もともとはフォークロック仕立ての中近東出身夫婦デュオ。エスター・オファリムの神秘的な美貌と美声で、ヨーロッパを中心に大変な人気を誇りました。「Te Ador」は、ブラシが刻むボサノバに中東的な哀愁メロディがギターカッティングと共に立ち現れるというもの。クラブDJにも大いに注目された時期がありました。.
Te Ador.
True Love Can Never Die.
Hora.アイオワで結成され、サイケデリック文化華やかな時代のサンフランシスコに進出してレコードデビューをつかんだバンドです。これがファースト。オルガンとギターを軸としたファンキーでストレートなロック。B面には14分の曲もあるなど、音響効果に加えてジャム的な展開でサイケデリアを追求していくスタイルだったんでしょうね。A-1「Think」はジェームス・ブラウンのカヴァー!.
Think.
Cave Song.
Fast Days.ブルース・スプリングスティーンのバックバンド(E・ストリート・バンド)でキーボードを長年務めていたデヴィッド・サンシャスの初リーダー作。ビリー・コブハムのプロデュースによるインスト作品で、これはもうフュージョンというよりプログレの領域かも。トリオによる演奏は終始テクニカルでエネルギー充満です。.
East India.
Crystal Image.
One Time.アルビノに生まれつきながら、黒人音楽への愛を兄弟ともに追求したウィンター・ブラザーズ。ブルースにずぶずぶのギタリストな兄ジョニーと、ブルーアイドソウル/AOR的なセンスも持つマルチな弟エドガーと、ふたりの個性の違いもおもしろいのです。そんな兄弟の共演ライヴ盤。全曲愛すべきR&Bのカヴァーで、がきんちょみたいな気持ちでやってる姿が愛おしいです。「ふられた気持ち」のカヴァーも最高。.
Harlem Shuffle.
You’ve Lost That Lovin’ Feelin’.
Mercy, Mercy.オズモンズの最年少坊やだったダニーが成長し、アイドルとしてデビューした妹マリーとデュオ活動を開始。これがアメリカでバカ受けしました。70年代はオズモンズ本体よりも彼らのほうが人気だったんです。確かにオールディーズやポップスをほどよくとりいれ、ティーンの気持ちをつかむハーモニーもうまくて、マイク・カーブのスタッフィングによるアレンジも上質。そりゃ好きになるはずです。.
I’m Leaving It (All) Up To You.
A Day Late And A Dollar Short.
True Love.元ブリンズリー・シュウォーツ。80年代にドイツでリリースされたアルバムです。簡易なシンセサイザーを主体とした多重録音サウンドにちょっと面食らいますが、糧のブルーアイドソウル/ポップス作家としての魅力を引き出しているともいえます。.
Little Lost Lamb.
Cheap Hearts Hurt.
That Girl.マイアミを拠点にスペイン語圏で活動したラテンファンクバンドの傑作セカンド! サンタナなどの成功を受けて強化されたバンドグルーヴは、ほぼ自主制作ということもあって、何の制約もなくおおらかに広がります。歌ものには狂おしいエネルギーとサイケデリアなメロウさがたっぷり。ジミヘン、サンタナ、ウォー、クルアンビンなどにも通じるさまざまなアイデアが混然一体としたサウンドは唯一無二! ウルトラレアです。.
Chaucha.
Esta Melodia.
Juntos.ブリージーなファンキーグルーヴ「So Much Pain」最高! ヴェトナム戦争末期のアメリカの沈んだ気分を省みて、もう一度新たなスタートを、という精神で結成されたバンドです。メンバー構成は白人2人黒人2人。ハーモニーが気持ちいいし、曲がいいですね。.
So Much Pain.
Free.
Fresh Start.モンキーズのソングライティング・チーム、ボイス&ハートのトミー・ボイスのソロ・アルバム。え? この時期はボイス&ハートとしてやってませんでしたっけ? それもそのはず。本作は彼がポップシンガーを志していた1961〜63年にRCAでリリースしたシングル集なんですから。それでもほとんどが自作。自分の道を探すべく若さを武器に頑張ってます。.
Oh! You Beautiful Doll.
I'll Remember Carol.
Sweet Little Baby I Care.デトロイト出身のブルーアイドソウル・グループ。InvictusのサブレーベルHot Waxでアルバムデビュー。70年にヒットした「Westbound #9」でその名を知られています。こちらがセカンドにしてラスト・リリース。バー演奏で鍛えられた技術を注ぎ込んだ熱気あるファンキーロックが彼らの持ち味。もう1曲ヒットが出ていたら違う未来があったかも。.
Stop The World.
I’m Not My Brother’s Keeper.
Ding Need Dong.「吟遊詩人ノリス」を名乗る謎のシンガー(正体は1940年代から活動する黒人シンガー、ノリス・メイハムズ)による自主制作ノヴェルティ・シングル。ベトナム帰還兵の本音をコミカルに歌にしたA面よりも、B面のインディー・サーフロックがサーフマニアに受けて珍品として取引されています。アメリカの草の根レコードの広がりってすごいなと思います。.
I Am Back From Vietnam.
Mr. Guitar Man I Know You Can.チカーノ&ちんぴらテイスト全開のテックスメックス・ロッカーの雄! ルーツミュージックとしての魅力はしっかり押さえながらも、彼が推すのは若いエネルギーとフットワークの軽さ。スカっぽく疾走する「Dinero」みたいな曲が象徴的。アメリカを離れてフランスのNew Roseからリリースした5作目です。.
Dinero.
Put Me In Jail.
Manana.楽器や歌の練習のためにレコードに合わせて演奏する、その目的に特化して、あるパートをマイナスして制作されたのがアメリカのMusic Minus Oneシリーズ。60年代からさまざまな用途で無数のレコードが作られていますが、こちらはビートルズ4人のソロ作品で歌いたい人のため。片チャンネルにリードヴォーカル、片チャンネルにコーラスを割り振って、両方の目的に使えます。4人のソロ曲を歌い演奏しているミュージシャンたちはまったく不明!.
Listen To What The Man Said.
Jet.
Whatever Gets You Thru The Night.AORアーティストとして日本では知られるスティーヴ・キプナーが若き日に組んでいたソフトロック/フォーキー・ロック・トリオ。初期ビージーズやクロスビー・スティルス&ナッシュ的なスタイルですが、ハーモニーや曲構成はとても頭脳的。クレジットを見ていたらビージーズのモーリス・ギブがエグゼクティヴ・プロデューサーとしてクレジットされていました。なるほどね!.
Astral Taxi.
Tag Around.
Set Sail For England.ウィスコンシン州出身のサイケガレージ系ロックバンド唯一のシングルなのですが、B面「We Got To Live Together」が超最高なファンキーカッティングロックとなっており、レアグルーヴ/レアファンクとしても大変な人気盤になっています。A面もいい曲。しかし、彼らはこれ1枚しかリリースを残しませんでした。.
Dianna.
We Got To Live Together.アメリカのどこかのホテルのラウンジや夜な夜なハコバンがショーをしているクラブに、こういうバンドはいっぱいいたのでしょう。おれたち今はこんなだけど絶対のしあがるぞ的な夢もありつつ……。その夢がある限り、こういう自主制作盤は作られるのです。「Put Your Hand In The Hand」や「Proud Mary」のファンキーグルーヴは一聴の価値あり! 4人だけで演奏するのは至難だったはずの「Classical Gas」もがんばってます!.
Put Your Hand In The Hand.
Proud Mary.
Classical Gas.チカーノ&ちんぴらテイスト全開のテックスメックス・ロッカーの雄! これがデビュー・アルバムです。チープなオルガンがピーピー鳴いてるB級ロックンロールとテックスメックス。悪趣味と皮肉に満ちた歌詞を、ノー天気な希望に乗せて歌うこの悪ガキ。ブレイヴコンボなどのインチキロカ好きにはたまんない味です! カラスコ謹製のタバスコ・ジャケもなんとも気が抜けていてクール!.
Houston El Mover.
Party Doll.
Buena.スウェーデンで長い活動を続けた女性シンガー、アン・クリスティン(後年はラストネームが省かれます)のデビュー・アルバム。当時23歳、ロック世代の彼女の歌声が刻まれています。ハスキーで低い彼女の声には凛とした意志を感じますね。キャロル・キング「You’ve Got A Friend」ボブ・ディラン「I’ll Be Your Baby Tonight」「Everybody’s Talkin’」などアメリカのSSWたちの曲も積極的にとり上げています。.
Du Har En Van (You’ve Got A Friend).
Jag Ska’ Vara Hos Dej Ikvall (I’ll Be Your Baby Tonight).
Alla Manniskor Talar Till Mej (Everybody’s Talkin’).サード・アルバム。それぞれの親が業界人や有名人であるということで七光りグループのように思われていましたが、やがて彼らがそれぞれ音楽的才能を開花させていきます(とりわけ、ビーチ・ボーイズに深く関わるビリー・ヒンシュを筆頭に)。デビュー当時は本当に幼い感じでしたが、わずか2年ほどで思春期/ソフトロックなムードが出てきました。甘酸っぱい声で歌うビーチ・ボーイズ・カヴァー「Girl Don’t Tell Me」とか憎めないのですよ。.
Homeward Bound.
Girl Don’t Tell Me.
When You Walk In The Room.ジョン・セバスチャンもザル・ヤノフキーもいなくなったラヴィン・スプーンフル。残ったドラマーのジョー・バトラーがリーダーシップを取って制作された異色作。もしこのアルバムが、スプーンフル名義でなく、彼のソロとして発表されていたら、アシッド風味の初期SSW名作としての評価がもうちょっとあったかもしれません。ゴードン&ボナー、ディノ&センベロなど良質なソングライター・チームから提供された曲には光るものがあるし、ちょっとダウナーな雰囲気も今なら理解出来る感覚だと思います。.
(Till I) Run With You.
Only Yesterday.
Me About You.簡単に言うと、ボンゾ・ドッグ・バンドとリヴァプール・シーン、スキャフォルド周辺人脈によるポエトリーと音楽のユニット。彼らの結成を記念してリヴァプールとロンドンで行なわれたライヴをパッケージしたファーストアルバム。英語がわからなくても、この磁場から発せられる強烈なギャグ臭気は感じ取れますし、ニール・イネス、ズート・マネーらが取組んだ音楽も面白いです。「Short Blues」どれくらい短いか、是非試聴を。Aラスではイネスがボンゾ時代に発表した「Humanoid Boogie」がライヴで聴けます。.
Interruption At The Opera House (Part 1).
Short Blues.
Humanoid Boogie.ドイツのMPSというとクールなジャズのイメージですが、こういうポップロックバンドのアルバムもリリースしています。欧米のヒットをドイツ語にして歌うプロジェクトのようです。「Make It With You (Ich Bin Immer Fur Dich Da)」や「Puppet Man」などを収録。とろんとしたまろやかさもある、ヨーロッパのロックっぽいおおらかなサウンドです。.
Ich Bin Immer Fur Dich Da.
Puppet Man.
Ich Hab Dich Nie Vergessen.映画「ラ・バンバ」でチャート上での成功を得る直前のシングル。セサル・ロサス主導で、メンフィスソウル的なエッセンスを取り入れた彼ららしい骨太なナンバーです。B面はデヴィッド・ヒダルゴらしい情緒豊かな名曲。ピクチャースリーヴ付!.
Set Me Free (Rosa Lee).
Tears Of God.カナダのシンガー・ソングライター、デヴィッド・ウィフェン、ブレント・ティトコムが在籍したフォークロック/ソフトロック・グループ。ママ・キャスのプロデュースでDunhillから全米デビューを果たします。このシングルでは当時まだアルバムデビュー前だったブルース・コバーン(A面)、マレイ・マクローラン(B面)の曲をとりあげています。ミスティックでフォーキー。ペンタングル好きにもおすすめ。.
Bird Without Wings.
Coat Of Colors.「Hang On Sloopy」の全米ナンバーワンで快調にデビューした彼ら。69年のラスト・アルバムに収録されたこの曲では、かなり時代に感化されたパワーポップ・サウンドになっています。作曲のリック・ゼリンジャーは、もちろんのちの「リック・デリンジャー」。.
Daybreak.ジェネラル・フーズ社が生産していたお菓子のキャラクターだったシュガー・ベアーズが歌を歌ったよ! お菓子のオマケにシングル盤が付いてくるよ! やったね! そんな企画から生まれた架空のバンドです。アルバムでもいちばんの人気曲をシングルでぜひ。.
Happiness Train .
Right On.マサチューセッツ州ケープ・コッドを拠点に25年もの間、ファンから強く支持される活動を続けている東海岸パワーポップ・バンド。NRBQとの交流でも知られています。その彼らの日本盤CD2枚の発売を記念して、日本独自に企画リリースされた7インチ・シングル! パワーポップ・ファン直撃のバンドサウンドです!.
Doin' Time.
Band Fight.ルー・リードのライヴ盤「Rock ‘n’ Roll Animal」での流麗すぎるギターソロや、アリス・クーパー、ピーター・ガブリエルのバックバンドでも名をなしたギタープレイヤー。これがファーストソロ。ロックマインドのフュージョンという意味ではジェフ・ベックと並んで評価されてもいいのにと思います。ビーチボーイズ「Sail On Sailer」のカヴァー、しびれます。.
Sail On Sailer.
Swept Away.
Rubber Man.70年代前半のトッド・ラングレンとブライアン・オーガーが合体したようなプログレッシヴ・ポップ「Star Dreams (Nebulous)」や「In My World」の素晴らしさ! メジャーレーベルからのリリースですが謎度の高いNY系ジャズロック・ユニットです。線の細いヴォーカルのタッチと、ミスティックなキーボード(特にエレピ)が光っています。.
Star Dream.
In My World.
Everyone.キャロル・キングがザ・シティのアルバムで発表していたあの名曲のカヴァーです…というか、当時のリスナーはザ・シティの存在はほぼ知らず、彼らのヒットでこの曲を知ったのです。デヴィッド・クレイトン・トーマスの歌声、夕暮れ時に沁みますね。.
Hi-De-Ho.
The Battle.