【曲目】Dancing In The Dark / Delicado / You Are The Sunshine Of My Life / Meditation / Sabara / So In Love // Recado Bossa Nova / A Man And A Woman / Katyna / Bossa Del Cid / In The Still Of The Night
エドムンド・ロスにとって世界的なヒット作となった「The Rhythms Of The South」(1959年)。その5年ぶりの続編となるリリースです。彼がラテン・ミュージックの楽しさをラウンジーに知らしめた功績は大きいのです。ステレオ・サウンドもさらに進化し、リズムのメリハリやブラスの艶やかさも増しました。エキゾ・ファンもぜひ。音響最高。.
Columbiaに移籍して、モダン・ポップとラテン・サウンドを融合した60年代の新しいダンス・ミュージックを創造してゆくモンゴ・サンタマリア。このアルバムも冒頭の「Walk On By」からイカした選曲です。ラテンとポップの融合のスリルを存分に味わえます。マーティ・シェラーがアレンジを手がけた3曲のうちの一つ、「Baila Dance」は、さすがの切れ味。.
収録曲・データ
【曲目】Walk On By / I Got You (I Feel Good) / In The Mood / Baila Dance / Louie, Louie // (I Can't Get No) Satisfaction / Hey! / Call Me / El Bikini / Shotgun
ソウルフルなラテンパーカッショニストと言えばこの人! Columbia時代のアルバムはポップ度高く、踊れて楽しい内容が揃ってます。このアルバムも同時代ヒットを、どこを切ってもグルーヴィーなインスト・ラテン・ナンバー化。「My Cherie Amour」「It's Your Thing」「Spinning Wheel」といったカヴァー曲も最高にゴキゲンな選曲です! 「We Got Latin Soul」は、JBみたいなヴォーカル入りファンク!.
収録曲・データ
【曲目】Workin’ On A Groovy Thing / Spinning Wheel / Too Busy Thinking About My Baby / We Got Latin Soul / Getting It Out Of My System / Proud Mary // It’s Your Thing / My Cherie Amour / Get back / Ain’t That Peculiar / Twenty-Five Miles
なんとも大胆かつクールなブラジリアン・アレンジの「Happy Birthday」で幕開けするブラジルの2大才人の共演盤。オルガンとギター&ヴォーカルの共演というだけでなく、アコーディオンでは白髪の魔神シヴーカも参加。「峠の我が家(Home Of The Range)」や「Cabaret」の大胆な改作など、自由なイマジネーションでブラジルとアメリカを縦断する才気に降参です!.
収録曲・データ
【曲目】Happy Birthday / Cabaret / Florianpolis / Kee-Ka-Roo / Diane In The Morning // Popcorn / A Different Beat / Home On The Range / Blue Island / Dusty Road / In My Automobile
ライ・クーダー作品への参加が縁で、テックスメックス界の秘宝がロック界にも広く知られることとなり、そのタイミングで編集された初期音源集。1955年に録音された彼の最初期の録音2曲(「Hasta La Tumba」「Mujer Fatal」)を目玉に、オリジナル盤での入手が難しい65〜67年の録音が集められています。やはり驚かされるのは、そのアコーディオンの切れ味の鋭さ! 同郷の鬼才スティーヴ・ジョーダンはその可能性を広げた人だと思いますが、この人は音の純度をひたすら研ぎ澄ましていったのですね。.
ギターのファビアンとヴォーカルのマルタ嬢。ジョアン・ジルベルトやアントニオ・カルロス・ジョビンに感化されたフランスの若き男女デュオが残した唯一のアルバム。アコースティックなボッサが好きならきっと宝物になる逸品。ボッサ系のコンピレーションCDにも収録された「Sol Do Carnaval」や「Menina」でこのレコードを知った方も多いかもしれません。.
【曲目】El Cumbanchero / El Manicero / La Parranda / Concierto En La Llanura / El Caiman / Brazil // Alma Llanera / Tico-Tico / Cielto Lindo / La Playa Colorada / Garota De Ipanema(イパネマの娘)
ニューヨークのラテン・ソウル・シーンが生んだ最良の果実。超名曲「Girl From The Mountain」の醸し出すサニーな真昼のグルーヴ感は、たとえばフィフス・アヴェニュー・バンドの「One Way Or The Other」なんかとも通じ合ってしまうもの。サンプリングソースとしても知られる「Cucaraca Macara」などリズム面も強力! モンゴ・サンタマリアの60年代後半からの諸作を手掛けたグルーヴ・マスター、マーティ・シェラーの功績も大!.
【曲目】Caravan / Squeeze Me / Sophisticated Lady / Azure / Prelude To A Kiss / Perdido // Take The A Train / I Let A Song Go Out Of My Heart / Don’t Get Around Much Any More / Do Nothing Till You Hear From Me / Daydream / Don’t You Know I Care / Mood Indigo
スペイン語が流暢だったという彼女。ラテン・ポップを歌わせても一級品です。トリオ・ロス・パンチョスと組んで、伝統的なサウンドで歌われるラテン・ポップスに新風を吹込みました。まろやかなコーラスを伴う彼女のふくよかな歌声が胸の奥まで届きます。情感たっぷりの「縁は異なもの What A Difference A Day Makes」の他、なんとも味わい深いラテン作品です。トリオ・ロス・パンチョスもさすがの演奏。彼女とパンチョスのコンビ作品はもう1作、そしてクリスマス・アルバムと計3作あります。どれも素晴らしい仕上り。.
収録曲・データ
【曲目】 Piel Canela / Y... / Nosotros / Cuando Vuelva A Tu Lado / Di Que No Es Verdad / Historia De Un Amor // Sabor A Mi / Amor / Noche De Ronda / Caminito / Media Vuelta / La Ultima Noche
スヌーピーのサントラで有名なピアニスト。ダリが一ヶ月無精ヒゲを伸ばしたような異形のヒゲ。考えてみればものすごいルックスの人です。何と、このアルバムでは一曲「Uno Y Uno」という曲で、どういうわけかギターを弾いています。これがスゴイ。思いつきと情念がないまぜのダーク・ボサギター。ウーンと唸りながら、さっきから聴き返すこと数回。ダークな質感のラウンジ・ジャズというのも珍しいものですよ。.
ニューヨークのラテン王、マチートの60年代録音。たおやかでムーディーなチークタイム・ラテンをたっぷり聴かせてくれます。「Tenderly」「Moonlight In Vermont」などのスタンダードや、「Jamaicuba」などゆったり踊れるナンバーもよし。2曲でフィーチャリングされている女性シンガー、グラシエラ嬢の歌声も素敵。.
フランスで1970年代から80年代にかけて制作されたブラジル音楽からの影響大なファンキートラック集。ブラジルそのものではなく、フランスのエスプリとグルーヴ感をかけあわせた楽曲というわけで、そのひねりが絶妙です。イザベル・オーブレがフランス語で歌う「マシュ・ケ・ナダ(La Ville est La)」など歌ものも最高! 全11曲。.
【曲目】(Sittin On) The Dock Of The Bay / Viola / Song Of No Regrets / Salt Sea / Empty Faces // Pretty World / Dois Dias / You Stepped Out Of A Dream / Crystal Illusions (Memorias de Marta Sare)
ブラジル’66で歌ものに大きく舵を切る直前のセルメンです。自身のトリオ演奏に加え、クレア・フィッシャー、ボブ・フローレンス、リチャード・ハザードと、アメリカ人アレンジャー3人を迎え、アメリカのマーケットをより強く意識した、洗練されたインスト・ボッサになっています。ここでの経験がブラジル’66への下地になっていると見てもいいでしょう。「Don’t Go Breaking My Heart」をいち早く採り上げていることにも注目。モノラル盤の音は迫力あり!.
収録曲・データ
【曲目】The Great Arrival / Monday, Monday / Carnaval / Cancao Do Amanhecer / Here’s That Rainy Day / Boranda // Nana / Bonita / Morning / Don’t Go Breaking My Heart / Tristeza De Amar / Girl Talk
「Spice With Brazil」と並ぶ彼女の人気盤。スペイン語でラテンのレパートリーや「1-2-3」「Call Me」「A Taste Of Honey」などポップソングをカヴァー。ジョー・シャーマンによるメリハリばっちりなアレンジが素敵。なんと言っても粘り気と圧倒的な高揚感を湛えた「Eso Beso」最高! リイシュー盤より、このオリジナル盤の高い音圧で是非!.
収録曲・データ
【曲目】Perdoname Mi Vida / 1-2-3 / Un Gusto A Miel (A Taste Of Honey) / Eso Beso (That Kiss) / Michel // Carcara / Ayer (Yesterday) / La Sombra De Tu Sonrisa (The Shadow Of Your Smile) / Dimelo (Call Me) / El Dia Que Me Quieras
ウィリー・ボボ自身がヴォーカルを取り、ゴキゲンなラテン・グルーヴ化された「It's Not Unusual」を収録! 冒頭のワルな「Spanish Grease」からシビレっぱなし。前のめりにつっこんだカヴァー「Our Day Will Come」もナイス。切れ味重視の演奏とポップさで、60年代の彼の作品中では一、二を争う人気の本作。「Shot Gun」から「Blind Man, Blind Man」へとメドレーする終幕もお見事!.
スペイン語が流暢だったという彼女。トリオ・ロス・パンチョスと組んで、伝統的なサウンドで歌われるラテン・ポップスに新風を吹込みました。まろやかなコーラスを伴う彼女のふくよかな歌声が胸の奥まで届きます。情感たっぷりの「縁は異なもの(What A Difference A Day Makes)」の他、なんとも味わい深いラテン作品です。彼女とパンチョスのコンビ作品はもう1作、そしてクリスマス・アルバムと計3作あります。どれも素晴らしい仕上り。イーストウッドの新作「クライ・マッチョ」でもここから「Sabor A Mi」が流れてました。.
収録曲・データ
【曲目】 Piel Canela / Y... / Nosotros / Cuando Vuelva A Tu Lado / Di Que No Es Verdad / Historia De Un Amor // Sabor A Mi / Amor / Noche De Ronda / Caminito / Media Vuelta / La Ultima Noche