【曲目】What is This Thing Called Love / Tara Lara / Two Guitars In Cha Cha / The Poor People Of Paris / Flaming Guitar / Symphony // Supersonics In Flight / Haggis Baggis / Lonely Guitar / Blue Skies / The 3rd Man Theme / Choo Choo Ch’Boogie
Blue Note United Artistブルー&ホワイト・レーベル。多少チリノイズある盤です(試聴サンプルは今回入荷の音源を使用しております)。
ビリー・ウッテン参加のメロウ&ソリッドな傑作。
スリリング&ソリッドなJBメドレー(I Don’t Want Nobody To Give Me Nothing〜Cold Sweat)を収録していることで有名な一枚ですが、今の気分はむしろスティーヴィー・ワンダーの「If You Really Love Me」のとろけそうなカヴァーの方かしら。ビリー・ウッテンのヴィブラフォンがこれまた魅惑のアクセント。ジャケはBlue Noteらしくないですが、中身はこれぞBN-LA時代への予告篇!.
【曲目】 Airport Love Theme / Nikki / Marilyn’s Theme / Theme From The Damned / Theme From Sunflower // Theme From Anne Of The Thousand Days / Everybody’s Talkin’ / Theme From Darling Lili / Love Theme From Romeo & Juliet / Love Theme From The Sandpiper
Columbia 360°レーベル(白字、矢印あり)。裏ジャケにカッター傷。盤に薄くくもりありますが音質にはほとんど影響ありません(試聴サンプルは今回入荷の音源を使用しております)。
ガットギターでポップスをヒップなサウンドに。
ボサノヴァをガットギターで弾き、60年代に大きな人気を博したジャズギタリスト、チャーリー・バード。彼がポップスをレパートリーにしていたColumbia時代は、ポップメロディと斬新なリズムを融合させて面白いこと結構やってました。シンプルでパーカッシヴなアレンジの「Up, Up And Away」や、ニール・ヘフティ「Barefoot In The Park」をぜひ。プロデュースはテオ・マセロです。.
収録曲・データ
【曲目】Love Is Blue / Wait Until Dark / Talk To The Animals / Live For Life / The Look Of Love / Shiny Stockings // Up, Up And Away / A Man And A Woman / Sunny / Barefoot In The Park / If I Were A Rich Man
なぜかあまり語られませんが、実はすごくいいアルバム。フォーク、オールドタイムはもちろん、ジャズやポップスなどをブロンバーグ流に選曲し、演奏、そして謳っちゃいます。自由な意識で選んだレパートリーが独特。ごく私的な気分。テディ・ベアーズの「To Know Him Is To Love Him」を弾き語りでボソッと歌われたら、一発で降参しちゃいます。.
【曲目】Wheels / Calcutta / La Dolce Vita / Exodus / Baubles, Bangles And Beads / Nabonspruit Polka // Muskrat Rumble / Waram Patat / Volare / Mossie Se Moses / Sweetness / The World Is Waiting For Sunrise
ブラジリアンギターの名手を、パーカッションとキーボードが少しだけバックアップ。きわめてインティメイトな雰囲気のソロ作です。モーツァルトを軽くボッサ化した「Mozart In Samba Motion」など、洒落心は健在。B面ではブラジル・ポピュラー音楽黎明期の大御所ハダメス・ニャターリの楽曲をモダンに解釈。これも妙味です。メジャーからのリリースではないので、じつはあんまり見かけない盤。.
収録曲・データ
【曲目】Mozart In Samba Motion / Garoto / Escadoo / That Lazy Thing / Songs From Black Orpheus / Impromptu // Brazilian Popular Suite: Invocation To Xango / Brazilian Popular Suite: Toada / Brazilian Popular Suite: Choro / Brazilian Popular Suite: Samba Cancao / Brazilian Popular Suite: Baiao / Brazilian Popular Suite: Marcha
【曲目】 Firecrackers / I Wonder, I Wonder / Peanut Vendor / Peg o’ My Heart / By The Beautiful Sea / Jealous // Dancing Guitars / Crackerjack / For Me And My Gal / Guitar Theme / They Can’t Take That Away From Me / April In Portugal
NYのブルーグラス界隈で名を馳せた名ギタリストが歌ってつま弾くリラクシン&洒落たアコースティック・スウィングアルバム。出自はブルーグラスでも、心のよりどころはジャズのすぐお隣なセンス。タイトル曲「Catfish For Supper」の歌声の酔いっぷりが、たまらんのですわ。アーチトップ・ギターにナマズというジャケも洒脱。歌声がジョン・サイモンを思わすのも日本人好みかも。.
ヴェンチャーズの手にかかると、カントリーがこんなにロックな音楽になります。そもそもロカビリーの要素の一つとも成っていたカントリーなのだから当然なのかもしれませんが、それにしてもスゴイ。キャリア初期の快進撃を伝える熱気をはらんだサウンド、そして黄金のメンバーによるエレキ・インストのクラッシック。のちに「I Walk The Line」のタイトルでジャケも新装してリイシューされますが、こちらがオリジナル盤です。.
収録曲・データ
【曲目】Panhandle Rag / Wabash Cannonball / San Antonio Rose / I Walk The Line / Wildwood Flower / I Can't Stop Loving You // Lovesick Blues / Steel Guitar Rag / You Are My Sunshine / Oh, Lonesome Me / Sugarfoot Rag / Born To Lose
今のように楽譜やパソコンの音楽ソフトがまったく充実していないこの時代、ヴェンチャーズのサウンドをコピーしたい若者たちにとって、これは聖典! その第四弾となるこのLPはベース篇。ヴェンチャーズ・サウンドを支えるボトムを担うベースにフォーカスした一枚です。練習レパートリーにJB「Papa’s Got A Brand New Bag」などのソウル・ナンバーがセレクトされていることにも注目です!(ベース聴いてるだけではとても地味なんですが!).
アルゼンチンのジャンゴ・ラインハルトとの異名を持つギタリストのSP音源を集めた好編集盤。アナログで聴ける音源は限られているため、戦前SPをコンパイルしたOld Masters盤は重宝します。指力、歌心ともにジャンゴに負けず劣らず。洒落心という点では、ひょっとしてこちらに軍配が上がるかも。「Swingin' On A Star」など楽しい名曲中心の編集。不意に飛び出す小唄やスキャットにも悶絶。.
70年代LA Blue Noteでデビューした新世代ジャズギタリスト。ガットギターでモダンなグルーヴを作り出す名手。こちらは通算4作目でBlue Noteを離れて、ブッカー・T・ジョーンズのプロデュース。メロウなフィーリングを自然ととりいれた快作です。「Good Time Charlie’s Got The Blues」ではチェット・アトキンスと共演。.
ビーマー一家はハワイの音楽伝統を伝承してきた一家の若い息子2人による、ギターと彼らのソフトなヴォーカルによるデュオ。まだ若いケオラとカポノの素朴なフォーク・スタイルによる初期作品です。トラディショナルと二人のオリジナルとが混在していますが、センスはとてもモダン。ジャズ・ソングでもある「Three Blind Mice」のスラッキー版「E Kolu Iole Maka Po」には悶絶しました。かつて山内雄喜さんが、スラッキー教本で参考レコードとして取り上げていましたね。.
フランスEMI編集で、年代順にジャンゴの歩みを追う好アンソロジーの第8弾。アメリカから招かれたハーモニカ奏者ラリー・アドラーをフィーチャリングした「Body And Soul」など4曲がとにかく新鮮です。あまり特筆されることのない時期ですが、高速の「I Got Rhythm」など、とても面白い録音です。ホット・クラブ・オブ・フランス以外にも、レックス・スチュワートのコンボとの共演なども収録。.