会派サスペンス。ライが長年抱えているテーマと響き合う内容でした。歌ものも含め、自身のソロ作の延長戦ともいえます。事実上のタイトル曲「Across The Borderline」はフレディ・フェンダーが歌ってます。ジョン・ハイアット、ブレンダ・パターソンらもシンガーとして参加。インスト「Rio Grande」ではライが日本で触れた喜納昌吉「すべての人の心に花を」のフレーズからの引用も垣間見えます。.
Across The Borderline.
Rio Grande.
Too Late.ダンディなルックスと流麗なピアノでアメリカのイージーリスニングの世界を牽引したピーター・ネロ。彼が60年代にとりあげた映画音楽の名曲をあらためてコンパイルしたベスト盤です。ストリングスを交えてリズミカルにアレンジされたサウンドは、いま聴いてもとてもドリーミー。.
My Favorite Things.
A Man And Woman.
Maria.60年代後半を迎えてどんどんソフトロック化する太っちょトランぺッター、アル・ハート。やはり強みはどんなスタイルにも対応できる柔軟さと伸びやかで力強いトランペットの音色。コーラスを交えた楽しいポップスという基本を維持しつつ、「Scarborough Fair/Canticle」ではファンク的なリズムも登場! トランペットでメロディを吹くのは難曲と思われる「Promises, Promises」も軽やかに吹きこなします!.
Scarborough Fair / Canticle.
From Both Side Now.
Promises, Promises.痛快なロッキン・ナンバー「Guitar Boogie Shuffle」でおなじみのギター・インスト・グループのレア・アルバム。エコーの効いたギターが、ロックンロールビート上を縦横無尽に跳ね回ります。歌と手拍子入りの「Rollin' And Ronkin'」は、 タイトルだけでも合格なのに中身も最高! ストレンジなアレンジの「Taboo」も美味しすぎます。.
Guitar Boogie Shuffle.
Rollin' And Ronkin'.
Taboo.名曲「A Taste Of Honey」の作者であり、後年はヴォーカリストとしても評価されるボビー・スコット。デビューはなんと18歳で、その年に早くも数枚のアルバムを発表しています。こちらもそのひとつ。ピアニストとしてのみならず卓越したコンポーザーとしてジャズコンボを立体的に組織。西海岸の職人揃いとはいえ、自分よりひとまわりは上のミュージシャンを才能でねじ伏せていったさまが音楽から伝わります。バート・ゴールドブラットのアートワークは彼の音楽的なニューロンをデザインしたかのよう。.
The Creed.
The Tablecloth Stomp.
The Wig.ビング・クロスビーに強い影響を受けたヴォーカルスタイルを、ウェストコーストジャズの全盛時代に、より耽美的に深化させた男性シンガーです。あのカルチャーのデラシネな感覚に影響を受けたのかも。深みのある歌声は、スコット・ウォーカー、デヴィッド・ボウイに連なっているかもしれません。.
I Only Have Eyes For You.
Get Out Of Town.
With Every Breath I Take.ディオン74年のシングル・リリース。翌年、スペクター・プロデュースのアルバム「Born To Be With You」に収録されます。あのアルバムは全曲スペクターのプロデュースというイメージですが、実はこの曲は違います。ディオンと同じニューヨーク育ちのキャッシュマン&ウェストのプロデュース(アルバムとも、同じテイク)。こうやってシングルで聴くのが本筋でしょう。モノラル・ミックスはDJ盤のみ。.
New York City Song.1950年に39歳の若さで世を去ったイギリスのサックスマンと、シナトラをはじめ数々のシンガーのバックで演奏したものの生涯にまとまったリーダー音源はこの1枚のみ(しかも片面)というアメリカのサックスマン。ある意味で不遇な彼らのムーディな演奏を収めたコンピレーションです。アルヴィ面の、ハープを交えた演奏が素晴らしいですし、それぞれの運命を感じてしんみりします。でもハートジャケがかわいい。.
Mighty Lak’ A Rose.
Moonlight And Roses.
Will You Remember (Sweetheart).清楚な美しさでいつまでも人気の高いジョニ・ジェイムス。50年代後半の逸品です。デヴィッド・テリーの指揮によるジェントルなオーケストレーションが彼女の歌を優しく包み込みます。とてもとても優しい音楽。「Greensleeves」を聴いていると、あまりの透明さに時間も時代も忘れてしまいそうです。ジャケットのイラストもステキすぎます。.
Always.
When You Were Sweet Sixteen.
Greensleeves.SOLD OUT
オランダ・ジャズ界が生んだ歌姫リタ・ライスのロンドン録音盤。名アレンジャー、ピーター・ナイトが手掛けたストリングスとスインギーなリズム・セクションが彼女の魅力を自然と引き出します。バカラック・ナンバーも2曲含むなど、しとやかさの中にもスインギン・ロンドンの香りが漂っていて、聴き込むほどに引き込まれます。当初「Today」のタイトルで発売されましたが、オランダでは「Rita Reys In London」のタイトルでジャケットも変更してリイシューされます。今回入荷はそのリイシュー盤。.
What The World Needs Now Is Love.
Soon It’s Gonna Rain.
Come Back To Me.ホント、素敵な声です。オフビートでクールでエキセントリックな彼女のスタイル。それがキュート。インテリジェントでおしゃま。タイトル曲から「I Feel Pretty」「Ridin' On The Moon」など彼女のオフビートな魅力を活かした選曲、ツボを押さえたコンボ〜ビッグバンドのアレンジ。何回でも聴けます。.
Love.
I Feel Pretty.
In Love For The Very First Time.アメリカの現代作曲家エリック・サルツマンが1969年に発表したミュージックコンクレート作品。声楽コーラスにテープ操作で生まれた電子音をコラージュし、さらに俳優ステーシー・キーチのナレーションも被せつつ、重層的な音空間を作り出します。両面にわたって展開されています。.
A babble; a madrigal with electronic graffiti.
Monologue, fragments, “ruins”.
A babble; a madrigal with electronic graffiti.出ました! イギリスのウクレレ・アイクことジョージ・フォーンビー。戦前から活躍したこの人が弾いているのは、正しくはウクレレとバンジョーをミックスした「バンジョレレ」なんだそうです! ひょうきんな歌も愛すべき魅力です。ブリティッシュコメディソングの源流としてもどうぞ。.
When I’m Cleaning Windows.
Chinese Laundry Blues.
It’s No Use Looking At Me.フレッド・アステアと映画全盛期にコンビを組んでダンス映画の名作を連発していた、あの名女優ジンジャー・ロジャースが70年代にイギリスで録音したジェントルなヴォーカル・アルバム! 当時、彼女は67歳。本職の歌い手ではないことからむしろ自然ににじみでる人柄と、穏やかなサウンドにエレピやストリングスが絡むウォームでセンシティヴなサウンドが最高です。「Embraceable You」の、ゆっくり跳ねる感じが、今ぐっと来てます。.
They All Laught.
The Gold Digger's Song (We're In The Money).
Embraceable You.ツェッペリンのベーシスト、ジョン・ポール・ジョーンズのソロ……という間違った情報がまことしやかに流れていたこともありますね。同姓同名のアメリカ人SSW、唯一のアルバムです。ニューヨーク産の都会派フォーキー。田舎志向をうっすらと偲ばせながら、あくまで都会的なナイーヴさは手放しはしない。そのさじ加減の絶妙さがいいですね。同姓同名に惑わされず、新しい耳で聴いてください。.
On The Road.
Stranger In A Foreign Land.
Going Home.トッド・ラングレンの2枚組ライヴ盤「Back To The Bars」発売にあたって制作されたプロモーション盤。A面にはアルバムから、ライヴのハイライトを(好選曲!)。注目はB面で、トッドと彼の親友であるパティ・スミス(!)による会話(パティがインタビュアーを務めるかたち)が片面全体にわたって収録されているのです!.
It Wouldn’t Have Made Any Difference.
I’m So Proud.
A Conversation With Todd Rundgren And Patti Smith.サードアルバム。住み慣れたニューヨークからLAに拠点を移していた時期に制作された作品です。前作「Piano Man」のヒットで成功の足がかりをつかんでいた時期ですが、まだスーパースターになるにはもう少し時間がかかります。バックはスタジオミュージシャンを中心とした手堅い演奏。ここからはヒット曲は生まれませんでしたが、若きビリーの気概はしっかり感じます。.
Streetlife Serenader.
Los Angelenos.
The Mexican Connection.1937年から39年にかけて、ステファン・グラッペリではなく黒人ヴァイオリニストのエディ・サウスと活動をともにしていた時代のジャンゴです。アメリカの歴戦ジャズマンたちとの共演を中心にまとめたオーストラリア編集盤。ジャケの写真はジャンゴではないですが、プレイはしっかりと際立ってます。.
Eddie’s Blues.
Sweet Georgia Brown.
Somebody Loves Me.激レア! 奇人! 怪人! 粋人! スリム・ゲイラードの初12インチLPにして、40〜50年代と続いてきた彼の歩みと音楽性を総括した大傑作です。音源は1950年代前半に行われたいくつかのセッションから。ピアノで参加していたのはディック・ハイマンだったんですね。ジャズもブルースもはちゃめちゃスキャットも彼の前ではすべてが栄養になります! 「Laughing In Rhythm」「Chicken Rhythm」など生涯の代表曲を含む20曲入りの大盤振る舞い!.
Laughing In Rhythm.
Chicken Rhythm.
Oh, Lady Be Good.Atlantic〜Asylumと西海岸のシーンに地味ながら印象深い佳作を残す彼らのラストアルバム。メロウでアコースティックなシティサウンドが詰まっています。この後、ジョン・バドルフが加入する最高のAORバンド、シルヴァーにもつながる、爽やかでどこか切ないサウンド。かつてハイファイの「片寄明人セレクション・コーナー」を飾った一枚です。.
Is It Love.
Another Part Of Love.
Ain’t It Like Home.Atlantic移籍後の1作目。セールス的にやや低迷したCapitol時代を経て、心身ともに初心に帰ることを意識したようなタイトル曲が印象的。サウンドも70年代の前半に近いシンプルなものになっています。また彼女自身が作詞も手がけている曲が多いことも本作の特徴でしょうか。「Life Without Love」は、元夫ジェリー・ゴフィンと実娘ルイーズ・ゴフィンの提供曲なんですね。.
One To One.
Life Without Love.
Love Is Like A Boomerang.ジェイ・グレイドン・プロデュース。もちろんデヴィッド・フォスターも参加。隙もないほど完璧なAORサウンドが出来上がりました。ディオンヌとグレイドンの力量の高さに頭が下がります。一曲目「For You」から内容最高です。そう、このリフがグレイドンそのものなんですよねえ。ジョニー・マティスとの共演曲「Got You Where I Want You」もお見事です。.
Got You Where I Want You.
For You.
With A Touch.ニューオリンズから颯爽と登場し、「Ya Ya」「Do Re Mi」と全国区のヒットを飛ばしたリー・ドーシー。その続編としてリリースされたシングルは「イーニー・ミーニー・マイニー・モー」! 残念ながらヒットはしなかったんですが、ゴキゲン度合いには文句ナシ! 盟友アラン・トゥーサンのクレジットはまだないのですが、トゥーサンのスタジオ・パートナーとなるマーシャル・シーホーンのクレジットはすでにしっかりとあります。.
Eenie Meenie Mini Mo.
Behind The 8 Ball.ニューヨークの歴戦セッションマンたちが集ったスーパー・フュージョングループ。西のクルセイダーズとともにフュージョンブームを支えたのが彼らでした。本作はスティーヴ・クロッパーがプロデュースにあたったサードアルバム。流行を意識しつつも前2作よりもソウル色がさらに強まった印象です。.
Mighty Love.
Always.
Rainbows.60年代からキャリアがあり、お互いにクリエイターとしての才能も持つ二人がデュオでリリースしたアルバム。気持ちよく盛り上がるディスコビートとメロウナンバーがほどよく共存したクオリティの高い仕上がりです。70年代フィリーの良さが詰まった「Never Stop Loving You」など、ダンスクラシック的なムードも充実。カーティスのレーベルですがプロデュースはバニー・シグラー自身が手掛けます。.
Never Stop Loving You.
My Girl.
Leaving.