TOTOに提供した「I'll Be Over You」などによってのちに知られる彼のこれがファースト。長くナッシュビルでキーボードプレイヤーとして活躍してきた人です。AORファンの間では隠れたマスターピースとして語られてきた1枚。それもそのはず、本作が当時発売されたのはなぜか日本とフランスのみでした。全曲ウォームで最高。海外で再発見された今ではレア盤に!.
アメリカのレーベルと契約がなくなっていた時期にイギリスで制作されたアルバムです。プロデューサー、ケン・バーンズによるアメリカン・ポピュラー/ジャズ界の立役者にゴージャスな作品を作る機会を与えるシリーズのひとつでもあります(ビング・クロスビーなども)。いきなりニール・セダカの「Hungry Years」で始まるのが泣けます。さらにピーター・アレンのビッグバンド・サンバ「I Go To Rio」、そして10cc「I’m Not In Love」への流れの素晴らしさ! 日本語解説付。.
ホノルルのショウビズの世界で活躍してきた甘いボーカルの男性シンガー。ハワイ・コールズの一員でもありました。冒頭の「ラウパーホエホエ・フラ」は、ビルのデビュー・ヒット。同曲を収録する「The Boy From Laupahoehoe」の日本盤が、こちらになります。トラッド色が豊かで、実に率直な仕上がり。ビリー・ヒューレンら腕達者のプレイヤーによる演奏も耳なじみよく、コーラスの味わいも上々です。丁寧で詳しいライナーは早津敏彦さん。.