1950年代に「涙のチャペル (Best Of My Years)」「Strange Sensation」などのヒットを飛ばし、テレビ創成期のセレブリティとして知られる女性シンガー。豊かな歌唱力を、恋の痛みを歌うトーチソングに自らのすべてを捧げた代表作です。ジャケットで涙に暮れる姿はドラマチックすぎてトゥーマッチ? いやいや、このインパクトによって、今も彼女のポートレートとしてはこれが真っ先に挙げられます。そして歌声とともに十分な説得力として胸に迫ってくるのです。.
ナッシュヴィルのギター・マスター、チェットと、ポップスオーケストラの最高峰ボストン・ポップスの共演盤。スタジオ盤としては、これが第二弾になるのではないでしょうか?(第一弾は66年) レパートリーが、より新しくなり「Ode To Billy Joe」「Galveston」「This Guy's In With You」など、このうえなく贅沢な弦アレンジで楽しめます。リズムセクションも、とても大胆かつダイナミック。.
【曲目】Walkin’ Bass / Timothy / Joanna / My Manne Shelly / Goofin’ At the Coffee House / Odd Ball // Blue Steel / The Little Man Theme / Spook! / A Quiet Gass / Lighty / Blues For Mothers
【曲目】 Whispering / The Man I Love / Opus 1/2 / Sweet Georgia Brown / Body And Soul / Oh, Lady Be Good // Dinah / Sweet Sue_Just You / Smiles / Runnin’ Wild / Tiger Rag / Pick-A-Rib
【曲目】If It Don't Snow / Coal House Woman / Cheap Talk And Lies / Ebony / Le Desole / Aweigh With Words // Rebound Lady / Room At The Top / Sandy / Another Broken Prophet (On The Road) / Campus Glam Opus / Evitez Paris
60年代後半、ジュリー・ドリスコールとの共演などでUKジャズロックのシーンを鮮やかに切り開いた彼ら。これがラストアルバムで、ブライアン・オーガーはオブリヴィオン・エクスプレス結成へ向かいます。スライ&ザ・ファミリー・ストーン「I Wanna Take You Higher」でのオープニングに目覚めを感じます。ハービー・ハンコック「Maiden Voyage」の最高かっこいいカヴァーを収録。.
厚紙くりぬきジャケでおなじみRCA Stereo Actionシリーズ。コミカルに動き回るパーカッションとシャープなブラスの対比で作り上げられる音の螺鈿細工です。ブラスのおかげで意外とジャズっぽかったりもして。急展開のタイトル曲や、目まぐるしい「Love For Sale」など。普通の人が何枚かにわけてやること、いっぺんにやっちゃうんだから!.
ソフィア・ローレンとグレゴリー・ペックが主演したサスペンス映画のサウンドトラック。「シャレード」に続いて監督のスタンリー・ドーネンと音楽のマンシーニがコンビを組みました。スリルとミステリーをアラビア模様を思わす音の連なりで表現したテーマ曲が白眉。ソフィアのために捧げられたような「Something For Sophia」がマンシーニらしいお洒落チューン。ジャジイでトリッキーで、とても印象的なナンバーです。.
60年代の新感覚派ヴィブラフォン・プレイヤー。弱冠19歳でデビューし、斬新な感覚でアルバムを発表し続けた60年代の締めくくりの一枚。盟友と言ってもいいベーシスト、スティーヴ・スワロウとのコンビが軸で、ギターにジェリー・ハーン、ドラムにロイ・ヘインズというカルテット編成。ジャズ・ファンク的な「Gone, But Forgotton」をはじめ、ジャズの領域を抜け出ようとしていた彼の試みをじっくり味わってください。.
収録曲・データ
【曲目】Country Roads / The Green Mountains / True Or False / Gone, But Forgotten / Ravel Prelude - Le Tombeau De Couperin: Prelude // And On The Third Day / A Singing Song / Wichita Breakdown / My Foolish Heart / A Family Joy
TV「ディーン・マーティン・ショウ」のアシスタントだった女の子たち。3枚のアルバムはどれもガールズ・ソフトロックの名盤で、このRCA盤がラスト作。ジャケット通り、太陽みたいな溌剌とした気分があって素晴らしいです。ローラ・ニーロ「Save The Country」のカヴァーの高揚感。まさにサンシャインポップ・ガールズ! やられました。.
RCAはニューヨーク産とナッシュヴィル産で個性がわかれますが、彼女はニューヨーク産のシンガー・ソングライター。チャーリー・カレロやアル・ゴルゴーニのアレンジを得て、どこか不思議な世界を展開しています。マジカルなソフトロック・ナンバーの「Where’d You Go Last Tuesday?」やシティポップ感覚のバラード「Old Memories」を聴いてみてください。冬に聴きたい雪景色ジャケです。.
収録曲・データ
【曲目】Not Comin Home / Where'd You Go Last Tuesday? / Tell Me The Name Of The Story Again / Since My Smile Was Young / Old Memries / Brother Love // Don't Count Tomorrow / The Only Man In My Life / Walkin In The Shadow Of Love / Love This Time / Hello And Happy Birthday
【曲目】From This Moment On / Fine And Dandy / A Sunday Kind Of Love / Something’s Gotta Give / Solitude / Poor Butterfly // Just One Of Those Things / I Had The Craziest Dream / The Song From Moulin Rouge ~ Hi-Lili, Hi-Lo / Always True To You In My Fashion / Don’t Get Around Much Anyone / Lazy Afternoon
オリエンタル・エキゾものの中でも最高峰との誉れあり。遊びが楽しい「Nagasaki」みたいなぶっとんだナンバーがあったり、レイモンド・スコット作の「Mountain High, Valley Low」のアレンジのヤバさはもちろん、ペイシェンス&プルーデンス「Vary Nice Is Bali Bali」の作者でもあるレオン・ポベルが提供した「Yokohama Ferryboat」「Runaway Rickhaw」などのオリジナル・エキゾ曲の数々もすごい!.
収録曲・データ
【曲目】Song Of India - Beggar’s Procession / Yokohama Ferryboat / Rain In Rangoon / Madam Sloe Gin’s / The Girl Friend Of Whirling Dervish / Mountain High, Valley Low // Scheherazade / Limehouse Blues / Night Of The Tiger / Nagasaki / Train To Ranchipur / Runaway Rickshaw
PANAMファンも注目。裏ジャケにズラリ整列したPANAM缶にPANAMシャツのプレイヤーたちを見るだけで頭に血がのぼります。音は正統派。楽しめます。「Hold On To Your Man」は、ヤン富田さんも採り上げているカリプソ・クラシック。スティールパン柄のくりぬけジャケ&観光誘致目的の見開きの写真もいかしてます! トリニダード盤。.
【曲目】They Say It’s Wonderful / The Thrill Is Gone / Poor Butterfly / My Man / Bewitched / Lover, Come Back To Me // Yesterdays / Summertime / Something Wonderful / I Didn’t Know What Time It Was / Young And Foolish / Mad About The Boy