【曲目】My Ideal / That Face / My Darling, My Darling / You're My Girl / Star Eyes / Sleepy Time Gal // You Couldn't Be Cuter / Too Marvelous For Words / Oh! You Beautiful Doll / Warm / Younger Than Springtime / The Object Of My Affection
ベイシー楽団の専属で活躍するなど長いキャリアの男性シンガーがBlue Noteでポップスを歌った異色盤です。スティーヴィー・ワンダー「I'd Be A Fool Right Now」のカヴァーは、とにかく必聴ですよ! 他にもジャジーな渋みが曲に違った表情を与えている「Can't Take My Eyes Off You」や、ミルトン・ナシメント畢生の名曲「Bridges」など、新鮮なアレンジが素晴らしいです。ジミー・ウェッブ作「Didn't We」など、じっくり聴かされてしまいます。.
ネルソン・リドルの素晴らしいオーケストレーションに導かれて、柔らかいナット・キング・コールの歌声がすっと入り込んでくる。A-1「Dreams Can Tell A Lie」を聴くと、これが本当にこの世の音楽かとすら思います。それほど唯一無二の美しさを感じさせるのです。その美しさに導かれて、ドアを開けると「I Just Found Out About Love」のふくよかなビッグバンドスイング。この歌の魅力とは何たるかを証明した1枚。タイトルに偽りはないのです。.
1930年生まれの女優兼シンガー。甘やかなアルトヴォイスで、四季折々をしっとり歌った愛の歌のアルバムです。また、このアルバムの成功の一因はフランク・デヴォルの壮麗なオーケストレーション。音で景色を描き出し、歌う彼女をそれぞれの主人公にしてくれます。「It Might As Well Be Spring(春の如く)」など、季節を歌いこんだ曲って本当に良いものが多いですね。.
【曲目】Camelot / When Joanna Loved Me / Four Winds And The Seven Seas / London (Is A Little Bit Of All Night) / Try To Remember / Sermonette // Baby Take A Bow / Charade / Soon It's Gonna Rain / Poinciana / Call Me Irresponsible / Zing Went The Strings Of My Heart
元ハイローズのジーン・ピュアリング率いる混声グループ。美しくきめ細やかなジャズ・コーラスと70年代のウォームかつファンキーなサウンドが合体した水晶のような世界。「We've Only Just Begun」に陶酔、「You've Got A Friend」に悶絶、クラウス・オガーマンが提供した「Look Around」も素晴らしい。アメリカのジャズコーラスが到達した、ひとつの究極と言っていいでしょうね。.
収録曲・データ
【曲目】We’ve Only Just Begun / It Could Happen To You / Soon It’s Gonna Rain / Where Is Love / My Ship // You’ve Got A Friend / Jennifer’s Rabbit / Look Around / Snowfall / If
オリジナルは米Bethlehemで1956年にリリースされたアルバム「Mel Torme with The Marty Paich Dektette」。絶頂期のメル・トーメと、10人のジャズメンによるマーティ・ペイチの緻密ながらもスイング・マインドに富んだアレンジが交錯する傑作です。イギリスでは当時紹介されなかったこのアルバムが、ようやく正式にリリースされたのは1969年のこと。センスのいいデザインのシリーズの一枚としての発売でした。.
【曲目】A Lot Of Livin’ To Do / Out Of This World / ‘Round Midnight / Hey! Jealous Lover / Har Hearted Hannah / Blues In The Night // I Feel A Song Comin’ On / You Came A Long Way From St. Louis / My Ship / Ev’rything I’ve Got / Why Shouldn’t I / I Feel Pretty
60年代を通じてMOR界の大スターであったジョニー・マティス。同じような立場だったアンディ・ウィリアムスが、70年代に入ってさすがにリリースを減らす中、マティスは着実に作品を重ねます。シルキーな声で同時代の名曲をカヴァーしてゆくのですから、一度好きになったら、あの声であの曲を聴いてみたいという欲求が絶えなくなったのでしょうね。タイトル曲や「Summer Breeze」「Don’t Let Me Be Lonely Tonight」など珠玉の選曲の好内容盤です。チェックの生地を使ったアートワークも秀逸。.
収録曲・データ
【曲目】Me And Mrs. Jones / Sweet Surrender / Summer Breeze / Corner Of The Sky / Happy / Soul And Inspiration〜Just One In My Life // Don’t Let Me Be Lonely Tonight / If I Could Reach You / Remember / You’re A Lady / I Was Born In Love With You〜Summer Me, Winter Me
【曲目】Consider Yourself / On A Clear Day (You Can See Forever) / She Loves Me / Try To Remember / Mack The Knife / Who Can I Turn To // Wouldn’t It Be Loverly / Matchmaker / If I Ruled The World / If The Rain’s Got To Fall / Till There Was You / Tonight
ソフトロックの時代に敏感に対応した男女デュオ。一曲目のタイトル曲、そのイントロの一瞬で、旧態依然としたジャズ・コーラスとの違いを感じさせます。キュートなジャズ・ヴォーカルものはもちろんのこと、「Samba Triste」などスキャットのジャズ・サンバなど、上質な楽曲がずらりのお薦め盤です。「I Wonder What's The Matter With Me」の高速スキャットにもしびれます! この時代のふたりは本当に素敵!.
収録曲・データ
【曲目】Lovesick / Samba Triste / Mimosa And Me / Corcovado / Such A Lonely Girl Am I / A Big Beautiful Ball // Let’s Begin / I Wonder What’s The Matter With Me / If You Could See Me Now / Mountain Greenery / You Really Starred Something / The World Is Your Balloon
大スターが新世代のソングライターのヒット曲を採り上げた一枚。タイトル曲をはじめ「Rainy Days And Mondays」「If」「I'll Be There」「Never Can Say Goodbye」など、ソフトMOR化されたアレンジが絶品。しかし一番の注目は「It's Too Late」。まるで「What's Goin' On」! これぞ大穴トラック! 解説は鈴木道子さん。解説にあるアンディ・ウィリアムスの言葉「ばくは、いい歌しか歌わない。いい歌はおのずから匂いでてくる。」に、しびれます!.
ハスキーヴォイスの歌姫と、ウェストコーストの気鋭が、ヒットミュージカル「Do Re Mi」の楽曲で絡み合う企画盤。「サウンド・オブ・ミュージック」の「ドレミの歌」ではありませんので要注意。こちらはまた全然違うジャジーでヒップな雰囲気。ヴォーカル曲、インスト曲が交互に出てくる構成ですが、どちらも非常に気持ちが入っていて、スリリングで鮮烈なアレンジともども楽しめます。.
男サミーの人生と夢を結実させたTV特別番組のためのサントラ。彼にとって、このかたちはベストなんでしょうね。実父 (シニア)のMCに続いて登場する子供時代のサミーの歌声にいきなりやられます。強烈にファンキーな「黒い炎」「For Once In My Life」など聴き所充分! 歌あり、寸劇あり、見てみたかった…。.
小粋なスイングジャズマンから一歩階段を上り、万人を楽しませるエンターティナーとして大成功をおさめたNat King Cole。本作はバラディアーとしてのスイートさ、スケールの大きさに焦点を絞ったヒット曲集。しかし、抜群のスイング感で迫る「I'm Never Satisfied」「パパはマンボがお好き」を収録。ビッグバンド・ファンも要チェックですよ。オリジナルは1952年のイラスト・ジャケ。その当時最新のコールの写真に模様替えしての再リリースです。.
収録曲・データ
【曲目】Somewhere Along The Way / Walkin' My Baby Back Home / Faith Can Move Mountains / Funny / Hold My Hand / Teach Me Tonight // I'm Never Satisfied / Because You're Mine / The Ruby And The Pearl / A Weaver Of Dreams / Papa Loves Mambo / If I Give My Heart To You
1942年、Capitolの最初のゴールドディスクとなったのは彼女が歌う「Cow Cow Boogie」。粋でブギでロッキンな歌唱を得意とした彼女のシングルと、彼女のパートナーだったピアニスト、フレディ・スラックの録音も併せたベスト盤。スイングやブギー、ジャイヴの時代を飄々と駆け抜けた彼女らしさがたっぷり味わえるナイスアルバム! 細野さんもカヴァーした「House Of Blue Lights」など、いい曲ばかり! さらにこのフランス盤リイシューは「Rock N’ Roll Wedding」など2曲を追加!.
70年代にはTV女優としても活躍したシンガー、デラ・リースが、スモールレーベルで制作した70年代モードの一枚。ジャクソン5「Never Can Say Goodbye」とアル・グリーン「Let’s Stay Together」をメドレーしたB-2に仰天。流麗で達者なジャズグルーヴはチャック・レイニーやジョン・グエリンの仕業。他にも西海岸の最強ジャズミュージシャンが彼女をバックアップ。「Bye Bye Love」と「Fire And Rain」をミックスするアイデアもすごくいい。.
フォー・フレッシュメンが70年代に残した知られざるライヴ盤! バックは完璧に70'sファンキー・マナーを取り入れたスタン・ケントン楽団。レパートリーはおなじみのスタンダードだけでなく「It's Not Unusual」「Byrd Avenue」、客席とのやりとりも含めたMCでは、なんとフォー・フレッシュメン版「Surfer Girl」も飛び出して! 歌いながら楽器もどんどんこなす彼らのモダンでクリエイティヴなステージが目に浮かぶ2LPです。.
収録曲・データ
【曲目】There Will Never Be Another You / After You / Byrd Avenue / Surfer Girl / Girl Talk When The Feeling Hits You // Walk On By / What Are You Doing The Rest Of Your Life? / Brand New Key / A Beautiful Friendship // Teach Me Tonight / Summer Has Gone / Hymn To Her / Come Back To Me // It's Not Unusual / She'll Be Coming Around The Mountain / Walk Softly / Artistry In Rhythm
【曲目】Hey Jimmy, Joe, John, Jim, Jack! / The Apple, The Wind And The Stream / Music Box / Whistle / If I Had A Ribbon Bow / The Frozen Logger // I Had A Mule / Joey / Love Tastes Like Strawberries / Johnny Sunday / Willow, Will He? / Tammy
ジョニー・ダグラス編曲指揮による英国録音。編集企画盤に「Living Strings And Living Voices」名義が用いられる時もありますが、本作はオリジナル作品です。タイトルからは解りにくいかもしれませんが、これはナット・キング・コールのソング・ブック。65年2月のキング・コールの死を受けて制作されたのでしょう。つつましやかな気分だけでなく、ときにはジャジイに弾けていてスインギー。.