アメリカン・ミュージックへの憧れを、いかにも英国的なフィルターを通しながら独自のものとして消化した英国SSWの大傑作セカンド・アルバム。なんだかプリAOR的な雰囲気も出てきて、たまんないんですよ! B面2曲目のメロウな「Heaven Knows」から痛快にスイングするタイトル曲「Sunny Side Of The Streets」への流れがたまらなく素晴らしいのです。優しい日の光の中で聴きたい傑作!.
Heaven Knows.
Sunny Side Of The Street.
Give All You’ve Got To Give.ガットギーの響きと内省的な歌声が味わい深いフォーキー。PPMのポール・ストゥキーのプロデュースによるデビュー作です。収録されたギターのインスト「Sergei」はポールが日本公演の際にとりあげた作品で、PPMの「ライヴ・イン・ジャパン」にも収録されていますが、こちらがオリジナル。70年代以降も着実に活動を続けますが、このデビュー作がもっとも渋さや深みをたたえています。若さゆえの青い心がそうさせているのでしょうか?.
Acalanto.
Rambler.
Sergei.オールディーズファンから大人気の、あの夢見る少女だったリンダ・スコットが、ちょっとだけオトナになった選曲でブリッコヘアもビーハイヴに。しっとりムードで録音したスタンダードアルバム。でも、歌声はあの愛らしさのまま。舌っ足らずでスイングする「Oh! Look At Me Now!」が最高。あの声で歌われる「I'll See You In My Dreams」にも震えます。.
Oh! Look At Me Now!.
The Very Thought Of You.
I’ll See You In My Dreams.映画「勝手にしやがれ」の音楽などを手がけたフランスのジャズ・ピアニスト。1962年に自国フランスで収録されたライヴ盤です。オープニングがデューク・ジョーダン作の名曲「Jordu」以外は全曲自身のオリジナル。その「Jordu」はスピード感あふれる解釈。メロディやテンポの緩急など楽曲を立体的にとらえていることがよくわかります。.
Jordu.
Nos Smoking.
Dermaplastic.エリントンの右腕として「A列車で行こう」など名曲を数多く残した作曲家ビリー・ストレイホーン。フレンチホルンとピアノのデュオである彼らはジャズ界でも特異な存在でしたが、エリントンに認められ、ストレイホーンの追悼コンサートでも演奏しています。このアルバムはそのときの演奏をスタジオ盤に発展させたもの。隙間の多い演奏が逆に大きな余韻を呼び起こします。.
Take The ‘A’ Train.
Passion Flower.
Lush Life.夢の超音速旅客機コンコルドをめぐるサスペンス映画「コンコルド」のオリジナルサウンドトラック盤。当時、これもなぜか日本のみでしかリリースされず、世界のイタリアのサントラファンたちを嘆かせた1枚でした。70年代後半のチプリアーニらしいシンセを駆使したメロウでミステリアスなディスコムードがたまりませんね。.
Adventure Flight.
The Last Clash.
Martinica Dreaming.1980年代を迎えて社会もフィリーソウルも新たな方向に向かうべき。そんな思いがタイトル曲には込められているように思います。フィリーソウルの屋台骨を支えてきた彼らとギャンブル&ハフによる、フィリーの伝統を踏まえつつ発信した新時代へのステートメント。.
To Prove I Love You.
You’re The Girl Of My Dreams (Sho Nuff Real).
The Year 2000.ヒップホップ・フリークには「Impeace The President」(ハニードリッパーズ名義)の生みの親としても知られるシンガー/ソングライター。リズムに興味を持っていた人らしく、このアルバムもあの「My Girl」やエルトン・ジョン「Your Song」などでレゲエ風のリズムをとりいれているのが大穴感。他の曲もハイ・サウンドにも通じる心地よさあります。.
My Girl.
Your Song.
Virgin Girl.ランディ・ヴァン・ウォーマーと共作した「アメリカン・モーニング(Just When I Needed You Most)」の絶品セルフカヴァーを収録したトニー・ウィルソンのセカンド。格別のメロウさと黒人らしいバネを兼ね備えたしなやかな名曲が揃っています。ベーシックの録音はマッスル・ショールズ、仕上げをNYのベアズヴィルスタジオで行っています。.
Give Your Lady What She Wants.
Just When I Needed You Most.
New Orleans Music.美貌の女流ピアニスト、バーバラ・キャロル。ストリングスやブラスを交えつつ、スインギーで小粋なタッチの快演を聴かせるアルバムです。レパートリーの多くは親しみ深い名曲ですが、「Barbara’s Carol」なんてタイトルのオリジナルもあっておもしろいですね。柔軟なセンスの人だったのだと思います。.
Satin Doll.
For All We Know.
Love For Sale.アメリカでは一時ビートルズの対抗馬(ブリティッシュインヴェイジョン内で)と目されるほど快進撃を続けたDC5。イギリスでの公式ベストアルバム。70年当時の長髪で髭面の彼らをジャケットにして、60年代の歩みを集大成しました。「Red Balloon」などイギリスだけのヒット曲も収録していて新鮮です。.
Do You Love Me.
Red Balloon.
Everybody Knows.彼らの活動では中期にあたる名盤。ハープシコードを使ったレオン・ラッセルのワザ師ぶりが全開になった「My Heart's Symphony」からすでに名曲です。ソフトロック時代をにらみつつも、キャッチーで親しみやすい自分の持ち味を守っています。本作にはA-4「Tina」がミスプレスで入っていないものもあるらしいのですが、今回入荷盤はちゃんと収録。.
My Heart's Symphony.
Tina.
Where Will The Words Come From.もともとふたりのドイツ人ソングライターによる架空のディスコプロジェクトでしたが、アメリカでもヒットを連発。華やかなコーラス、シンプルなビート感、独特のおおらかさがディスコ隆盛の下地を作りました。ここから独立したペニー・マクリーンもディスコクイーンとして成功します。デビューヒット「Save Me」そして全米ナンバーワンに輝いた「Fly, Robin, Fly」収録のUSファースト・アルバムです。.
Fly, Robin, Fly.
Save Me.
I Like It.60年代に「You We're On My Mind」の大ヒットを飛ばした彼らのラストアルバム。1977年のリリースだけにサウンドはアーシーになってはいますが、美しいコーラスに彩られたソフトロック調ナンバーをこの時代に丁寧に作っていることに、まずビックリ! 全体的にもポップス度の高い作品になっています。深いエコーがかけられ、どこか神聖な雰囲気もありますね。ハーパース・ビザールのラスト作にも通じる隠れた名作です。ぜひ!.
Take Each Day As It Comes.
Rejoice.
Does Anybody Love You.1972年にアメリカで編集発売されたアネットのベスト盤。ジャケットには大人になったアネットがティーンの頃の自分の写真と一緒に写っています。選曲は1960年代初めまでの屈託のないティーニー・ポップ中心。アメリカの子どもたちみんながアネットに恋した幸福な時代のドキュメンタリーみたいな全15曲。.
Pineapple Princess.
Tall Paul.
First Name Initial.映画「サマー・オブ・ソウル」での素晴らしいゴスペル・アワーを体験して、あらためてゴスペルを聴きたくなった人におすすめしたい一枚です。キャラヴァンズはシカゴの女性ゴスペル・グループ名門(デビューは1958年)。この時期はソロでも有名になるシャーリー・シーザー在籍。あのロリータ・ホロウェイも在籍していた時期もあるんだそうです。.
Soul Salvation.
I Want To See Jesus.
Hold Your Peace.アル・ゴルゴーニ、トレイド・マーティン、チップ・テイラー。各自それなりにキャリアも深めていた東海岸ソングライター盟友3人組が残した落ち着いたSSWテイストの好盤。3人名義ではこれがファーストです。東海岸ポップ界隈きってのメロディメイカーだった彼ら自らの手によるドラマティックなナンバーを3人の暖かいハーモニーで。颯爽とした「Cisco」、泣ける「I Can't Do It For You」良曲多し。.
Cisco.
I Can't Do It For You.
Love Was Not A Word.アメリカでフィリーソウルをポップチャートにも多く届けたという意味では、スピナーズはとても重要なグループ。このアルバムからも「The Rubberband Man」が全米2位の大ヒットに。この時期のリードシンガー、フィリップ・ウィンの軽やかで、なおかつソウルフルなヴォーカルが受け入れられていたのも大きいんでしょうね。ポップ、ソウル、ディスコのバランス感覚も絶妙。.
The Rubberband Man.
Wake Up Susan.
Now That We’re Together.RCAはニューヨーク産とナッシュヴィル産で個性がわかれますが、彼女はニューヨーク産のシンガー・ソングライター。チャーリー・カレロやアル・ゴルゴーニのアレンジを得て、どこか不思議な世界を展開しています。マジカルなソフトロック・ナンバーの「Where’d You Go Last Tuesday?」やシティポップ感覚のバラード「Old Memories」を聴いてみてください。冬に聴きたい雪景色ジャケです。.
Where’d You Go Last Tuesday?.
Old Memories.
Not Comin Home.ステッペンウルフのリード・シンガー。バンド解散後にリリースしたソロ・アルバムです。生粋のアメリカン・ロックの担い手のように思われてますが、実は彼はドイツ生まれのカナダ育ち。憧れと野心がステッペンウルフのサウンドをドライブさせていたんですね。このアルバムでは自作曲以外にパトリック・スカイの曲をとりあげるなど、フォーキーなスワンプ・サウンドを表現しています。.
Many A Mile.
Walk Beside Me.
Two Of A Kind.ヤング・アイドル、デヴィッド・キャシディを送り出し、当時全米で大人気のファミリー・シットコム「パートリッジ・ファミリー」企画のアルバム第三弾。「Girl, You Make My Day」や「Last Night」「There’ll Come A Time」などをはじめ、屈託のないヤング・ポップスがいっぱいです! .
Girl, You Make My Day.
Last Night.
There’ll Come A Time.「Pillow Talk」の大ヒットから4年後。次は“私の上に”ですか。甘茶ソウルの女伝導師にして、数々のレーベルを興した実業家(そのひとつがヒップホップの源流Sugar Hill)。もっとさかのぼればかしまし男女R&Bデュオのミッキー&シルヴィア。その時代の出世作「Love Is Strange」の70年代ヴァージョンも、ここでかましています。もこもこした音質が逆に愛おしさを誘う女帝盤。.
Lay It On Me.
The Lollipop Man.
Love Is Strange.ジョン・デヴィッド・サウザーことJ・D・サウザーのセカンドソロ。ピーター・アッシャーのプロデュースで、ウェストコーストのツワモノたちが参加。AOR前夜を感じさせるからっと抜けのよいサウンドに混じって、ふと顔を出すジャジーでナイーヴなナンバー「Silver Blue」がたまらないです。.
Banging My Head Against The Moon.
Silver Blue.
If You Have Crying Eyes.人呼んで“元祖世界一の早弾き男”。アクロバティックな早弾き+頭脳的な多重録音を世に問うたレア・アルバムです。スインギーなメロディ解釈にトリッキーなリフ構成(全部自分)が加わってクラクラします。しかし、機械的な冷たさではなく、あくまで音色は“人肌”で。そこがいい。本国でも高評価。仕掛け人はリー・ヘイズルウッド。おなじく彼が手掛けたデュアン・エディのように脚光は浴びませんでしたが、愉快痛快なアルバム!.
Undecided.
When Your Lover Has Gone.
Mad Hatter.ポピュラー時代の歌手としてはいち早くロック世代の音楽に理解を示したペギー・リー。彼女がCapitolを離れ、A&Mに唯一残したユニークな作品がこれ。本作はリーバー&ストーラー・プロダクション制作によるデカダンな雰囲気の異色作。もちろん全曲彼らの書き下ろし作品。クルト・ワイルの世界にも似た、超ディープな気分に引き込まれます。.
Ready To Begin Again.
Some Cats Know.
The Case Of M. J..62年のヒット曲「It’s Magic」をフィーチャリングしたアルバム。いわゆる「Only You」スタイルのアレンジで名曲を彼ら一流のコーラスで収録。質の高いオールディーズ・コーラスが味わえる一枚です。「All The Things You Are」「Love Is Just Around The Corner」といったスタンダード・ナンバーのあしらい方も絶妙。涼しいんですよね、コーラスが。.
It’s Magic.
All The Things You Are.
Love Is Just Around The Corner.ロバート・ファーノンのアレンジによるストリングスオーケストラを従えての40〜50年代の楽曲を歌うポップスタンダード集。「The More I See You」「I Get Along Without You」「As Time As Goes By」などを選曲。録音は1974年。スロー〜ミディアムでニュアンス豊かに採り上げた透明度の高い一枚。一曲目「The More I See You」が始まった瞬間にドキッとします。素晴らしいです。.
The More I See You.
I Get Along Without You.
As Time As Goes By.もともとクラシックの世界でソプラノ歌手として活躍しながら、コケティッシュな美貌を活かして若くして俳優に転身。オペラチックな大仰さではなく、ジュリー・アンドリュースにも通じる透明感を感じさせる歌声です。本作では、ポピュラー転身直後よりも、ずっとまろやかで柔らかみのある表現も手に入れており、さらにチャーミングでビューティフルな魅力を振りまいています。美女ジャケとしてもAクラス!.
While We’re Young.
I Want To Be Happy.
This Can’t Be Love.ティーン向けの音楽番組「Where The Action Is」で人気者になった若手俳優キース・アリソンのソフトロック/サンシャインポップ・アルバム。プロデュースは当時多忙&絶好調を極めていたゲイリー・アッシャー。しっかりとしたビート感もかっこいいし、ミレニウムやサジタリアスが生まれる土壌ができていた当時のColumbiaの空気を反映したようなマジカルなアレンジの片鱗も聴こえます。.
Louise.
I’m A Believer.
Do It.かつてはヤングアイドル。60年代後半からぐっとスワンプ〜グッドタイミーなサウンドに接近。自作曲を積極的に盛り込み、レベルの高い名作を残しています。同時代の流行に敏感だったのでしょう。本作も基本はスワンプですが、彼なりにイギリスのグラムロックの影響を取り込んだ作品ともいえます。ジャケでのギターの持ち方がモロソレです。その感覚で聴くと発見多し。「Nighttime Lady」のような自作の名曲も。.
Nighttime Lady.
Are You Really Real?.
Garden Party.