ヴェンチャーズの手にかかると、カントリーがこんなにロックな音楽になります。そもそもロカビリーの要素の一つとも成っていたカントリーなのだから当然なのかもしれませんが、それにしてもスゴイ。キャリア初期の快進撃を伝える熱気をはらんだサウンド、そして黄金のメンバーによるエレキ・インストのクラッシック。のちに「I Walk The Line」のタイトルでジャケも新装してリイシューされますが、こちらがオリジナル盤です。.
収録曲・データ
【曲目】Panhandle Rag / Wabash Cannonball / San Antonio Rose / I Walk The Line / Wildwood Flower / I Can't Stop Loving You // Lovesick Blues / Steel Guitar Rag / You Are My Sunshine / Oh, Lonesome Me / Sugarfoot Rag / Born To Lose
今のように楽譜やパソコンの音楽ソフトがまったく充実していないこの時代、ヴェンチャーズのサウンドをコピーしたい若者たちにとって、これは聖典! その第四弾となるこのLPはベース篇。ヴェンチャーズ・サウンドを支えるボトムを担うベースにフォーカスした一枚です。練習レパートリーにJB「Papa’s Got A Brand New Bag」などのソウル・ナンバーがセレクトされていることにも注目です!(ベース聴いてるだけではとても地味なんですが!).