名盤「Breezin’」の影に隠れた感がありますが、この77年作も相当な傑作! ジャケットからも南洋/南米(とくにブラジル)なフィーリングをアピールしていますが、サウンドもまさにそれ。ホルヘ・ダルトがキーボードで参加していることで、サウンドの説得力も増しています。メンバーもアレンジャー(クラウス・オガーマン)もプロデューサー(トミー・リピューマ)も、すべてが鉄壁! ダニー・ハサウェイ「Valdez In The Country」もカヴァー!.
【曲目】A Lot Of Livin’ To Do / Out Of This World / ‘Round Midnight / Hey! Jealous Lover / Har Hearted Hannah / Blues In The Night // I Feel A Song Comin’ On / You Came A Long Way From St. Louis / My Ship / Ev’rything I’ve Got / Why Shouldn’t I / I Feel Pretty
セカンドアルバム。リトル・フィートのポール・バレアが中心となって彼女をバックアップ。マイケル・マクドナルドとデュエットした「Let Me Go Love」がAORファンの琴線をくすぐりますね。奔放で快活なウェストコーストフィーリングを基調としながら、1979年という時代を反映したコンテンポラリーなムードもちゃんとあって。.
ハービー・ハンコックがプロデュースした「Identity」などを経て、本人プロデュースに回帰後の77年作。奥さんのフローラ・プリムの参加はもちろん、今回はジャコ・パストリアスや、トム・スコット、ラウル・ジ・ソーサら気鋭のプレーヤーをフィーチャリング。「The Road Is Hard」などズバリなブラジリアンフュージョンもあれば、サンバ名曲「I'm Fine How Are You?」も。トム・スコットのフルートとサックスがトラックの疾走感を引き立てています。.
【曲目】The Lady Wants To Know / I Really Hope It's You / In The Eye Of The Storm / B'wana - He No Home // Don't Be Blue / Antonio's Song / The Rainbow / Chain Reaction / Down In Brazil
W.B.グリーン・レーベル。Capitol Record Club配給盤につきカタログ番号がオリジナルとは異なります。
バカラック&デイヴィッドともう一度。
Scepterから移籍後の1枚目。彼女とのチームを解消したバカラック&デイヴィッドがあらためて全面的にプロデュースを手がけたアルバムです。音の魔法を求めて才人たちが再度集ったドラマがじわりと反映された名作なのです。「If You Never Say Goodbye」はバカラックらしさが発揮された素敵な曲! バカラック楽曲でもアレンジも違いますが、レスリー・ダンカン・カヴァー「Love Song」(ドン・セベスキー・アレンジ)も素晴らしいです。.
収録曲・データ
【曲目】I Just Have To Breathe / The Balance Of Nature / If You Never Say Goodbye / Close To You My First Night Alone Without You // Be Aware / Love Song / One Less Bell To Answer / If We Only Have Love / Hasbrook Heights
前作「One Bad Habit」まで続いたトミー・リピューマのプロデュースを離れ、新たにマイケル・コリーナとレイ・バーダニのコンビにアレンジも含めて一任しての作品。A-1「Jelousy」をきくと、心なしか王道のAORサウンドにシフトを切り替えたような印象も。ジャケットに使用されているのはタヒチ時代のゴーギャンの名画です。.
アソシエーションが歌ったすばらしいタイトル曲をはじめ、スキャットによるインストや、ティファナ・ブラスがロックっぽくなったような曲など、ソフトロックの名盤としても楽しめるナイスなサントラです。「It's Gotta Be Real」Bラス「So Kind To Me」もスムースなグルーヴが心地よいナイス・ソフトロック! インスト曲はチャールズ・フォックスの手によるもの。.
収録曲・データ
【曲目】Goodbye, Columbus / How Will I Know You? / Dartmouth? Dartmouth!! / Goodbye, Columbus / Ron’s Reverie // It’s Gotta Be Real / A Moment To Share / Love Has A Way / A Time For Love / So Kind To Me
デビュー作から1年、絶頂期を迎えていたギタリスト&プロデューサー、ジェイ・グレイドンと組んでものにした傑作。マイケル・オーマティアン、 ディーン・パークス、ジェフ・ポーカロら豪華なミュージシャンの顔ぶれなどからAORファンには長く人気の1枚となっています。ちょっと色気を感じるしなやかでビターな歌声、エレピが美しく響くグルーヴが魅力です。「I’m A Camera」でのグレイドンのギターソロも有名です。カナダ出身の彼なので、ある意味地元盤。.
ミレニウムの「Just About The Same」の素晴らしいカヴァーが聴けることで人気の2枚組ライヴ盤。しかしそれだけが魅力ではありません。なんといってもこのベスト盤的選曲を楽しみたいところ。有名曲のみならず、「Along Comes Mary」「Goodbye Columbus」「Cherish」など、聴きたかったあの名曲たちも披露。しかし、ライヴとは思えない見事なコーラス・ワークです! 以前映像で見たリユニオンでも、コーラスは完璧でした!.
収録曲・データ
【曲目】Dream Girl (Dressing Room) / One Too Many Mornings / Along Comes Mary / I'll Be Your Man / Goodbye Columbus / Last Flower / Let's Get Together // Wasn't It A Bit Like Now / Never My Love / Goodbye Forever / Just About The Same / Babe, I'm Gonna Leave You // Seven Man Band / The Time It Is Today / Dubuque Blues / Blistered / What Were The Words / Remember // Are You Ready / Cherish / Requiem For The Masses / Windy / Enter The Young
キュートで歌も上手くてスイングしてて。19歳の彼女がマーティ・ペイチとトミー・オリバーのアレンジで吹き込んだデビューアルバム。「My Heart Belongs To Daddy」「So In Love」など、ジャズマンたちをKOするダンスチューンに目が覚めます。素晴らしい音程のバラードも堂々としたもの。甘い声色も魅力です。アート・ペッパーが参加したことでも知られる1枚。.
【曲目】Charge! / On Wisconsin / Ramblin’Wreck / Anchors Aweigh / Washington and Lee Swing / The Ivy Charge // Buckle Down Winsocki / Illinois Loyalty / Sou’wester / On Brave Old Army Town / Victory March / Pep Rally
10インチのミニアルバム「A Girl At Her Volcano」を挟んでのサード・アルバム。順風満帆なデビューを飾りながら、実は多くの葛藤に見舞われていた彼女。ジェームス・ニュートン・ハワードのプロデュースを得て本作を発表するまで、相当の苦心があったと聞きます。作風は「Pirates」よりもむしろポップな感じ。ですが、詩も曲も練りに練り込んでいる印象です。.
収録曲・データ
【曲目】Prelude To Gravity / Gravity / Juke Box Fury / It Must Be Love / Magazine // The Real End / Deep Space / Runaround / Theme For The Pope (Rorschachs) / The Unsigned Painting〜The Weird Beast (Rorschachs)
子供向きの歌を集めたアルバム。ジャケットには、3人によく似たかわいい子どもたち。裏ジャケットには、こども達を交えて録音している風景。レコードもA面、B面とは言わずに「Zoo SIde」「Toy Side」と表記しています。「Puff」は子供たちとの再レコーディング。当時のヒット曲「Day Is Done」はシングルとはテイク違い。楽しみの多い作品です。.
捨て曲なし! ライ・クーダーのバンドでシンガーとして活動してきた彼のファーストソロ。マイケル・オマーティアンが全面に渡ってアレンジを手掛けたシティソウル傑作です。ファルセットを活かした爽快でソリッドなナンバー「Fool For The Night」「If You Don’t Want My Love」のリズムトラックをジェイ・グレイドンがアレンジし、この2曲ではデヴィッド・フォスターがピアノで参加なのでAORファンmも要チェック。プロデュースはスティーヴ・バリ。.
屈折しまくったハイトーンヴォイスでポップなメロディを歌う。不遇で孤高で早すぎた才能。シンガーとしてのセカンド(バンド名義で自分では歌っていないEpic盤から数えるとサード)。ゲイリー・ウィルソンとも近い感性です。なのにバックは、スティーヴ・ポーカロ、ウィリー・ウィークス、ワディ・ワクテル、ゲイリー・ライトなど第一線ばかりというのも異色! 「Eightenn And Dreaming」は、アブストラクトティーンポップの名曲!.