時流を見逃さない男ハービー・マンがディスコ路線にふりきったアルバムです。自身の十八番「Comin’ Home Baby」ミーターズ「Hey Pocky Away」やルー・リード「Walk On The Wild Side」などをディスコフュージョン化。女性コーラスを大々的にフィーチャーし、自身も歌います。これだけ堂々とナンパにやられたら気持ちいいものです。.
AORファンはご注目! あのグーギー&トム・コッポラが全面参加したハービー・マンによるトロピカルディスコ/ソウルアルバムです。タイトな演奏で、良質ディスコに仕上げているのは流石。アーノルド・マッカラーが歌う絶品トロピカルグルーヴ「Once I Had A Love」や、グーギー・コッポラの極上メロウヴォイスが聴けるバラード「You Are The Song」も良いですねぇ。.
1959年に「With Flute And Boot」のタイトルでリリースされたラテン・ジャズ・クラシックをジャケとタイトルを新装しての再リリース盤。楽曲はすべてハービー・マンがこの顔合わせのために提供したオリジナルで、怒濤のラテン・サウンドから、カリプソ、サンバ、エキゾチカ的な趣向まで幅広いものが収められています。.
【曲目】Swing Low, Sweet Chariot / Life Is Just A Bowl Of Cherries / Deep Purple / My Sugar Is So Refined / Brahms’ Lullaby / The Desert Song // Stormy Weather / I Married An Angel / Tenderly / The Old Ox Road / Love Walked In / Basin Street Blues
シングル「Sex, Drugs And Rock And Roll」とアルバム「New Boots And Panties」で一躍時の人となったイアン・デュリーとブロックヘッズのセカンド。パンクもファンクもOKの対応力と、美術作家で詩人でもあった感性がもたらした洗練がここにあります。「Inbetweenies」や「Quiet」での知的なファンクセンスを真の意味で受け継いだ存在は今も出て来ていません。異なる壁紙を多数ジャケに使用したアイデアもすごい!.
収録曲・データ
【曲目】Inbetweenies / Quiet / Don't Ask Me / Sink My Boats / Waiting For Your Taxi // This Is What We Find / Uneasy Sunny Day Hotsy Totsy / Mischief / Dance Of The Screamers / Lullaby For Francies
【曲目】Imagine / Herman's Helmet / Changing With The Times / Night Creature / Scarborough Fair〜Canticle // Song For My Daughter / Eighty-One / Se Todos Fossem Iguais A Voce / Stormy / Soft Summer Rain
すでにこの時点で四半世紀に及ぶキャリアを共に過ごしてきたおしどりジャズ・ヴォーカル・デュオ。80年の本作はブラジリアン・フレイヴァーあふれる自作曲「Just A Little Time」で幕開け。星と夜空とブラジリアン・サウンドの取り合わせがドリーミーです。ポール・ジョンソンのヴィブラフォンが全編で印象的。.
これぞジャクソン5の最高傑作。はっちゃけ度は控えめですが、彼らとソングライター・チーム”ザ・コーポレーション”との蜜月はここに極まった感あり。「Never Can Say Goodbye」「It's Great To Be Here」をはじめ、レベルの高いメロウなオトナ子供ソウルがずらり揃ってます。隠れ名曲「My Little Baby」とかね。小沢健二の「LIFE」を思い出す「I Will Find A Way」も、ここに収録。.
50年代からキャリアを積む実力派。時代への対応力が高い才人。この72年作もソウルジャズとポストバップをつなぐ美学を兼ね備えた好内容です。マイケル・ロンゴのピアノ、サム・ジョーンズのアップライトベースも好演。かつて彼に「Moody’s Mood For Love」というヒットをもたらしたエディ・ジェファーソンがゲストで「Pennie From Heaven」を歌い、華を添えます。.
1971年発売のサードアルバム。「Sweet Baby James」「Mud Slide Slim」「One Man Dog」と続いたワーナー移籍後のアルバム三作によって事実上SSWブームは決定づけられました。「You’ve Got A Friend」という決定的な1曲。そして、ダニー・クーチマー、ラス・カンケル、リー・スクラー(セクションに発展する)による完璧なバックアップ。この優しい音色はやはりアナログが似合います。.
トニー・マコウレイ作のノーザンソウル風ポップ「Baby Take Me In Your Arms」がヒットした、元ロッキン・ベリーズのヴォーカリストのソロアルバム。フリフリの衣装にちょっと引いちゃいますが、音楽の完成度は素晴らしい! 自己主張を下手にせず、アイドル的な態度でサウンドプロダクションに身を任せたことが、気持ちよい高揚感を生んでいます。弾き語りに近い「Shenandoah」にもぐっと来ます。.
元パレード。ソロ時代のジェリー・リオペルは、アーシーなスワンプ系SSWとして活動しますが、この70年リリースのファーストアルバムにはまだ青さや憂いが見え隠れしていています。冒頭を飾る「We Can Go Distance」での心の揺れ、「Darlin Daughter」での渋いグッドタイム感など、あらためて評価を願います。いい曲作って歌ってるのです。.
【曲目】Piece For Clarinet And String Orchestra : Movement 1 / Movement 2 / Movement 3 / Movement 4 / Movement 5 // Mobiles : Movement 1 / Movement 2 / Movement 3 / Movement 4 / Movement 5 / Movement 6 / Movement 7 / Movement 8 / Movement 9 / Movement 10 / Movement 11 / Movement 12 / Movement 13 / Movement 14 / Movement 15 / Movement 16【Composer】Jimmy Giuffre【Recording】In Baden-Baden, Germany, in March, 1959
Piece For Clarinet And String Orchestra : Movement 1.
Piece For Clarinet And String Orchestra : Movement 3.
高速ビッグバンド「It’s A Good Day」に仰天! そして、ずしんとしたスイングアレンジの「Sixteen Tons」がクセになりますね。低音ヴォイスが印象的な黒人シンガー。5年に1枚ほどのペースでしかリリースがない人なのですが、どれも深い味わい。このアルバムはおそらくセカンドアルバム。若きドン・セベスキーが全体のアレンジを担当しています。.
ジョージ・ハリソンの設立したDark Horseレーベルでデビュー。ハレクリシュナ系のレリジャスAORでした。移籍してのセカンドアルバムです。ハワイアンAOR的メロウなナンバーの出来は、ファースト同様に非常に高いもの。特に「Let It Go」「You Belong To Me」あたりのグルーヴがたまらないですね。.
収録曲・データ
【曲目】Face The Light / Take My Love / Let It Go / Hangin' On To That Sand / Just For You // That Scene Again / Remember / You Belong To Me / Love Is The Feeling