もともとタップダンサーとしてサミー・デイヴィス・ジュニアに将来を嘱望されたほどの才能。しかし歌声の魅力と甘いルックスを買われてシンガーに。なるほど、だからリズム感も抜群なんですね。彼のチャートでの初期のヒットがこのアルバムのタイトル曲です。50年代から続く正統派ポピュラーと60年代の新しいポップスの要素が交錯しているスタイル。「The Shelter Of Your Arms」は擬似バカラック楽曲として秀逸。.
今のように楽譜やパソコンの音楽ソフトがまったく充実していないこの時代、ヴェンチャーズのサウンドをコピーしたい若者たちにとって、これは聖典! その第四弾となるこのLPはベース篇。ヴェンチャーズ・サウンドを支えるボトムを担うベースにフォーカスした一枚です。練習レパートリーにJB「Papa’s Got A Brand New Bag」などのソウル・ナンバーがセレクトされていることにも注目です!(ベース聴いてるだけではとても地味なんですが!).