ジャッキー・ロマックスという名前をAppleレーベル絡みでしか知らない人は損をしてます。この極上シティポップ盤を聴かなくては! A-1「More (Livin' For Lovin')」の硬質なファンクビートとオーシャンメロウな空気の融合がたまりませんね。ハーヴィー・メイソン、ウィリアム・D・スミスなど要所要所に気になる名前を発見。彼が次のボズ・スキャッグスになった可能性もあったんですねえ。.
歌姫マリア・マルダーが、もっともシティサウンドに接近した1枚です。とにかくレオン・ラッセル作曲のA-1「Make Love To Music」が最高にブリージーメロウ! プロデューサーのクリストファー・ボンドはホール&オーツも手掛けていた人で、甘くなりすぎずに彼女の魅力を引き出してます。「真夜中のオアシス」が好きな人は、たぶんこのアルバムも好きですよ。.
収録曲・データ
【曲目】Make Love To The Music / Say You Will / I'll Keep My Light In My Window / I Got A Man / Cajun Moon // I Can't Say No / Here Is Where Your Love Belongs / That's The Way Your Love Is / Joyful Noise / My Sisters And Brothers
16歳のころ、オーストラリアでクリス&ピーター・アレンを結成、20歳で香港公演に来たジュディ・ガーランドに才能を見いだされた彼。アメリカに渡り、ソングライターとして、そして自身もシンガーとしてキャリアを積みます。ほんのり甘くせつなくロンリーな曲を書く天才。NYの敏腕スタジオミュージシャンに囲まれて、街の暮らしを愛おしむような作品世界。一曲目の「Just A Gigolo」カヴァーから心温まる良作です。.
【曲目】Forever / Faithful / Even If / I Find Your Love Again / Sure Thing // Shouting At The Walls / No Fear Of Flying / Heart's Desire / Edge Of Darkness / See The Light / Credits
ペンシルヴェニア州ピッツバーグで活動する黒人SSW、ティム・スティーヴンス。地元を出ずに、自主レーベルでひっそりと作品を発表していたようですが、周囲の音楽仲間たちと作り上げたそのサウンドは、びっくり極上のAOR! 「You Are My Music」をぜひ聴いてください! 歌声がとてもスムース! ボズ・スキャッグスのカヴァー「Miss Sun」もかっこいい!.
Dunhillでのヒット「恋のかけひき」で知られる彼らが放った、AORファンにも大人気の名作。スウィートでアダルト、そして絶妙なファンキーさを伴ったブルーアイドソウルにしびれてください。このプロダクションの完璧さは、さすがのプロ仕事。圧倒的な極メロウ16ビートもの「Winners And Losers」をぜひ! ノスタルジックなスイングナンバー「What Kind Of Love Is This」も最高!.
収録曲・データ
【曲目】Winners And Losers / Everyday Without You / Only Love (Will Break Your Heart) / What Kind Of Love Is This / Fallin' In Love // Badman / Who Do You Love / Barroom Blues / So Good At Lovin' You / Love Is
白人女性でこれだけソウルフルに歌えたら気持ちいいでしょうねえ。とにかく抜群のフィーリングとリズムセンスの持ち主。これが彼女のデビュー作。A-1「Let's Be Friends」の素晴らしさは卒倒もの。ハイファイでも“マリリン・スコットみたいな”は、信頼に足る形容詞として長く使われてきました。オリジナルのアナログは今もなかなか見かけません。.
一世一代のメロウディスコ「Sexy Eyes」を収録。いろんなタイプの音楽に手を出しているせいか、シリアスな音楽ファンからはあまり評価の高くない彼ですが、この時期は男泣きのメロウグルーヴ連発で素晴らしいのです。A-1「Better Love Next Time」から、まるでハイサウンドかと思うほどの良さ。実はマッスルショールズ録音というのもポイント。.
収録曲・データ
【曲目】Better Love Next Time / In Over My Head / Sexy Eyes / Oh! Jesse / Years From Now // I Don't Feel Much Like Smilin' / When You're In Love With A Beautiful Woman / What Do You Want? / Love Monster / Mountain Mary / Help Me Mama
スムースなブラコン/AORとして大ヒットした「Turn Your Love Around」のタイミングで編まれた2枚組ベスト。彼の転機となった名曲「Breezin’」も「This Masquerade」ももちろん収録。びっくりするのは、そこからこのベストまで5年しか経っていないこと。しかもそれ以前のColumbiaやCTIでの音源無しで、すでに入れる曲に困るくらいボリューム満点なこと! すごい才能です!.
セカンドアルバム。リトル・フィートのポール・バレアが中心となって彼女をバックアップ。マイケル・マクドナルドとデュエットした「Let Me Go Love」がAORファンの琴線をくすぐりますね。奔放で快活なウェストコーストフィーリングを基調としながら、1979年という時代を反映したコンテンポラリーなムードもちゃんとあって。.
60年代から80年代にかけてカナダで数々のバンドで活動していた才能を見出されてLA録音に。ダンサンブルな曲も聴かせるバラードもいいのですが、海っぽさを感じさせるオーシャンメロウ+バレアリックな「When We Meet Again」と、解放感に溢れた「Caught In A Whirlwind」が最高のスムースファンキー! LAの強者スタジオ・ミュージシャン達、コーラスにはウォーターズという布陣の作品です。オブスキュアなメロウファンクとの評価が海外で定着して今ではとってもレア盤に!.
収録曲・データ
【曲目】We Got Tonight / There's Always Another Day / Holiday In Hollywood / Hold On / Feel The Inspiration / When We Meet Again / If I Could Write A Song / Get Funky / Caught In A Whirlwind
【曲目】Island Song / Nights Like This / Mystery / To Get The Feeling // Casual Flirtation / Situation / Ethereal Love Affair / Back Bay Mombo / Lover's Games
【曲目】Dancer / Helpless / Treat Her Right / Expressway To Your Heart / Cast The Spirit // Look At Her Dance / What Does It Take / I'm A Scorpio / My Judgement Day
ソングライター、シンガーとしてノリに乗っていた時代の彼女の代表作。ヒットしたのはバラードのタイトル曲ですが、このアルバムを現代的に評価させるのは珠玉のフリーソウル・チューンの数々。もともとスティーヴィー・ワンダーが70年代シュープリームスのために書いた「Bad Weather」が最高です。AORファンには「Shine Like You Should」も! プロデュースはレオン・ウェアで、彼女の黒っぽさを引き出しています。.
ネオアコの前哨戦みたいなタイトル曲「恋はリズムにのって (Take A Little Rhythm)」。これって今聴くと、ちょうどいい懐かしさですね。このとき彼は21才。収録曲は10代で書かれたもの。A-2「恋はリズムにのって」からA-5「African Queen」までの流れなんかホント素晴らしいですね。クリス・レインボウのファンにも聴いてほしいもの。ロンドンA&Mが見いだしたアーティストです。.
収録曲・データ
【曲目】Fools' Society / Take A Little Rhythm / Saturday Heartbreaker / We Were All In Love / African Queen // Live Every Minute / Jamie / Page By Page / The Hollywood Role / A Goodnight Song
過去の3枚のソロと比べても、かなりAOR路線に針を振った「Can I Call You」で幕を開ける80年のアルバム。かと思えば、長年のファンを泣かせる「Where Does The Lovin' Go」みたいなメロウなナンバーもあったり、美しいメロディセンスは健在。ファンキーな「Silky」などもぜひ.
【曲目】Escape (The Pina Colada Song) / Partners In Crime / Nearsighted / Lunch Hour / Drop It // Him / Answering Machine / The People That You Never Get To Love / Get Outta Yourself / In You I Trust
甘酸っぱいメロウダンスナンバー「I Got To Know」で幕を開ける極上の70'sサウンド! FENヒットのタイトル曲「恋のムーンライト(Moonlight Feels Right)」や、トロピカルグルーヴ「Lucky Man」など、爽やかな名曲揃いです!。 間奏で随所に現れるマリンバの音色がバンドの個性になってますね。全10曲中の9曲を書いているブルース・ブラックマンは元エタニティズ・チルドレン!.
収録曲・データ
【曲目】I Got To Know / Drop A Little Rock / Lash LaRue / The Slower You Go (The Longer It Lasts) / Moonlight Feels Right // I'm Crazy / So The Night Goes / Working My Heart To The Bone / Lucky Man / Bordello Bordeaux【Produced For】Bill Lowery Productions 【Producer】Bruce Blackman, Mike Clark【Lead Vocals】【Keyboards】Bruce Blackman【Marimba】【Vibraphone】【Percussion】Bo Wagner
クラシックス・フォーとキャンディメンのメンバーが合流して結成。クラシックス・フォーを当てたプロデューサーでソングライターのバディ・ビューイのディレクションで、南部アトランタの風土をとりいれたスワンプ/ブルーアイドソウルを指向しました。本作収録の彼ら最大のヒット「So In To You」(最高7位)はまさにその個性が前面に出た曲。.
【曲目】Being Here With You / Drink My Water / Sweet Summer Music / Let's Talk Turkey / Foster's Frees / Turning In Space // Change / In A Stranger's Arms / Manual Dexterity / Promise Me The Moon / Good News【Bass】【Lead Vocals】【Backing Vocals】Paul Stallworth【Drums】Percussion】【Backing Vocals 】Jim Keltner【Guitar】【Lead Vocals】【Backing Vocals】Danny Kootch【Keyboards】【Synthesizer】【Backing Vocals】David Foster