内省的なタッチを基本にして、ヴァラエティ豊かな世界を展開するSSW。のちにカーペンターズとの仕事で名を挙げるジャック・ドハーティが全曲のアレンジを手がけています。ストリングスの澄んだ音色が痛いほど突き刺さります。まるでアルゾみたいな「Motels And Stations」をまず聴いてみてください。.
カリフォルニア生まれのアメリカ人なのですが、最初に成功を収めたのはイギリス。その手助けをしたのがジャッキー・デシャノンなんだそうです。彼が歌うブルーアイドソウルナンバーには、モッズの香りがします。ヒット曲「Niki Hoeky」などを含むUSサード。B面ラストの2曲(「I Can’t Make It Alone」「You Make Me Feel Like Someone」)がジャック・ニッチェのプロデュースです。これが突然、フィル・スペクター(ライチャス時)風になってます。.
「Exotica」第三弾。怪鳥音も高らかに響き渡る「Jungle River Boat」、ミニマルな「Bamboo Lullaby」、和エキゾ「りんご追分」など収録です。まだまだエキゾの源泉は尽きず。いろんな意味で脂の乗りきった時期の作品と言えますね。パーカッションを大胆に駆使した「Limehouse Blues」などジャズな選曲もエキゾ印に。アルバムとしては通算8枚目。めっきり良品に出会わなくなってきました。.
収録曲・データ
【曲目】Jungle River Boat / Harbor Lights / Manila / Mama Iti E Papa E / Bamboo Lullaby / Ringo Oiwake // Moon Of Manakoora / Limehouse Blues / Beautiful Kahana / Caravan / Congo Train / Hello Young Lovers
【曲目】Honeysuckle Sam / Sam Metrically / My Wild Irish Sam / Sentimental Sam / Ding Dong, Sam Is Dead / Sam ‘N’ Eggs // Devi;ed Sam / Wham Sam! / Thnak You, Sam / Sam’s Serenade / Three Sams In A Fountain / Canned Sam
【曲目】A Taste Of Honey / I'm In A Dancing Mood / Black Orchid / Take Five / Stranger On The Shore / Walk On The Wild Side // Exodus / A-Me-Ri-Ca / Route 66 / Clair De Lune / Violetta / The Wild One
のちにソングライター/プロデューサー、そしてレアグルーヴ劇名盤「Outlaw」などをリリースするユージン・マクダニエルズ。彼が若き日にポピュラー寄りのソウルシンガーとしてデビューした時期のアルバムです。レパートリーはスタンダード中心。恋愛にまつわる揺れる心をテーマにした選曲で、「Love Me Tender」をとりあげているんです。.
イノセントなポップスがぎっしり。表題曲は思春期ポップの名曲! Late60'sソフトロックへの橋渡しのようなサウンドの「We'll Work It Out」(山下達郎「土曜日の恋人」の元ネタという噂アリ)も最高です! レオン・ラッセル在籍時の傑作で、編曲家としての彼のドリーミーな手腕は、後のバーバンク方面での仕事へつながって行きます。.
収録曲・データ
【曲目】Everybody Loves A Clown / Mr. Blue / Chip Chip / I Gotta Find Cupid / Let Me Tell Your Fortune / (Till) I Kissed You // Tossin' And Turnin' / My Special Angel / We'll Work It Out / Sha La La / Time Stands Still / Dreamin'
アンダース&ポンシア作の名曲「Sunrise Highway」収録! ニール・セダカ&キャロル・ベイヤー・セイガー作「The Girl I Left Behind Me」同じくキャロル&トニ・ワイン作「Nobody’s Home To Go Home To」(ジャッキー・デシャノンもやってました)も、これまたトレードウィンズ・ライクな泣きポップ! アッパーな「Just Keep It Up」 も泣けてかっこいい。重度のポップス中毒者のために作られたような、ツボ突きまくりの隠れソフトロック名盤。.
収録曲・データ
【曲目】Maybe Just Today / Get Ready / Medley : My Girl / Hey Girl / Sunrise Highway / Just Keep It Up (And See What Happens) // The Girl I Left Behind Me / The Way You Do The Things You Do / Nobody’s Home To Go Home To / Sealed With A Kiss / Tiffany Rings / Beautiful People
もともとはフォークの流儀で登場した黒人シンガーとウッドベースの二人組。アルバムを重ねるごとにソウルフル&ピースフルな感覚があらわになり、名前も当初のシンプルすぎる「ザ・ペア」から長くなりました。グルーヴィーな「(What About All) These Changes」や「Call Me」は流石! 凛とした気分にあふれた「Hello Young Lovers」やタイトル曲も格別です。.
60年代中期に米国ファンクラブ向けに通販されたというレアトラック集。キメだけで出来た「The 2000 Pound Bee Part 2」(“Part 1”とクレジットされていますが誤記です)なんて最高ですよ。「ブルース・ブラザーズ」の二人はこの曲が大好きで、互いの葬式にはこれをかけると誓いあい、実際にジョン・ベルーシの葬式で流したそうです。ジョー・ミークっぽい「Gemini」も素晴らしい宇宙インスト!.
収録曲・データ
【曲目】The 2000 Pound Bee (Part2) / Skip To M’Limbo / Rap City / Gemini / Snow Flakes // The Swingin’ Creeper / Journey To The Stars / La Bamba / Ten Seconds To Heaven / The Chase
Libertyレコードでの最後のオリジナルアルバム。つまり、この次はもうソフトロック傑作「Save For A Rainy Day」なのです。ティーンエイジャー向けのサーフポップから脱しつつある彼らの姿をとらえた重要盤。プロデューサーとしてのジャン・ベリーの才能が豊かに開花しています。ゲイリー・ゼクリー提供の「The Restless Summer」やジル・ギブソンの歌声もうっすらきこえる「A Surfer’s Dream」(彼女が作曲にも関わっています)などサマーポップの名曲多数! ジャケも人気!.
オーストラリア編集のベスト盤。「When You Walk In The Room」「Needles And Pins」「What The World Needs Now Is Love」などの大ヒット曲収録は当然ながら、他のセレクトが変わってます。ジミー・ウェッブ作「The Girl’s Song」やバカラック「Come And Get Me」ファンキーな自作「L.A.」などの収録は通好みと言っていいでしょう。両面で23曲のヴォリュームはうれしい! 見開きジャケ内側の詳細な解説&ディスコグラフィー、他人への提供曲リストもうれしい!.
バド・シャンク・クインテットを従え、ジャズな色気たっぷりの彼女。60年代の作品では、これが群を抜いてジャズっぽいですね。ムーディでスインギーなオトナの遊びって感じの「I've Got You Under My Skin(あなたはしっかり私のもの)」が最高なスイングナンバー。ラストを締める「In The Still Of The Night」も、素敵すぎる高速ジャズ! 全曲コール・ポーター作品です。.
収録曲・データ
【曲目】I’ve Got You Under My Skin / You Do Something To Me / Get Out Of Town / All Through The Night / So In Love // At Long Last Love / Easy To Love / My Heart Belongs To Daddy / Ev’ry Time We Say Goodbye / In The Still Of The Night
【曲目】I Get A Kick Out Of You / A String Of Pearls / The Happy Hobo / I Love Paris / Autumn In New York / Blues In The Night // April In Paris / On A Slow Boat To China / Opus #1 / Blue Tango / Caravan / Night Train
「Girls In Love」「Me About You」など、若きソングライター・コンビ、ゴードン&ボナーの楽曲が約半数を占めるアルバム。サウンドにもソフトロック的変化が出て来たと感じるのは、初期はメンバーでもあったレオン・ラッセルが多忙となり、アレンジをニック・デカロ、ジャック・ニッチェらが担当した楽曲が増えたからでもあるんでしょう。デカロ・アレンジの「Me About You」ニッチェ・アレンジの「Moonshine」の音響感覚、よく聴くとマッド!.
ビートルズが憧れたのは俺たちさ! バディ・ホリーのバックを務めた強者たちで、彼の死後はレジェンドの功績を伝えつつ、芯の一本通ったポップオールディーズを演奏し続けた彼ら。ビートルズ・ナンバーも4曲取り上げ、抜群の安定感とドライヴ感を披露。リヴィエラズの「California Sun」も、こっちの方がかっこいいかも。ホリーの後を引き継いで加入したギタリスト、ソニー・カーティスのオリジナル「A Fool Never Learns」も良い曲なんだ。アレンジは若きレオン・ラッセルとアーニー・フリーマン。.
収録曲・データ
【曲目】I Want To Hold Your Hand / California Sun / She Loves You / A Fool Never Learns / Slippin’ And Slidin’ / I Saw Her Standing There // Lonely Avenue / Please, Please Me / Money / From Me To You / You Can’t Be In-Between / Come On
またの名をデヴィッド・セヴィル。チップマンクス産みの親が本名で出した唯一のソロ(もう1枚幻のプロモのみアルバムが存在しますが)。50年代後半からのシングル曲を中心に、まさに“混乱した世界”を創り出したガジェット・ポップ感覚に満ちた傑作です。出世作「Come On-A My House」はモッドな新ヴァージョンで収録。踊れる4ビート版「黒い瞳」やキャッチーな人気曲「Gotta Get To Your House」など、どこを切ってもかわいらしさ満点。.
収録曲・データ
【曲目】Gotta Get To Your House / Russian Roulette (Dark Eyes) / The Prom / Navel Maneuver / Yeah, Yeah / Armen’s Theme // Lucy, Lucy / Maria From Madrid / Scallywags And Sinners / Bagdad Express / Freddy, Freddy / Come On-A My House
ヤン富田さんの監修のベスト盤CDでは、オープニングのMCがこのライヴ盤からセレクトされています。本作の選曲は「Quiet Village」などの代表曲は避け、エキゾフレイヴァーはキープしつつも「Black Orchid」「Ol' Man River」などジャズマンとしての実力も感じさせる熱演を収録しています。コンボの演奏は鍛え上げられていて、スリリング!.
収録曲・データ
【曲目】Rain / Hilo March / Hawaiian Wedding Song / Volga Boatmen / Black Orchid // Pretty Maui Girl / Cockeyed Mayor Of Kaunakakai / Lei Aloha Lei Makamae / On The Beach At Waikiki / Ol' Man River