ブルーアイドソウルなAORだったら、まず彼ら! NYのイタロ・サークル出身の彼らが、タイトでよりコンテンポラリーなサウンドを求めて挑んだAORの本場LA録音、ビターで粋な白人版フィリー・ソウルを満喫できます。真夜中のレアグルーヴといった感じの「Sleepless Nights」「Touching In The Dark」などがナイス!.
収録曲・データ
【曲目】Make It Last / That's Not The Way That Your Mama Taught You To Be / Sleepless Nights 〜 Send A Dream / Fashion For Me / First Love // Street Man / Touching In The Dark / Long Distance / Coming Up The Hard Way / Heaven Knows
主人公のコリー・ウェルズは元スリー・ドッグ・ナイトの一員。本作はデヴィッド・フォスター、ジェイ・グレイドン、スティーヴ・ルカサー、ジェイ・グルスカなどすごいメンバーに囲まれてのソロ作品。全体の雰囲気はブルーアイドソウル的で、テンポよく盛り上がる「You're My Day」で即死ですね。なにしろAORファンにとっては昔から途方もない名盤です。.
収録曲・データ
【曲目】Waiting For You / When You Touch Me This Way / You're My Day / Everything's Right For Love / Midnight Lady (Hiding In The Shadows) // Starlight / Throw A Little Bit Of Love My Way / I Know You're Willin' Darlin' / Change Of Heart / Lady Put The Light Out
彼らに80年代の大成功をもたらしたシングル「Kiss On My List」(全米1位)に続き、こちらも5位まで上昇。映画「(500)日のサマー」で、街中でみんなが突然踊り出すシーンで最高に効果的に使われた曲でした。配信では彼らのどのヒット曲よりもこれが聴かれてます。B面はニューウェイヴ・シーンにも目を配っていた彼ららしい変化球。.
企画物と侮ることなかれ。「Get Dancin'」のヒットを放った前作はボブ・クリュー主導。続くこの作品ではケニー・ノーランが全面的に音作りを担当。作曲もプロデュースも(たぶん歌も)彼。黒人音楽好きなセンスが前面に。清々しいディスコ「Hey There Little Firefly」サルサに接近したパーティ・チューン「Jimbo Salsa」など、手抜き無しの好内容! のちにアルバム「Night Miracles」でセルフカヴァーする「Ride A White Horse」も、すでにここで採り上げています(女性ヴォーカルで)。シルヴェッティ+サヴァンナ・バンドという感じのサウンド、今こそ積極的に評価します!.
一世一代のメロウディスコ「Sexy Eyes」を収録。いろんなタイプの音楽に手を出しているせいか、シリアスな音楽ファンからはあまり評価の高くない彼ですが、この時期は男泣きのメロウグルーヴ連発で素晴らしいのです。A-1「Better Love Next Time」から、まるでハイサウンドかと思うほどの良さ。実はマッスルショールズ録音というのもポイント。.
収録曲・データ
【曲目】Better Love Next Time / In Over My Head / Sexy Eyes / Oh! Jesse / Years From Now // I Don't Feel Much Like Smilin' / When You're In Love With A Beautiful Woman / What Do You Want? / Love Monster / Mountain Mary / Help Me Mama
【曲目】There's A Secret Goin' On / Lying To Me You / Take Your Music To The People / Good Friend Of Mine / Run Eddie Run // I Only Wanted To Know Your Name / Time Is Love / Sidney / Beautiful Love Between Beautiful People / Rock Me Baby / I'll Come Ridin
シティボーイ気分の4ビートでSSWを気取ったオーストラリア産の大傑作。ハスキーでやんちゃさが垣間見えるヴォーカルと胸キュンのメロディがたまりません。タイトル曲の頭10秒でキマリ! 80年代初めにウィスキーのCMに日本で使われ、ささやかにヒットしたAORバラード「You'll Call It Love」も収録。豪オリジナルとはデザインがまったく違うUS盤です。.
収録曲・データ
【曲目】Bad Habits / Good Golly Me / You Weren't In Love With Me / Baby I'm Easy / Never Be Blue // Since I Found Out / You'll Call It Love / Celebrity Lane / Single Man / If I Was A Millionaire
80年代を迎え、ワーナーへの移籍、ビル・チャンプリンの加入、デヴィッド・フォスターをプロデューサーに迎え、世界的大ヒット連発といいことづくめだった時期の絶好調アルバム。「Stay The Night」や「Hard Habit To Break」がヒット曲ですが、「We Can Stop The Hurtin’」「Only You」などAORダンサーいい曲多し。もちろんバラードも。.
ジャズとAORの中間をゆく極上のフィメール・ヴォーカル。いわゆるスムース・ジャズの逸品です。ロレイン・フェザーとデヴィッド・ベノワが共作したタイトル曲は、アーバンなナイトライフを演出するスピーディーなブラジリアン・チューン。シーウィンドのカヴァー「Follow Your Road」もAORファンにはたまりませんね。隠し球はラスカルズ「Groovin’」の大胆なジャズAOR解釈!.
【曲目】Change Your Mind / Are You With Me / Love All Your Blues Away / Stop Me From Starting This Feeling / Learn To Love Again // Willow Weep For Me / We'll Be Together Again / The Way You Look Tonight / It Never Entered My Mind
マッスルショールズ録音。”ひとりブレッド”とでもいうべきテイスト漂うタイトル曲の美しいMOR感覚や、バリー・マン&シンシア・ワイル、スティーヴィー・ワンダー、ジェフ・バリーなどゲスト作曲陣の匠な技が光ります。洗練された南部サウンドにジャストフィットのブルーアイドな男性ヴォーカリスト(1曲だけ自作曲も)。バリー・マン作の「You Turn Me Around」は何度も聴き返してしまいました。.
収録曲・データ
【曲目】Rings / I Believe (When I Fall In Love It Will Be Forever) / You Know Me / Constant Disappointment / I Am What I Am // Go Ahead And Have Your Fun / Walkin' In The Sun / You Turn Me Around / I'll Be Your Brother / I'll Come And Get You Every Sunday
ミル・マスカラスのテーマ曲に使われたことにより、日本では「Sky High」だけのグループというイメージが強いですが、彼らはその前後もキャリアがきちんとあるブリティッシュ・シティポップ・バンド。A-1「If I Have To Go Away」のスウィートソウルぶりで、まず認識が改まるはずです! 75〜77年にかけてのアルバムから抜粋したアメリカ再デビュー用のベスト盤。なので内容充実。もちろん「Sky High」も!.
タイトに作り込まれたアレンジ、ブルーアイドソウル感たっぷりのヴォーカル&コーラスなど、ナッシュヴィルで生まれた最良のAORクラシック。兄はトッド・ラングレン、弟はスティーリー・ダンやドゥービー好きだったというスティーヴとケリーのウィルソン兄弟唯一の作品。誰だって「Take Me To Your Heaven」を聴くと卒倒しちゃいます!.
AORにカテゴライズこそされていますが、サウンドクリエイターとして30年も孤高の存在で有り続ける人です。しかし、彼は非常にすぐれたメロディメイカー。最高のファンキー・メロウA-5「Fly Into This Night」を是非聴いてみてください。ジェイ・グレイドン参加の4枚目。シンセを多用したシャイニーで熱いグルーヴも今こそ旬。絶頂期。.
【曲目】Money Money Money / Every Picture Tells A Story / I’d Really Love To See You Tonight / Street Singing / Wham Bam Shang-A-Lang / Paloma Blanca / I Can’t Live A Dream / Like A sad Song / You’ll Never Find Another Love Like Mine // Play That Funky Music / If You Leave Me Now / Nadia’s Theme / Muskrat Love / Dancing Queen / Magic Man / I Only Want To Be With You / You Should Be Dancing
ウィットに富んだポップスが好きな人を、夢中にさせること間違いなし。ニューヨーク・メイドらしく、ひとくせもふたくせもあるアーバン・ポップの楽しみが詰まっています。2作目「On And Off Again」の渋〜い味に人気が集中していますが、このファーストの知的かつノスタルジックなシティポップも最高なのですよ。ストリングス・アレンジはチャーリー・カレロ。久しぶりの入荷です。.
かつて「恋は水色」で一世を風靡した彼女が、アメリカ西海岸でのレコーディングを敢行したAOR路線のポップ・アルバム。何とプロデュースはキム・フォウリー!(彼は同時期のヘレン・レディのアルバムでも良い仕事をしています)。スペクター・サウンドを70年代に甦らせたようなアレンジの「Angels Of Mercy」など、ニヤリとさせる仕掛けもあちこちに。アメリカでのリリースは無く、なかなか入手困難です。.
収録曲・データ
【曲目】Anyone Who Had A Heart / Music Speaks Louder Than Words / Career Girl / I'm A Lady / Angels Of Mercy // Old Country / A Million Tears / Little Things / City Man / Before We Say Goodbye
ミュージカル「Hair」公演の際に初めてオーストラリアを訪れ、そのまま住み着いてしまったディーヴァ。フリーソウル・ナンバー収録の「Marcia Shines」が人気ですが、AORファンにはむしろこちらを。エレピの音色が涼しげなメロウ・ミディアムの名曲「Heart Like A Radio」収録。またアルバム全体を彩るタイトなリズム隊の細やかなプレイも聞き物。彼女のヴォーカルの自然な明るさが魅力になっています。.
マーティ・バリンのAORヒット「Hearts(ハート悲しく)」(1981年)の作者。ブルーアイドソウル感覚バッチリのソロデビュー作です。爽快な16ビート「Feeling For A Song」、ソフトラテンな「Winds Away」など、どれも素晴らしい仕上がり。制作はマーティ・バリン。ここからの縁だったとは。前歴はShelterにアルバムを残すSSWトリオ、ジェシ、ウォルフ&ウィニングス。なるほど、だからフォーキーな味わいも残っているんですね。.
収録曲・データ
【曲目】Count On Me / Feeling For A Song / Power Of Love / Love Thats Right / You // Grand Illusion / A Kiss Made The World Begin / Winds Away / Lovers Leap / Way To Love
ジェイ・グレイドンのプロデュースが完全に成功したアルバム。彼らしいAORサウンドが色濃い「OnThe Boulevard」「Kafka」美しいアカペラ「A Nightingale Sang In Berkeley Square」なども素晴らしいです。「Boy From New York City」はアド・リブスのカヴァー(このカヴァーもヒットしました)。意表を突くカリプソ・ナンバーA-3「(Wanted) Dead Or Alive」もナイスです。.
収録曲・データ
【曲目】On The Boulevard / Boy From New York City / (Wanted) Dead Or Alive / Spies In The Night / Smile Again // Until I Met You (Corner Pocket) / (The Word Of) Confirmation / Kafka / A Nightingale Sang In Berkeley Square
【曲目】Lightning Lady / Circus Ride / Friends Of Mine / Yukon Lady / July Moon // Forever / Only Love / Sunrise To Sunset / Gold And Mellow / Summer Afternoon