不覚でした。このアルバム、こんなにかっこよかったんですね。ジョン&ヨーコともわたりあった名司会者デヴィッド・フロストのTVショーのテーマ「It's The David Frost Theme」でノックアウト! シャープでファンクなビッグバンド「O.K. Billy」に続くセンシティヴなピアノトリオチューン「Somewhere Soon」でまたまた悶絶。さらにエッジの効いたリズムの「Tell Me Why」でまた撃沈! A面だけでも最高なのに、B面も怒濤!.
収録曲・データ
【曲目】By George - It’s The david Frost Theme / O.K. Billy / Somewhere Soon / Tell Me Why // Dirty Ole Man / If You Really Are Concerned Then Show It / Break - A - Way / After Love, Emptiness
【曲目】Theme: Way With The Stars / Aquarius / Pisces / Aries / Taurus / Gemini / Cancer // Leo / Virgo / Libra / Scorpio / Sagitarius / Capricorn And Coda【Featuring Guests】Bob Brookmeyer, Chuck Israel, Clark Terry, Danny Moss, David Snell, Lucky Thomson, Osie Johnson, Phil Woods, Ronnie Ross, Ronnie Scott, Zoot Sims
1980年のリイシュー(オリジナルは1963年で「Sunday Afternoon With Babs Gonzales At Small’s Paradise」というタイトル)。ジャケット上を透明テープで補修。モノラル音源をステレオ・カッティング盤に収録したレコードです(ステレオ針での再生をお勧めします)。
【曲目】Introduction - Satin Doll / Oop-Pop-A-Da / Le Moody mood Pour Amour / Integration / Be-Bop Santa // Dem Jive New York People / ‘Round About Midnight / Keep An Ugly Woman / St. Louis Blues
ヤング・ホルト・トリオからヤング・ホルト・アンリミテッドに改名して最初の作品で、通算ではライヴも含め3枚目。ラウンジーなファンキーさにあふれた一枚。「Dig Her Walk」「Yon Gimme Thum」などの男気溢れるかっこよさがたまりません! モッド! 「Ain’t No Mountain High Enough」はかっこいい! ソニー&シェールのヒット曲を黒々としたジャズファンクに塗り替えたタイトル曲もヨロシク!.
ブロンクス生まれの黒人ジャズシンガー。「Milestones」の高速ヴォーカル・ヴァージョンで聴く者の度肝を軽く抜いてみせます。バックはビッグバンドですが、演奏はとてもシャープ。数オクターブを行き来する彼女の躍動する歌声をダイナミックに支えます。トリッキーな展開の「It's A Most Unusual Day」も最高。レア!.
映画「勝手にしやがれ」の音楽などを手がけたフランスのジャズ・ピアニスト。本作はColumbiaレーベルから1962年にリリースされたライヴ・レコーディング作「Jazz A Gaveau」を、ジャケとタイトルを差し替えてMusic For Pleasureレーベルからリリースした60年代後半プレスのリイシュー盤です。ギュイ・ペデルセン(ベース)とダニエル・ユメール(ドラムス)とのトリオは、ここでも圧倒的な疾走感! 冒頭の「Jordu」から才気煥発! 最後まで痺れっぱなしです。.
フリーソウルクラシック「Funkin’ For Jamaica」で知られるトランペッター。その快調ぶりが継続されていることがわかるアルバムです。デイヴ・グルーシンのプロデュース、バーナード・ライト、マーカス&ロナルド・ミラー兄弟などの的確なサポートを受け、水を得た魚のようにしなやかなファンキーフュージョンを繰り広げます。「What’s Going On」カヴァーをぜひ!.
パット・マルティーノやローランド・カークとの共演で知られる女流オルガン奏者。マニアックな存在だった彼女が、いつの間にかソウルジャズ・クイーンのひとりになっているんだから時代って不思議です。本作が2作目のリーダー・アルバム。パット・マルティーノ(g)ビル・カーニー(ds)とのトリオ編成であることが信じられないほど濃密! 「What The World Needs Now」のかっこよさ! 歌もディープ! オルガンを弾くゴッドねえちゃん!.
タイトル通り、ソフトロックの時代に敏感に対応した「変化」を見せたふたり。瑞々しいソフトポップスを本作でも披露してくれています。ジャズ的な深みを加えたジョン・セバスチャン「Didn't Want To Have To Do It」やスキャットで押し通すビートルズ「Norwegian Wood」のカヴァーが素晴らしい。知る人ぞ知るラニー・シンクレアのカヴァーも素敵です。ちなみに、ジャケ裏にある推薦文はロジャニコのアルバムと同じ人(ジョニー・マグナス)です。.
収録曲・データ
【曲目】Dedicated To Love / Yesterday / Didn’t Want To Have To Do It / In My Life / Bye Bye / Counting // Changes / And I Love Her / The Word / Norwegian Wood / Can’t Buy My Love
聞き慣れない名前のミュージシャンと思いきや、ジャズアレンジャー、パット・ウィリアムスのことです。70年代を迎え、新しい時代のジャズを探し求める過程で産み落とされたジャズ/ロック融合盤。ジェームス・テイラー「Country Road」ポール・マッカートニー「Junk」ザ・バンド「Long Black Veil」などなどの選曲! タイトル曲はCS&Nでお馴染みのあの曲を大胆にジャズファンク化。.
Blue Noteホワイト&ブルー・レーベル(United Artists表記。1975年のリイシューです。オリジナルリリースは1955年)。モノラル音源をステレオ・カッティング盤に収録したレコードです(ステレオ針での再生をお勧めします)。
Blue Noteから見たウェストコースト。
ニューヨークのレーベルだったBlue Noteにとっても、1950年代にウェストコーストで起きていたジャズの新しいサウンドは見逃せないものでした。そこで西海岸の若い名手たちを招集し、10インチ2枚分のセッションを行いました。こちらはそのVol.2。「The Blindfold Test No.3」は文字通り参加メンバーを伏せての収録です。検索する手をちょっと止めて誰か当ててみてくださいね。.
これは素晴らしい! 1935年から45年にかけてアメリカで一大流行したスイングジャズがいかにかっこいい音楽で、ある意味ダンスミュージックであったかを最良の演奏で確証させてくれる、ジャズ&ジャイヴなオムニバスです。古臭いジャズみたいな偏見を持っている人にこそ聴いてほしいです。タイトルはスイング名曲「A String Of Pearls」のもじり。.
シアリングの黄金時代を作るCapitolと契約して間もない時期のシアリング・クインテットの演奏です。イギリスから渡米してきたシアリングが組んだクインテットにはトゥーツ・シールマンス、アルマンド・ペラーザ、ウィリー・ボボが在籍。透明感のあるクールジャズにエキゾチックなリズムの味付けを施していました。どの曲も独特の美しさで彩られていますが、中でもトゥーツがハーモニカをのびのびと披露する「The Man I Love」は出色。60年代になるとジャケが美女写真に変わるんですが、このオリジナルのイラストも素晴らしい味わい。.
収録曲・データ
【曲目】Aytumn In New York / Strange / Yesterdays / Out Of This World / Goodnight, My Love // Moonray / Cuban Fantasy / Midnight In The Air / The Man I Love
Suggestion For Bored Dancers / She Never Wore Makeup / What Happened last Night? / Walk Softly / Let’s Get Together And Cry / Mama Never Dug This Scene // Pop, What’s A Passacaglia? / No Plans / The Endless Quest / Around The World In 2:34 / An Unrelenting Memory / Tacet For Neurotics