AOR界の至宝アルバムで知られるジョン・ヴァレンティことジョン・リヴィグニが在籍したブルーアイドソウル〜ブラスロックバンドのデビュー作。ジョンがスティーヴィー・ワンダーの影響を受けていることがよくわかる「Lady」、アーリー・ソウルの面影を残す「Brand New World」、グッドタイミーな「Don't Know Where I'm Going Be Today」など素敵。まだ生硬な感じではありますが質が高い!.
ジョージ・ハリソンの設立したDark Horseレーベルでデビュー。ハレクリシュナ系のレリジャスAORでした。移籍してのセカンドアルバムです。ハワイアンAOR的メロウなナンバーの出来は、ファースト同様に非常に高いもの。特に「Let It Go」「You Belong To Me」あたりのグルーヴがたまらないですね。.
収録曲・データ
【曲目】Face The Light / Take My Love / Let It Go / Hangin' On To That Sand / Just For You // That Scene Again / Remember / You Belong To Me / Love Is The Feeling
冒頭からたまりません、微妙に横揺れするこのメロウな16ビート「You're Good For Me」。南部のカントリー系白人音楽感覚を洗練すると、実はAORへと繋がってくる(たとえばロブ・ガルブレイスなど)ことを、証明する作品でもあります。かつて金澤寿和さん執筆「AORライト&メロウ」に掲載されて話題となった作品。改めて聴くと確かに良いです。.
収録曲・データ
【曲目】 You're Good For Me / Nobody's Hero / Don't Leave Me This Way / Take Me Down / Smooth Sailin' (Rock In The Road) // Jailbait / There's A Love / The Closer You Get / It Takes Love To Make Love / Let's Do It All Over Again
「Brother To Brother」と共に、彼の代表作に上げられることの多い81年作。AORにカテゴライズこそされていますが、サウンドクリエイターとして30年余も孤高の存在で有り続ける人です。周囲のミュージシャンとの交流も少なく、いかにも孤高と評するのがふさわしいのに、作り出す音楽はメインストリームのど真ん中。それも気合い充分で、その迫力はすごい。白人・黒人の双方の音楽を、高い場所でまとめ上げて独自のブルーアイドソウルです。.
【曲目】Electro-Voice / A New Song / Solid Ground / Not My Will / Lonely People // His Master's Voice / I'll Be Coming Home / Opening Up Your Heart / The Rapture / All Things WorkTogether For Good
Numero Groupの良コンピレーション「Ladies From The Canyon」に収録されてから急速に知名度が拡がり、一時期はアナログの入手が難しくなっていた彼女のアルバム。まどろむような内省的な響きが魅力のレリジャス系SSWです。このアルバムは、彼女の4作目にしてラストアルバム。前3作よりもずっとウォームでAORテイストなナンバーも多いですし、宗教臭さは薄く、むしろ自分のすべてを投げ出してもあなた(神)を支えるという無私の愛が、とても心に響くのです。.
デヴィッド・ラズリーを中心にしたヴォーカルトリオのデビュー作。生粋のソウルフレイバーの持ち主であるデヴィッドが歌う16ビートナンバー「Pick Up Your Heart」が極上です。NYメイドの、街の音楽や喧噪やドラマを切り取った表情豊かなミディアム・ナンバーが最高。アリー・ウィリスの素晴らしいソロ作「Childstar」にも通じる雰囲気。チャーリー・カレロもアレンジに参加。.
収録曲・データ
【曲目】Roll Me Through The Rushes / The Knockout Kind / Pick Up Your Heart / Blind Man's Pearl / Safe Harbor // Late Bloomer / London Blues / Dixie Hobo Queen / Walk In Grace / Danny's Ditty / Ole Man Trouble
UKブルーアイドソウルシンガー、ジェス・ローデンのセカンドにして傑作。伊達男な感じがアルバム全体に漂うメロウAORなアルバムです。幕開けの「Misty Roses」極上カヴァーの美しさ。ホーンが心地良い「In Me Tonight」の洒脱なグルーヴィーチューンにも昇天必至。一時の人気も落ち着いた今、改めて聴くとさらに楽しめるようになりましたね。.
人気作「Silver Morning」の影に隠れた感がありますが、あえてカヴァー主体にした選曲の妙など絶妙なポップ/ジャズセンスを見せつけた1枚です。アコースティック4ビートにしびれるジミヘン「Up From The Skies」(リッキー・リー・ジョーンズがカヴァーした時のお手本)など、解釈もすばらしい! 「Roll-A-Round」は隠れチルドレンポップ佳曲。.
収録曲・データ
【曲目】Creepin' / Inside / Lost Up In Loving You / Sunday Kind Of Love / She's A Lady // Roll-A-Round / The Feeling / Up From The Skies / Marie / You
80年代ど真ん中な感じがちょっと気恥ずかしい感じのジャケットですが顔ぶれがいい。デビット・ラスリー、ラルフ・マクドナルド、アシュフォード&シンプソン、 マーティン・ブリーリーらということで、AORファンにひそかな人気がある1枚です。80年代的な打ち込みサウンドが主体ですが、ロバータ・フラックが歌うミディアムテンポのバラードA-4「One Road Leads To Another」などもとてもいいです。こういうものはまず復刻が望めないのです。詳しい曲目とアーチスト名は、曲目欄で。.
収録曲・データ
【曲目】Body Rock (Maria Vidal) / Teamwork (David Lasley) / Why You Wanna Break My Heart (Dwight Twilley) / One Road Leads To Another (Roberta Flack) / Let Your Body Rock (Don't Stop) (Ralph MacDonald) // Vanishing Point (Baxter Robertson) / Sharpshooter (Laura Branigan) / The Jungle (Ashford & Simpson) / Deliver (Martin Briley) / The Closest To Love (Ashford & Simpson)
1967年バンド結成時からシカゴの一員にして最重要ソングライター(「Saturday In The Park」もこの人の曲)。これがソロでのファースト。全編に渡ってリズムの組み立て、メロディ展開、コード設定などに細かい工夫を凝らしていて、今でもまったく古さ無し。ジャズを知る男のロックですね。それにしてもアルバム中にひとつとして同じパターンの曲がない。すごい! モダンファンクともいえる「Love Song」にイチコロでしょう。.
収録曲・データ
【曲目】Temporary Jones / Love Song / Crazy Way To Spend A Year / Until The Time Runs Out / Skinny Boy // One Step Forward Two Steps Back / Fireplace And Ivy / Someday I'm Gonna Go / A Lifetime We / City Living / Crazy Brother John
カナダはケベック地方出身のシンガー。透明感あるシティサウンドを聴かせます。スティーヴ・イートン、スティーヴン・ビショップ、デヴィッド・ポメランツらという気になる作家陣。脇を固めるのはマックス・ベネット、ウィルトン・フェルダー、ジョー・サンプル、リー・リトナーら。ポメランツ作のキャッチーな「Ain't Time Enough」や、ジョニ・ミッチェル「Blue」からの「All I Want」のソフトAORなカヴァーがいいですねえ。.
収録曲・データ
【曲目】All I Want / Higher Mountain / Wrong Side Of Paradise / Ain't Time Enough / Trying To Say Goodbye / Every Little Thing // Take Me Away / Soldier Of Fortune / It All Comes Back To You / Crazy About You / At Every End, There's A Beginning
16ビートのギターカッティングが最高にブリージーできもちいいフリーソウルクラシック「Alone With You」収録! ブルース・イメージ〜ラマタムと、アメリカンロックの王道を歩いてきた彼のようなギタリストが、時代の間にこんな名曲を産み落としていた。ほんと偶然と奇跡はまさかのときに現れるものですね。.
収録曲・データ
【曲目】Alone With You / Good Thing / It's You / Nobody Wins / Must Get Thru // Isla / Fly Fly Away / Good To You / Lady Divine / For Another Day
コロラド州デンヴァーに拠を構えるSSWがリリースした唯一のアルバム。フュージョン的なイディオムを使って、自作を都会的に展開。上空を飛翔するような高揚感とめくるめく転調がツボをつきまくるA-1「Love Is Within Reach」にビックリです。キーボードを中心とした音作りで、独特の空気感を醸し出しています。不思議な可能性に満ちた音。AORファンもノーチェックかもしれない穴盤。.
【曲目】Stop Look Around / Moonbeams / Belle Of The Ball / Everybody Knows My Name / Streets Of Love // Spark Of Me / My Old Radio / Precious Love / I Don't Like It / I Had A Dream / Here I Go Again
70年代前半の不振を脱するきっかけになったヒット曲「Jive Talkin'」や「Nights On Broadway」を収録。アリフ・マーディンの助言でとりいれたバリー・ギブのファルセットがこの先の未来を切り開いていきます。重たくソリッドなリズムなど、決してヤワじゃないんですよね。ちゃんと聴きましょう!.
前作「Minute By Minute」の大ヒットで完全にAORサウンドにシフト。マイケル・マクドナルドが事実上のリーダーとなってしまったようなサウンドで、本作も最高のシティ・サウンドなのですが、結局そっちに行きすぎてしまったのか彼らは解散を決意します。しかし、本当にハイクオリティで気持ちいいアルバム。.
もともとギター少年で、バッファロー・スプリングフィールド〜ポコ〜ロギンス&メッシーナ、そしてソロへ。ジャケから想像するイメージを裏切らない、間違いなくオーシャン系AORの傑作です。スリリングな16ビート「Do You Wanna Dance」のかっこいいこと! 続く「Seeing You」もあきれるほどメロウで! ボズ・スキャッグスがTOTOの力を借りてやったことを自前のバンドでやってみせたというのも、歴戦の人ならではの意地でしょうか。日本語ライナー付。.
収録曲・データ
【曲目】New And Different Way / Do You Want To Dance / Seeing You (For The First Time) / Free To Be Me / Talk To Me // Love Is Here / Waitin' On You / (Is This) Lovin' You Lady / The Magic Of Love
過去の3枚のソロと比べても、かなりAOR路線に針を振った「Can I Call You」で幕を開ける80年のアルバム。かと思えば、長年のファンを泣かせる「Where Does The Lovin' Go」みたいなメロウなナンバーもあったり、美しいメロディセンスは健在。ファンキーな「Silky」なども素晴らしいです。.
【曲目】Got To Find Love / If I Had My Wish Tonight / Looking For Love On Broadway / On Third Street / Take A Look // Treat Willie Good / Never Say / Roommate / Where Is Charlie And Joanne / Take The Money And Run / On Third Street - Reprise
【曲目】Different Point / Dancing In The City / You Two / Real Satisfaction / Coming Home // Take My Rumber / Free Ride / Take My Number / Mrs. The Train / Back To Green
ウィットに富んだポップスが好きな人を夢中にさせること間違いなし。NY産らしく、ひとくせもふたくせもあるシティポップの楽しみが詰まっています。抜群に渋いセカンド「On And Off Again」に人気が集中していますが、このファーストの知的かつノスタルジックなポップも最高なのですよ。ストリングス・アレンジはチャーリー・カレロ。.
【曲目】Street Scene / Together / Memories / Latin Disco // Gonna Find Her / Givin' Up On Love / Time To Dance / Zoot Suit Boogie / "In The Mood" Theme / Zoot Suit Boogie