イギリス人アレンジャー、ロン・グッドウィンが中東音楽をテーマに制作したエキゾ盤。アメリカでは制作当時にはリリースされず(「Holiday In Beirut」というタイトル)、10年ほどが経過してようやくお目見えとなりました。アラビアの音階や構造をヨーロッパ的なストリングスと組み合わせてゆく手腕が鮮やか!.
全曲ガーシュインの名曲でジャズ。それだけなら決して珍しくはないですよね。しかし一曲目の「By Strauss」を聴けば、その変則的なアンサンブル、ユニークにアレンジされたビッグバンドに耳を奪われるはず。「Love Is Here To Stay」「Summertime」など有名曲もありますが、マイナーでストレンジな楽曲が多数登場。落とし穴でいっぱい!.
収録曲・データ
【曲目】By Strauss / My Man`s Gone Now / Mine / Love Is Here To Stay / Summertime // The Real American Folk Song (Is A Rag) / The Man I Love / Prelude #2 / How Long Has This Been Going On? / Theme From Concerto In F
これがマンハッタン・トランスファーのファースト。60年代にキャッシュマン&ウェストとソングライター・トリオを組んでいたジーン・ピスティリが、この時点の主導者でした(再デビュー時には脱退)。ダン・ヒックスにも通じるオリジナル曲中心のノスタルジック・ポップがナイス。アコースティック・スウィング仕立てのカヴァー「You’se A Viper」「Java Jive」も最高です。ヒックスヴィルの「Welcome Back」(2014)ジャケのネタでもあります!.
収録曲・データ
【曲目】Chicken Bone Bone / I Need A Man / You'se A Viper (Viper Drag) / Fair And Tender Ladies / Rosianna // Sunny Disposish / Java Jive / One More Time Around Rosie / Guided Missiles / Roll Daddy, Roll
60年代の諸作の中でも、ウェストコーストのジャズ名人たちが顔を揃え、素晴らしいコンボによる歌伴を披露した本作はファンから人気が高い一枚。マックス・ベネット、ジャック・シェルドン、スタン・レヴィ、ジャスティン・ゴードン、ジョン・ピサノ、ルー・レヴィ、ハーブ・エリス、ベニー・カーターらがそれぞれ曲により顔を揃えています。ラテン・パーカッションをアンサンブルに加えた「It’s A Big Wide Wonderful World」「I Won’t Dance」など、アップテンポの切れ味の良さは最高です。.
収録曲・データ
【曲目】It’s A Big Wide Wonderful World / Whisper Not / My Silent Love / The Lady Is A Tramp / Days Of Wine And Roses / As Long As I Live // I Won’t Dance / Cloudy Morning / I Could Write A Book / I Never Had A Chance / Close Your Eyes / Where Can I Go Without You?
ジャジーで“跳ね”の効いたサウンドにKOされてください。一曲目「Teach Me Tonight」! ロックビートと言ってもさしつかえないソリッドなグルーヴをいなせなムードと抜群の歌唱力で渡り歩く! そんな自由な色気にクラクラです。全部で3枚の傑作を残したCapitol時代を締めくくるかっこいい1枚。この後、彼女は渡英。イギリスでもしっかりとしたキャリアを築きます。.
収録曲・データ
【曲目】Teach Me Tonight / Just A Dream / There! I’ve Said It Again / The Moment Of Truth / Lovin’ Is Livin’ / I Still Get Jealous // Put Your Arms Around Me, Honey / I Wanna Be Loved / Do It Again / Love Is An Old Maid’s Dream
チップ・テイラーがプロデュースとアレンジを担当した東海岸シンガーソングライター。優しさを底にはらんだカントリーロック/スワンプを展開しています。詩的な情感をたたえたタイトル曲は、そのチップの作品。レナード・コーエン「Bird On A Wire」、ジェシ・ウィンチェスター「Yankee Lady」なども採り上げています。.
ナット・キング・コールの愛娘がソウル/ディスコクイーンとしてデビューしたというニュースは音楽界をにぎわせました。快調なキャリアを歩みだした彼女のサードアルバム。彼女の魅力が明るく解き放たれています。「I’ve Got Love On My Mind」が全米5位の大ヒット。アルバムも最高8位まで上昇し、ソウル期の彼女の最大の成功作となりました。.
収録曲・データ
【曲目】This Heart / Still In Love / Party Lights / I've Got Love On My Mind / Unpredictable You // Peaceful Living / Be Mine Tonight / I Can't Breakaway / Your Eyes / I'm Catching Hell
スティーヴ・ミラー・バンドのハーモニカ奏者。バンドとはひと味違う都会的なフィーリングと小洒落たスイング感覚あふれるソロ作は長年ハイファイで人気です。トロピカルな雰囲気漂う「One Kiss To Goodbye」に惚れ惚れ。この感じ、アラン・トゥーサンの「Southern Nights」にも通じます。カリプソを消化した「Rosalie」もいい。ヴァン・ダイク・パークス「Yankee Leaper」にも通じる味ですよ。.
収録曲・データ
【曲目】Lovin' In The Valley Of The Moon / One Kiss To Say Goodbye / Ghetto Hotel / Nobody Wants Me / Puerto De Azul // Hangin' Tree / Another Day / Rosalie / The Jig Is Up / Eighteen Wheels / Sea Of Key
【曲目】Here (In This Enchanted Place) / Blue Hawaii / Pohai Kealoha / I Want To Learn To Speal Hawaiian / I'll Weave A Lei Of Stars For You / Tiare O Tahiti // Hawaiian Paradise / Hilawe / Honolulu Eyes / There's No Place Like Hawaii / Paoakalani (The Queen's Song) / Farewell (For Just Awhile)
【曲目】Carol Of The Bells / Little Drummer Boy / The Christmas Waltz / The Christmas Tree / The Christmas Song / I Saw Three Ships // Medley ~ Deck The Hall ~ The First Noel ~ Joy To The World / Medley ~ Silent Night ~ O Come All Ye Faithful / The Twelve Days Of Christmas / Toyland / Medley ~ Christmas Is Coming ~ Angels We Have Heard On High
【曲目】 Just A -Sittin’ And A - Rockin’ / A Hundred Years From To - Day / The Lonesome Road / She’s Funny That Way / It’s A Pity To Say Goodnight // Willow Weep For Me / Easy Street / Across The Alley From The Alamo / Come Rain Or Come Shine / How High The Moon
フォー・フレッシュメンのオリジナルメンバーで、歌とトランペットを担当していたケン・エレイア。脱退後に、スタン・ケントン門下のピート・ルゴロのアレンジでリリースした唯一のソロ・アルバムです。豊かな声量と表現力でスターの道を歩みだそうとした彼の気概がアルバム全篇に満ちています。バラード歌手としての売り出しをかけていたのかもしれませんが、シャープなダンスナンバー「Out Of Nowhere」に格別の魅力あり!.
“Un-original Cast(オリジナル出演者ではないです)“と銘打ってお送りするユーモラスでヒップなジャズ版「My Fair Lady」。ジャック・シェルドン、アイリーン・クラルをヴォーカリストに迎え、ジョニー・ウィリアムスが全体をアレンジ。インストながら「Get Me To The Church On Time」もクール! 物怖じしない洒落心が生んだ素敵なチャレンジです。.
1971年にデビューアルバムをリリースした時点で17歳。このセカンドでまだ19歳。いわゆる天才青年ですね。グレン・キャンベルが彼の才能に惚れ込み、プロデュースだけでなくギターで参加しています(めちゃめちゃうまい!)。全曲超絶テクニックのインストですが、彼の若い感性が感じられる「Song For Susan」などもとてもいいです。.
【曲目】Opening Chant / Pupu Hinu Hinu / Na Hala O Naue / Ke Kali Nei Au / Ke Alii Hulu Mamo / Lei Ilima / Kahuli Aku Kaluli Mai // Kawohikukapulani / Heeia / Puamaeole / Kimo HUla / Nolili / Paniau
“Un-original Cast(オリジナル出演者ではないです)“と銘打ってお送りするユーモラスでヒップなジャズ版「My Fair Lady」。ジャック・シェルドン、アイリーン・クラルをヴォーカリストに迎え、ジョニー・ウィリアムスが全体をアレンジ。インストながら「Get Me To The Church On Time」もクール! 物怖じしない洒落心が生んだ素敵なチャレンジです。.
フォー・フレッシュメンの歌う「This Could Be The Start Of Something」を聴きたいと思っていたら、このアルバムに収録されていました。1940〜60年代にわたり、数々のスイング・ビッグバンドが採り上げたレパートリーを自分たち流にアレンジしてお届けしますという好企画。スキャットのみで歌われる「Lullaby Of Birdland」いかしてます!.
収録曲・データ
【曲目】Lulu’s Back In Town / Li’L Darlin’ / Let’s Take A Walk Around The Block / Dynaflow / Do Nothin’ Till You Hear From Me / Spring Isn’t Spring Without You // Taps Miller When My Sugar Walks Down The Street / Satin Doll / This Could Be The Start Of Something / Lullaby Of Birdland / I’m Gonna Go Fishin’
“From The Creative World Of”の名義を用いるようになった60年代のケントンは、自らの門下生たちにテーマを与え、彼らが用意した楽曲及びアレンジを使って作品をリリースしていきます。本作で指名されたのはジーン・ローランド。”Blues”といっても、いわゆる黒人のブルースだけではなく、情感の表現、黒人ルーツの探求など様々な視点が試みられています。死ぬまで自分が動き続けたエリントンとは違うアプローチで、自身の音楽を追究したケントンはすごい人です。.