ネオアコの前哨戦みたいなタイトル曲「恋はリズムにのって (Take A Little Rhythm)」。これって今聴くと、ちょうどいい懐かしさですね。このとき彼は21才。収録曲は10代で書かれたもの。A-2「恋はリズムにのって」からA-5「African Queen」までの流れなんかホント素晴らしいですね。クリス・レインボウのファンにも聴いてほしいもの。ロンドンA&Mが見いだしたアーティストです。.
収録曲・データ
【曲目】Fools' Society / Take A Little Rhythm / Saturday Heartbreaker / We Were All In Love / African Queen // Live Every Minute / Jamie / Page By Page / The Hollywood Role / A Goodnight Song
【曲目】Gigi / Laura / Fascination / I’m A Dreamer, Aren’t We All? / Theme From The Best Years Of Our Lives / The Last Time I Saw Paris // Theme From Irma La Douce / We Kiss In A Shadow / It Might As Well Be Spring / Hi-Lili, Hi-Lo / The Second Time Around / Song From Two For The Seesaw
ポップコーラスの開祖とも言える三人娘の30〜40年代の代表曲(再録音含む)を集めたお得盤。こういう編集ものは選曲といい、曲数といい、英国盤がとても優秀。カルメン・ミランダでもおなじみ「South American Way」を始めとして、この時代にすでに南米方面まで視野に入れリズムの冒険が行われていたこともわかり興味深いです。大ヒット「Bei Mir Bist Du Schon」は再録音ヴァージョン!.
収録曲・データ
【曲目】Beat Me Daddy Eight To The Bar / Boogie Woogie Bugle Boy / I'll Be With You In Apple Blossom Time / Beer Barrel Polka / I Can Dream, Can't I? / Pennsylvania Polka / Hold Tight (Want Some Sea Food Mama) / Oh Johnny Oh Johnny Oh // Rum And Coca-Cola / Down In The Valley (Hear That Train Blow) / Bei Mir Bist Du Schon / The Shrine Of St. Cecilia / Rhumboogie / Joseph! Joseph! / South American Way / Strip Polka
初期ビーチ・ボーイズに採って、重要な要素のひとつがカーソングでした。オリジナル・アルバムとしては通算4作目にして、全曲カー・ソングで統一された初めてのアルバム。タイトル曲や「409」など景気のいいナンバーが充実ですが、ブライアンのソングライティングがついに全面開花した時期だけに、バラード「Ballad Of Ole’ Betsy」も素晴らしいです!.
ベン・E・キング meets ボブ・クリューと聞くと、ポップス的なものを想像しますが、なんとこれがファンク色濃い異色作。ドラムの音色が強烈に鋭すぎ。重たいミッドテンポ・ファンクの「She Lets Her Hair Down」からただならぬ雰囲気。ディランの「Tonight I'll Be Staying Here With You」のカヴァーのロックなかっこよさには、ただただ唖然です。.
やりたい放題やったナイスなグッドタイムロック・アルバム! 彼のファーストとセカンドはローリング・ストーンズのイメージとはまったく違うファンキーでハッピーなグッドタイム・ロック! NRBQのファンにもオススメといっていい名盤です。B-4「If You Wanna Be Happy」(ジミー・ソウル)や「A Quarter To Three」(ゲイリー・US・ボンズ)はDJにも人気のハッピー・ロック・ナンバー。.
ジョージー・フェイムもNRBQも愛した「Sittin' In The Park」などで知られる巨体の黒人シンガーにして優れたソングライター、そしてエンターティナー。名曲を愛する心の持ち主で、過去のスタンダードを自分色のR&Bに塗り替えるのも大得意でした。いまやチカーノソウルのレジェンドとしてアメリカでも再評価大。「Soulful Strut」をちょっとテンポダウンさせたみたいな「Moonlight In Vermont」とか、最高すぎ。.
収録曲・データ
【曲目】Temptation / Exodus / Fly Me To The Moon / Let’s Fall In Love / Somewhere / Ol’ Man River // Every Day I Have The Blues / Who Can I Turn To? / Moonlight In Vermont / Secret Love / When I Fall In Love / It’s All Right With Me
シンガーズ名義のソフトロックアルバム。選曲もアレンジもよいです。クワイア的なコーラスの厚みが、キャッチーな曲調と相まって、思いがけず素敵な効果を生み出しています。「Up, Up And Away」「Somethin’ Stupid」「Sunday Will Never Be The Same」「Groovin’」など、も春っぽく気持ちよいです。ジャケも良!.
収録曲・データ
【曲目】I Love You And You Love Me / Up-Up And Away / This Is My Song / I Got Rhythm / Somethin’ Stupid // Sunday Will Never Be The Same / Yellow Roses Mean Goodbye / Only I / Groovin’
こいのぼり+凧揚げジャケ! アメリカのお茶の間を多幸感あふれるサウンドで満たしたビリー・ヴォーン楽団。そのコーラス仕事からピックアップして編集された廉価盤なのですが、ソフトロック時代を意識したような若々しいジャケだけのせいでかなりの人気盤。若向けの「Up, Up And Away」や「Cherish」から大人っぽい曲までバランスよく選曲されてます。.
セルジオ・メンデス・プロデュース。ブラジル’66の弟分的存在で、このメンバーで大阪万博にも来日。記念ライヴ盤も発売され、日本ではなじみの深いグループになりました。実は兄貴分に負けず劣らずセンスが良かったりして。ハーモニーが生っぽいところも魅力です。ファーストのA&M盤同様、こちらのセカンドBlue Thumb盤でも鋭い選曲が光ります。「Spinning Wheel」「Don't Go Breaking My Heart」「Girl Talk」など、捨て曲なしの好内容。この音の粒立ちはアナログでこそ!.
収録曲・データ
【曲目】Spinning Wheel / Zazueira / Girl Talk / The Night Has A Thousand Eyes / What A Pity // With Your Love Now / Open Your Arms / Elenor Rigby / Don't Go Breaking My Heart / Blackbird
あの軽妙にして洒脱なアコースティックスイングのナイスガイ、ルー・ロンドンが在籍していたブルーグラスバンド。スイング色は余り無いのですが、ローリング・ストーンズの「Honkey Tonk Woman」や「No Expections」、また「Over The Rainbow」を通解ブルーグラスアレンジにしてしまったりと、選曲も演奏もポップで若い感覚のブルーグラスであることは間違いありません。.
収録曲・データ
【曲目】Devil In Disguise / Honkey Tonk Woman / Victim Of The Tomb / One Tin Soldier / Whose Shoulder Will You Cry On / Green Rolling Hills Of West Virginia / Somewhere Over The Rainbow // The Great Swamp / No Expections / Bosque Country Romance / Harold's Super Service / Ridiculous River / Georgia Piney Woods / Any Day Woman
キッズソウル大定番「I Believe In You」や、ブレッド「Baby, I’m-A Want You」、ミレニウム「I Just Want To Be Your Friend」とか、本当にいいカヴァーですね。いまだに人気の高いチルドレンソフトロックのマスターピース! アメリカでは今なおケーブル局で「愉快なブレディ一家」の再放送が続いています。.