まばゆい光があふれるメロウグルーヴ「I Got A Song」「Love On The Run」が最高。女性シンガーソングライターがシティソウル化した名曲ですね。晴れやかで伸びのある歌声がしなやかで、心をつかまれます。H・B・バーナムやアル・キャップスがアレンジを手がけたハリウッド録音。彼女の声質を活かしたファンキースワンプ路線の曲もよいですよ。.
I Got A Song.
Love On The Run.
Woman Of The World.イギリス人ディスコマスター、ビドゥが手掛けたコケティッシュな魅力の美女シンガー。四つ打ちが主流になってしまう前の、ディスコのおおらかな時代を象徴する存在のひとりです。日本では「Oh! クッキーフェイス」でもおなじみかも。英米でヒットした「Dance Little Lady Dance」や、まるっきりジャクソン・ファイヴな「Dr. Love」などを収録した人気盤!.
Dr. Love.
Dance Little Lady Dance.
It’s Time For A Change Of Heart.カナダ出身で実直な歌を歌い続けてきたシンガー・ソングライター。まさかこの人にAORな作品が? あるんです(曲によって)。淡くフォーキーなムードと大人っぽいグルーヴが結びついた「Baby Step Back」を聴いてみてください。もちろん無理しておしゃれになる必要はないと自分らいい歌を歌う彼も健在です。.
Baby Step Back.
14 Karat Gold.
Blackberry Wine.ロバート・ナイトの「Everlasting Love」をはじめ、60年代からソングライターとしてのキャリアを誇るナッシュヴィルの重鎮。もともとシンガー志向であったという彼が、ようやく漕ぎ着けたファーストソロです。地元ミュージシャンの中にはランディ・グッドラム、ロブ・ガルブレイス、バーゲン・ホワイト、スプーナー・オールダムらの名前も。歯切れのいいサウンドにナイーヴなメロディ。ポップスとAORの狭間にある、ある意味、理想的なサウンドです。.
Wild Wind.
It’s Me That You’re Leaving.
Street Talk.彼女のような存在をソングライター・シンガーと言ってもいいでしょう。すでにこの時点で作詞家として成功したキャリアを持ち、後にバカラックの奥さんとなる彼女の素晴らしいファースト。ピーター・アレン、ベット・ミドラー、ブルース・ロバーツ、メリサ・マンチェスターら良き共作陣を得た美しいメロディと、シンプルながら上品なサウンド。16ビートで決めた「Don't Wish Too Hard」は、実に開放的なポップグルーヴ! NYポップの粋が結集されたような珠玉のフィメールAORです。.
Don't Wish Too Hard.
Until The Next Time.
Home To Myself.彼らをAOR的に見ていたファンは70年代当時は存在しなかったかも。しかし、ブルーアイドソウル+スワンプを洗練させた作風にしてゆくとこんなに気持ちよくなるという見本みたいな曲が入ってます。よりAORファンに親しめるサウンドになっていくのは次作以降ですが、変化の兆し見せるホワイトソウルなサウンドがじつはツボにはまるんです。.
Out On A Limb.
Rendezvous.
I Can’t Give Up.パット・ブーンの娘さんで、CCM方面でのアルバムも多い人ですが、こちらはポップフィールド向け。しっとりしたバラードも歌のうまさが光る上質のMOR/AORです。ゴフィン&キング「Oh No Not My Baby」のカヴァーが泣けますね。A面をアーティ・バトラー、B面をジョー・ブルックスが丁寧にプロデュース。.
Oh No Not My Baby.
Another Goodbye.
When You’re Loved.ブラジリアンフュージョン+AOR女性ヴォーカルという最高に気持ちいい一枚。翌年リリースのセカンド共々、ずっと人気盤です。大人びた歌声のサウダージAOR。レコーディングはNY。ジェイムス・テイラー「Don't Let Me Be Lonley Tonight」も、ジャズフレイヴァーの心地よいシティメロウに変身。今こそしっくりくるサウンドです。.
Brincadera.
Don't Let Me Be Lonely Tonight.
Intinal Thrill.89年型のアーベインなジャズコーラス。AOR/エイティーズ色も強い内容です。ジャズ・ヴォーカリーズとして最高にかっこいい「Caravan」収録。キラキラした音質がメロウなセンスを殺していない「Top Secret」あたりは女性ヴォーカルものの上質AORとして聴いていただけます。アナログ末期のプレスにつき実はそんなにプレスは多くないかも? お手頃価格のうちにどうぞ。.
Caravan.
Top Secret.
Dare The Moon.エルトン・ジョン・バンドのドラマーとしてブレイクした彼がシンガーとしての可能性を模索したソロ2作目。このアルバムではデヴィッド・フォスターが3曲の共作や演奏・アレンジで参加していて、彼にとっても初期のAORワークスになります。曲に恵まれ、ナイジェルのせつないブルーアイドソウルがのびのびと展開されました。「Get It Up For Love」の高速ファンキーなカヴァーもあるし、ネッド・ドヒニー好きなら絶対におすすめ!.
Something Lacking In Me.
Don’t Break A Heart.
Get It Up For Love.ソフトでアコースティックなタッチを身上とするCCMの人気シンガー。70年代末からの作品が名作と誉れ高いですが、ポップに弾けたウェストコースト風の曲と、メロウなテイストを持つミディアムナンバーが無理なく同居した本作もなかなか。「House At Pooh Corner」や「Learning」など、AORファンにもきっと喜んでいただけるはずです.
House At Pooh Corner.
Learning.
I’m Not Religious, I Just Love The Lord.素晴らしい! 多作アーティストで時代によってサウンドの表情も変わりますが、ソフトでなめらかでアコースティック路線が欲しい方には、これこそ文句無しのアルバムでしょう。日溜まりのような暖かみがあるタイトル曲「One Step Closer」、ほのかな灯りだけ点けてしっとり聞きたい「Pray For Me」など、落ち着いた名曲が揃っています。.
One Step Closer.
Pray For Me.
This Is The Day (A Wedding Song).ナイトフライトの中心人物サンディ・トレノと、後にサンディの側近となるラリー・アレクサンダーによるグループ。すでにナイトフライトのヴォーカリスト、ハワード・ジョンソンが在籍していたという説もあり(本盤には不参加)。これはずばりナイトフライトの前身。グレイトなホワイトファンクの連発! 超ファンキーなブラウンスミスという感じもありますし、ハワイアンAORライクな趣も◎! 未CD化。.
If It's Good Lovin'.
Soon Come Again.
Reggae Rock & Roll.バーバラ・メイソンが65年にリリースしたメロウなヒット曲を、70年代末のマイアミでメロウにリメイクされたシングルです。彼女のキュートなヴォーカルとデュエットしているのはKC&ザ・サンシャイン・バンドのK.C.ことウェイン・ケイシー。原曲も最高ですが、このヴァージョンも夕暮れの街の感じが濃厚!.
Yes, I’m Ready.
With Your Love.おそらくAOR傑作「Throw Me A Bone」と同じセッションでレコーディングされた曲ですが、アルバムには未収録。シングル盤オンリーでリリースされました。これがなんとも色っぽい男の色気がみなぎるメロウなミッドテンポ! ソウルっぽさと洗練が同居した、まさに最高の1曲!.
Stand A Chance With You.すぐれたギタリストであり、スウェーデン産AORシンガーとしても近年広く評価されているイングマー・ヨハンソン。82年リリースの4作目です。70年代後半のメロウネスから離れて、ソリッドな80年代ロックに照準を合わせた感じですが、メロディは相変わらずポップですし、この時期のこのサウンドが好きというAORファンもいらっしゃるでしょう。バラード系ではやはり魅力がこぼれます。歌詞はすべてスウェーデン語。.
Kanns Som Om Gud Hort Min Bon.
Dansar (Till Minnen Fran Igar).
Lika Latt Till Tarar.CCMとブラックコンテンポラリーの良いところを併せ持ったシンガーのデビュー作。非常にソフィスティケイトされたスムースR&BとしてAORファンなら絶対に楽しめる内容です。フィリー・ソウルな「New Hope」、ラテン調の「Did You Know」などダンサブルな曲がとてもよいです。シーウィンド「The Devil Is A Liar」のカヴァーも収録。.
New Hope.
Did You Know.
The Devil Is A Liar.「Lady Love Me」はAORファンは腰を抜かすであろう名曲! しかもこの曲にはジェフ・ポーカロ、デヴィッド・ペイチ参加です。他にもあの「Feel Like Makin Love」の80sなカヴァーなど、高水準・高純度のブラコンAORが並ぶ83年作品です。インストでもさすがのギタープレイ! プロデュースはアリフ・マーディンです。.
Feel Like Makin Love.
Lady Love Me.
Being With You.1976年に発表された通算5作目。Arista移籍を契機に、サウンドがぐっと洗練されました。ルパート・ホルムズの向こうを張る、洒落ていて、ちょっと偏屈で都会的なサウンドにようこそ。今も人気の高いCapitolでのファーストアルバムから「Feel Your Groove」をアレンジを明るくメロウに変えて再演。「Sunday Kind Of Love」のジャジーなカヴァーに、虚をつかれたように心ほだされてしまいます。.
Feel Your Groove.
Sunday Kind Of Love.
New York State Of Mind.ランディ・ヴァン・ウォーマーと共作した「アメリカン・モーニング(Just When I Needed You Most)」の絶品セルフカヴァーを収録したトニー・ウィルソンのセカンド。格別のメロウさと黒人らしいバネを兼ね備えたしなやかな名曲が揃っています。ベーシックの録音はマッスル・ショールズ、仕上げをNYのベアズヴィルスタジオで行っています。.
Give Your Lady What She Wants.
Just When I Needed You Most.
New Orleans Music.カナダ出身のマーク・ジョーダン。セカンド「Blue Desert」へのAOR界隈での評価があまりに高いので、このデビュー作の存在がかすみがちですが、ネッド・ドヒニー的な再評価がいつ起きてもおかしくない存在です。スティーリー・ダンでおなじみゲイリー・カッツがプロデュースしたこちらもソリッドでナイーヴで踊れて! TOTO組、デヴィッド・フォスター、 ラリー・カールトン、チャック・レイニーらが参加。.
Survival.
Marina Del Rey.
One Step Ahead Of The Blues.全米トップ40ファンには懐かしい名前ですね。ダン・フォーゲルバーグのバックバンドだった彼ら。これがファーストです。プロデュースをグリン・ジョーンズとグレン・フライ、ジョー・ウォルシュらが務めており、イーグルスの弟分的イメージもありますが、独自のオーシャンっぽさも感じます。メインのソングライター、トム・ケリーは解散後AORシーンの重要人物に。「Choices」などの爽快なアコースティックナンバーで、彼の才能が際立ちます。.
Choices.
Sailing To Monterey.
雨に願いを.ルーサー・ヴァンドロスの完全プロデュースによるディオンヌのコンテンポラリーな名作です。ルーサーは作曲にもかなり関与していて、一曲はデュエットも披露。なかにはかなりチャレンジしたダンスビートの曲もありますが、彼女の前向きな気持ちがアルバムにすこやかな気分を与えています。ラストは「Will You Still Love Me Tomorrow」をゴスペルフィーリングをドラマチックに。.
So Amazing.
What Can A Miracle Do.
Will You Still Love Me Tomorrow.デイヴ・メイスン・バンド出身のマイク・フィニガン(ソロ作も人気です)とジム・クルーガー、ボズ・スキャッグス・バンド出身のレス・デューデックと組んだ職人肌バンド。ヘビーメタルみたいなジャケットですが、よく練られたアレンジで爽快なシティサウンドが詰まってます。うまくメロウに転化させる手腕は、さすが達人たちのグループという感じ。.
Angels Fall.
Just Like The Weather.
It’s All About You.ある意味、ポール・サイモンより早かったかもしれないアフリカンミュージックへのアプローチ。このアルバムのタイトル曲を聴くと、ここにあった可能性と彼らのチャレンジに敬意を覚えます(もちろん曲として気持ちいい)。ライヴアルバムでありながら新曲で構成したのも意欲的。ちなみにドラムはジェフ・ポーカロ。あまり語られない作品ですが、ぜひ今一度。.
Sudan Village.
‘Cause You Love.
Baby I’ll Give It To You.80年代前半に2枚のアルバムを残しているドイツのAORファンク/ブラジリアンジャズバンド。とにかくファーストがめちゃくちゃ人気が高い&激レアですが、3年後にリリースされたこのセカンドも負けず劣らずの好内容。人気面で負けているのは、ブラジル色が薄まったから? ジャケのせい? でも、今はこのサウンドのヴァラエティも武器になるはず。シンガーのフィリップ・アール・エドワーズの声がまずとてもいいし、複雑なコードを使いながらあくまでメロウな楽曲のクオリティが本当に高いのです!.
Rosie.
Jack The Rapper.
Foolin’ Arounf.これが通算4作目。70年代の作品に比してややハードなサウンドからスタートしますが、ほどなく落ち着いた味わいのいつもながらの作風となります。「Minimum Love」を初め、さわやかで温もりを感じさせる曲ばかり。すべての曲作り、そしてアレンジを自ら手がけていて、すべてが彼の色の音楽になっています。メジャーレーベルからのリリースですが、「Truth」というワードやジャケットが示すのはクリスチャン傾向。広義のCCM作品です。.
Minimum Love.
On The Line.
Nothin’ But The Truth.クライヴ・デイヴィスがAristaの社長に就任した際、前身のBellから継続して契約したのはメリサ・マンチェスターとバリー・マニロウだけだったとのこと。その強い信頼に応えたバリーの最大のヒット作。なんといってもディスコサンバの名曲「Copacabana」収録なんですが、じつはこの曲は全米チャートでは8位が最高。全米ナンバーワンにはなってないのですね(アルバムから最大のヒットは「Can’t Smile Without You」で3位)。.
Copacabana.
Can’t Smile Without You.
I Just Want To Be The One In Your Life.大ヒットアルバム「Private Eyes」から、タイトル曲、「I Can’t Go For That」の2曲連続ナンバーワンに続くサードシングル。甘酸っぱくきらめいた曲調と、やっぱり歌詞の言葉使いのユニークさが際立ちます。.
Did It In A Minute.
Head Above Water.ウェストコーストのカラッとした空気感とメロウネスを兼ね備えたバンド。70年代の大人気グループでしたが、当時よりも彼らのブリージーな魅力は今のほうが通じやすくなっているかも。4作目にして、最大のヒット曲「Love Will Find A Way」を収録した人気盤。マイクとスティーヴのポーカロ兄弟がバックアップしています。.
Love Will Find A Way.
Don’t Want To Live Without It.
You’re Out To Lose.