1980年に限定で製作されたカセットテープ・ベスト版がオリジナル。コレクターズアイテムとなっていた同作をLPとしてリイシューしたのがこちらです。両面で20曲の大盤振る舞い。未発表やシングルB面も含んでいるので、普通のベスト盤とは雰囲気が異なります。「(What’s So Funny ‘Bout) Peace, Love And Undes\rstanding」収録!.
Girls Talk.
Radio Sweetheart.
(What’s So Funny ‘Bout) Peace, Love And Undes\rstanding.
【曲目】On The Atchison, Topeka And The Santa Fe / Sentimental Journey / Casey Jones / Sleeper Car / The Wreck Of The Old ‘97 / Ghost Train // Chattanooga Choo Choo / I’ve Been Working On The Railroad / Where Do You Work-A John? / Sleepy Town Express / Lonely Train / Alabamy Bound
【曲目】 You Let My Love Get Cold / Love You Didn’t Do Right By Me / Oh! No! / The Tavern / Wrong Wrong Wrong / The Gypsy With Fire In His Shoes // Do I Love You / Wrong Joe / Me / Johnny Guitar / I Belong To You / Autumn In Rome
この時期に多く残した映画音楽カヴァー集のうちの一枚。アカデミー受賞曲「Windmills Of Your Mind」など、比較的ムーディなナンバーが多く「The Fox」や「Star!」など、都会的センスのアレンジが光ります。そんな中でひときわアッパーで目立つのが「Chitty Chitty Bang Bang」! ティンパニが響きまくる大迫力のアレンジに卒倒します!.
収録曲・データ
【曲目】How Are Things In Glocca Morra? / Theme From The Fox / Funny Girl / Theme From The Thomas Crown Affair / Star! // The Heart Is A Lonely Hunter / The Lion In Winter / Elvira’s Theme / For Love Of Ivy / Chitty Chitty Bang Bang /As Long As He Needs Me
ソフトロックというスタイルが“ロック”の流行から外れて、アレンジャーたちのプロジェクトになっていった過程。このアルバムもその中にあってしっとりと艶を放つ珠玉の一枚。前作はオリジナル中心でしたが本作はカヴァーが主体。70年代ソフトロック定番ともいえる「Day By Day」は後半の怒濤の盛り上がりに鳥肌。インストですがケニー・ランキン「Peaceful」のカヴァーにも成熟したグル−ヴあり。.
フォー・フレッシュメンが70年代に残した知られざるライヴ盤! バックは完璧に70'sファンキー・マナーを取り入れたスタン・ケントン楽団。レパートリーはおなじみのスタンダードだけでなく「It's Not Unusual」「Byrd Avenue」、客席とのやりとりも含めたMCでは、なんとフォー・フレッシュメン版「Surfer Girl」も飛び出して! 歌いながら楽器もどんどんこなす彼らのモダンでクリエイティヴなステージが目に浮かぶ2LPです。.
収録曲・データ
【曲目】There Will Never Be Another You / After You / Byrd Avenue / Surfer Girl / Girl Talk When The Feeling Hits You // Walk On By / What Are You Doing The Rest Of Your Life? / Brand New Key / A Beautiful Friendship // Teach Me Tonight / Summer Has Gone / Hymn To Her / Come Back To Me // It's Not Unusual / She'll Be Coming Around The Mountain / Walk Softly / Artistry In Rhythm
「夜汽車よジョージアへ」など数々のヒット曲を書いた心優しきソングライター。Buddahでの二作目です。前作に引き続きニック・デカロがアルバムの半数でアレンジを担当。爽快なオープニング曲「If That's All Our Love Mean To You」と、小さいものを愛おしむようなセンシティヴな「The Closest Thing To Love」。この2曲で、彼の個性がすでに集約されています。決してひとりじゃなくて、寄り添える仲間がいる。そういう気持ちにさせてくれます。.
50年代にロックンロールとリズム&ブルースの橋渡しをするコンボを結成。その後も若い才能や埋もれたベテランをどんどん一座に加えて、人種を超えたR&Bの楽しさを追求したジョニー・オーティス。彼の十八番である「Willie And The Hand Jive」をはじめ、Capitol時代(1956〜60年)のレコーディングから16曲をピックアップ。しかもそれをDJ感覚で曲間無しでつないだ編集がお見事。最初から最後まで踊れます!.
【曲目】Come Prima / Quando, Quando, Quando / Mamma / Treccia Bionda / Al Di La / Maria, Mari // Un Caffe / Mattinata / Ciao, Ciao Bambina . Tango Delle Rose / Volare / La Spagnola
【曲目】Sally Go 'Round The Roses / Duel In The Sun / I Hadn't Anyone 'Till You / Strangers / Say It Over Again / Armen's Theme // Rememb'ring / Wind Song / Wabash Moon / One Night Of Love / You Must Have Been In Love Before / Beau Night In Hotchkiss Corners
タガログ語を交えた「We’re All Alone」に打たれました! フィリピンの人気シンガー、リコ・J・プノ、77年のアルバムです。甘く都会的なAORサウンドと、フィリピン・シンガーならではの独得の色気があります。力強い地声とファルセット、英語とタガログ語の組み合わせがじつにエモーショナルな効果を生み出しています。ダンサブルとかDJ向けとはまた違い、むしろヴィンテージソウル/チカーノソウルなどに近い感覚です。.
【曲目】I Can't Stop Dancing / (Sittin' On) The Dock Of The Bay / Do The Choo Choo / You're Such A Beautiful Child / Monkey Time // Do You Feel It? / I've Been Trying / Jammin' In Houston / Love Will Rain On You / Sometimes I Wonder
インドネシア出身の彼が、オランダで発表した4作目。ダンスフロアーを意識したA面、スティーヴィー・ワンダーの影響深いメロウネスが光るB面という構成。80年代に日本で紹介された当時は「Tears For The Stars」や「Ev’rybody Feel The Groove」が人気でしたが、今だったらメロウな「Temptation’s Stronger」や「Days Can’t Stay Forever」がぐっと来たり。ジャジィなコード使いなど、高度な内容を感じさせますし、ハワイやフィリピンAORとも共通する匂いも。.
収録曲・データ
【曲目】 Ev’rybody Feel The Groove / Tears For The Stars / Wake Up / Lorraine // Jakarta / Temptation’s Stronger / The Rain / May Please Stay / Days Can’t Stay Forever / You Are My Sunbeam
UKブルー・アイド・ソウル・シンガー、ジェス・ローデンのセカンドにして傑作。伊達男な感じがアルバム全体に漂うメロウAORなアルバムです。幕開けの「Misty Roses」極上カヴァーの美しさ。ホーンが心地良い「In Me Tonight」の洒脱なグルーヴ・チューンにも昇天必至。一時の人気も落ち着いた今、改めて聴くとさらに楽しめるようになりましたね。.
ザッパが心から愛する50年代のドゥーワップ・スタイルで、マザーズのレパートリーをリメイクして全編通した問題作。フェイクと敬意がぎりぎりで火花を散らすザッパ版アメリカン・グラフィティと言っていいでしょう。マスターテープ紛失で、90年代にCD化された際にザッパ自身の要請によりリズムが差し替えになっていて(配信音源も同様)、チープな味わいはオリジナルのVerve盤にしかありません。「Jerry Roll Gum Drop」「Cheap Thrills」、最高に愛にあふれたインチキR&R!.
名前に“Groove”とつけるほどのりのり。ソウルジャズ・ファンにはこの人の存在はおなじみですね。「The Madison Time」のかっこよさにビックリ。「The Odd Couple」「Sunday Morning」「98.6」なんて60sポップのヒップなところをぐいぐいと攻め込んできます。ここではインストの「Oklahoma Toad」(デイヴ・フリッシュバーグの名曲)ですが、次作「Workin' On A Groovy Thing」ではあらためて歌入りヴァージョンに挑戦してます。.