ホール&オーツらしい言葉遊びをモダンな打ち込みサウンドでダンスミュージックにしたヒット曲。サビの「M-E-T-H-O-D」はそのままmラッパー、メソッドマンに引用されましたね。.
Method Of Modern Love.
Bank On Your Love.なめらかでシルキー、ソウルフルな歌声はいつも爽快。時代がディスコ/16ビートに移行していくこの時期は、まさに今こそ聴いていただきたい! 流麗でせつなくて。数々の名カヴァーを生んだ「You're The Song」(トニー・リヴァース&ケン・ゴールド作)やボズ・スキャッグス「We’re All Alone」のカヴァーが最高。アレッシー、テディ・ランダッツォら選曲にも目が行き届いてます。プロデュースはボブ・ゴーディオ。70年代のフランキー・ヴァリにじつは駄作無し。.
You're The Song.
Can't Get You Off My Mind.
We’re All Alone.ファーストアルバムのオリジナル。のちにAristaから別ジャケで再発されますが、このBell盤は、まったく売れなかったため意外と見つかりません。ランバート、ヘンドリックス&ロスを完璧に再現した「Cloudburst」ベット・ミドラーでも知られる「Friends」(マーク・クリングマンとバジー・リンハートの共作)をはじめ、もちろん内容も素晴らしい! プロデュースはバリー自身と彼を発掘したロン・ダンテ。A面冒頭には2歳のバリーとおじいちゃんによる微笑ましいやりとりも入ってます。.
Friends.
Cloudburst.
One Of These Days.ギターとベースを担当するゲイリー・ダルトンと、ドラムを担当するケント・デュパリによるLAの白黒混合デュオ。アルバムは数枚ありますが、ブルーアイドソウル感覚とAORグルーヴが合致した本作が一番人気です。AORが輝いていた時期ならではのパリッとしたサウンドと高揚感が自然に盛り込まれているように感じます。こみあげ系のグッドソングを作ることしか興味がないデュオって感じ。かつてサバービアにセレクトされ脚光を浴びた1枚。.
Caught In The Act.
Til The Day I Started Lovin' You.
There Is Love In Everybody.LA産チカーノたちが繰り広げるたまらなくアーベインなメロウなファンキーサウンド。「Hidden Tears」や「This Day Is Our Day」とか、ナイトライフへと繰り出すにはこれぐらいシャキッとした切れ味がないとね。フィリーマナーだったソウル感覚がブラコン的なものへ移行してきました。.
Hidden Tears.
This Day Is Our Day.
High On The magic Of Your Love.彼らの代表作といえば、やはりこのアルバムと次作「H2O」になるでしょうね。タイトル曲、そしてヒップホップへの影響も大きい「I Can’t Go For That」の2大ヒットを収録。売れ線狙いのイージーさではなくしっかりエッジを攻めたサウンドが時代を超えて評価されています。.
Private Eyes.
I Can’t Go For That.
Did It In A Minute.ブルーアイド・ソウルの名バンドの3作目。アルバム全体を貫いている洒脱なグルーヴ感覚は、やはり白人黒人混合グループだった彼らならでは。黒人ヴォーカリスト、レスリー・スミスの歌声も伸びやかで最高です。爽快な「It Just Takes Awhile」をはじめ、彼らのメロウ&タイトなグルーヴは完璧! いつまでも色褪せません。.
It Just Takes A While.
The Force Is Watching You.
Don't You Wish You Could Be There.「Sexy Eyes」のディスコヒットによってその路線がひらけた彼ら。もともと持っていた憎めないキャラクターをメロウなセンスと合致させた名曲「Girls Can’t Get it」収録の1980年作。このジャケでハードな内容と勘違いされそうですが、泣けるメロウ連発。このアルバムがいちばんAOR、本当です。.
Girls Can’t Get it.
Body Talkin’.
That Didn’t Hurt Too Bad.熱く疾走するダイナマイト級ブラジリアングルーヴ「Jack Miraculous」を聴いて、足腰&胸が躍らない人はいないでしょう! カナダ出身の孤高のマルチプレイヤーのセカンド。熱気と清涼感が絶妙にクロスした初期の作品は格別。この浮遊感とファルセットボイスが最高! 厳しく突き詰められたサウンドには孤独が映ります。.
Jack Miraculous.
Felicia.
People Gotta Move.CCM界を代表する男性コーラスグループ。長い歴史を持つ彼らですが、本作で加入したラス・タフによってAOR的なサウンド作りとヴォーカルワークが可能となりました。クリス・クリスチャンのプロデュースもとても冴えています。A-3「Gotta Watch, Gotta Play」からA-5「There Will Never Be Any Peace」のメロウな展開には思わずうならされますよ。特にファルセット使いの後者はスウィートソウル風の趣も。このあとに続く作品のクオリティも高いのであまり語られない作品ですが、本作だってすごくハイレベル。.
There Will Never Be Any Peace.
More Each Day.
Gotta Watch, Gotta Pray.1977年作品。快活なポップソングや繊細なバラードに持ち味のある人ですが、このアルバムはAOR路線(スーツできめてます)。全曲ドラムはジェフ・ポーカロ。メロウな16ビートやバラード、ドライヴ向けのダンサブルなナンバーなど、AORのツボを抑えた好内容! 彼の作品中、AORファンに一番人気なのはこのアルバムかと。.
Fool For Your Love.
I Want You Back.
Easy To Love.あのサジタリアスにセッションシンガーとして参加していた経歴を持つチャック・ジラード。自らのソロキャリアはCCMシンガーとして築いていきます。セルフプロデュースで、西海岸の名手をセッションに配するなど音楽的スペックの高さを全体から感じます。ウェストコースト産らしいメロディ重視の内容です。.
His Word Is Still His Promise.
Wings Of Mercy.
Love Is Alive.バート・バカラックとの結婚直前につくられた美人&人気作詞家の3作目。裏ジャケの仲睦まじい姿を見ていただきたいです。作曲には2曲を除いてバカラックが全面参加。彼女の長い共作パートナーであったピーター・アレン、ブルース・ロバーツが脇を固めます。デヴィッド・フォスターが3曲をアレンジ、TOTOやペイジズのメンバーが参加するなど、AORファンにも好まれる上質なフィメール・ポップスです。CDはもはや廃盤。.
Easy To Love Again.
Just Friends.
Stronger Than Before.SOLD OUT
ブルーアイドソウル的なセンスを前面に出したファーストソロです。チャート的な成功はこのあとのアルバムからですが、内容はデヴィッド・フォスターがプロデュースした名盤中の名盤! ジェイ・グレイドン、レイ・パーカー・ジュニア、ジェフ・ポーカロ、デヴィッド・ペイチ、スティーヴ・ルカサーなど、この時期に考えられる最良のメンバーによる最良のAOR!.
What Good Is Love.
I Don’t Want You Anymore.
Love Is Forever.アル・クーパーが重用したベーシスト、ハーヴェイ・ブルックス、イリノイ・スピード・プレスにいたカル・ディヴィッド、バッキンガムスの中心人物だったマーティ・グレップの3人組。ファーストがサバービア名盤として有名ですが、このアルバムも聴き応えあり。くぐもったメロウさが際立つ「Down To The City」「What Becomes Of Your Life」やファンキーなフィフス・アヴェニュー・バンドみたいな「Go With Change」など、良い曲ありますよ。「Vicious Circle」の疾走するフュージョン感も良いですね。.
Down To The City.
Go With Change.
What Becomes Of Your Life.AOR/ブルーアイドソウルに欠かせないバックシンガーであったデヴィッド・ラスリーのセカンド。いまとなっては第プロデューサーとなったドン・ウォズの初期プロデュース作です。80s仕立てのドゥーワップ「Next Time」が最高! ティモシー・シュミットの「So Much In Love」と続けて聴きたいです。デジタルメロウな「Saved By Love」など、良い曲多し!.
Next Time.
Saves By Love.
Where Does That Boy Hang Out.ソングライターとして幾多の素晴らしい作品を書き残してきたこの人。80年代最初にして唯一のソロ作がこちら。ジェフ・ポーカロ、デヴィッド・フォスター、スティーヴ・ルカサーらがバックアップしたこともあり、AORファンにも受け入れられました。同時代の流行に比べて派手さやダンサブルさは控えめなサウンドですが、シンガーとしても表現力を増した彼の歌声には信頼感を覚えます。アート・ガーファンクルに提供した「Scissor’s Cut」の自演版、素晴らしいです。.
Angel Heart.
Scissor’s Cut.
God’s Gift.70年代後半以降、ソングライターとしてのみならずAORシンガーとして、ダンスも含めたパフォーマーとしてのステータスをあげていったピーター・アレン。この83年盤はチャーリー・カレロのプロデュース。デジタルリヴァーブ全盛なサウンドになっていますが、ブルーアイドソウル・フィーリングは健在。デヴィッド・フォスターも参加。かっこいいドラムはヴィニー・カリウタ。.
Not The Boy Next Door.
You’ll Always Get Your Way.
Somebody’s Got Your Love.AOR界の至宝アルバムで知られるジョン・ヴァレンティことジョン・リヴィグニが在籍したブルーアイドソウル〜ブラスロックバンドのデビュー作。ジョンがスティーヴィー・ワンダーの影響を受けていることがよくわかる「Lady」、アーリー・ソウルの面影を残す「Brand New World」、グッドタイミーな「Don't Know Where I'm Going Be Today」など素敵。まだ生硬な感じではありますが質が高い!.
Lady.
Brand New World.
Don’t Know Where I’m Gonna Be Today.ジョージ・ハリソンの設立したDark Horseレーベルでデビュー。ハレクリシュナ系のレリジャスAORでした。移籍してのセカンドアルバムです。ハワイアンAOR的メロウなナンバーの出来は、ファースト同様に非常に高いもの。特に「Let It Go」「You Belong To Me」あたりのグルーヴがたまらないですね。.
You Belong To Me.
Let It Go.
That Scene Again.冒頭からたまりません、微妙に横揺れするこのメロウな16ビート「You're Good For Me」。南部のカントリー系白人音楽感覚を洗練すると、実はAORへと繋がってくる(たとえばロブ・ガルブレイスなど)ことを、証明する作品でもあります。かつて金澤寿和さん執筆「AORライト&メロウ」に掲載されて話題となった作品。改めて聴くと確かに良いです。.
You're Good For Me.
Nobody's Hero.
There’s A Love.「Brother To Brother」と共に、彼の代表作に上げられることの多い81年作。AORにカテゴライズこそされていますが、サウンドクリエイターとして30年余も孤高の存在で有り続ける人です。周囲のミュージシャンとの交流も少なく、いかにも孤高と評するのがふさわしいのに、作り出す音楽はメインストリームのど真ん中。それも気合い充分で、その迫力はすごい。白人・黒人の双方の音楽を、高い場所でまとめ上げて独自のブルーアイドソウルです。.
I Believe.
Living Inside Myself.
Sally.元「アメリカ」のメンバー。1977年のバンド脱退後、CCMアーティストとしてソロ活動を開始し、コンスタントに秀作を発表します。本作は86年リリース。デジタルな曲もありますが、アメリカ時代を思わすメロディアスさや、ハーモニーの美しさは健在。むしろそちらの方が心に残るかも。さすがベテランらしいポップス感覚は健在なのです。未CD化盤でもあり、アメリカでも意外と高額アイテム。.
A New Song.
Lonely People.
All Things Work Together For Good.Numero Groupの良コンピレーション「Ladies From The Canyon」に収録されてから急速に知名度が拡がり、一時期はアナログの入手が難しくなっていた彼女のアルバム。まどろむような内省的な響きが魅力のレリジャス系SSWです。このアルバムは、彼女の4作目にしてラストアルバム。前3作よりもずっとウォームでAORテイストなナンバーも多いですし、宗教臭さは薄く、むしろ自分のすべてを投げ出してもあなた(神)を支えるという無私の愛が、とても心に響くのです。.
The Way We Are.
Content In You.
Leaning On The Everlasting Arms.デヴィッド・ラズリーを中心にしたヴォーカルトリオのデビュー作。生粋のソウルフレイバーの持ち主であるデヴィッドが歌う16ビートナンバー「Pick Up Your Heart」が極上です。NYメイドの、街の音楽や喧噪やドラマを切り取った表情豊かなミディアム・ナンバーが最高。アリー・ウィリスの素晴らしいソロ作「Childstar」にも通じる雰囲気。チャーリー・カレロもアレンジに参加。.
Pick Up Your Heart.
Roll Me Through The Rushes.
Safe Harbor.キャロル・キングのバックバンドから発展したインスト・グループ。メンバーはご存じのように、クレイグ・ダーギー、ダニー・クーチ、リー・スクラー、ラス・カンケルら、70年代前半を忙しく過ごした西海岸のセッションメン。ロック感覚のフュージョン/シティポップ・インストとして、東海岸のスタッフを強く意識していました。これがセカンド。一曲目の「Smilin’ Ed」や「Bullet Train」のダウンテンポが今の気分です。.
Smilin' Ed.
Forward Motion.
Bullet Train.人気作「Silver Morning」の影に隠れた感がありますが、あえてカヴァー主体にした選曲の妙など絶妙なポップ/ジャズセンスを見せつけた1枚です。アコースティック4ビートにしびれるジミヘン「Up From The Skies」(リッキー・リー・ジョーンズがカヴァーした時のお手本)など、解釈もすばらしい! 「Roll-A-Round」は隠れチルドレンポップ佳曲。.
Up From The Skies.
Sunday Kind Of Love.
Roll-A-Round.80年代ど真ん中な感じがちょっと気恥ずかしい感じのジャケットですが顔ぶれがいい。デビット・ラスリー、ラルフ・マクドナルド、アシュフォード&シンプソン、 マーティン・ブリーリーらということで、AORファンにひそかな人気がある1枚です。80年代的な打ち込みサウンドが主体ですが、ロバータ・フラックが歌うミディアムテンポのバラードA-4「One Road Leads To Another」などもとてもいいです。こういうものはまず復刻が望めないのです。詳しい曲目とアーチスト名は、曲目欄で。.
Why You Wanna Break My Heart.
One Road Leads To Another.
The Jungle.カナダはケベック地方出身のシンガー。透明感あるシティサウンドを聴かせます。スティーヴ・イートン、スティーヴン・ビショップ、デヴィッド・ポメランツらという気になる作家陣。脇を固めるのはマックス・ベネット、ウィルトン・フェルダー、ジョー・サンプル、リー・リトナーら。ポメランツ作のキャッチーな「Ain't Time Enough」や、ジョニ・ミッチェル「Blue」からの「All I Want」のソフトAORなカヴァーがいいですねえ。.
Ain't Time Enough.
All I Want.
It All Comes Back To You.前作「Minute By Minute」の大ヒットで完全にAORサウンドにシフト。マイケル・マクドナルドが事実上のリーダーとなってしまったようなサウンドで、本作も最高のシティ・サウンドなのですが、結局そっちに行きすぎてしまったのか彼らは解散を決意します。しかし、本当にハイクオリティで気持ちいいアルバム。.
Dedicated This Heart.
Real Love.
No Stoppin’ Us Now.