裏ジャケに薄く茶シミ。少々チリノイズある盤です(試聴サンプルは今回入荷の音源を使用しております)。ジャケ裏の曲目ではA-5「East Side Drive」とありますが、盤の曲目は「Sweet Juke」を収録。
「Georgia On My Mind」で泣きそうに。
歌心のあるトランペット。スタジオミュージシャンとしての確かな技術もありながら、人間味で心をつかむ人です。このアルバムでもいきなり「Georgia On My Mind」で泣きそうになってしまいました。セルダン・パウエル、デイヴ・ベイリーらメンバーも実力派揃い。奇才ケニヨン・ホプキンスが楽曲提供した「Sweet Juke」なんてストレンジな曲や、ハーモニカをフィーチャリングしたR&Bタッチの「Lilies Of The Field (Amen)」もあり、ふところの広さに感服します。.
収録曲・データ
【曲目】Georgia On My Mind / Free And Oozy / Misty / Sapphire Blue / Sweet Juke // Lillies Of The Field (Amen) / Tread Ye Lightly / Freedom Blues
【曲目】MORE (Theme From Mondo Cane) / Hobo Flats / This Is All I Ask / Gravy Waltz / Sid's Mark // The Good Life / Antony And Cleopatra Theme / Meditation / The Lights Across The River / Blues Fr'ell
粋を絵に描いたようなトランペッターと、確かな腕のトロンボーン奏者が手を組んで、快活快調にストレート・バップしたナイス・アルバム。ボブ・クランショウのウォーキングベースがかっこいい冒頭の「Haig And Haig」から、ジャズを聴く喜びにまみれられます。おっと、ゲイリー・マクファーランド作「Milo's Other Samba」もオツですね〜。「I Want A Little Girl」「My Gal」ではクラーク・テリーのブルージーな歌も。.