「チキチキバンバン」でおなじみウィリー・レスタム! Tシャツに半ズボンのスタイルで、バリトンサックスをぶりぶり吹きまくりながら、ルイ・プリマばりの歌声も聴かせてくれるかっこよさ! このGone盤が彼のファーストアルバムなんですね。ライヴ盤みたいなタイトルですがスタジオ盤。トレードマークの「Here We Go」のかけ声もすでに健在。「Mack The Knife」も「Quiet Village」(怪鳥音最高!)もなんでもこい! 湯加減極上のジャイヴ野郎なんです! レア!.
Mack The Knife.
Quiet Village.
Almost Like Being In Love.ドン・セベスキーのアレンジによる史上最強のビッグバンド版「Wack Wack」収録。大音量で聴くとホントに腰が折れるかと思うくらいの怒濤の盛り上がりです。トム・ダウトがエンジニアリングを担当したサウンドは、ストイックなジャズセンスをロック時代のフィルターで通過させた強烈なもの! レアなモノラル盤!.
Wack-Wack.
Light Green.
Sunny.1930年代のベニー・グッドマン楽団在籍時に頭角を現し、独立後は自身の楽団名義で多数の録音を発表。のびやかで哀愁も兼ね備えた音色で日本にもファンの多かった名手です。すでに大ベテランの貫禄あふれるアルバムですが、まだ41歳でした! ビッグバンドの勢いは比較的控えめで、彼の鮮烈かつメロディアスなトランペットを聴かせる構成です、.
Kinda Like The Blues.
Countin’.
Cotton Pickin.ウェストコースト・ジャズ界の多忙男バド・シャンクが、モダンフォークのレパートリーを自身のフルートとジョー・パスのギター&ブラジリアンなバックでスリリングにジャズ化した異色作。ディランの「Don't Think Twice」や「Blowin' In The Wind」、果ては「This Land Is Your Land」みたいなナンバーまで大胆に洒落させました。「Fleight Train」もスリリング! こういう実験的な試みがジャズ界で60年代に精力的に行われていたことって、今までほとんど紹介されていないですねえ。.
Quit Your Low Down Ways.
Don’t Think Twice.
Freight Train.60年代後半、東洋的な神秘主義に魅了されていったマルチリード奏者ポール・ホーン。あのマハリシ・ヨギに師事し、カシミール地方のミュージシャンと制作した静かなる野心作です。もはやジャズ的な要素はほぼ皆無となり、ラーガ/エキゾ的な楽曲がひたすら続きますが、タブラのソロにフルートを加えた構成など、むしろいまの耳で聴くほうが発見があるかと思います。.
Arti.
Tabla Solo In Teental.
Raga Puira Dhanashri.1955年にハービー・ハーパー・クインテット名義でリリースされたウェストコーストジャズ逸品を、2年後の57年にレッド・ミッチェルらメンバーも同列で併記した新アートワークでリイシュー。それぞれのミュージシャンたちの演奏も随所でわかりやすくフィーチャリングされているし、アンサンブルも絶妙。これは「誰かのクインテット」ではなく「5人でひとつのグループ」と言いたくなったのわかる気がします!.
King Porter Stomp.
Don’t Buck It.
Juan Don.マーサー・エリントンはあの巨匠デューク・エリントンの息子。自身はトランペッターとしてジャズの道に進み、やがて父同様にユニークな個性のビッグバンドリーダーへと育っていきます。父ほどジャズ史に名を残したわけではないですが、しっかりと知性と実験心を受け継いでいることがわかります。自作曲に交えて「Mood Indigo」など父の曲も演奏。アートワーク素敵です。粋!.
Coral Rock.
Dawn Of A Greenhorn.
Mood Indigo.スリム・ゲイラードとのコンビで戦前、一世を風靡。その後も、ハミングするベーシストとしてオフビートな音楽生活を送ったスラム・スチュワートが渡仏。フランスの好事家レーベルBlack & Blueに残した一作目です。スリム&スラム時代の名曲「Flat Foot Flewzy」のスラムだけヴァージョンも聴けます。ダン・ヒックスの心の父! ジョン・ピザレリの心の祖父!.
The Flat Foot Floogee.
On The Sunny Side Of The Street.
Slam-Bam.ジャズ・ピアニスト、作曲家、そして現在はクラシック界の大御所コンダクターとして健在なプレヴィン。20世紀の偉大なポピュラー作曲家の楽曲とソロで向かい合うことで、自分のタッチを確認するという意味合いがあったのでしょうか。作家シリーズとしては同年のヴァーノン・デューク楽曲集に続く2作目となります。音の配置を巧みに考えたプレイに随所でうならされます。.
Long Ago (And Far Away).
A Fine Romance.
Ol' Man River.ディスコフュージョンにアレンジされた「Aquarius」カヴァーでびっくり! 時代の変化を見逃さない男ラムゼイ・ルイスの70年代ラスト・アルバムです。洗練されたディスコファンクを中心にしつつ、リリカルな美しさを持つメロウナンバーも効果的に配置。アース・ウィンド&ファイヤーの大成功に刺激されていたんでしょうね。.
Aquarius.
Dancin’.
I’ll Always Dream About You.スタン・ケントン楽団のコンポーザーとして自らの特異な資質を伸ばし、ジューン・クリスティやパティ・ペイジのバックも担当。モダンビッグバンドとストレンジミュージックの両方を行き来した才人です。バド・シャンク、ジミー・ジュフリー、デイヴ・ペルらウェストコーストの英才たちを集めてレコーディングした本作は、彼の魅力をコンパクトに伝える充実作。ぎりぎりのバランスでジャズに踏みとどまる、脱線しながら構築していく音楽力の高さに脱帽! なお、木の幹に絡まる管楽器をあしらったこのジャケ、よく見ると顔に見えませんか?.
Don’t Play The Melody.
Sunday, Monday Or Always.
Cha-Lito Lindo.レアな4チャンネル盤! CTIでの第1作目。冒頭「ツァラトゥストラはかく語りき」が世界的に大ヒットし、ブラジル出身のミュージシャンが作る音楽という括りをはるかに越えた有名盤になりました。「Baubles, Bangles And Beads」の大胆な解釈、ローズのうねるファンク「September 13」、カーリー・サイモンとキャロル・キングに捧げた「Carly & Carole」など、先鋭的なセンスがポップ化した瞬間が刻まれた作品です!.
Also Sprach Zarathustra (2001).
Carly & Carole.
Baubles, Bangles And Beads.「Recorded Live At Jimmy’s」の続編。メンバーはおなじくジョー・ベック、ランディ・ブレッカー、グラディ・テイト、ロン・カーター、フィル・ウッズと。お店は「St. Regis Maisonette」というクラブに変わっています。ジャズピアニスト、バンドリーダーとしてのルグランの胆力と、メンバーたちの力強いソロプレイに聴き惚れる盤です。.
The Friday Fugue.
J & B.
Splittons.フランスの気鋭ジャズピアニスト、モーリス・ヴァンデールが、スティーヴ・アンダーソンという変名で吹き込んだラウンジピアノ盤。「Hello, Pussycat (What’s New Pussycats?)」や「You Don’t Have To Say You Love Me」などをクールなピアノトリオで演奏しています。両面あわせて16曲とコンパクトな演奏が続きますが、どの曲からもフレンチならではの洒落たエスプリが香ります。レア。.
Hello, Pussycat.
Quand Revient La Nuit (Mister Lonely).
Jamais Je Ne Vivrai Sans Toi (You Don’t Have To Say You Love Me).ウェストコーストの名アレンジャー。さっそうとしたウェストコーストジャズの気分をビッグバンドで表現する名人でした。そのシーンの寵児だったジェリー・マリガンが作曲/アレンジした曲をエレガント&スインギーに演奏した快調盤。マリガンは演奏には参加してませんが、アル・コーンら俊英たちのプレイが聴けます。.
The Rocker.
Bye Bye Blackbird.
Strike Up The Band.ビッグバンドに革命的なアレンジを施し、プログレッシヴに進化させた男、それがスタン・ケントンです。70年代にドン・エリスらが引き継ぐことになる斬新でアグレッシヴなセンスの源泉がここにあるんですね。「ジャズの冒険」と題された本作でも「Limehouse Blues」や「Misty」などの超有名曲に大胆なアレンジをほどこしたり、いわゆる踊って楽しめるビッグバンドとは完全に一線を画したクールな世界を築いています。脱帽!.
Limehouse Blues.
Misty.
Turtle Talk.20世紀を代表するジャズピアニストとして今も欧米のジャズスクールでは必須で学ぶべき存在とされているアート・テイタム。右手と左手の自由な関係を魅力的に表現し、モダンジャズへの橋渡しをしていたのに1956年11月に没してしまいました。このレコーディングは死の同年の1月。ピアノトリオでの力強い演奏には死の影を感じません。素晴らしい!.
Just One Of Those Things.
Some Other Spring.
Trio Blues.LAの名門ジャズクラブ、ライトハウスの経営者で、ベーシストでもあるハワード・ラムゼイを中心に常連ミュージシャンたちによるユニット。約10年ほどメンバーを変遷させながら続いたこのプロジェクトの最終作です。全曲ボブ・クーパーによる作曲とアレンジで、50年代クールジャズの匂いが濃厚な組曲も含む構成。.
Genesis-(Pt. II).
Architectonics.
Derectional Suite.美しい夕暮れどきを音で描いたようなA-1「It Must Be Love」にメロメロです。70年代を迎え、まろやかな感覚のシカゴ産ノーザンソウル(ギターはフィル・アップチャーチ?)とヴィブラフォンマスターの幸福な出会い。ミディアム・テンポで揺れ続ける琥珀色のグルーヴに酔っぱらってしまいそう。「Soulful Autumn」も今の気分。楽曲の大半を占めるユージン・レコードのペンも、彼の全盛期だけに冴え渡っています。.
It Must Be Love.
Soulful Autumn.
Love Uprising.1968年にポール・ウィンターが創設したユニット、ウィンター・コンソートは、ジャンルの枠を大きく越え、クラシックやワールドミュージックにも拡張した想像力あふれるプロジェクトでした。当時はイージーリスニング的に聴かれていたサウンドに秘められていた革新性をあらためて確認できるA&M時代のベスト盤。1曲目「A Big Hug」から発見の連続です。.
A Big Hug.
Africanus Brasileiras Americanus.
The Little Train Of The Caipira.マルクス・ブラザースの無口ないたずら者、ハーポの息子さん。ハーピストとしても知られるお父さんを継いで、立派なアレンジャー/ピアニストになりました! これがデビュー作。アメリカの伝承曲を実に小粋にピアノジャズ化。スタンダードにはないメロディ展開とかが、とても新鮮です。A-1「Sarah Jackson」ではヴィクター・フェルドマンのヴィブラフォンがニクイほど効果的にきまってます。見事。…しかし、子供の頃からとんでもない伯父さんたちに囲まれて育った彼の少年時代はいったいどんなものだったんでしょう? .
Sarah Jackman.
Pick A Dress Of Cotton.
John Brown’s Body.ハリウッドのクラブ、ロキシーでのライヴ(1977年9月〜10月)を収めた2枚組ライヴ。すでに「Breezin’」や「This Masquerade」の大ヒットで全米の人気者になっていた彼ですが、ここではあえてその2曲は収録せず。フィル・アップチャーチ、ハーヴィー・メイソン、ロニー・フォスター、ラルフ・マクドナルドら名手をそろえたバンドでの、のびのびとした演奏を味わえます。.
Weekend In LA..
Down Here On The Ground.
California P.M..ベニー・ゴルソンのビッグバンドとの共演盤。ローランド・カークの60年代作品のなかでは、コンボ作品がどうしても人気なのですが、本作も素晴らしいですよ。ゴルソンのアレンジは理知と情熱を絶妙に使い分けていて聴き惚れますし、カークも複数サックスにこだわらず、メロディアスでエモーショナルなソロを随所で吹きます。「A Nightingale Sang In Berkeley Square」をカークのサックスで弾けるなんて!.
Ecclusiastics.
By My Self.
A Nightingale Sang In Berkeley Square.洒落のめすにもホドがある! “禁煙するための音楽”を銘打って、イーストコーストジャズ界の才人ギタリストがクールに弾きまくり。一曲目のタイトルが「禁煙するか、さもなくばブルース」。ジャズに煙草はつきもの、のはずなんですがねえ。センシティヴなコンボ演奏に耳も心も奪われて、思わず一服したくなる、うれしい逆効果盤!.
Stop Smoking Or Else Blues.
You Go To My Head.
You Irritate Me So.ジャズ・ピアニスト、TV司会者、アレンジャーと様々な顔を持ち、50〜70年代を颯爽と闊歩した本当の才人。高速アレンジされた「Cherokee」(ハープシコードがヒップ!)に、いきなりノックアウト。40〜50年代のビッグバンドの定番を強力にグルーヴィーにリアレンジした、モダンで素敵なアルバムです。ダイナミックなアレンジに目から鱗はぼたぼた落ちるばかりです。.
Cherokee.
Amapola.
Moonlight Serenade.Capitolと契約して間もない時期のシアリング・クインテットの演奏です。イギリスから渡米してきたシアリングが組んだクインテットにはトゥーツ・シールマンス、アルマンド・ペラーザ、ウィリー・ボボが在籍。透明感のあるクールジャズにエキゾチックなリズムの味付けを施していました。どの曲も独特の美しさで彩られていますが、中でもトゥーツがハーモニカをのびのびと披露する「The Man I Love」は出色。60年代半ばを迎え、時代にあった美女ジャケに差し替えられてのリリースです。.
Aytumn In New York .
Out Of This World.
Strange.ジャズギターの名手ふたりの、ほかに邪魔する者もいないギターによる会話。お互いに表に出たり裏に回ったり、ギターでの演奏の醍醐味を知り尽くしている人だからこその安心感と同時にスリルもあるという、ぜいたくなシンプルミュージックです。UK盤は写真がカラーでした。.
Carnival.
Cherokee.
Love For Sale.タイトル曲はもちろんジャクソン・ファイヴのあの曲。70年代ソウルジャズの秘密兵器的コーラスグループ、マスター・シリンダーを起用し、メロウなこの曲をさらにこみあげるアレンジで盛り上げます。バーナード・パーディー、ウィルバー・バスコムというリズム・セクションにしびれさせて、さらにストリングスやブラスも絶妙なフォローアップ。.
Never Can Say Goodbye.
Slick Eddie.
Theme From The Godfather ll.オスカー・ピーターソンがVerveに残したソングブックシリーズ。ドラムレスのトリオ時代と、ドラムありのトリオ時代の2回取り組んだ試みで、カラフルなイラストが美しいシリーズは後者。どれも素晴らしい聴き心地ですが、このアルバムは晴れやかないい曲が多いです(ジャケットでは傘をさしてますが)。ハリー・ウォーレン&ヴィンセント・ユーマンスのコンビは「Chatanooga Choo Choo」の作者でもありますね。.
Lullaby Of Broadway.
Chattanooga Choo-Choo.
Carioca.エレクトリック期のマイルスが時代に突き付けた超線状にして、時代に打ち立てた金字塔。ジャズロックともソウルジャズともフリージャズとも決別した驚異的なサウンドスケープ。プロデューサーとしてのテオ・マセロの先進性もここに極まっています。今回入荷盤はオリジナル盤発売の翌年にリリースされた4チャンネル盤。.
Bitches Brew.
John McLaughlin.
Miles Runs The Voodoo Down.