グレン・ミラーに並々ならぬ恩恵を受けて育ったヴォーカリストたちとサックス奏者が一同に介し、モダンなポップ・ヒットをグレン・ミラー・ビッグバンドのスタイルで解釈したナイス・アルバム。テックス・ベネキーとモダネアーズが歌う「Long Tall Texan」レイ・エバールが歌うバカラック・ナンバー「Wives And Lovers」も良いし、インストでは小気味よくスイングする「Java」を推薦!.
ハワイの49th State Hawaii Recordに残されたタヒチ音源。トティズ・タヒチアンズというグループの、野趣あふれるタヒチアン・ドラムスと、ハワイアンとのつながりを色濃く感じさせる歌もので構成されています。コーラスやギターを軸にしたサウンドはエディ・ルンドに似ているような感じですが、この歌ものを演奏している面々についての詳しいクレジットはありません。聴いているだけで生命力があふれてきそうな、おおらかで力強いアルバムです。.
【曲目】Vivre Comme Ca / L'Assassin Du Dimache / Mais Qu'est-ce Que J'ai? / Simple Comme Bonjour / Planter Cafe / A Paris // Les Grands Boulevards / Le Carrose / Luna Park / Le Chat De La Voisine / Le Chef D'orchestra Est Amoureux / Mon Manege A Moi
ランディ&マイケル・ブレッカーの兄弟に加え、デヴィッド・サンボーン(ts)が加わった最強の3管編成。ギターにスティーヴ・カーンも迎えたバンド名義でのアルバムです。70年代半ばのフュージョン・ブームを支えた一枚ですが、ファンキー&メロウな感覚が今聴くとまた新鮮です。ルーサー・ヴァンドロスが歌う「What Can A Miracle Do」最高ですよね!.
イギリスの誇る元祖黒人ディーヴァ。「007」シリーズで世界的に有名になる以前に発売されたアルバムは、どれもなかなか見かけません。Epicからの唯一のアルバムとなる本作も、ジャズ魂が詰まった傑作。バネを活かした歌唱で舞台を駆けめぐる若き日の彼女の姿が思い偲ばれます。火が出るような「From This Moment On」! アレンジもいい!.
収録曲・データ
【曲目】Burn My Candle / Night And Day / Crazy Rhythm / The Wall / The Banana Boat Song / The Gypsy In My Soul / Love For Sale // From This Moment On / (Kiss Me) Honey, Honey / You, You Romeo / My Funny Valentine / How About You? / Fire Down Below / As I Love You
【曲目】Dancin' On A Saturday Night / Goodbye Yellow Brick Road / The Free Electric Band / Yesterday Once More / Skydiver / Angie // River Deep-Mountain High / Killing Me Softley / This World Today Is A Mess / I'd Love You To Want Me / Dan, The Banjo Man / Angel Finger
1980年代後半、キャラクターもしっかり確立され、音楽性は安定しますが、チャート面では彼らはやや下降期に入っていきます。このアルバムも曲は充実しているのに当時は意外なくらい底評価でした。ぜひ再評価お願いします。A面が「In Praise Of Older Women」、B面が「Other Crimes」と、二本立てになっている作品でもありました。B-5「You Can’t Keep A Good Man Down」はジッチー・ダンの人気曲カヴァー。.
【曲目】Go Bring Me A Lass / The Trooper / A Young Man And A Maid / A Wanton Trick / There Was A Knight / Two Maidens Went Milking One Day / A Lusty Young Smith / Tom And Doll // A Riddle / A Maiden Did A-Bathing Go / The Jolly Tinker / Old Fumbler / The Three Travelers / Kitt Hath Lost Her Key / To A Lady / The Four Able Physicians / Sylvia The Fair【Vocals】Ed McCurdy【Arranger】McDarkin【Banjo】【Guitar】Erik Darling【Music Librarian】D'Urfey【Recorder】Alan Arkin【Songs Research】Ed McCurdy
50代を迎えたフランキー・ヴァリのまだまだ現役宣言ともいえるアルバム。ボブ・ゴーディオ、ボブ・クリュー、サンディ・リンツァーら長年のスタッフがプロデュースで参加。しかしノスタルジーにはならず、エレポップ的なアレンジのポジティヴなアプローチにびっくり! モノトーンズのドゥーワップ・クラシック「Book Of Love」もデジタル・ダンスナンバーになって二度びっくり!.
【曲目】Merrily We Roll Along ~ Comedy Tonight ~ The Little Things You Do Together / Barcelona / So Many People / Love Is In The Air / Not A Day Goes By / The God-Why-Don’t-You-Love-Me-Blues / Theme From “Stavisky” // I Remember / Merrily We Roll Along ~ Together Wherever We Go / Anyone Can Whistle / I Do Like You / Johanna / Everybody Says Don’t / Merrily We Roll Along ~ Side By Side By Side ~ Send In The Clowns
裏ジャケが経年変化のためやや薄茶色になっています。チリノイズ少々ある盤です(試聴サンプルは良品入荷時のもので、今回入荷商品とはコンディションが異なります)。B-5「Oh, What A Memory We Made」の中盤に小さなキズによるプチノイズあり。
過度な装飾の無いしゃれたNYジャズ・ヴォーカル。
小気味よくスイングする80sフィメール・ジャズ。彼女は50年代から美女ジャズシンガーとしてアルバムを残してきました。疾走するビートの上を駆け抜ける「Ridin' On The Moon」や「Gotta Have Me Go With You」が気持ちをぐっと高めてくれます。ラテンテイストでアレンジされた「While We're Young」も新鮮。Stashレーベルならではの、過度な装飾の無いしゃれたNYジャズ・ヴォーカル。.
ベスト盤みたいなタイトルですがじつはこれ、彼らのColumbiaでの一作目「Hottest New Group In Jazz」(1959年)のリイシューです。オリジナルの写真ジャケがいいに決まってますが、この猫と狼ジャケもわるくないですね。「Twisted」「Bijou」「Cloudburst」「Everybody's Boppin'」も入ってます。ということは内容最高なのです!.
カナダのポップ・ガレージ・バンド、シナーズ。1968年にカナダの第15代首相に就任したピエール・トルドーを応援する「Go Go Trudeau」がカナダで受けたんでしょう(?)。その勢いで制作されたアルバムです。アマチュアっぽさも残る演奏ですが、カヴァーのセンスは悪くないし、好感が持てます。珍品! ちなみに現カナダ首相のジャスティン・トルドーはピエール・トルドーの息子さん。.
オヤジ風ながら絶妙に洒落たエンタメ風味が魅力の男性ヴォーカル・デュオ。低音のハモりっていうのが、クセになるわけでして。その中でパッと視界が開けるような爽快ボッサ・チューン「You And Only You」がオススメ。他の曲もアレンジがすごく良く出来ていて、にやにやしながら聴けてしまいます。こういう音を新しい耳で発掘してください!.