ハワイで活躍するピアニスト。彼がハワイ経由のエイジアン・メロディを取り上げた1枚。チェレステみたいな可愛い音もときどきあって、とてもよいです。ハワイ曲のほか「浜辺の歌」「ここに幸あり」「アリラン」「真白き富士の嶺」などが収録されているのは、ハワイならではの人種の多様性の反映ですね。ちなみに「別れの磯千鳥」はハワイ生まれの日本語楽曲なんです。.
浜辺の歌.
真白き富士の嶺.
アリラン.時代のヒット曲を巧みに配しながら、ソフトで甘い世界を作り出すMr. フンパーディンク。ブレッド「Baby I'm A Want You」バッドフィンガー「Day After Day」カーペンターズの「遥かなる影」など、ソフトロック〜ロック寄りの作品をMOR寄りにして聞かせるヴォーカルと編曲の巧みさにも唸らされます。艶っぽさも歌を輝かせる調味料となっています。「Too Beautiful to Last」が全英14位にチャートイン。.
Close To You.
Baby I'm A Want You.
Too Beautiful To Last.オランダを代表するジャズピアニスト、ピム・ヤコブスのレコーディングキャリアを、コラボレーション曲をピックアップして編集したアルバムです。オランダのトラディショナルグループ、Flairckを迎えた「Oost-West Express」などワールドミュージックそのものでびっくりされるかと思います。トゥーツ・シールマンスのハーモニカや、シンガーを迎えた曲での歌伴のうまさなど、外側から彼の総合音楽家としての魅力を眺めたような好企画。.
Oost-West Express.
I Do It For Your Love.
A Satisfied Mind.アメリカにおけるライブラリー音源配給会社的な役割を担っていたSesacレーベルの定番シリーズ。それが1分間の短いオリジナル曲だけをひたすら作らせた「Just A Minute!」です。本作もストリングスオーケストラによるヴァラエティ豊かなショート曲を多数収録。1950年代の映画のオープニング曲が次々と続いていくような印象! 豊かな短さです!.
Sophisticated Tap dance.
Kiss ‘N’ Miss.
The Carman’s Whistle.1920年代の女性ジャズシンガーとしては異例な低い声(当時は甲高い声が主流)。マイクを使うレコーディングが可能になって以降に発揮された素質だったのでしょうね。ベニー・グッドマン、トミー・ドーシー、エディ・ラングらが彼女をバックアップ。1954年に亡くなった彼女の音源がアルバムにまとめられたのは、これが初めてでした。.
I Must Have That Man.
Little White Lies.
Mood Indigo.80年代後半に「ブルガリアン・ヴォイス」として日本でも大ブームとなった東欧ブルガリアの民俗声楽や器楽音楽を、現地に出向いて最良の音質でレコーディングした先駆的作品です。女性のハーモニーを中心とした神秘的で奥行きの深い世界。CD時代の音質よりもずっと生々しく感じます。.
Togunal mi Yane Sandansski.
Tasar Murat Mara dumache.
Dali tsuni ochi nemam.50年代からグリージーなR&Bオルガンを貫いてきたジミー・マクグリフ。ギタリスト2人を加えたコンボでリリースした本作は、あえて70年代的なジャズファンクにはあまり走らず、本来の持ち味であるブルージーなサウンドを披露した1枚。タイトルは「イカしてるやつ」という意味のスラングで、「イケオジ」くらいのニュアンスでしょうか。.
Everybody I Have The Blues.
Yardbird Suite.
Butterfly.元ハード。そして70年代後半、ライブ盤「Frampton Comes Alive」で全世界を席巻した彼が、事実上のセカンドソロとしてリリースしたアルバム。バンド名義になっています。当時まだフランプトンは23歳。若い情熱を巧みなソングライティングで表現しています。キーボードで参加しているのは、のちにイアン・デュリー&ザ・ブロックヘッズのメンバーになるミッキー・ギャラガー。彼の音色、とてもよいです。.
All Night Long.
Don’t Fade Away.
Do You Feel Like We Do.知的なジャズコンポーザー、ラルフ・バーンズがストリングス&パーカッションと大いに遊んだ一枚。ランバート、ヘンドリックス&ロスが採り上げた「Bijou」は彼のオリジナル。もちろん、ここでもナイスなアレンジで演奏しています。一気に華やかにしてくれる「Strike Up The Band」も素敵ですよ。コミカルとゴージャスが交錯したビッグバンドエキゾ。.
Bijou.
Felicidade.
Day In Day Out.歌心のあるトランペット。スタジオミュージシャンとしての確かな技術もありながら、人間味で心をつかむ人です。このアルバムでもいきなり「Georgia On My Mind」で泣きそうになってしまいました。セルダン・パウエル、デイヴ・ベイリーらメンバーも実力派揃い。奇才ケニヨン・ホプキンスが楽曲提供した「Sweet Juke」なんてストレンジな曲や、ハーモニカをフィーチャリングしたR&Bタッチの「Lilies Of The Field (Amen)」もあり、ふところの広さに感服します。.
Georgia On My Mind.
Lilies Of The Field.
Sweet Juke.イギリスを代表する男性ポピュラーシンガーで、日本では多くの方が「007 ロシアより愛をこめて」で彼の歌声を知ったのではと思います(アメリカでもそうかも)。「007」以前にアメリカでリリースされた作品は意外とレア。こちらは61年のポピュラーアルバム。まだ貫禄充分というほどではない若さもあり(当時31歳)、節回しにはシナトラの影響も感じられますね。.
My Kind Of Girl.
Cheek To Cheek.
Let’s Face The Music And Dance.鬼才ブライアン・デ・パルマ監督が「ファントム・オブ・パラダイス」の1作前に撮ったのが、カルトホラーとして名高い「悪魔のシスター」。シャム双生児の姉妹をめぐるスリラーを、ヒッチコック映画のサントラを担当してきたバーナード・ハーマンが担当しました。サントラ盤は公開から2年後に4チャンネル盤として発売。四方から迫りくるスリリングなスコア!.
Main Title.
The Scar; The Pills; Duo.
Apartment House; The Windows.2023年em recordsの最終リリース作。米の電子音楽デュオ、ジョージアと日本のヴォーカリスト/プロデューサー、ドーヴの初コラボレーション盤です。「ドーヴが朗読した日本語の詩篇とジョージアの電子楽器操作で作られた本アルバムは、ヒューマンヴォイスの拡張の可能性を探って新領域に分け入る」(レーベル解説より)。環境に配慮した新素材BloVinylでのプレス。.
待望のサイプレス入荷! レーベルコメントより→激動の90年代関西アンダーグラウンドに出現した化け物、サイケアウツの正統性を証明する永劫保存コンピレーション! 80年代関西ノイズ/インダストリアル・シーンを出自とする大橋アキラが、UKのゲトーミュージック新種、ジャングルに同じ匂いを嗅ぎ付けそれを呑み込んで変態した伝説のユニット、それがサイケアウツだ。雑多な音楽ソースとサブカルチャーを傍若無人にちゃんぽんし、内外アーティストにショックを与えた美学は21世紀音楽の先取りであり、現在、世界各国で盛り上がるモダン・ジャングルにも共鳴しフリークどもを狂わせる。.
メイプルフィッシュは、60sポップスに魅了され、90年代の宮崎で4トラックのカセットMTRを使って音楽制作を行った本物のD.I.Y宅録の表現者。初のコンピレーションとなる本作『君がどんどん離れて行く』は、メイプルフィッシュが1995年に自主リリースしたファーストLP『Mariko』とセカンドLP『Dokitto Station!!』をA/B面に分けて選曲・構成。我々はここでウォール・オブ・サウンド、ジョー・ミーク、ギャラクシー500、森田童子、アシッドフォーク、サーフィン&ホットロッド、60年代サイケデリック・サウンドが同居したドリームポップ白昼夢世界を体験するだろう。.
1978年結成、先日29年ぶりの新作『抱握』[EM1125CD]を発表した横浜の即興トリオ、陰猟腐厭(いんりょうふえん)は、日本の地下音楽シーンですら極左・異端の存在であるが、その由縁が本コレクションで徹底的に開示される。こんなバンド、当時そして今も他にいるだろうか? いよいよお待ちかね1980年 82年にかけての初期作品集の登場!.
60年代も後半を迎え、すっかり大人の魅力を身につけたコニー・フランシスが歌うイタリア名曲集です。イタリアン・ポップス盤としては5年ぶりで通算4枚目。カンツォーネの本場イタリアに乗り込んでの録音で、アレンジャーもイタリア人音楽家たちがクレジット。おおらかな音楽の国のふところに抱かれて、心から気持ち良さそうに歌ってます。.
Souvenir D’ Italie.
Chella Lia.
Statte Vicino A Me.英国ジャズ界の鬼才が、ボブ・ブルックマイヤー、ズート・シムズ、ロニー・スコットら錚々たるゲストを迎えて録音したコンセプト・アルバム。モチーフは十二星座。作曲・アレンジはすべてダンクワース。何とも不思議なメロディ展開や凝ったアレンジ。やっぱりこの人、一筋縄ではゆきません。12星座の冒頭に掲げられたテーマ曲(A-1)からして超クール!.
Theme: Way With The Stars.
Leo.
Sagitarius.もともとフォークシーン出身。ディープでブルージーな声質を活かしてジャズブルース的な方向に向かった作品。説得力のある歌声はジュディ・ヘンスキの同傾向のアルバムとも通じます。また、若きケニー・ランキンの書いた「In The Name Of Love」をいち早く採り上げています。黒いセーターを着たポートレーイトにうっとり。ケニー・バレル、ジョー・ニューマン、フィル・ウッズ、チャーリー・マリアーノ、ミルト・ヒントンら、NYのジャズメンがバックアップ。.
In The Name Of Love.
Do Nothin’ Till You Hear From Me.
Endlessly.このアルバムを録音した1958年10月、まさに彼女は17歳になろうとしていたところだったとライナーにあります。ジャケはプードルを抱えてかわいい感じですが、彼女の歌声は深くて豊か。大人顔負けな感じです。アルバムは、ゆるやかに跳ねる曲、ドリーミーなバラードの二本立て。ちょっと挑発的な「Love Charms」がチャーミング。レアな一枚です。.
As Time Goes By.
Love Charms.
Green Eyes.眼鏡なんかかけてお行儀よさげ。しかし、そんなイメージを一曲目からスインギーに裏切る痛快盤。ビッグバンド・カリプソの「Two Ladies In De Shade Of De Banana Tree」かしら、それとも「A Lot Of Livin' To Do」? 若々しくカラフルなアレンジは全曲マーティ・ペイチ。アップテンポだけでなく、ストリングスも優雅なバラッドも素敵で。男が惚れる男ですねえ。.
Two Ladies In De Shade Of De Banana Tree.
A Lot Of Livin' To Do.
Too Close For Comfort.じゃーん。出ました人間ジュークボックス。1909〜39年までのヒット曲を両面合わせて53曲ノンストップで歌いきる困ったオヤジさん。タイニー・ティムたポンチャックかみたいな超個性! その正体はデキシージャズ界では意外と知られたトロンボーン奏者。ぎょろりな目玉とすっとんきょうなキャラクターで当時のアメリカでは知られた人物だったとか。愛すべき珍品!.
Pony Boy - Indiana.
蛍の光.
In The Good Old Summertime - School Days.1955年に若くして衝撃的な死を遂げたジェームス・ディーン。その死の2年後に制作されたドキュメンタリー映画のサウンドトラックです。この映画といえば、名匠ロバート・アルトマンの修行時代の監督作品。リース・スティーヴンスのスコアはストリングス主体の荘厳なものでありながら、そこに50年代モダンジャズの緊張感をすこし交えてヒップなものにしています。デヴィッド・ストーンマーチンのアートワークも魅力的すぎる!.
Prelude.
Hollywood.
Testing The Limits Of Life.70年代香港の人気バンド、シンガーによる英米欧のヒット・カヴァー集。当時の香港はまだイギリスの統治下にあったので英語で歌うことは自然でした。“Vol.7”というタイトルが示すように、こうした企画が受け入れられていたことがわかります。しかし、このアルバムの選曲はいいですね。イングランド・ダン&ジョン・フォード・コリー、シルヴァー、ワイルド・チェリーを試聴に入れましたが、他のカヴァーも味わい深いものから最高のファンクまで満腹になれます! 両面たっぷり17曲。今後の香港ではこうした企画はもはや生まれないだろうというのが残念です。.
I’d Really Love To See You Tonight.
Wham Bam Shang-A-Lang.
Play That Funky Music.「若くて気分屋」という名前の男性デュオ。といっても彼らの本名なのですが。渋さの中に粋な感覚が垣間見える良質のブリティッシュ・スワンプです。ミック・ムーディはこの後、ヘビメタ路線のバンドで活躍するのですが、それをまったく予想もさせない人間味あふれるサウンドです。ロニー・レインのファンにも推薦。.
I’ll Be Back.
Someone Else’s Door.
Too Young To Feel This Way.ジャンゴ・ラインハルトの歩みを年代順に追うシリーズ。第14集は、第二次世界大戦の戦中から戦後に向かう録音がメインです。自身の楽団、終戦直後に結成したジャンゴ&ヒズ・アメリカン・スイングバンド、そして再編成ホット・クラブ・オブ・フランスなどを収録。戦火のなかでも多人数でレコーディングしていて、音楽の火を絶やさなかったことがわかります。.
Oubli.
I Can’t Give You Anything But Love.
Swingtime In Springtime.当時としては珍しいショートヘアの女性シンガー。ニルソン「Without Her」を「Without You」と歌詞を変えて歌っています(ややこしい)。他にもサム&デイヴ「Hold On I’m Comin’」の意外性あふれるカヴァーなど。歌声はスケールが大きなミュージカルスタイルですが、細やかな感情表現も豊かです。.
Without You.
A Dream Is A Wish Your Heart Makes.
Hold On I’m Comin’.アルゼンチン生まれのサックス奏者。70年代のこの時期から自身のルーツである南米音楽に開眼。自身のルーツにずぶずぶと沈み込みながら新しいグルーヴを追求したこの音楽は今こそさらに聴き直されるべきでしょう。チャプター3まで続く3部作の第2弾。リオ、LA、ブエノスアイレスでレコーディングしています。2パートに分かれて展開される冒頭の「Encontros」からもう圧倒的にかっこいい!.
Encontros.
Para Nostros.
Marissea.ファーストLP。スタンダードを軽々と60'sポップスに変えてみせる彼らの基本にして名作。大ヒット曲「Deep Purple」もいいけど、ムシ声にも似たエイプリルのキュート・ヴォイスがかわいいアップテンポ「One Dozen Roses」はじめ、実は小粋なツイスト系ダンス・ミュージック満載。シャーリー・エリスあたりのファンにも聴いて欲しいな。Bラス「I’ve Been Carrying A Torch For You So Long That I Burned A Great Big Hole In My Heart」は、確か最長曲名でギネスブックを狙った曲だったはず……。.
Deep Purple.
Baby Weemus.
Indian Love Call.Folkwaysのエスニックライブラリー・シリーズとも並ぶワールドミュージックの宝庫。それが、Nonesuch Explorerシリーズです。中国の管楽器、弦楽器による素朴ながら奥深いアンサンブルを高音質で収録。合唱や独唱を含まず、全曲インスト。日本の琴に通じるアプローチもあったり、興味深いです。.
Tien Chang.
Tao Yi Ch’u.
Pai Yin Ku Hsiang.