もともとはフォークロック仕立ての中近東出身夫婦デュオ。エスター・オファリムの神秘的な美貌と美声で、ヨーロッパを中心に大変な人気を誇りました。「Te Ador」は、ブラシが刻むボサノバに中東的な哀愁メロディがギターカッティングと共に立ち現れるというもの。クラブDJにも大いに注目された時期がありました。.
Te Ador.
True Love Can Never Die.
Hora.カナダ人とレバノン人の間に生まれたアンディ・キム。セルフタイトルのアルバム。通算では4枚目にあたります。「Baby I Love You」や「Rock Me Gently」のヒットを持つポップ系シンガー・ソングライターで、当時はすごく人気がありました。エキゾチックな風貌と歌のうまさをいかしたフォーキーポップ。「Sunshine」を聴いてください。.
Sunshine.
Who Has The Answers?.
Shady Hollow Dreamer.ひそやかで凛としていて。【Acid Folk】というジャンル分けも野暮に思えるほどの美しい佇まいを持つ男性デュオ唯一のアルバムです。むしろこれはモダンフォーク以前のトラディショナルなフォークに通じる道なのかも。古くは初期のビーチボーイズ、この時代ならフレッド・ニールのCapitol盤を手がけたニック・ヴェネットのプロデュース。フレッド・ニールやディノ・ヴァレンテに通じる、儚げで彼方を感じさせる味わいが見え隠れするのは、彼の手腕でしょうか。.
Kingswood Manor.
Just Like A Woman.
Tom Thumb’s Blues.4チャンネルステレオ盤。60年代を通じてMOR界の大スターであったジョニー・マティス。同じような立場だったアンディ・ウィリアムスが、70年代に入ってさすがにリリースを減らす中、マティスは着実に作品を重ねます。シルキーな声で同時代の名曲をカヴァーしてゆくのですから、一度好きになったら、あの声であの曲を聴いてみたいという欲求が絶えなくなったのでしょうね。タイトル曲や「Summer Breeze」「Don’t Let Me Be Lonely Tonight」など珠玉の選曲の好内容盤です。.
Me And Mrs. Jones.
Summer Breeze.
Don’t Let Me Be Lonely Tonight.父デヴィッド・セヴィルの亡き跡を継いだのが実子ロス・バグダサリアン・ジュニア。彼が若いセンスで現代(1982年)のヒット曲をチョイスして、新生チップマンクスにカヴァーさせたアルバムです。レーベルのRCAに気を使ってか、同社のヒット曲が多いですが…。リック・スプリングフィールド「Jessie’s Girl」はやっぱり盛り上がりますね。.
Jessie's Girl.
Losing You (I Really Wanna Lose You).
Bette Davis Eyes.1945年のミュージカル映画「錨を上げて」ではジーン・ケリー、フランク・シナトラとも共演した歌える美人女優、キャスリン・グレイソン。ヴィブラートのきいたソプラノ・ヴォイスが印象的で、20世紀前半から半ばにかけてのアメリカの古き良き歌の雰囲気を濃厚にまとっています。彼女の1940年代後半の歌唱をまとめたLPです。.
Always.
Will You Remember?.
Smoke Gets In Your Eyes.ローレンス・ウェルク楽団の第一ヴァイオリンとして長く活躍した人です。長年にわたってウェルクのテレビ・ショーに出演し、お茶の間向けに艶やかな音色を響かせました。こちらは彼がハワイをテーマにした名曲を取り上げたアルバム。チャールズ・バット・ダントによるアレンジも南洋的な雰囲気を汲み取っていて聴き心地満点。.
Blue Hawaii.
Beyond The Reef.
Sayonara.ジョージ・ハリソンが自らのレーベルDark Horseで送り出した男性デュオ。ジョージがプロデュースし、全面的にバックアップしているのでバックアップメンバーはやたら豪華ですが、内容はギャラガー&ライルなどが好きな人に最適の秋色サウンド。ポップさとスワンプ色の入り交じってほろ酔いです。.
Gravy Train.
China Light.
Elly-May.NonesuchレーベルのExplorerシリーズから出ていたスティールパンもの。内容は実に素朴な演奏で、電化楽器が一切使われていないため、スティールパンそのものの響きが堪能できます。欧米向けではない、地元民のための大衆音楽。これはかなり酩酊感を誘います!.
Sixty-Nine.
Erica.
Mambo Lake.デトロイトのR&B怪人アンドレ・ウィリアムスに見いだされたシカゴの高校生グループ。コーラスよりもダンスが得意だったと言われていますから、アーチー・ベル&ザ・ドレルズの先駆けみたいな感じですかね。全米ポップチャートでも上昇した「Twine Time」のヒットの勢いに乗じてのアルバム・リリース。小気味のいいダンス・ナンバーが揃っています。モコモコな音質なんですが、シーン全体の若さ、いなせなかっこよさはビンビンに伝わってきます!.
Twine Time.
Barracuda.
Do It One More Time.アメリカを代表するおしどり夫婦。アルバムが多すぎるのでどれから買うか? 60年代ビッグバンド風なら、「The Honeymoon Is Over」はどうですか? ジャッキー・パリス&アン・マリー・モスのキラーなヴァージョンもおなじみ「I Believe In You」や、「Come Back To Me」など、ビッグバンドの醍醐味を活かしたきらびやかなナンバーが多いのでオススメです。.
The Honeymoon Is Over.
Come Back To Me.
I Believe In You.ミネアポリス産レリジャスフォーク・アルバム。作曲家のリチャード・S・ウィルソンのプロジェクトで、彼がさまざまなシンガーを起用し、ビル・バーバーのアレンジャーで自作曲を歌ってもらっています。ジャズ、ロック、カントリー、フォークロックを自らジャンルに掲げているように、楽曲にはほどよくバラエティが。歌詞はキリスト教に準じた敬虔な内容ですが、ブリージーな「Noah Knew」やシンセ使いが印象的な「Simon The Magician」など聴きどころ多数。.
Noah Knew.
Jubal.
Simon The Magician.アイオワで結成され、サイケデリック文化華やかな時代のサンフランシスコに進出してレコードデビューをつかんだバンドです。これがファースト。オルガンとギターを軸としたファンキーでストレートなロック。B面には14分の曲もあるなど、音響効果に加えてジャム的な展開でサイケデリアを追求していくスタイルだったんでしょうね。A-1「Think」はジェームス・ブラウンのカヴァー!.
Think.
Cave Song.
Fast Days.70年代後半以降、アメリカのレーベルとの契約が切れ、フランス、ドイツなどヨーロッパを拠点に細々とリリースを続けていたドノヴァン。このアルバムもレコーディングはウェストコーストですが、発売元はイギリス。アメリカでは翌年のリリースでした。ジェリー・ウェクスラーのプロデュース。ジェフ・ポーカロが一曲ドラムで参加するなどメンバーはとても豪華。「Sunshine Superman」などのセルフカヴァーも不思議なムード。.
I Love You Baby.
Local Boy Chops Wood.
Sunshine Superman.50年代に活躍したアルゼンチンとメキシコのピアニスト/ラテンジャズ・バンドのカップリング盤。音源は50年代のものでしょう。ジェリ・ガリアン面のすさまじいビートと鍵盤さばきよ! チューイ・レイズ面では女の子のキュートな声(ご本人?)入り「Jack Jack Jack」のヒップ&オシャレな感覚には悶絶! パリッとしたラテンビート/エキゾチカ感覚濃厚です。.
Jack Jack Jack.
Take Your Girlie To The Movie.
Jungle Rumba.ストレートアヘッドで遠慮のないジャズコンボと拮抗して舞い上がる奇跡のヴォーカリーズ。 20年代からエレピも流麗なモダン4ビートまで、メリハリばっちり幅広いスタイルを聴かせます。これぞ、てらいのない格好良さというもの! 女性シンガーにはのちに独立するカレン・ヤングの名も。演奏も自分たちでやってしまうのがかっこいいし、バンド感あるのです! 70年代以降に現れた幾多のスインガーズの中でもきっぷの良さとセンス最高峰!.
Art's Oregano.
Milestones.
Sancho Suite.もともとTVの人気ドラマだった「巨象マヤ」の映画版サントラ。いわゆる動物と少年の冒険活劇でも、もっともスケールの大きな作品ではないでしょうか(想像上の怪獣や怪物を除けば)。リズ・オルトラニのスコアはエキゾ感を前面に出さず、劇的で美しいもの。.
Main Theme From “Maya”.
The Pursuit.
Terry’s Jungle Experience.コミックソングを歌うカントリーデュオとしてアメリカで長く人気を誇ったホーマー&ジェスロのジェスロ・バーンズ。ホーマー亡きあと、新たな相棒を見つけました。それが同じマンドリン奏者のレッド・レクター。すでにふたりは古い友達だったみたいです。基本は2人のマンドリンによる音の会話。ギター、ベースがときどきサポートするのみで、凄腕なのに、くつろぎの時間です。.
Rainbow.
Cielito Lindo.
When I Grow Too Old To Dream.1938年〜45年に録音されたアンドリュース・シスターズの最高のスイングコーラス集。こういう編集盤は本国アメリカよりもイギリスのが曲数も多いし、どれも出来がいいのです。この盤も最高のジャケ写真使ってますし、代表曲と「おや?」と驚かせてくれるレア曲の混ぜ方がハイセンス。全16曲。.
The Jumpin’ Jive ( Jim, jam, Jump ).
The Coffee Song.
Straighten Up And Fly Right.ネルソン・アマラルは、1913年サンパウロに生まれ、ボサノヴァ以前にアメリカにわたって活動していたシンガーでバンドリーダー。1950年代半ばに彼がレコーディングしたブラジル名曲集です。シンプルな編成のラテンコンボをバックに心地よい歌声を聴かせてくれます。いろんなジャケットやタイトルで何度か再発された盤で、こちらはおそらく擬似ステレオ加工盤。.
Brazil.
Currupaco.
Ba Tu Ca Da.イギリス出身ながらLAでデビューしたAOR系SSW。実は彼のファースト「Do You Wanna Tonight」は実際に発売されたのかも疑わしいほど残存枚数が少ない幻のアルバム。このセカンドが、あらためてのお披露目作品でした。ハスキーな地声とファルセットも駆使するブルーアイドソウル感覚と、切れ味のいいサウンドが魅力です。プロデューサーにはフリートウッド・マックのクリスティン・マクヴィーの名前も。アレンジも日本人AORファン好み。.
When Love Disappears.
Last Night.
One On One.80年代のワールド・ミュージック・ブームに先駆けて、南アフリカの黒人たちのサウンドを紹介したオムニバス盤。オリジナル盤がリリースされた79年は、まだ南アフリカ共和国はアパルトヘイト政策が強固に続いていたということも重要です。その圧政のもと、これほど力強く明るい音楽が生まれていたことを実感できます。ここからレディスミス・ブラック・マンバーゾやマホテラ・クイーンズなどスター的な存在も生まれました。今きくとまたあらたな発見のある音が多いです。.
Igula Lamasi.
Umthombowase Golgota.
U Mama Uyajabula.1964年にトリニダード・トバゴで結成された名門スティールバンド。レコードデビューは71年、これが6年ぶりのセカンド。レコードを売って生計を立てるのではなく、現地での演奏で腕を磨いているタイプのグループでしょう。なので演奏もあくまでシンプルなパンのアンサンブル。でもレパートリーにはディスコを取り入れたり自由さがあります。「Summertime」を聴いて、去りゆく夏を送りましょう。.
Summertime.
El Bimbo.
Segregation.このアルバム、裏面も彼女のカラー写真を使った表ジャケ仕様(つまり両面ジャケ)になってます。この時代にしては相当に珍しいこと。で、本題ですが、ベニー・カーターによるゴージャスなアレンジに身を任せた余裕の内容。普通にアレンジするならボサノヴァになる「The Sweetest Sounds」を意外なアレンジでやっていたり、ジャジーなスイング感がかなり強いのも特色ですね。.
Ain't That Love.
Teach Me Tonight.
The Sweetest Sounds.LAの大物プロデューサー、スティーヴ・バリがマイケル・オマーティアンと組んだディスコフュージョンプロジェクト。計4枚のアルバムを作りました。これは2作目。メンバーはLAの腕利き達。後のAORシーンで素晴らしい働きを見せるミュージシャンが勢揃いし、ファンキーないい音を出しています。「ロッキーのテーマ」もぐっとくるメロウアレンジ。ジェイ・グレイドンはここから参加。.
Theme From Rocky.
Dance The Night Away.
Part.1 Angry World.チャス・ホッジズ&デイヴ・ピーコック。またの名をチャス&デイヴ。彼らがオイリー・ラグスという名義で制作した唯一のアルバム。まるでイギリスのザ・バンド! しかし、ザ・バンドに憧れつつも、独特の軽みがあって。このアルバムの発売はアメリカのみで、本国イギリスでは発売されないというねじれ現象に。本作発表後、彼らは名義をチャス&デイヴに変更し、屈託のない愛すべき酒飲みロックを繰広げます。もちろん、そっちだって良いのですが、本作は特別。オリジナル・リリース(1974年)から10年後の再発盤です。.
Mailman Bring No More Blues.
Holy Cow.
Barefoot Days.昼間は警察官。夜になると自ら経営していたワイキキの超一等地のバー「Barefoot Bar」でショーをしていたというシンギング・フラ・コップ。もちろん聴衆を前にした彼のクラブでのライヴ・レコーディングで、粋でハッピーなハワイアンを聴かせます。50年代末頃のカリビアンなトレンドを取り入れた「Hawaiian Calypso」なんて曲も登場したりして。.
There's No Place Like Hawaii.
Hawaiian Calypso.
Monologue.60年代ハワイアンポップの重要人物、ドン・ホーのプロデュース。アレンジャーに同時代の名ロックバンド、クラッシュを世に出したフランク・デイの名前が見えます。ダニーはドン・ホーのバックバンド、アリーズの出身。アリーズは、70年代にはエア・サプライのようなソフトAORに変身。ソロ作である本作にもその香りは引き継がれていますが、ハワイ産ならではのロマンチックなシーブリーズが最高ですね。.
Here Are My Songs.
The Chosen One.
Everlasting Love.ナッシュヴィル随一のペダル・スティール奏者が弾くだけでなく歌も披露したゴキゲンな一枚。ウエスタン・スウィングの雄、ボブ・ウィルス・ミュージック。軽妙にして華があり、これぞアメリカンといった感じです。ドライヴ感抜群の「Deep In The Heart Of Texas」や男気ヒップな「Four Or Five Times」気持ちイイ! 昔、ハイファイに来たお客さんが「ハイウェイ系」と言ってましたっけ。.
Roley Poley.
Four, Five Times.
Time Changes Everything.元パレード。ソロ時代のジェリー・リオペルは、アーシーなスワンプ系ロッカーとして活動します。90年代には彼のソロ作を聴いてびっくりしたソフトロックファンがたくさんいました。メジャーレーベルを離れ、スモールレーベルに移籍してのアルバム。自分のバンドを率いての演奏ですが、ライル・リッツ、ジム・ホーンらも手助け。自分のやりたいことをのびのびとやっていますね。.
So Young.
North Bound.
Easy Driver.