シカゴのゴスペルグループ、ハロルド・スミス・マジェスティック・シンガーズが1970年にレコーディングした新録音と、かつてアレサ・フランクリンがColumbiaと契約する以前にレコーディングしていたゴスペル音源2曲などを組み合わせた変則コンピレーション。若き歌声はそれはもう掛け値なしに素晴らしいですし、フィル・アップチャーチがベースを引く新録もいいです。自然に1枚聴き通せて敬虔な気持ちになります。.
Yield Not To Temptation.
Let It Be.
Move Up A Little Higher.東海岸ポップコーラスグループの雄、ヴォーグスのピッツバーグ時代のデビューアルバム。デビューヒット「You're The One」を筆頭に、「It's Not Unusual」「Lovers Concerto」など当時のポップヒットをカヴァーしたものが中心。ワーナー時代ほどの洗練性はなく、ローカルミュージシャンの演奏にもいなたさはありますが、熱気と若々しい空気は満ちあふれていますよ!.
よくあることさ.
You’re The One.
Make It Easy On Yourself.TV放映に合わせたかわいいアニメキャラに変身した時期のアルバムで、通算5作目。デヴィッド・セヴィルの楽しいツッコミも健在。いたずらっ子のアルヴィンを叱る「ア〜ルヴィン!」という声が自分の名前に思える人も少なくないでしょ。TV放映時に使用されたアメリカの子供たちに親しまれている昔ながらの名曲カヴァーにまぎれて、「Alvin Twist」など隠れ人気曲多いです。金紙ジャケット!.
The Alvin Twist.
Twinkle Twinkle, Little Star.
Funiculi, Funicula.アリゾナ・ローカル。ボブ・メイガンの歌声がジェシ・コリン・ヤングに似てるというのもあるんですが、ヤングブラッズやグレイトフル・デッドにも通じる雑多+グッドタイム+繊細さ。ヴァイオリンやシンセの音色がそこに入るのが新鮮。ヒッピームーヴメントから生まれた音楽をバンドサウンドで突き詰めたていて気持ちいいです。.
City Streets.
The Story (been-in-the-world-too-long blues).
Away Back Home.完璧なまでのAORサウンド。男らしくてせつない歌声。ダイナミックな力量も素晴らしい。美メロがツボに入りっぱなし。胸が熱くなります。実はこの人、フランク・ザッパのバンドにも在籍したサックスマン。これがシンガーとしての唯一のアルバムで、マイケル・ロイドと本人の共同プロデュースです。マイケル・センベロ、スティーヴ・キプナー、バズ・フェイトンらが参加。83年制作ながら人間味のあるサウンドです。レア盤として本国でも価格上昇中!.
Bringing Out The Man In Me.
No Strings Attached.
Never Should Have Let You Go.ジョン・フェイヒイの影響を受けているフィンガーピッキング。端正で正確なプレイがひたすらに心地よいです。ソロ作としてはこれが3枚目。1曲を除いてすべて自作曲というのも、珍しいパターンではないでしょうか。自己との対話をするような、もしくは窓から見える眺めをギターで描写したようなポエティックな部分も感じます。よく見ると猫ジャケ。.
Noe Valley Sunday.
White Water.
Sherwood Caper.パット・ブーンの娘さん。ポップスとCCMをクロスオーバーしなから活動しました。このアルバムはCCM。才人ブラウン・バニスターのプロデュースです。ドラマチックな内容で、80年代バラードが好きな方にはたまらないかと。そんな中で軽やかにグルーヴする「Find A Hurt And Heal It」にはご注目を。.
Find A Hurt And Heal It.
Keep Rollin’ On.
Keep The Flame Burning.ビル・ウィザースをシンガーに起用した「Just The Two Of Us」収録。全米2位まで上昇したこの曲、作者はビルとラルフ・マクドナルド、ウィリアム・ソルター。そりゃあいい曲になりますよね。全体のプロデュースもグローヴァー自身とマクドナルド。ソフィスティケートされたサウンドはフュージョンというより、もはやAORかブラコンです。.
Just The Two Of Us.
Let It Flow.
Make Me A Memory.Skyeレーベルでのガボール・ザボとの共演盤を経て、さらにコンテンポラリーなサウンドに挑んだアルバム。リチャード・ティー、チャック・レイニー、エリック・ゲイルなどNY組に加え、ピアノでダニー・ハサウェイも参加。レオン・ラッセル、ポール・マッカートニー(「Maybe I’m Amazed」!)、ニルソンなどの曲を採り上げています。ファンキーなナンバーにもびっくり。ひときわ目を惹くのは「More Today Than Yesterday」!.
More Today Than Yesterday.
I Wouldn't Have You Any Other Way.
Maybe I’m Amazed.史上最強の多重録音ギタリストの60年代後半のオリジナル・アルバムです。ここらでもう一回、彼が生み出した多重録音を鮮やかなステレオサウンドでおさらいする機会をLondonレコードが彼に与えたのです。内ジャケのスタジオ写真もスゴイし、いつもの多重録音変態ギターにファズなどもとりいれたまさに名盤! 十八番「Lover」「How High The Moon」も、もちろん再演。「The System」など、ロック以降のリズム・センスを取り入れた新曲も!.
How High The Moon.
Lover.
The System.ナット・キング・コールの愛娘がソウル/ディスコクイーンとしてデビューしたというニュースは音楽界をにぎわせました。快調なキャリアを歩みだした彼女のサードアルバム。彼女の魅力が明るく解き放たれています。「I’ve Got Love On My Mind」が全米5位の大ヒット。アルバムも最高8位まで上昇し、ソウル期の彼女の最大の成功作となりました。.
I’ve Got Love On My Mind.
Party Lights.
I Can’t Breakaway.この素晴らしい完成度。これが彼女のファーストなのです。SSW的な評価はもちろん、透明度の高いフィメールジャズブルースとして、これほど完成されたアルバムはありません。ズート・シムズ、テディ・ウィルソンらも客演。エンジニアも手がけたプロデューサー、フィル・ラモーンの功績大。なぜかこのアルバムだけ配信されていないんですよね。.
It Must Be Sunday.
Poetry Man.
Harpo’s Blues.ヘンリー・マンシーニの音楽家としての出世作となったTVシリーズ「Peter Gunn」の楽曲を、ウェストコーストのドラマー、シェリー・マンがリアレンジした傑作。ビッグバンド的なイメージの強いオリジナルスコアを解体し、セクステット編成にリアレンジ。ヴィクター・フェルドマンのヴァイブ&マリンバがいちいち効いてます! ちなみにシェリー・マンは生涯で3回「Peter Gunn」題材のアルバムをリリースしていますが、これが最初です。.
Peter Gunn.
Sorta Blue.
A Profound Gass.8CCM界の人気SSW。ハイファイ的にはこの時期の若さと柔らかさに軍配を。女性コーラス入りのライトファンキー「Good News」が軽妙で◎! エレピの音色に包まれた心温まるミディアム〜スローナンバーも格別。「Tell Everybody」で卒倒して下さい。アレッシーみたいに甘酸っぱい「Sayin’ It With Love」も!.
Good News.
Tell Everybody.
Sayin’ It With Love.「天使のハンマー」の大ヒットで一躍ポップスターになったトリニ・ロペス。自身のルーツでもありラテンポップ路線での2作目です。ハンドクラップも快調な「Tengo Nada」が最高! クリス・モンテスと続けて聴いてくださいね。「Watch What Happens」のスペイン語ヴァージョンもゆったりゴージャス! アレンジはドン・コスタ。.
Tengo Nada.
Watch What Happens.
Spanish Harlem.ドン・ニックス(白人SSW)ジェニー・グリーン(女性スワンプシンガー)ファリー・ルイス(黒人の老ブルースマン)という興味深いメンバーのライヴ音源。南部の音楽をイキイキと繰り広げます。ブルース〜ゴスペル〜スワンプのゴッタ煮。プロデューサーでもあるドン・ニックスによるライ・クーダー的な実験精神の発露とも言えます。体の奥の奥から熱くなります。2LP。.
Asphalt Outlaw Herd.
A Chicken Ain't Nothing But A Bird.
Will The Circle Be Unbroken.Arista移籍第二弾。ダン・ハートマンのプロデュースです。すでに完成していた彼らのサウンドを80年代テイストにいかに溶け込ませるかが命題だったのでしょう。当時大成功していたホール&オーツあたりを意識したからっとしたリズムを強調しつつファンク感は失わず。ヒットシングルが出ていないので注目されにくいですが、ぜひ今こそ聴いてみてほしいです。なお、US盤はUK盤とはまったく違うジャケです。.
You’re My Number One.
I Believe.
Isn’t It Strange.ジョージー・フェイムもNRBQも惚れたひなたぼっこソング名曲中の名曲「Sitting In The Park」のオリジナルヴァージョン収録。巨体をふるわせ、愛らしいソウルフィーリングを振りまいていた稀代のソウル・エンターティナーのベスト盤です。ミディアムテンポで、男心をくすぐる名曲揃いなのですよk。後期のシングル曲まで収めた文句なしの編集!.
Sitting In The Park.
Why Do I Love You So?.
Moon River.隠れた傑作との呼び声も高いA&Mでの3作目。「Close To You」「Wives And Lovers」といった代表曲のほか、「Nikki」「One Less Bell To Answer」などファンに人気が高い選曲が効いてます。6分間に及ぶ組曲形式の「Wives And Lovers」も圧巻。ピアノリフから始まる後半の怒濤のジャズワルツは、まさに魔法の音楽! 彼のヴォーカルが聴ける「Hasbrook Heights」も最高です。.
Wives And Lovers.
Hasbrook Heights.
Nikki.ファースト・アルバム「Love Will Keep Us Together」のスペイン語盤! 全曲スペイン語です。ダリル・ドラゴンとトニー・テニール夫妻。二人はビーチ・ボーイズのツアーに参加後にグループを結成、発表した自主制作盤が話題を呼んでA&Mと契約。表題曲「愛ある限り」がヒットして一躍スターダムに。これがファーストです。しかし、言葉が違うと、響き方もなんか違って聴こえますね。.
愛ある限り.
Lo Sabe Dios.
Como Yo Quiero.卓越したテクニックと豊かなフィーリングを持ちながらも裏方としての活動が多く、フロントマンとして陽の当たる機会の少なかった職人ギタリストふたり。ふたりだけの親密な時間を与えて、存分にギターで反応しあってもらったアルバムです。メロディを弾いてもよし、バッキングに回ってもよし。途切れることのないジャズ時間に酔いしれます。.
My Favorite Things.
Fly Me To The Moon.
Lester Leaps In.さわやかでモダンなアレンジのトッド・ラングレン「I Saw The Light」カヴァーに注目! NYメイドの重心の低いソウルフルな白人女性ヴォーカルAORです。スティーヴ・ガッドなどNYのトップセッションメンを従え、ホーン&ストリングス・アレンジはチャーリー・カレロ。山下達郎「Circus Town」ともシンクロした時期の作品。悪かろうハズありません!.
I Saw The Light.
Take It Or Leave It.
I Wanna Do It Over Again.SOLD OUT
彼らの代表作といえば、やはりこのアルバムと次作「H2O」になるでしょうね。タイトル曲、そしてヒップホップへの影響も大きい「I Can’t Go For That」の2大ヒットを収録。売れ線狙いのイージーさではなくしっかりエッジを攻めたサウンドが時代を超えて評価されています。.
Private Eyes.
I Can’t Go For That.
Did It In A Minute.長いキャリアを誇る彼女ですが、そのなかでもこのタイトル曲は時代に名をのこしたヒット。もともとフランスのシャンソン歌手、ジルベール・ベコーがダリダのために作った曲でしたが、アメリカではこのジェーン・モーガン版が広く受け入れられたのでした。バラードの表現だけでなく軽妙なスイングも素敵。こういう持ち味のシンガーは今はなかなか現れないですね。.
The Day The Rain Came.
Everybody Loves A Lover.
Wrap Your Troubles In Dreams.マンハッタン・トランスファーの女性シンガー、ジャニス・シーゲルのファーストソロ。ポップなA面、ジャズなB面に分かれていますが、そのB面がすごい! 怒濤のジャイヴ&スイング、そしてヴォーカリーズ! 完璧なリメイクを狙った「How High The Moon」にはレス・ポール(彼がメリー・フォード以外の女性と録音したケースは稀)、「Don’t Get Started」と「Jackie」にはジョン・ヘンドリックスが参加。彼女にとっては夢の共演が続きます!.
How High The Moon.
Don’t Get Scared.
Jackie.スティーヴィー・ワンダーのバックから独立し、一躍スターとなったデニース・ウィリアムスと、ポップヴォーカルの超大物ジョニー・マティスのデュエット盤。マーヴィン&ダイアナのような効果を狙った作風で、マティスにとってもモダンなソウルマーケットにアピールする効果がありました。いい曲ばっかり歌ってます。「Just The Way You Are」にはスティーヴィーがハーモニカで参加。.
You’re All I Need To Get By.
Ready Or Not.
Just The Way You Are.1970年6月21日、NY近郊での交通事故で危うく命を落としかけたカリプソニアン、ロード・ネルソン。2年間のブランクを経た彼が制作した陽気な復活作。マイティ・スパロウ直径のシャープさとタフネス、やわらかさを兼ね備えた歌心。なにより全曲が彼のオリジナルという作曲能力にも見るべきものがあります! 気持ちいいNY産カリプソ!.
Vero.
My Son.
Mrs. Big Stuff.ヴォーカルの女性キット・ヘインと、キーボードのジュリアン・マーシャルによるユニット。頭脳的で複雑系のポップス。作品はすべて二人によって書かれていて、だからユニット名がこうなります。フュージョンぽいサウンドからメロウでスウィートな作品まで、よく錬られたサウンドですね。イギリス産AORらしい、エッジの効いたタイトなサウンドが魅力的です。英盤アルバムタイトルは、「Free Ride」。.
Take My Number.
Different Point.
Free Ride.ビーチボーイズを支えた声の主役はオレだよ。ブライアン・ウィルソンの天才性を理解しなかった云々などと言われたこともありますが、逆に作詞家、ヴォーカリストとしての彼の存在が無かったら、アメリカンポップスとしてのビーチボーイズは無かったことも事実です。長いキャリアを経てのファースト・ソロ。タイトル曲や「One Good Reason」とか、実はすごく良い曲あるんですよ。B面ではロネッツなどのカヴァーも!.
Looking Back With Love.
One Good Reason.
Be My Baby.マーヴィン・ゲイの「What's Going On」に触発された名曲「Brother, Brother」(さらにアイズレー・ブラザースがこの曲をカヴァー)を始め、ジャズ色、ソウル色がほんのり漂うサードアルバム。自分の裡で鳴る音楽に捧げたタイトル曲は本当に素晴らしいです。「つづれおり」よりも今の時代には好まれているかもしれません。.
Music.
Brother, Brother.
Carry Your Load.