ジャケに用いられたのは、少しおとなびた印象のポートレート。音楽が大人っぽくなった一面もありつつ、重厚さが際立つゴージャス・”ガールポップ”「I Could Have Danced All Night」、スペクター的ともいえる仕上がりの「At The Crossroads」など、圧巻です。「隣の芝生は青く見える」という意味のタイトル曲は、彼女との名チームでもあるトニー・ハッチ&ジャッキー・トレントの作品。.
収録曲・データ
【曲目】Smile / Black Coffee / The Last Waltz / Answer Me My Love / The Other Man's Grass Is Always Greener / Today, Tomorrow // I Could Have Danced All Night / At The Crossroads / Isle De France / The Cat In The Window / For Love / Ballad Of A Sad Young Man
美しい夕暮れどきを音で描いたようなA-1「It Must Be Love」にメロメロです。70年代を迎え、まろやかな感覚のシカゴ産ノーザンソウル(ギターはフィル・アップチャーチ?)とヴィブラフォンマスターの幸福な出会い。ミディアム・テンポで揺れ続ける琥珀色のグルーヴに酔っぱらってしまいそう。「Soulful Autumn」も今の気分。楽曲の大半を占めるユージン・レコードのペンも、彼の全盛期だけに冴え渡っています。.
スウェーデン出身のジャズシンガー。ビル・エヴァンスと共演した「Waltz For Debby」のあまりに美しい歌声で知られています。本作はサド&メル・オーケストラをフィンランドに迎えて録音した1枚。ブロッサム・ディアリーの「Long Daddy Green」や同郷のラルス・ガリンの曲を採り上げて、気持ちよく歌っています。アメリカでのリリースは少ないのが残念です。.
パーカッションに導かれ幽玄に幕開けする「All Or Nothing At All」の冷ややかな空気が、このアルバムを物語っています。独特のヴィブラートがかかった彼女の声が、フルートやギターをアクセントにしただけのシンプルなジャズコンボの演奏とともに、空気を震わせます。余白の美を深く感じる傑作。.
収録曲・データ
All Or Nothing At All / Let Me Love You / I Love You Much / I’ll Never Smile Again / I’ll Remember April / You Always Hurt The One You Love / The End Of A Love Affair // Mad About Him, Sad Without Him, How Can I Be Glad Without Him Blues / That Ole Devil Called Love / Undecided / You Don’t Know What Love Is / I’ve Found A New Baby / I’ve Found A New Baby
デヴィッド・ラズリーを中心にしたヴォーカルトリオのデビュー作。生粋のソウルフレイバーの持ち主であるデヴィッドが歌う16ビートナンバー「Pick Up Your Heart」が極上です。NYメイドの、街の音楽や喧噪やドラマを切り取った表情豊かなミディアム・ナンバーが最高。アリー・ウィリスの素晴らしいソロ作「Childstar」にも通じる雰囲気。チャーリー・カレロもアレンジに参加。.
収録曲・データ
【曲目】Roll Me Through The Rushes / The Knockout Kind / Pick Up Your Heart / Blind Man's Pearl / Safe Harbor // Late Bloomer / London Blues / Dixie Hobo Queen / Walk In Grace / Danny's Ditty / Ole Man Trouble
アメリカを代表するおしどり夫婦のミュージカルソング集。60年代ビッグバンド風なら「The Honeymoon Is Over」はどうですか? ジャッキー・パリス&アン・マリー・モスのキラーなヴァージョンもおなじみ「I Believe In You」や、「Come Back To Me」など、ビッグバンドの醍醐味を活かしたきらびやかなナンバーが多いのでオススメです。.
収録曲・データ
【曲目】Mame / Sunrise Sunset / Walking Happy / I Believe In You / The Honeymoon Is Over // Cabaret / Old Fashioned Wedding / Come Back To Me / Together Forever / The Curtain Falls
1974年に全世界放映を前提に制作された子ども向け番組「Big Blue Marble」のサウンドトラック。実写とアニメを合成したエデュテインメント番組だったようです。特筆すべきは収録曲のレベルの高さ。チルドレン・シンガーの歌うメロウでファンキーかつドリーミーなナンバーの数々! ぼくもこんな番組を見て育ってみたかった! NRBQ人脈で知られるチャンドラー・トラヴィスもちょっと参加。.
【曲目】Introduction / Sailing Along The River Wailua / Legend Of The King's Highway / Kokohi / The Pili Grass / Sweet Leilani / The Hau Tree / Pupu A'o Ewa / Legend Of The Sister Rock / Grass Shack & Princess Pupule // The Fern Grotto / The Wedding Song / Mama Akua Lono / Hawaiaan War Chant / Legend Of The Caves (Waikapalai & Waikanaloa) / Hene Hene Kou Aka / Legend Of The Menehune Rock / I'm A Palm Tree / Queen Victoria & "Nauwiliwili" / Aloha Oe
「Steve Allen Presents」とあります。この時期でアレンの推薦と言えば、マーティン・デニーのジャケを飾る美女として知られるサンディ・ワーナーの唯一のソロもそうでしたね。こちらのキャロル嬢は声にキュートな魅力があって歌がうまいうえにピアノも達者。バックのコンボもシンプルかつユニークなのはアレン仕込みでしょう。「Bell, Rock And Candle」のスピード感にゾクッ! これがセカンド。ミュージシャンとしてのセンスのよさを感じます。.
【曲目】Rhythm Of The Rain / Medicine Man / Good Morning Starshine / Proud Mary / My Little Girl / Hayride // Sugar Coated Candy Love / Back Door Key / 3 Cheers / Orangutan / C. C. Rider / Nothing To Be Ashamed Of
【曲目】Granada / Vaya Con Dios / Ectasy Tango / Delicado / Isabel's Dream / Fandango // La Mu eca Espa ola (The Spanish Doll) / Valencia / Come Closer To Me (Ac rate M s) / The Peanut Vendor / La Macarena (The Bullfighter's Song) / Latin Lady
【曲目】Here Comes The Night / When He Touches Me / I’ll Come Running / Call Me / Surprise, Surprise / Leave A Little Love // Shout / She Will Break Your Heart / Lies / Take Me As I Am / Tossin And Turnin / Tell Me Like It Is
ウッディ・アレンが脚本を担当し、彼が映画界に転出するきっかけとなった作品です。映画はドタバタなコメディですが、このサントラはバカラックの映画音楽家としてのキャリアを前に推し進める役割を果たしました。スコアも素敵ですが、歌ものが充実。トム・ジョーンズが豪快に歌うタイトル曲、ディオンヌ・ワーウィックの名唱「Here I Am」。そして、マンフレッド・マンの「My Little Red Book」!.
1968年にポール・ウィンターが創設したユニット、ウィンター・コンソートは、ジャンルの枠を大きく越え、クラシックやワールドミュージックにも拡張した想像力あふれるプロジェクトでした。当時はイージーリスニング的に聴かれていたサウンドに秘められていた革新性をあらためて確認できるA&M時代のベスト盤。1曲目「A Big Hug」から発見の連続です。.
ご存知マイケル・ジャクソンのお兄さん。そしてマイケルより早くジャクソン5から独立し、ソロ活動を始めます。本作はスティーヴィー・ワンダーとの共同プロデュース。オーシャンメロウなフィーリングがすばらしいスティーヴィーの提供曲「Where Are You Now」が白眉です。ディスコソウル時代に対応した長尺曲もあり、全7曲。いい曲多いです。.
人気作「Silver Morning」の影に隠れた感がありますが、あえてカヴァー主体にした選曲の妙など絶妙なポップ/ジャズセンスを見せつけた1枚です。アコースティック4ビートにしびれるジミヘン「Up From The Skies」(リッキー・リー・ジョーンズがカヴァーした時のお手本)など、解釈もすばらしい! 「Roll-A-Round」は隠れチルドレンポップ佳曲。.
収録曲・データ
【曲目】Creepin' / Inside / Lost Up In Loving You / Sunday Kind Of Love / She's A Lady // Roll-A-Round / The Feeling / Up From The Skies / Marie / You
【曲目】Gypsy Wedding / I'm The Kind Of Man That Baby You Can Trust / About Time / Goin' Down To Texas / Road To The Sun / Apocalypse // Chinese Song / Roundhouse Blues / Ode To The Man At The End Of The Bar / Wild Oats Moan / Horse Out In The Rain
80年代ど真ん中な感じがちょっと気恥ずかしい感じのジャケットですが顔ぶれがいい。デビット・ラスリー、ラルフ・マクドナルド、アシュフォード&シンプソン、 マーティン・ブリーリーらということで、AORファンにひそかな人気がある1枚です。80年代的な打ち込みサウンドが主体ですが、ロバータ・フラックが歌うミディアムテンポのバラードA-4「One Road Leads To Another」などもとてもいいです。こういうものはまず復刻が望めないのです。詳しい曲目とアーチスト名は、曲目欄で。.
収録曲・データ
【曲目】Body Rock (Maria Vidal) / Teamwork (David Lasley) / Why You Wanna Break My Heart (Dwight Twilley) / One Road Leads To Another (Roberta Flack) / Let Your Body Rock (Don't Stop) (Ralph MacDonald) // Vanishing Point (Baxter Robertson) / Sharpshooter (Laura Branigan) / The Jungle (Ashford & Simpson) / Deliver (Martin Briley) / The Closest To Love (Ashford & Simpson)
ベニー・ゴルソンのビッグバンドとの共演盤。ローランド・カークの60年代作品のなかでは、コンボ作品がどうしても人気なのですが、本作も素晴らしいですよ。ゴルソンのアレンジは理知と情熱を絶妙に使い分けていて聴き惚れますし、カークも複数サックスにこだわらず、メロディアスでエモーショナルなソロを随所で吹きます。「A Nightingale Sang In Berkeley Square」をカークのサックスで弾けるなんて!.
オランダで80年代半ばに行われた戦前・戦後のトーチ・ソングを現代に甦らせる試み“Boulevard Of Broken Dreams”をきっかけに結成されたユニット。“File Under : Sad Songs”を標榜し、数ある戦前ティン・パン・アレイ〜50年代ポピュラー・ソングのなかでも、とにかく美しい、泣ける曲をだけを選りすぐったファーストに比べ、若干たのしげな曲も含み、妖しいキャバレー感覚も増大しました。Hannibalからアメリカでも流通したファーストとは違い、セカンド、サードは自国と一部ヨーロッパで流通したのみ。ピンク・マルティーニのファンの人にも聴いてほしいなあ。.
収録曲・データ
【曲目】Street Of Dreams / Trav’lin’ All Alone / Walkin’ By The River / Who Walks In When I Walk Out? / Who Needs You? / Beguine Des Reves Brises // Voz De Cabo Verde / You Let Me Down / I’m Painting The Town Red / More Than You Know / Dark Side Of The Road / Lonely Avenue / Only The Lonely