70年代以降のスティーヴィーがあまりにすごいので、60年代のシングルは大ヒット以外はあまり振り返られなくなってしまう傾向にあります。この曲も全米12位となかなかのスマッシュヒットですし、ノーザンソウル的な盛り上がりがあるんですけどね。ベスト盤以外には収録されていません。ぜひこの機会に心に留めましょう!.
I’m Wondering .
Every Time I See You I Go Wild.74年リリース「Rags To Rufus」〜79年の「Masterjam」までは彼らの絶頂期。R&Bチャートでは首位を独走し、ポップチャートにもクロスオーヴァー。人種混成ファンクバンドとしてのRufusをチャカがすばらしいヴォーカルで牽引。大ヒットこそ生まれてませんが、タフなファンクもメロウなナンバーも充実!.
At Midnight.
Close The Door.
Better Days.1964年の大ヒット「It’s In His Kiss (Shoop Shoop Song)」で知られる黒人ポップ/ソウル・ガール。本作は68年に発売されたVee Jay時代の編集盤(63〜66年のシングル曲集)とのことですが、ジェリー・バトラーとのデュエット曲も含んでいます。ノーザンポップな「Hands Off」思いがけずスインギーな「June Night」ナイスカヴァーな「Hound Dog」など好曲多数!.
Hands Off.
Hound Dog.
June Night.サンレモ音楽祭とは何の関係も無く、デトロイト交響楽団のストリングス・メンバーがモータウン傘下のGordyからリリースしたモッド感覚のインストアルバム。つまり、モータウン・サウンドのストリングスを担ったプレイヤーたちのアルバムです。「Downtown」や「Ol'man River」など、タイトで楽しいナンバーが続きます。音の粒立ちはまさにモータウンらしさです! 1968年にGordyから再発されますが、このRic-Tic盤がレアなオリジナル! モノラルの大迫力!.
Hungry Of Love.
Downtown.
I’m Satisfied.60年代から活動するポップソウル・デュオ(女性シンガーのピーチズは3代目)。70年代後半からディスコ路線に進みますが、いちばんの大ヒットはバラード「Reunited」でした。その勢いに乗っていた時代のアルバム。BPM早め&爽快なディスコがばっちり詰まってますし、メロウなミディアムもいいんです。そっち方面が好きな人は「Put It There」を!.
Put It There.
Howzabout Some Love.
Love Lift.元モーメンツのメンバーが、名前を変えて組んだ80s仕様のスウィートソウルグループ。前作に収録されていた「Special Lady」があまりにも有名ですが、このセカンドもスウィートソウルの醍醐味を存分に味わえる作品です。中でもストリングスがバックで「夏の日の恋」のメロディを奏でる「I’ll Remember You With Love」は、清涼感をたたえた美曲!.
I’ll Remember You With Love.
Each Time Is Like The First Time.
Shoestrings.元モーメンツのメンバーが、名前を変えて組んだ80s仕様のスウィートソウル・グループ。これで4作目。時流を意識しつつも自分たちの持ち味である甘さは絶対にキープ。自ら作曲もプロデュースもできるチームだからこその統一感なのです。レベルの高い楽曲が続いて最高です。.
If We Open Up.
Love Minus One.
Gambled On Your Love.シカゴソウルの大ベテラングループ、デルズ。彼らも80年代のデジタルサウンドとは無縁でいられないというわけで、このアルバムでは大胆に打ち込みを導入。しかし、長年熱いハーモニーを培ってきた彼らのソウルは、そのなかでも魅力の置き場所を見出します。名バラード「Hold On」からダンサー「Don’t Want Nobody」への展開にしびれました!.
Love On.
Holdin’ On.
Don’t Want Nobody.ウォーのハーモニカ奏者リー・オスカーのメロウフレイヴァー満点盤。B面で現れるヴォーカルナンバーが素晴らしく、「Sing Song」の心地よさはAORやハワイもののファンにもオススメしたいもの。ホルヘ・サンタナのパンティージャケ盤が好きな人にはおすすめ! 陽光を感じる多幸感あふれるハッピーファンク「Feelin Happy」でどうぞ踊ってください!.
Sing Song.
Feelin Happy.
Before The Rain.元モーメンツ。解散したわけではなく、レーベルを移籍して心機一転というわけです。70年代を通じ良質のスウィートソウルを送り出し続けた彼らが、さらに一段上のクオリティへ。タイトル曲「Stay」は新たな門出を飾るにふさわしい大ヒットとなりました。最高の内容です。.
Stay.
Good Ole’ Days.
Midnight Lady.フェイム・スタジオ出身のサザンソウル兄弟デュオ、これがセカンドアルバム! とにかくソウルを歌うことが大好きだってことがアルバム全編から伝わってきますね。ファイヴ・デュ・トーンズのヒット曲「Shake A Tail Feather」の彼らのヴァージョン、すげえかっこいいです! 「Soul Man」ふうのリフがかっこいい「I Take What I Want」も最高! 尊敬するサム&デイヴのレパートリーも歌ってます!.
Shake A Tail Feather.
Sixteen Tons.
I Take What I Want.シルヴィアのレーベルTurboからデビューしたディスコファンク・グループ。キーボードを担当し、全曲を作曲したビリー・ジョーンズがグループの中心です。両方にお互いの血が流れているんだということを表現したジャケなのでしょう。メロウな「The Love Song」や夕暮れ感濃厚なインスト「Brother Love」はチェックしておきましょう。ラテンソウル+ブギーな「We Love To Party」もよろしく!.
The Love Song.
Brother Love.
We Love To Party.黒人詩人にして映画監督、60年代後半に表面化したブラックパワーの支援者として大きな影響力を持つ文化人であったメルヴィン・ヴァン・ピーブルス。混沌とした70年代前半のアメリカ社会の写し絵のような作品をリリースし続けた彼の、70年代最終作(次作は20年後)。ブラックミュージカルのようであり、ぶっとんだポエトリーであり、ストリートに根付いたピープルズファンクであり。.
Rufus & Ruby.
I Remember.
My Pal Johnny.シュープリームス人気絶頂期に出された異色盤。華やかなガーリーソウルとカントリーソングという組み合わせ。カントリー・マーケットでの展開を狙ったものでしょう。ダイアナ・ロスだけでなくメアリー・ウィルソン、フローレンス・バラードの声もよく聞こえますね。モータウン印のソウルサウンドが少なめなので、架空のガールグループのようにも思えます。バンジョーが高らかに鳴り響く「(The Man With The) Rock And Roll Banjo Band」は、相当に変な曲! あんまり見かけないアルバムです。.
Tumbling Tumbleweeds.
(The Man With The) Rock And Roll Banjo Band.
Baby Doll.グッドタイミーソウル名曲「Groovy Situation」収録。ノーザンソウルとポップスの中間を良い意味で絶妙に突いた名アルバムです。間奏の口笛に思わずグッときてしまう「Simply Call It Love」スキャットも舞う「Hey, Little Angel」レイ・チャールズの名曲を見事によみがえらせた「Hallelujah, I Love Her So」と、歌の上手さと良いアレンジが理想的なバランスで続きます。.
Groovy Situation.
Simply Call It Love.
Hey, Little Girl.Philadelphia International所属時代のリリースとしてはもっともブルージーな方向に向かった1枚ですが、ポール・デイヴィス「I Go Crazy」の良カヴァーが入っています。これはAORファンも要注意。「ふられた気持ち」のドラマチックなカヴァーもあり。全編を通じて夜更に聴きたいムードです。.
I Go Crazy.
Cottage For Sale.
You’ve Lost That Lovin’ Feelin’.フィフス・ディメンション的なコーラスを主体としたヤングゴスペルグループ、ザ・ディザイプルズを率いて活動してきた彼のファーストソロ。グループでもすべての作詞作曲とアレンジを手がける天才ぶりでしたし、ここでもメロディセンスや構成力を存分に発揮。なによりソフトながら説得力のあるヴォーカルもいいのです。A-1「You Ain’t Livin’」から圧倒されます。.
In Rememberance.
Lord, You’ve Been Good To Me.
You Ain’t Livin’.元モーメンツ。70年代末に改名してからもヒットを出し、モーメンツ時代よりも大きな成功を手にした彼ら。時代への順応力も高いのです。デジタルサウンドを自分たちのものとし、80年代型のスウィートソウルを確立した名作です。タイトル曲、本当に最高です。808の音が愛おしいです。.
Take It To The Limit.
(Baby) Let’s Make Love Tonight.
Waiting For Dawn.ご存知マイケル・ジャクソンのお兄さん。そしてマイケルより早くジャクソン5から独立し、ソロ活動を始めます。本作はスティーヴィー・ワンダーとの共同プロデュース。オーシャンメロウなフィーリングがすばらしいスティーヴィーの提供曲「Where Are You Now」が白眉です。ディスコソウル時代に対応した長尺曲もあり、全7曲。いい曲多いです。.
Where Are You Now.
You’re Supposed To Keep Your Love For Me.
Feelin’ Free.ひとりルビー&ザ・ロマンティックスというか、独特のメロウな歌声でミディアムテンポのポップソウル名曲(「Hello Stranger」)などを残した彼女。自身も優れたソングライターなのですが、このアルバムでは全曲他人の曲。シルキーなボサノヴァやマイルドなポップスが詰まってます。ゴフィン&キング作「Don't Forget About Me」にキュンとします。.
It’s Magic.
Don’t Forget About Me.
He’s So Bad.ヴァン・マッコイが作曲&プロデュースで全面的にバックアップ。ということは華やかなディスコ的サウンドかと思いきや、メロディを大事にしたポップソウル中心。というのもこのグループは白人の男女デュオ+黒人コーラスという構成なのです。US盤はロゴだけで正体不明感出してましたが、このUK盤では全員顔出し。.
I’m Bettin’ All My Love.
I’m So Glad.
I Was Made For You.62年の「Duke Of Earl」、あるいは70年の「Groovy Situation」のヒットで彼の名を覚えている人も多いと思います。その端境期、シカゴのBrunswickで彼が充実したアルバムをリリースしていたこと、ソウル・ファン以外にも知ってほしいですね。シカゴ・ソウル界の名プロデューサー、カール・デイヴィス制作の本作。タイトル曲はもちろんジェームス・ブラウンで、JBファンクをいちはやく消化したカヴァーです。.
There Was A Time.
Cowboys To Girls.
Fooling Around.70年代LAのレコーディングでは常にファーストコールだった黒人コーラスグループ。デビューはBlue Note、セカンドはWarner Bros.、そしてこのサードはAristaと渡り歩いてきました。気持ちのいいディスコブギーと抜群の歌唱力が映えるミディアム/スロー。プロデューサーチームにあのルーサー・ヴァンドロスが参加。そりゃいいはずです!.
Dance With Me.
I Can Make You Smile.
Come To Me.ニューオリンズを代表するこの声! アラン・トゥーサンとの名コンビでリリースした名曲もたくさん。そんな彼のラストアルバムからのシングルです。大人のニューオリンズソウルってこういうことでしょう。ゆっくりお酒を飲みたくなる曲です。.
Say It Again.ワーナーのサブレーベルとして1964〜68年まで存在したLoma。ソウルミュージックの宝庫だったと指摘して、数々のコンピレーションがイギリス編集で作られました。レーベルの稼ぎ頭になるはずだったのにこの時期はヒットが出なかったアイク&ティナ・ターナーを筆頭にした第4集。ノーザン/サザンのよいところが揃っています。両面18曲のたっぷり収録!.
Tell Her I’m Not Home.
Roll With The Punches.
Ain’t No Good.モータウンのスタッフライターとしての成功から、夫婦デュオへ。スモーキー・ロビンソンを除けばモータウン組としては、このふたりがもっともソロキャリアを成功させたといえるでしょうね。アルバムの数も多いですが、どれも曲は安定のよさだし、抜群の完成度なのですから。「Love Don’t Make It Right」は全米R&Bチャート6位を記録。.
Love Don’t Make It Right.
I Ain’t Asking For Your Love.
You Never Left Me Alone.クルセダーズの名曲「Street Life」で見事な歌唱を聴かせて、一躍世界的な名声を手にした彼女。当然、このアルバムもクルセイダーズがバックアップ。ダンスクラシック「Last Night At Danceland」をはじめ、きめこまやかな演奏とアレンジのわざ、グッドメロディ、そしてソウルフルでありながらおしつけがましくない彼女の歌声。完璧です。.
Last Night At Danceland.
Now We May Begin.
One Day I’ll Fly Away.ベテラン・ソウルグループですが、ディスコの波をごく自然に受け入れてこんな傑作を作り上げています。きらびやかに盛り上がるディスコ賛歌「I Fell In Love Last Night」が素敵! ブレッドのカヴァー「Make It With You」もミディアムメロウで最高です。.
I Fell In Love Last Night.
Make It With You.
Love Is A Dream.シカゴソウルの名門グループ。ドゥーワップ時代から活動を続けてきた彼らがチャールズ・ステップニーという天才プロデューサーを得て、一気にモダンなサウンドへと進化していった時期の秀作です。タイトル通り、全体を「朝食」「ランチ」「ディナー」「カクテル」の四部構成に。SEなどの演出があるわけではないですが、単にヒット曲を寄せ集めた作り方ではないコンセプチュアルな美学が浮かび上がります。.
Hallways Of My Mind.
Believe Me.
Does Anybody Know I’m Here.ソウルフルなR&Bオルガン! まさに、こういうプレイこそ“ぶいぶい言わす”という表現が似つかわしいんでしょう。コンパクトながらも、いかがわしい猥雑なパワーあふれる演奏です! 代表曲「The Happy Organ」などかっこよさが詰まったベストアルバムです!.
The Happy Organ.
Catnip.
Calypso Love Song.