1940年代にジャズ・コーラスの世界を創出、確立したオリジナル、メルトーンズ。なんとそこには若きレス・バクスターも参加していました! 本作は60年にメル・トーメを含むオリジナル・メンバー3人に新人2人を加えた再編成での録音。だからタイトルも「Back In Town」。さすが、ジャズコーラスの源流を名乗って恥ずかしく無い豊かなアイデアと斬新な表現力! マーティ・ペイチのアレンジ、アート・ペッパーの参加でも知られています。.
Makin’ Whoopee.
Baubles, Bangles And Beads.
What Is This Thing Called Love.ソングライターとしてもシンガーとしても連戦連勝のイメージのあるセダカですが、実はこれが60年代最後のトップ10シングル。その後は70年代に「雨に微笑みを」で劇的な復活を遂げるまでチャート的には苦戦が続きます。.
Next Door To An Angel .
I Belong To You.80sネオアコの金字塔、ファンタスティック・サムシングの名盤をDMMカッティングしてのリプロ! ファンタスティック・サムシングが1983年に英Cherry Redからリリースしたデビュー作にしてネオアコ・クラシック。「ギリシャのサイモン&ガーファンクル」と呼ばれた彼らがリズムボックスのビートにのってハモってマジックを起こした珠玉のキラー・チューン「If She Doesn't Smile (It'll Rain)」と、キラキラしたそのインスト・カットをカップリングした問答無用の名盤です。最近だとバレアリック・リスナーにも人気になっているとか。.
If She Doesn't Smile (It'll Rain).
The Thousand Guitars Of St. Dominiques.ブリージーなファンキーグルーヴ「So Much Pain」最高! ヴェトナム戦争末期のアメリカの沈んだ気分を省みて、もう一度新たなスタートを、という精神で結成されたバンドです。メンバー構成は白人2人黒人2人。ハーモニーが気持ちいいし、曲がいいですね。.
So Much Pain.
Free.
Fresh Start.1983年のリリースながら、オリジナル英国盤は、世界中のフィメール・フォーク/アシッド・フォーク/ネオアコースティック・マニアが探し求める逸品。その幻の作品をem recordsがついに復刻しました! オリジナル・アルバムにボーナス・トラック2曲追加。リンダ・パハークスやヴァシュティ・バニヤンを引き合いに出した紹介文に偽りナシ! 静かに興奮してます。.
ローランド・P・ヤング、80歳のニュー・アルバム。40年以上に渡って取り組まれてきた彼の「アイソフォニック・ミュージック」というコンセプトは、ソプラノサックス、キーボード、ドラムマシン、レコーディングスタジオの可能性をコンプロビゼーション的に使用しそれを結晶化させたもの。本作では13 曲の新作を収録。ジャズ、アンビエント、ソウル、ニューエイジ、電子音楽のエレメントを取り入れた魂に訴えるマルチワールド・アヴァンミュージックを堪能してください。.
アメリカのマイナー・レーベルにシングルだけしか残していないような無名だけどキラリと光るロカビリアンの痛快な楽曲のみを集めた良コンピ! 10インチ・サイズ(コーティング折り返しジャケット!)でばっちり雰囲気も出していて素晴らしい。この第2集でも手抜きなしのリサーチぶり! 数十年誰にも知られていなかったようなロッカーたちの姿が目の前に浮かび上がります!.
Little Bit More.
I Ain’t Gonna Take It.
Swanee River Gal.1955年に彼が放った「In The Jailhouse Now」は全米ナンバーワンを21週も記録した大ヒット。50〜60年代を通じてヒルビリー/カントリー界の大スターだった彼は、その軽快なスタイルでロカビリアンとしての魅力も発揮していました。本作はその「In The Jailhouse Now」を筆頭に、彼のビート系ナンバーをあらためてステレオレコーディングした作品。おおらかでヒップなロックンロールの源流です。.
In The Jailhouse Now.
Gotta Travel On.
I’ll Never Have To Be Alone.トリッピーなフリージャズとオーガニック・ディスコが衝撃の核融合。アンダーグラウンド・ヒーロー、アルツがローランド P. ヤングの『アイソフォニック・ブギ・ウギ』 を丸ごと大改造して再構築。千住宗臣(ボアダムス)の生ドラム&パーカッションをフィーチャーし、DJ Kenseiも参加した、もはやリミックスなんて気安く呼べる次元ではない、ローランドと時空を越えて行ったクロスオーヴァー・ディープセッション! .
トリッピーなフリージャズとオーガニック・ディスコが衝撃の核融合。アンダーグラウンド・ヒーロー、アルツがローランド P. ヤングの『アイソフォニック・ブギ・ウギ』 を丸ごと大改造して再構築。千住宗臣(ボアダムス)の生ドラム&パーカッションをフィーチャーし、DJ Kenseiも参加した、もはやリミックスなんて気安く呼べる次元ではない、ローランドと時空を越えて行ったクロスオーヴァー・ディープセッション! .
テキサスのスティーヴ・フロムホルツと、コロラドのダン・マクリモンのSSWデュオ。出自は違うのにウッドストック産のような響きのする名作です。渋谷のロック喫茶「ブラックホーク」の名に覚えのある方は、このサウンドに胸がうずくはず。エリック・ワイズバーグ、アーティ・トラウム、ジェリー・ジェフ・ウォーカー、ハリー・タフトらが好サポート。.
Kansas Legend.
Song For Stephen Stills.
Jake’s Song.端正でメロディアスなタッチの名ピアニスト。実はこの名前はアメリカに移住後のもの。出身はイタリアのシチリア島で、ジャチント・フィーリャという本名があるのだそう。イタリアンジャズ的なメロディアスでヒップな感性を感じるのはその血筋のなせるわざでしょうか? テディ・コティック(b)ニック・スタビュラス(ds)のトリオで1956年に自作5曲、ジャズ名曲6曲を吹込んだアルバム。クールな緊張感と演奏の楽しさの両方が伝わってくる、けだし名盤。.
Godchild.
It’s All Right With Me.
The End Of Love Affair.豊かな表現力でデビューした女性シンガー、キャシー・キーガン。このデビュー作はマイナー・レーベルですが、ジョージ・シラヴォのおごそかなアレンジで上質に包まれながら、のびやかな歌声を披露してくれます。晴れた日の午後に窓を大きくあけて聴きたいです。そんな声。.
The Good Life.
Don’t Ever Change.
Looking For A Boy.「バンコクナイツ」トリビュート第四弾は映画界も激震!? まさかのオザワ&バビロン・バンドが登場!くふき&乙津理風との強烈な対バンで送るルークトゥン名曲「田舎はいいね」競作カヴァー12インチ!シリーズ最大の問題作!?! ありえないオザワ(富田監督)熱唱+シンちゃん等の劇中台詞挿入で空族ファンは悶絶必至だが、stillichimiyaファンには嬉しいYoung-Gの冒頭スクラッチ、更にトリッピーサイケに展開する後半のDEEPダブMIXと圧巻の内容!.
かつて自らの過去を葬り消息を絶ったミュージシャンがいた。その名は岩本清顕。ポスト東京ロッカーズ期のシーンに姿を現し、ポストパンク・バンド<美れい>としてあの『都市通信』に参加。美れい解散後、工藤冬里とガイズンドールを結成し工藤と連名で『Hard Rock Album』を発表。その後、消息を絶つ。本作は岩本がコジマ録音で自主制作した唯一のソロ作『SOUGI』(1983)に、千紗子と純太によるリワークをプラスしたもの。ミニマム極限のオリジナル曲とECDをも驚愕させたジョイ・ディヴィジョン「Love Will Tear Us Apart(愛が僕らを引き裂く)」の《超訳》カヴァー収録。.
Love Will Tear Us Apart.
LWTUA 千沙子と純太 rework.
生理.カラベリの通算50作目に選ばれた企画は、古今の名作映画かから選ばれた映画音楽集でした。これまでに発売されたアルバムから再録するなどして構成されています。日本ではあまりなじみのないフランス映画からも選ばれていますが、「男と女」「ミセス・ロビンソン」「第三の男」などカラベリ流の華やかなアレンジで楽しめます。.
男と女.
ミセス・ロビンソン.
第三の男.ライオネル・ハンプトンがこの時期のColumbiaに残したアルバムはストリングスとの「Soft Vibes」、トロンボーン・セクションとの「Cool Vibes」と、コンセプトを重視した作品が多いのです。本作もそのシリーズのひとつで、お相手は木管。抑制の効いた演奏がひんやりとしたムードを与えてくれるのは、このシリーズの共通項でもあります。.
My Prayer.
Satin Doll.
Smoke Gets In Your Eyes.ディズニーを離れたアネットちゃんが、こんなカーアクション映画(はっきり言ってB級)に出演していたなんて。しかも、2曲も歌ってます! この手を一手に引き受けていたマイク・カーブが、バンド・ウィズアウト・ア・ネームやサイドウォーク・サウンズといった得体の知れない匿名グループをプロデュース。ガレージ風味の凶暴サウンドも味わえます。.
What’s A Girl To Do.
When You Get What You Want.
Theme From Thunder Alley.モンキーズのソングライティング・チーム、ボイス&ハートのトミー・ボイスのソロ・アルバム。え? この時期はボイス&ハートとしてやってませんでしたっけ? それもそのはず。本作は彼がポップシンガーを志していた1961〜63年にRCAでリリースしたシングル集なんですから。それでもほとんどが自作。自分の道を探すべく若さを武器に頑張ってます。.
Oh! You Beautiful Doll.
I'll Remember Carol.
Sweet Little Baby I Care.西海岸ジャズシーンで活動した白人ピアニスト。ピーター・ネロやロジャー・ウィリアムスを意識したポピュラー・タッチのアルバムも残していますが、カリフォルニアのクラブ、PJ’sでのライヴ演奏を収録した本作は、しっかり本気のジャズモード。歯切れのいいパッセージで駆け抜けるだけでなく、ヴィブラフォンまで聴かせてくれて驚かされます!.
I Could Write A Book.
My Heart Stood Still.
You’d Be So Nice To Come Home To.1963年に全米20位まで上昇した彼女にとって唯一のヒット曲「My Coloring Book」をタイトルにしたデビュー・アルバム。50年代から「ペリー・コモ・ショー」や「エディ・フィッシャー・ショー」への出演でアメリカではお茶の間のアイドルだった人です。まだ20代半ばだと思うんですが、すでに大人の成熟がありますね。ドン・コスタもアレンジに参加した美しいポップス。.
My Coloring Book.
Greensleeves.
Deep Purple.あのビング・クロスビーがビートルズ「Hey Jude」を! 思いっきり「Little Drummer Boy」な「パンパパンパン!」で終盤爆裂的に盛り上がります。さらにまさに老スターの「人生の光と影」という感じの「Both Sides Now」や、ベイカー・ナイト作「Just For Tonight」などじわり沁みます。シナトラの隠れた名作「Watertown」が好きなかたにもおすすめします。.
Hey Jude.
Both Sides Now.
Just For Tonight.ベルギーのビッグバンド・リーダー。この人の率いるエネルギッシュなオーケストラによるラテン作品はどれもおすすめ。派手な色彩感に満ちたブラス+洒落たコーラスによるダンス・アレンジ。パーカッシヴなサウンドがキラめく「Tico Tico」のコンパクトな緊張感、雨上がりの光を思わせる開放感に満ちた「Brazil」など充実の内容。ゴージャス!.
O Cangaceiro.
Rico Vacilon.
Rumba Negra.「Sleepwalk」の大ヒットを持つ兄弟ギターインスト。まさにその「Sleepwalk」の続編みたいな雰囲気の曲です。彼らの初期の音源は、暗い夜に聴くと、闇のなかにずーんと響いていきそうな深さを感じます。.
Love Lost.
Annie.B面をエリー・グリニッチがプロデュースしたサイケ風味のR&Bポップス・グループ。バブルガム+ブルーアイドソウルという感じのグループです。A面はソウルフルですが、アレンジやコード感がすごく変わってますね。B面はバロックなアレンジにエリー・グリニッチらしいポップ・センスを感じます。.
Make Us One.
Strength To Carry On.デイヴ・バーソロミューの大人気曲「The Monkey」みたいなつんのめるリズムのイントロから、ジュニア・ウォーカー系のよく歌うサックスのメロディへとなだれ込むモッドR&Bインスト人気曲。当時ポップチャートでもトップ20入りしたそうです。すごいですね! B面は打って変わって、野蛮なシャウトが痛快なR&Bナンバー。.
Wiggle Wobble.
Dig Yourself.アーティ・ショウ、ボイド・レイバーンなど、スイング時代にあっても知的な作編曲で知られた楽団に在籍。職人肌でありつつ、ユニークな着想の作曲と演奏を行ったサックス奏者です。おそらくこれが生涯唯一のリーダー作。エディ・コスタ、エディ・バート、サル・サルヴァドール、ビル・タカスら、セクステットのメンバーも知的なパッセージを演奏しあっていて、心身ともに心地よく刺激されます。モダンアートのようなアートワークはバート・ゴールドブラット。この演奏から感じ取ったイメージなのでしょう!.
Miss Finegold.
My Heart Stood Still.
Farfel.70年代から「フュージョン」の本質と未来(ヒットの可能性)を見据えていた才人。このアルバムに収録の「Marco Polo」は80年代からラジオなどあちこちで耳にされてきたメロディですよね。バックのメンバーの人選もぬかりなし。ほぼ70年代後半のスティーリー・ダンと近しいのですよ。.
Fireball.
Zebra Man.
Marco Polo.1970年代半ばを迎えてなおチャーミングで才気煥発なレディ、カテリーナ・ヴァレンテ。ギター弾き語りデュオ、コーラス、デビュー・ヒットの「マラゲーニャ〜そよ風と私」の再演、そしてスタジオ録音の新曲など、彼女の魅力をダイジェストすることを目して構成されたアルバム。プロデュースは夫のロイ・バッド。ボサノヴァ・メドレーやアカペラで歌われる「We’ve Only Just Begun(愛のプレリュード)」が、素晴らしく深い味わい。.
Mother Goosenova 〜Corcovado.
The Breeze And I.
We’ve Only Just Begun.長く裏方をつとめてきた職人アレンジャーによるソフトロック・ラウンジ盤。女性スキャットは奥様の歌声だそう。やさしい肌触りのアレンジの相性がたまりません。「亡き王女のためのパヴァーヌ」をアレンジした「Princessa」は絶品。「Peter And The Wolf」のビート感にもびっくり! たおやかでおおらかなサウンドと、時代の変化を敏感に感じ取ったソフトロック要素の取り入れかたはさすが!.
Princessa.
Peter And The Wolf.
Georgy.