70年代後半以降、アメリカのレーベルとの契約が切れ、フランス、ドイツなどヨーロッパを拠点に細々とリリースを続けていたドノヴァン。このアルバムもレコーディングはウェストコーストですが、発売元はイギリス。アメリカでは翌年のリリースでした。ジェリー・ウェクスラーのプロデュース。ジェフ・ポーカロが一曲ドラムで参加するなどメンバーはとても豪華。「Sunshine Superman」などのセルフカヴァーも不思議なムード。.
I Love You Baby.
Local Boy Chops Wood.
Sunshine Superman.イギリス出身ながらLAでデビューしたAOR系SSW。実は彼のファースト「Do You Wanna Tonight」は実際に発売されたのかも疑わしいほど残存枚数が少ない幻のアルバム。このセカンドが、あらためてのお披露目作品でした。ハスキーな地声とファルセットも駆使するブルーアイドソウル感覚と、切れ味のいいサウンドが魅力です。プロデューサーにはフリートウッド・マックのクリスティン・マクヴィーの名前も。アレンジも日本人AORファン好み。.
When Love Disappears.
Last Night.
One On One.大人のムードをコンテンポラリーなサウンドでしっかり押し出したスムースジャズ/メロウソウル作。60年代からジャンルにとらわれずに歌ってきた人ですから、無理して流行にあわせている印象は皆無。上質の80年代ソウルとしても満足していただけます。.
If You Only Knew.
Puttin’ My Trust.
What Will It Take This Time.オハイオ州クリーヴランドのレーベルにひっそりと残されたローカルシティポップ秘宝。16ビートの萌芽を響かせるリズム、コンテンポラリーハワイアンのファンにもアピールするオーシャン・ブリーズな空気感(海じゃなく五大湖に近いのに)など、隠れた名盤の要素がそろい踏み。シティポップ/AOR好きで「They Don't Know Where They're Going」を聴いて、メロメロにならない人はそうはいないんじゃないですか?.
They Don’t Know Where They’re Going.
I’m Telling You.
Let’s Dream Together.ソングライターとしてのみならずソロ・パフォーマーとしても成功をつかんだ時期のピーター・アレンです。ライターとしてはキャロル・ベイヤー・セイガーとの相性が抜群で、このアルバムでも共作が多いです。ダンサブルでメロディアス。AORファンにもいちばんすんなりくるアルバムと思います。.
I Could Have Been A Sailor.
Don’t Wish Too Hard.
Don’t Leave Me Now.もともとカントリー畑のバンドだった彼ら。1978年にヒット曲「Kiss You All Over」でジャンルをクロスオーヴァーし、それ以降の作品にはメロウな佳曲が必ず数曲入っています。本作でいえば「Destiny」や「Being In Love With You Is Easy」など。ジャケット・デザインに恵まれていないところがあって、本作ももっと知られていいはず。.
Destiny.
Being In Love With You Is Easy.
All There Is.デヴィッド・フォスターが作曲・プロデュースを担当したクリスタルAOR「Now And Forever」を収録。AORファンはこれだけでも買いな1枚です。実力派シンガーだけあって、80'sなサウンドになっても、貫禄充分の歌声を聴かせる彼女。透明感たっぷりのバラードB-3「When You’re Gone」も美しい出来です。.
Now And Forever.
When You’re Gone.
Who’s Leaving Who.タガログ語を交えた「We’re All Alone」に打たれました! フィリピンの人気シンガー、リコ・J・プノ、77年のアルバムです。甘く都会的なAORサウンドと、フィリピン・シンガーならではの独得の色気があります。力強い地声とファルセット、英語とタガログ語の組み合わせがじつにエモーショナルな効果を生み出しています。ダンサブルとかDJ向けとはまた違い、むしろヴィンテージソウル/チカーノソウルなどに近い感覚です。.
We’re All Alone.
Pure Imagination.
Weekend In Manila.日本ではAORとソウルの両方で人気があったシンガー。サウンドにブラコン的な切れ味が増した83年の作品です。マーヴィン・ゲイも歌った「Ain't That Peculiar」や、ビージーズのギブ兄弟作のナンバーなども取り上げています。気持ちいい伸びやかなビブラートヴォイス、コンテンポラリー且つ嫌みのない色気もナイスです。彼はここでアメリカでのキャリアを断ち、ドイツに移住し、2014年に亡くなるまでその地で活動しました。.
Make Up Break Up.
A Love So Rigrt.
Ain't That Peculiar.あの「Baby Come Back」のスマッシュヒットを持つプレイヤーのセカンドは、ランバート&ポッターのプロデュース。真夜中を思わせるひんやりとしたムードと、すかっとした切れ味のアメリカン・ポップ感覚がうまく融合しました。ちょっと大人になったサウンドなのです。.
I Just Wanna Be With You.
Prisoner Of Your Love.
Wait Until Tomorrow.マイケル・ランドーらと結成していたマクサスを解散後のアルバム。ソロでは10年振りの2作目となります。TOTO勢、元マクサス勢が全面的にバックアップ。80’s趣味を全面的に押し出しているのは、彼の現役感のリアルタイムでの証明でしょう。中には「Cancun」など、メロウな南国テイストのナンバーが配されていて、今ではこちらに耳がいきます。.
Cancun.
Which one Of Us Is Me.
Atlanta Calling.ファンキーなギターリフからはじまる「Can She Do It Like She Dances」が最高のパシフィック・ファンク。ジミー・ディーはグアム島で活動したシンガーで、あの島のAOR的な世界観をほぼひとりで体現したと言っていいでしょう。リゾートならではの開放的で適度に下世話なムードと70年代から80年代に切り替わるサウンドが絶妙に交錯してます。アルバムは数枚確認されてますが、これがAORファンにはいちばんのおすすめです。.
Can She Do It Like She Dances.
Good-Bye Yesterday’s Heartaches.
Stay The Night.日本の邦題「アメリカン・モーニング」こと「Just Wehn I Needed You Most」が思わぬ大ヒット。ことに日本では繰り返しTV CMなどに使用されるエバーグリーンな1曲に。やわかくてほんのりとした味わいのポップスがふんだんに盛り込まれた作品。少年っぽさの残った透明な歌声にも魅力が。突然聴きたくなることがあるのですね、このメロディを。.
Just When I Needed You Most.
Call Me.
Losing Out On Love.ロックオペラ「Jesus Christ Superstar」などに出演していた女性シンガーで、華のある容姿とソウルフルな歌唱で成功したディスコ・クイーンだった彼女。これがセカンド・アルバム。時流に乗っただけの軽薄さとは一線を画した本格派のプロダクションと歌唱力ですから、今聴くとむしろ発見が多いはずです。仕掛人はNYディスコの裏職人ウォーレン・シャッツ。彼女自身もコーラスや一部の曲のリズム・アレンジを手掛けてるのです。才女ディスコ!.
Don’t Try To Win Me Back Again.
Freeway Song.
Half And Half.ミュージカル「Hair」公演の際に初めてオーストラリアを訪れ、そのまま住み着いてしまったディーヴァ。フリーソウル・ナンバー収録の「Marcia Shines」が人気ですが、AORファンにはむしろこちらを。エレピの音色が涼しげなメロウ・ミディアムの名曲「Heart Like A Radio」収録。またアルバム全体を彩るタイトなリズム隊の細やかなプレイも聞き物。彼女のヴォーカルの自然な明るさが魅力になっています。.
Heart Like A Radio.
She Got You.
Get You In My Love.デビューはカーラ・ボノフ、アンドリュー・ゴールドらと組んでいたグループ、ブリンドル。ソロに転身後、ナチュラルな生き方を感じさせるまばゆいSSWとしてキャリアを重ねました。この1978年作は時代的にAORサウンドへの接近も感じられますが、スタジオミュージシャンに頼らず自分のバンドにこだわった彼女の芯の強さもしっかり残ってます。.
Fool To Let Him Slip Away.
Long Hot Summer Nights.
The Man Is Mine.イギリス出身のブルーアイドソウル/ファンクバンドとして世界規模の成功を手にした彼ら。絶頂期の2枚組ライヴ盤です。生演奏だからこそさらに増すファンクグルーヴの妙味を、長尺化したナンバーで存分に味あわせてくれます。この会場にいたら汗だくに踊りまくっていたでしょうね!.
Person To Person.
Cut The Cake.
Pick Up The Pieces.ダニー・ディアドルフとマーカス・ジョセフのデュオがリリースした唯一のアルバムは今もAOR/ウェストコーストのファンに愛されています。このシングルを聴くと、彼らのソフトでブリージーな魅力がよく伝わると思います。.
Ma La Lady.
Chicago Blue.日本ではサザンロックの括りで紹介されることが多かった彼らですが、本質は南部産ブルーアイドソウル。もともとクラシックス・フォーでデニス・ヨストをバックアップするために集められたツアーバンドが母体でした。なのでその音楽性が継承されているのです。ある意味セルフカヴァーな「Spooky」も最高!.
Spooky.
While Time Is Left.
I Hate The Blues.TOTOの初代ヴォーカリスト、ボビー・キンボールと、元スリー・ドッグ・ナイトのジョー・シャーミー、フロイド・スニードを中心に結成されたハードポップ・バンド。TOTO周辺を熱心にフォローしてきた日本のAORフリークにはたまらない一枚です。ロックの熱さを取り込んだアレンジ。組み立てのしっかりとしたアンサンブル。ボビーのハイトーンの美しさは、ピカイチです。.
First Things First.
I Just Love The Feelin’.
Sunnyridge.10代でのデビュー以来、一貫してCCM界での高い人気を誇り続けている女性シンガー、リーバ・ランボー。“Lady”というのは彼女の愛称で、説明不要の存在ということでしょうね。これは彼女のライヴ・アルバム。のっけから「He Gave Me Music」のシャープな16ビートにノックアウトされてしまいます。ミディアム・アップの「Nothing Can Separate Me」も素晴らしい出来。キャロル・キング「You’ve Got A Friend」もゴスペルとしてとりあげています。ライヴならではの、ダイナミズムが味わえる1枚です。.
Nothing Can Separate Me.
He Gave Me Music.
You’ve Got A Friend.あの素晴らしいAORクラシック「You」を書いたことでおなじみの人。元アメリカのディーン・パークスがプロデュース。パリッとしたシティAOR名盤です。参加ミュージシャンは彼がらみの一流どころで、ジェフ・ポーカロも2曲でドラムをプレイしています。彼自身以外にも作曲陣にシンシア・ワイルやエリック・カズ、ジョン・ファーラーと豪華。トムの一番の人気作です。.
Hungry Nights.
Soon.
Time Of Our Lives.ニューヨークのシティ感覚を存分にいかした唯一のアルバムからのシングルカットは、フォー・トップスのカヴァーでした。原曲の強いイメージにとらわれず、彼らしい若いセンスで見事にNYディスコにリメイクしてます。モノラルミックスはDJ盤のみ。.
I Can’t Help Myself.1964年に7歳でレコードデビューしたマーク・ラディス。天才少年としてキャリアを積み、19歳の年にリリースしたのがこの完全無欠のディスコ・アルバムでした。若いながらも自身を含め10人編成のバンドを率い、黒人ミュージシャンたちとも堂々わたりあっています。ノーティなディスコダンス・ナンバー中心に徹した構成はすがすがしいですが、1曲あるバラード「The Answer Is You」も才能の塊と思います。.
The Whole Wide World Ain’t Nothin’ But Party.
If You Can’t Beat ‘Em Join ‘Em.
The Answer Is You.デビューはShelterで、ジェシ・ウォルフ&ウィニングスというトリオの一員でした。ソロに転じてリリースしたセルフタイトルのファースト・アルバムはAOR名盤。このセカンドではアダルト感に寄りすぎず、もう少し彼本来のギターオリエンテッドなフィーリングが増しています。さわやかにグルーヴする「Love Is A Chain」あたりが本来の持ち味。.
Love Is A Chain.
Watermelon Dreams.
Valley Of A Thousand Dreams.盲目のハンデを感じさせないギターテクニックとソウルフルな哀愁をたたえた歌声で長く活躍を続けるフェリシアーノ。こちらは80年代後半に北米のスパニッシュ・マーケット向けにリリースされたアルバムなので、当時もちゃんと聴かれていないかも。シンセサイザーも多用したドラマチックなサウンドです。.
Quedate.
Ponte A Cantar.
Cuando El Amor Se Acaba.1999年に彼の曲が日本のCMで使われ、再び注目を集めるという現象がありましたね。これは彼のファーストソロ。スタジオ・ミュージシャンを極力使わず、彼自身の演奏する楽器を重ねて作り上げられていますが、まったく違和感はありません。スロー・ナンバー「Endless Flight」は泣きの名曲。元ブリンドルの仲間ケニー・エドワーズが参加です。.
Endless Flight.
Resting In Your Arms.
I’m Coming Home.滑らかでしなやかな歌声。熱気のこもったゴスペル・シンギングではなく、彼のような歌声の持ち主はアメリカでもCCMに分類されます。自身のピアノに加えてジョン・ゴイン、キース・トーマスらの助力を得てスムースでコンテンポラリーなサウンドを展開。それでいてドラマチックな表現力はあるので、すごくいいのです。メロディ・センスも日本人の耳に合うかと。.
Longtime Friends.
There'll Be A Fire One Day That The Fireman Can't Put Out.
You Are My God.