【曲目】Wabash Blues / Bye Bye Blues / Blues Stay Away From Me / Deep In The Blues // St. Louis Blues / Mammy's Boogie / Frankie And Johnnie / Don't Cry Baby
【曲目】Blues Theme / King Fuzz / Theme From Thunderball / William Tell 1967 / Action On The Street // Theme From The Wild Angels / Theme From The Unknown / Fuzz Theme / Sorry 'Bout That / Ghost Riders In The Sky
全篇チャーリー・カレロのアレンジ。女性コーラス、ストリングスが導入され、リズムにもぐっとモダンなポップスの感覚があしらわれ、カレロの個性が発揮されています。「In My Room」のリフにも、トーイズ「A Lover’s Concerto」の痕跡がチラと見えたり。もちろん主役のバードのガットギターも冴え渡っています。もともとチャレンジには強い人。淡い気分が素敵な「Dulcinea」や「Lonely Crown」も聴いてみてください。.
収録曲・データ
【曲目】In My Room / The Shadow Of Your Smile / Bonanza! / Yesterday / Norwegian Wood / It Was A Very Good Year // Dulcinea / Michelle / A Taste Of Honey / Lonely Clown / Walk Right In
アルゼンチンのジャンゴ・ラインハルトとの異名を持つギタリストのSP音源を集めた好編集盤。アナログで聴ける音源は限られているため、戦前SPをコンパイルしたOld Masters盤は重宝します。指力、歌心ともにジャンゴに負けず劣らず。洒落心という点では、ひょっとしてこちらに軍配が上がるかも。「Swingin' On A Star」など楽しい名曲中心の編集。不意に飛び出す小唄やスキャットにも悶絶。.
この翌年にシンガー・ソングライター、レニー・ルブランとのデュオ、ルブラン&カーとしてAORヒットを出す人ですが、基本的には南部セッション界きっての達人ギタリスト。なので彼のソロは、同時期のジェフ・ベックを意識したようなロック&メロウなギターインスト主体作なのです。うっすらとコーラスも入る「Take Away The Wheels」やスタンダードをポップにリメイクした「Canadian Sunset」など、高中正義好きにもおすすめ。.
若者たちの集うパーティーを覗いてみようぜと、チェット・アトキンスが洒落込んだ一枚。さすがのナッシュヴィル・サウンドと言いますか、冒頭の「I Got A Woman」からのけぞるほどのグルーヴ感! R&B的なドラムがいかす「Walk Right In」アニタ・カーのコーラスも加わる「Bye Bye Birdie」もナイス! プロデューサーはアニタ・カーです。.
収録曲・データ
【曲目】I Got A Woman / Rumpus / I Love How You Love Me / Alley Cat / Walk Right In / Back Home Again In Indiana // Teen Scene / Sweetie Baby / A Little Evil / I Will / Bye Bye Birdie / Susie-Q
ハンク・スノウ50歳、チェット・アトキンス40歳、ナッシュヴィルのギター職人ふたりの、穏やかな共演盤です。ハンクはアコースティックで、チェットはエレクトリック。無骨でストレートなギターながら、50年代カントリーの味わいの満ちているハンクの演奏と、ジャズ風味を盛り込みながらカントリーのメロディをポピュラーギターへと流麗に昇華するチェット。その音楽に先輩ハンクが生きてきた時代と、後輩チェットが生きている時代が表れています。決して火花散るような内容ではなく、結局おれたちはこれが好きな人間さという、ほほえみを感じさせる音合わせ。アニタ・カーが「Indian Love Call」など6曲でバックのアレンジを担当しています。.
収録曲・データ
【曲目】Indian Love Call / I Can’t Stop Loving You / Beautiful Dreamer / Vaya Con Dios / Sonny Boy / The Convict And The Rose // Brahms’ Lullaby / My Isle Of Golden Dreams / Blue Tango / Unchained Melody / In An Old Dutch Garden / Dark Moon
【曲目】 Airport Love Theme / Nikki / Marilyn’s Theme / Theme From The Damned / Theme From Sunflower // Theme From Anne Of The Thousand Days / Everybody’s Talkin’ / Theme From Darling Lili / Love Theme From Romeo & Juliet / Love Theme From The Sandpiper
Columbia 360°レーベル(白字、矢印あり)。裏ジャケにカッター傷。盤に薄くくもりありますが音質にはほとんど影響ありません(試聴サンプルは今回入荷の音源を使用しております)。
ガットギターでポップスをヒップなサウンドに。
ボサノヴァをガットギターで弾き、60年代に大きな人気を博したジャズギタリスト、チャーリー・バード。彼がポップスをレパートリーにしていたColumbia時代は、ポップメロディと斬新なリズムを融合させて面白いこと結構やってました。シンプルでパーカッシヴなアレンジの「Up, Up And Away」や、ニール・ヘフティ「Barefoot In The Park」をぜひ。プロデュースはテオ・マセロです。.
収録曲・データ
【曲目】Love Is Blue / Wait Until Dark / Talk To The Animals / Live For Life / The Look Of Love / Shiny Stockings // Up, Up And Away / A Man And A Woman / Sunny / Barefoot In The Park / If I Were A Rich Man
【曲目】Wheels / Calcutta / La Dolce Vita / Exodus / Baubles, Bangles And Beads / Nabonspruit Polka // Muskrat Rumble / Waram Patat / Volare / Mossie Se Moses / Sweetness / The World Is Waiting For Sunrise
【曲目】 Firecrackers / I Wonder, I Wonder / Peanut Vendor / Peg o’ My Heart / By The Beautiful Sea / Jealous // Dancing Guitars / Crackerjack / For Me And My Gal / Guitar Theme / They Can’t Take That Away From Me / April In Portugal
NYのブルーグラス界隈で名を馳せた名ギタリストが歌ってつま弾くリラクシン&洒落たアコースティック・スウィングアルバム。出自はブルーグラスでも、心のよりどころはジャズのすぐお隣なセンス。タイトル曲「Catfish For Supper」の歌声の酔いっぷりが、たまらんのですわ。アーチトップ・ギターにナマズというジャケも洒脱。歌声がジョン・サイモンを思わすのも日本人好みかも。.
ヴェンチャーズの手にかかると、カントリーがこんなにロックな音楽になります。そもそもロカビリーの要素の一つとも成っていたカントリーなのだから当然なのかもしれませんが、それにしてもスゴイ。キャリア初期の快進撃を伝える熱気をはらんだサウンド、そして黄金のメンバーによるエレキ・インストのクラッシック。のちに「I Walk The Line」のタイトルでジャケも新装してリイシューされますが、こちらがオリジナル盤です。.
収録曲・データ
【曲目】Panhandle Rag / Wabash Cannonball / San Antonio Rose / I Walk The Line / Wildwood Flower / I Can't Stop Loving You // Lovesick Blues / Steel Guitar Rag / You Are My Sunshine / Oh, Lonesome Me / Sugarfoot Rag / Born To Lose
今のように楽譜やパソコンの音楽ソフトがまったく充実していないこの時代、ヴェンチャーズのサウンドをコピーしたい若者たちにとって、これは聖典! その第四弾となるこのLPはベース篇。ヴェンチャーズ・サウンドを支えるボトムを担うベースにフォーカスした一枚です。練習レパートリーにJB「Papa’s Got A Brand New Bag」などのソウル・ナンバーがセレクトされていることにも注目です!(ベース聴いてるだけではとても地味なんですが!).