1962年に「Love Letters」をヒットさせた彼女(ジュリー・ロンドンで有名ですが、チャートに上がったのは彼女のほう)。その後もアルバムを重ね、ここでもソウルフルにスイングしたヴォーカルを聴かせます。ディオンヌ・ワーウィックもカヴァーした「You Can Have Him」がグルーヴィー・ゴスペル。.
Columbia 360°レーベル(黒字、矢印あり)。少々チリノイズある盤です(試聴サンプルは今回入荷の音源を使用しております)。
ドリス・デイと子供コーラスの素敵な世界。
チャーミングな女性ヴォーカリスト、ドリス・デイが、子供コーラスと録音したしあわせいっぱいでキュートなアルバム。ヴォーカリストと子供という取り合わせは数多くありますが、このアルバムの「Give A Little Whistle」は、その最高峰のひとつだと思います。彼女の大ヒット「ケ・セラ・セラ」も、子供たちとの共演ヴァージョンで再レコーディング。ジミー・ジョイ・チルドレン・シンガーズは、あのチップマンクスとも共演したことあり。.
収録曲・データ
【曲目】Give A Little Whistle / The Children’s Marching Song (Nick Nack Paddy Whack) / Getting To Know You / Zip-A-Dee-Doo-Dah / The Lilac Tree / High Hopes // Do Re Mi / Whatever Will Be, Will Be (Que Sera Sera) / Inchworm / Swinging On A Star / Sleepy Baby / With A Smile And A Song
カンツォーネから生まれた人気曲「I (Who Have Nothing) 」は全英16位/全米14位とヒットした彼の代表曲のひとつ。人気絶頂中に発表された作品で、彼の熱いソウルが全面的に展開されています。そんななかで、ロッド・マキューン作詞作曲の「Love's Been Good To Me」やバカラックのナンバーがとても繊細な味わいを添えています。やっぱり歌がうまいんです、胸を打つんです。.
収録曲・データ
【曲目】Daughter Of Darkness / I Have Dreamed / Love's Been Good To Me / Lodi / Try A Little Tenderness // I (Who Have Nothing) / What The World Needs Now Is Love / With One Exception / To Love Somebody / Brother, Can You Spare A Dime / See Saw
【曲目】 It Never Was You / Dancing In the Dark / Music, Maestro, Please / A Woman's Love is Never Done / Rabbit at Top Speed / I Happen to Like New York // Summer Love / That Certain Feeling / I Had Myself A True Love / What Have You Done All Day? / Summertime / Nobody Else But Me
ポインター・シスターズを従えて軽やかにジャイヴする「Flat Foot Floogie」のモダンなこと! ベン・シドラン・プロデュースによる洗練された感覚を備えた傑作ソロ。70年代の音色を、ここまでジャイヴにうまく吸収した例はないかも。ヒューバート・ロウズの「No More」を鮮やかにソフィスティケイテッド・ファンクに塗り替えたA-3も最高(ボズ・スキャッグスがゲストでギターソロを弾いてます)。クラブ・クラシック「I’ll Bet You Thought I’d Never Find You」もお忘れなく!.
収録曲・データ
【曲目】Flat Foot Floogie / Naima / No More / On The Trail // Tell Me The Truth / Old Folks / I'll Bet You Thought I'd Never Find You / Blues For Pablo
【曲目】Long Ago (And Far Away) / Smoke Gets In Your Eyes / Why Was I Born? / Can’t Help Lovin’ That Man / Bill / All The Things You Are // I Only Have Eyes For You / I Wish I Knew / The More I see You / Friendly Star / You’ll Never Know / I’ll String Along With You
1940年代にジャズ・コーラスの世界を創出、確立したオリジナル、メルトーンズ。なんとそこには若きレス・バクスターも参加していました! 本作は60年にメル・トーメを含むオリジナル・メンバー3人に新人2人を加えた再編成での録音。だからタイトルも「Back In Town」。さすが、ジャズコーラスの源流を名乗って恥ずかしく無い豊かなアイデアと斬新な表現力! マーティ・ペイチのアレンジ、アート・ペッパーの参加でも知られています。.
【曲目】Treat Him Right / When A Man Loves A Woman / You Turn Me On / Shakin’ All Over / If You Gotta Go / Lover, Please Don’t Fight // Day Tripper / Nervous / Twist And Shout / Boom Boom / Mae Day
1940年代の「ボタンとリボン」などで日本でも愛されている美女シンガー、ダイナ・ショア。40代を迎える直前にジャズ・スタンダードを歌ったアルバムです。といっても「Do-Re-Mi」や「I Can’t Stop Loving You」が選ばれているなど選曲は多彩。ジャック・エリオットのアレンジも「Cry Me A River」にボサノヴァのリズムを用いるなどニクい仕掛けになっています。彼女流のハツラツさが効いてます。.
1970年代半ばを迎えてなおチャーミングで才気煥発なレディ、カテリーナ・ヴァレンテ。ギター弾き語りデュオ、コーラス、デビュー・ヒットの「マラゲーニャ〜そよ風と私」の再演、そしてスタジオ録音の新曲など、彼女の魅力をダイジェストすることを目して構成されたアルバム。プロデュースは夫のロイ・バッド。ボサノヴァ・メドレーやアカペラで歌われる「We’ve Only Just Begun(愛のプレリュード)」が、素晴らしく深い味わい。.
活動初期からヒスパニック・コミュニティ向けのスペイン語での作品をいくつか吹込んで来た彼女。日本ではこうした性質のアルバムには脚光が当りにくいのですが、どうぞ本作を皮切りに。旧知ドン・コスタのプロデュースとアレンジによる、うっとりするほど洗練されたスパニッシュ・ソフトサウンド。タイトル曲や「Algun Lugar Bajo El Sol」など、ソフトロックを通過した耳にも新鮮に響くはず。.
ブルース・バンドのリード・ヴォーカルという出身キャリアが信じられないほど、お洒落で巧みな実力派ヴォーカリスト。抜群にスイングするスキャットから始まる「One Note Samba」や、見事に4ビート・ジャズに変身したビートルズ・ナンバー「Got To Get Into My Life」など、随所にスキャットを交えてヒップな世界を展開します。オリジナル曲の「Rain」なんかも気持ち良いですね。ピアノを軸とするアレンジの組立も、頭脳的です。.
ジェントル&エレガントなアコーディオン奏者アート・ヴァン・ダムとの共演盤。完璧なコーラスワークを誇る彼らだから出来るコンビネーション。徹頭徹尾、透明感あふれるサウンドに酔うしかありませんね。ソフトロック感たっぷりの「We Could Be Flying」も凄い! まさにジャケのイメージにぴったりの音の花束です。.
収録曲・データ
【曲目】Spring Is here / But Beautiful / We Could Be Flying / Violets For Your Furs / Invitation // Cherry / Ecstasy / Let There Be Love / My One / Wave /Good Bye
イーディ・ゴーメが数々のミュージカル・ナンバーをドン・コスタのアレンジで歌った一枚。まさにジャケのイメージ通り、大きく腕を広げて前身で歌っているような華やかなナンバー中心で、彼女の歌のうまさと天性の華が光り輝いています。ゴージャスで洒落た「I Don't Care」あたりもいいし、多重録音で彼女自身とハーモニーを重ねる「You're Just In Love」なんかも素敵すぎます!.
収録曲・データ
【曲目】I Don’t Care / You’re Just In Love / My Funny Valentine / You Can’t Get A Man With A Gun / Always True To You In My Fashion / Guys And Dolls // I Can’t Say No / Hello Young Lovers / Thou Swell / I’m Gonna Wash That Man Right Outa My Hair / Baubles, Bangles And Beads / Johnny One Note
ヒップなビートでアレンジした「男と女」でオープニング。60年代のスタイルを知るポップ・ヴォーカリストを求め、各社からいろんなシンガーがデビューしましたが、彼女はさしずめペギー・リーあたりの後継者? 速いロックビートの「Can't Buy Me Love」がめちゃかっこいいです。ヴォーカルも自然にドラマチックでソウルフル。キュート!.
収録曲・データ
【曲目】A Man And A Woman / Theme From “The Sand Pebbles” / Can’t Buy Me Love / Look For Small Pleasures / On A Clear Day / Born Free // Good Things Are Happening / How Insensitive / Summer Wind / My Heart Sings / What Now My Love
「拳銃無情」や「テキサスから来た男」といった映画に出演したのち、1950年代にはテレビに進出、自らの名前を冠したテレビ番組を持つなどして活躍した美人セレブリティ。彼女のシングル盤を集めたアルヴァムです。テンポのいい曲の数々にはロックンロールやR&Bへの目配りもあって、オールディーズ・ファンにもおすすめ。のちにデイヴ・エドモンズもカヴァーしたニューオリンズR&B「I Hear You Knockin’」は、じつは彼女のデビュー曲でもありました。.