72年のデビューアルバム。ジェリー・イエスターのプロデュースによる東海岸アコースティックサウンド! 繊細なポップフィーリングと爽やかな疾走感が身上のデュオです。名曲「Killing Me」収録。ジョン・セバスチャンがハーモニカを吹いている「So Easy」も良い曲ですねえ。彼らは長くボストン周辺で活動を続けました。.
Killing Me.
So Easy.
Persecution & Restoration.ニューヨークのアッパーイースト・サイドにあるチカーノたちの居住区“スパニッシュ・ハーレム”に咲く一輪の薔薇。リーバー&ストーラーが作り出した豊かなイメージをこの人の声が世界的な名曲にしました(全米10位)。名曲名演。B面も歌の上手さが「ラスト・ワルツは私に」風の名曲!.
Spanish Harlem.
First Taste Of Love.ビリー・フォードとリリー・ブライアントの黒人男女デュオ。ミッキー&シルヴィアやシャーリー&リーのフォロワーといった感じのおきゃんでかわいいR&B。作曲には若きボブ・クリューが関わっています。その縁なのか、のちに「Lucky Ladybug」フォー・シーズンズもカヴァーしてますね。.
Lucky Ladybug.
I Promise You.ハイファイのデータベースに残る過去のコメントを見ていたら、彼らをイギリスのジョー・ママにたとえた文章がありました。それは言い得て妙。多忙な作曲家、セッションシンガーとして引く手あまただった黒人シンガーとスタジオミュージシャンたちの顔ぶれは、UKポップシーンの裏方オールスターズという趣もあります。ヒット曲のない本作は比較的地味な印象ですが、相変わらずのグッドフォーキーポップ。そしてジャケ通りの秋冬向け。.
Count Me In.
Sunday.
John Brown’s Down.セカンドアルバム「My Prescription」収録曲ですが、シングルできくと音から伝わる集中力がやっぱりすごいなと感じます。ウーマックのシャウトの鋭さ、ベースラインのぐいぐいくる動き、音像がモノラルでごちゃっとなってるのが、逆にかっこいいのです!.
It’s Gonna Rain.
Thank You.スワンプとブルーアイドソウルの中間地点にいた頃のボズの魅力を集約した名作「Moments」からのシングルカット。アルバムのなかでは目立つ曲ではなかったですが、こうしてシングルで聴くとメロディの良さ、グッドタイミーなアレンジ、ポップスとしてのせつない魅力が際立って聴こえますね。.
Near You.ブレントン・ウッドが60年代に残した7インチはどれも最高。言葉遊び風のキャッチーなサビが耳に残るナイスノーザンで、アレックス・チルトンも90年代にカヴァーしていましたっけ。B面は彼のもうひとつの持ち味であるセンチメンタルさがよく出た泣けるミディアムです。.
Oogum Boogum Song.
I Like The Way You Love Me .イーストLAエリアのチカーノコミュニティから登場したバンド、ザ・ブリュー唯一のアルバムです! ジー・ミッドナイターズのR&Bテイストや歌心を受け継ぎつつ、69年という時代にあわせてロックにヴァージョンアップしたようなスタイル。ファズギターにファルフィサオルガンとサイケ/ガレージ基本アイテム搭載。不良っぽいのに歌心あふれたものになってしまうのがLA流!.
If I Were Someone.
Yesterday’s Coming.
If You Want Me.ロバート・ナイトの「Everlasting Love」をはじめ、60年代からソングライターとしてのキャリアを誇るナッシュヴィルの重鎮。もともとシンガー志向であったという彼が、ようやく漕ぎ着けたファーストソロです。地元ミュージシャンの中にはランディ・グッドラム、ロブ・ガルブレイス、バーゲン・ホワイト、スプーナー・オールダムらの名前も。歯切れのいいサウンドにナイーヴなメロディ。ポップスとAORの狭間にある、ある意味、理想的なサウンドです。.
Wild Wind.
It’s Me That You’re Leaving.
Street Talk.60年代にはロックンローラーとしてのヒット曲「Baby Sittin’ Boogie」があり、その後は作曲家.プロデューサーとしてキャリアを築いた才人。69年の本作がセカンドソロです。スワンプ、ソフトサイケ、チェンバーポップなど、やりたいことがごちゃ混ぜ。でも、メロディラインが素晴らしく、随所でぐっときます。アル・クーパーのアウトサイダー版? このザックリした知性を再評価お願いします。.
I Am The River.
Ocean Liner.
Children Are Crying Aloud.ジャズ&ジャイヴのオリジネイターのひとり。代表曲「Minnie The Moocher」は映画「ブルース・ブラザーズ」のハイライトでのキャブ自身の圧巻のパフォーマンスによってロック世代にも飛び火しました。そんな彼の第一次黄金時代、銀幕に残した名パフォーマンスをまとめた1枚です。音質はまあまあですが、それを超えて届いてくる高揚感!.
Minnie The Moocher.
Zaz Zuh Zaz.
Virginia, Georgia And Caroline.彼女のような存在をソングライター・シンガーと言ってもいいでしょう。すでにこの時点で作詞家として成功したキャリアを持ち、後にバカラックの奥さんとなる彼女の素晴らしいファースト。ピーター・アレン、ベット・ミドラー、ブルース・ロバーツ、メリサ・マンチェスターら良き共作陣を得た美しいメロディと、シンプルながら上品なサウンド。16ビートで決めた「Don't Wish Too Hard」は、実に開放的なポップグルーヴ! NYポップの粋が結集されたような珠玉のフィメールAORです。.
Don't Wish Too Hard.
Until The Next Time.
Home To Myself.ずっと在籍したOdeレーベルを離れ、Capitolに移籍した第一弾。彼女のあらたなパートナーとしてバンド、ナヴァロが全面的に演奏をバックアップ。かつてセクションとの演奏で得られたのとはまたひと味違う親密感あり。歌詞を自身で多く書いていることもあり、自分らしさにもう一度立ち戻ろうという彼女の心情がうかがえます。どことなくオーガニックな雰囲気も漂う1枚です。.
Simple Things.
Hard Rock Cafe.
Time Alone.彼らをAOR的に見ていたファンは70年代当時は存在しなかったかも。しかし、ブルーアイドソウル+スワンプを洗練させた作風にしてゆくとこんなに気持ちよくなるという見本みたいな曲が入ってます。よりAORファンに親しめるサウンドになっていくのは次作以降ですが、変化の兆し見せるホワイトソウルなサウンドがじつはツボにはまるんです。.
Out On A Limb.
Rendezvous.
I Can’t Give Up.歴戦のピアノブルースマン、チャンピオン・ジャック・デュプリーのイギリス録音盤。60年代からアレクシス・コーナーらと交流を持つなど足固めをしていたとはいえ、このBlue Horizon盤でのロックな振り切りは最高にかっこいいです。ジャケットではひょうきんな道化師ぶりですが、アルバム全体を通じた若々しさと風格の混ざり合いに、ひたすらのけぞってしまいます。.
I Want To Be Happy.
Grandma (You’re a bit too slow).
Puff Puff.シカゴ・ループというグループは、ボブ・クリューのプロデュースでDynovoiceにシングルを残していますが、彼らとおなじグループみたいです。Dynovoice時代はアッパーなソフトロックコーラスでしたが、こちらはもっとガレージ風味。アレンジはジミー・ワイズナーが手掛けています。両面ともにキャッチーでかっこいい。パワーポップファンにもおすすめ。.
Saved.
Can’t Find The Words.60年代ドイツで活動した若き6人組の、ドイツDeccaよりリリースされた代表作のUS盤。グリニッチヴィレッジのフォークの影響を強く受けたヒップで不良なサウンドに、どこかヨーロッパ的なクールさ、ニヒルさが漂います。女性ヴォーカリスト、インガ・ランプは、後年プログレのシーンでカルト的存在になるので、その筋でこのアルバムが高額評価された時期もありました。.
Jesus Met The Woman.
Erev Shel Shoshanim.
I’m On My Way.主人公のコリー・ウェルズは元スリー・ドッグ・ナイトの一員。本作はデヴィッド・フォスター、ジェイ・グレイドン、スティーヴ・ルカサー、ジェイ・グルスカなどすごいメンバーに囲まれてのソロ作品。全体の雰囲気はブルーアイドソウル的で、テンポよく盛り上がる「You're My Day」で即死ですね。なにしろAORファンにとっては昔から途方もない名盤です。.
You're My Day.
Waiting For You.
I Know You’re Willin’ Darlin’.イギリスを代表する渋味集団マクギネス・フリントがディランをカヴァーするという目的で、別名義で発表した作品集。プロデュースはマンフレッド・マン。のちにボブ・ディラン&ザ・バンドの「Basement Tapes」として発売(76年)になる作品が含まれていることが話題でした。ほのかに漂うイギリス風味やパブロックっぽさがまた良し。.
Open The Door Homer.
Don't You Tell Henry.
Eternal Circle.ウェストコーストジャズの実力派で、ソウルジャズ傑作「Mustang」でもおなじみ。彼がディズニー関連のオーケストレーションで知られるアレンジャー、カマラータのプロデュースでレコーディングしたミュージカル(ブロードウェイ)と映画(ハリウッド)の名曲集。企画要素が強い内容ですが、アレンジがとってもいい! サックスもメロディアスで、A-1「Goldfinger」から聴き惚れてしまいました。.
Goldfinger.
Get Me To The Church On Time.
Of Human Bondage.ピアニスト、ヴィブラフォン・プレイヤーとしても秀でた女性シンガー。彼女が精力的にリーダー・アルバムを出すようになったのは妙齢を迎えてからですが、円熟味とふわふわとした柔らかさが同居した雰囲気は、どれも素敵。落ち着いたスイング「Taking A Chance On Love」や、まろやかなボッサテイストの「Old Guitaron」(ヴィブラフォンを弾きながら歌うのが、またよし!)に、彼女の魅力が凝縮されています。スローに聴かせる「Over the Rainbow」もいい。.
Taking A Chance On Love.
Old Guitaron.
Over The Rainbow.ファンキーなR&Bオルガンならオレにまかせろ! 60年代初めの「Rinky Dink」「The Happy Organ」などのR&Bヒットで知られるベイビー・コルテス。60年代半ばを迎えても、相変わらずグリグリに黒いオルガン・インストをかまします。「Shake」「Watermelon Man」「Yeh Yeh」など、これでもか!というくらいに選曲もアップデート!.
Shake.
Watermelon Man.
Yeh, Yeh.ビートルズのライバルとしてアメリカに上陸し、ヒット曲を連発していた時代のUS盤サード。青春の甘酸っぱさを集約した傑作「Because」で幕開けし、ソングライターとしてのデイヴ・クラークの実力をいきなり披露。実はそれ以外にビッグヒットを収録していないのですが、「Whenever You're Around」をはじめ、泣ける隠れ名曲多数! もちろんいかしたモッドナンバーも収録してます!.
Because.
Whenever You're Around.
Come On Over.ベルリンでレコーディングされた問題作「Low」からのシングルカット。クラウトロック色を交えた力強いロックナンバー。全英では最高57位。アメリカでヒットするはずもなし。B面はアルバム1曲目の、これまたかっこいいあのインストナンバー!.
Be My Wife.
Speed Of Life.イギリスのテレビ番組でビング・クロスビーとデヴィッド・ボウイの共演が実現。その音源が一時、海賊版で出回ったこともあったのですが、これは正規リリース。クリスマスソングとしても、平和を願う気持ちの表明としても有効です。モノラル音源での収録。B面はアルバム「Lodger」からでステレオで収録されています。.
Peace On Earth - Little Drummer Boy.
Fantastic Voyage.78年の「Everybody Needs A Little Help」がAORファンには人気が高いのですが、80年の本作もなかなかに充実の作品。「Peace In My Heart」のようなセンシティヴな作風もいいし、「Comin’ Back」みたいなキャッチーなナンバーでも甘く伸びやかな声がよく似合います。バラード「Love One Another」も絶品。この音色ひょっとして……と思ったら、やっぱりプロデュースはブラウン・バニスターでした。.
Comin’ Back.
Peace In My Heart.
Love One Another.ストリングスの魔術師デヴィッド・ローズ。彼がCapitolでレコーディングをしていた後期に残したクリスマスアルバムです。ストリングスを流麗に扱う手際は見事。プロデューサーはデヴィッド・アクセルロッドということも功を奏しているのか、非常にキビキビとして気持ちのいいクリスマス・サウンドが続きます。.
Little Drummer Boy.
The Christmas Tree.
I Saw Three Ships.パット・ブーンの娘さんで、CCM方面でのアルバムも多い人ですが、こちらはポップフィールド向け。しっとりしたバラードも歌のうまさが光る上質のMOR/AORです。ゴフィン&キング「Oh No Not My Baby」のカヴァーが泣けますね。A面をアーティ・バトラー、B面をジョー・ブルックスが丁寧にプロデュース。.
Oh No Not My Baby.
Another Goodbye.
When You’re Loved.後にミミ・バエズとコンビを組む早生の天才ディック・ファリーニャ(小説家としても作品を発表)とエリック・フォン・シュミットらが滞在先のロンドンで録音したセッション。若きボブ・ディランがハーモニカで参加していることで有名ですが、なにより主役の二人のビターでディープなフォークブルース〜ヒルビリーの数々にうたれます。「Dobell's Jazz Record Shop」での録音というロケーションにもしびれちゃいますね。レコーディングは1963年1月14日と15日。リリースは後年でした。.
Jumping Judy.
Glory, Glory.
Xmas Island.前作「Minute By Minute」の大ヒットで完全にAORサウンドにシフト。マイケル・マクドナルドが事実上のリーダーとなってしまったようなサウンドで、本作も最高のシティ・サウンドなのですが、結局そっちに行きすぎてしまったのか彼らは解散を決意します。しかし、本当にハイクオリティで気持ちいいアルバム。.
Dedicated This Heart.
Real Love.
No Stoppin’ Us Now.