知的でジャジイなセンスと、都会的なブルーアイドソウル感覚。そのふたつに加え、NYポップスの伝統を知るヴィニ・ポンシアのプロデュースワークが合致した70年代半ばの彼女の作品は、実は素晴らしい完成度。本作でもマイケル・フランクス「Monkey See, Monkey Do」カヴァーにコロリ。「There's More Where That Came From」は超名曲!.
1930年生まれの女優兼シンガー。甘やかなアルトヴォイスで、四季折々をしっとり歌った愛の歌のアルバムです。また、このアルバムの成功の一因はフランク・デヴォルの壮麗なオーケストレーション。音で景色を描き出し、歌う彼女をそれぞれの主人公にしてくれます。「It Might As Well Be Spring(春の如く)」など、季節を歌いこんだ曲って本当に良いものが多いですね。.
「Judy Roberts Band」や「Night In Brazil」といったAORジャズ傑作で知られる才女ジュディ・ロバーツが正統派なピアノトリオスタイルで臨んだアルバム。ちょいファンキーなブロッサム・ディアリーといった感じの歌と音がむしろ最高! スキャットもきめた「Afterthoughts」のアップテンポボサもいい! 大ベテラン、レイ・ブラウンがベース、若手のジェフ・ハミルトンがドラムス。.
収録曲・データ
【曲目】Soft Shoe / Late Late Show / I Know You Oh So Well / Afterthoughts / Slow Hot Wind / I Got It Bad And That Ain’t Good // Teach Me Tonight / I Could Have Loved You So / You’d Be So Nice To Come Home To / Watch What Happens / Crazy
リズム隊が凄い迫力ですね。ウッドベースがファンキーにうねる「Come Back To Me」がすごすぎて。重心の低いリズム隊のおかげで、「Willie And Laura Mae Jones」や「Spining Wheel」もバッチリ決まってます。タイトル曲はリリカルに揺れるメロウファンクで。「You're All I Need To Get By」もナイスカヴァーです! ソウルを本気でやるときのナンシー・ウィルソンはすごいです。.
【曲目】A Lot Of Livin’ To Do / Out Of This World / ‘Round Midnight / Hey! Jealous Lover / Har Hearted Hannah / Blues In The Night // I Feel A Song Comin’ On / You Came A Long Way From St. Louis / My Ship / Ev’rything I’ve Got / Why Shouldn’t I / I Feel Pretty
セカンドアルバム。リトル・フィートのポール・バレアが中心となって彼女をバックアップ。マイケル・マクドナルドとデュエットした「Let Me Go Love」がAORファンの琴線をくすぐりますね。奔放で快活なウェストコーストフィーリングを基調としながら、1979年という時代を反映したコンテンポラリーなムードもちゃんとあって。.
ハスキーヴォイスの歌姫と、ウェストコーストの気鋭が、ヒットミュージカル「Do Re Mi」の楽曲で絡み合う企画盤。「サウンド・オブ・ミュージック」の「ドレミの歌」ではありませんので要注意。こちらはまた全然違うジャジーでヒップな雰囲気。ヴォーカル曲、インスト曲が交互に出てくる構成ですが、どちらも非常に気持ちが入っていて、スリリングで鮮烈なアレンジともども楽しめます。.
70年代にはTV女優としても活躍したシンガー、デラ・リースが、スモールレーベルで制作した70年代モードの一枚。ジャクソン5「Never Can Say Goodbye」とアル・グリーン「Let’s Stay Together」をメドレーしたB-2に仰天。流麗で達者なジャズグルーヴはチャック・レイニーやジョン・グエリンの仕業。他にも西海岸の最強ジャズミュージシャンが彼女をバックアップ。「Bye Bye Love」と「Fire And Rain」をミックスするアイデアもすごくいい。.
【曲目】My Coloring Book / Little Girl Blue / Greensleeves / Tangerine / Where The Blue Of The Night Meets The Gold Of The Day / Over The Rainbow // Deep Purple / Scarlet Ribbons / Little White Lies / Beautiful Brown Eyes / Ivy Rose / Red Sails In The Sunset
雰囲気や佇まいはまるでローラ・ニーロ。バッファロー・スプリングフィールドやビリー・ホリディのカヴァーを伸びやかに歌う彼女、実はローラの友達なんですね。私も彼女みたいになれたら、という願いが現れたということなのかも。自作は2曲で、あとはカヴァー中心ですが、JTの「Brighten Your Night With My Day」が出色。ジャズ色の濃いバックの音作りにもご注目を。 .
収録曲・データ
【曲目】Bluebird / Young Girl Blues / Temptation 'Bout To Get Me / Medley For Billy Holiday [Billy's Blues / Lady Sings The Blues / Lonely Women] // Brighten Your Night With My Day / I Need A Good Man Bad /I'm So Tired / Old Country / Illinois / Jam Session: Crusing With The Blues
【曲目】Hey Jimmy, Joe, John, Jim, Jack! / The Apple, The Wind And The Stream / Music Box / Whistle / If I Had A Ribbon Bow / The Frozen Logger // I Had A Mule / Joey / Love Tastes Like Strawberries / Johnny Sunday / Willow, Will He? / Tammy
彼女のSSW期の4作目。サード「Music」と並び、カーティス・メイフィールドやダニー・ハサウェイの音楽に惚れ、熱心にニュー・ソウルに肩入れしていた時期でもあり、とても充実した内容です。バックミュージシャンはNYの黒人セッションメンやダニー・クーチらセクションの面々。人気曲「Bitter With The Sweet」収録です、.
ディオンヌと、当時プロデューサーとしても絶頂期にあったビージーズのバリー・ギブの出会い。このアルバムのタイトル曲はアメリカをはじめ各国で大ヒットしました。他の曲も珠玉のメロウソウル連発で、大人の恋の悲しみをしっとりと、そして暖かく伝えてくれます。「Take The Short Way Home」は極上80sダンサー!.
マリアンヌ・フェイスフルの現在まで続く音楽的な評価を決定づけた作品。前作「Broken English」で再起のきっかけをつかんだ彼女に、プロデュースのハル・ウィナーは、古く暗いトーチソングやブルースを歌わせ、そこに彼女の実人生を重ね合わさせました。23年振りの「As Tears Go By」を収録。酒とドラッグですっかりかすれてしまった彼女の歌声に宿る真実のソウル。これこそレコードで持っているべき作品です。.
収録曲・データ
【曲目】Stranger Intro / Boulevard Of Broken Dreams / I Ain't Goin' Down To The Well No More / Yesterdays / Sign Of Judgement / Strange Weather // Love Life And Money / I'll Keep It With Mine / Hello Stranger / Penthouse Serenade / As Tears Go By / A Stranger On Earth
バド・シャンク・クインテットを従え、ジャズな色気たっぷりの彼女。60年代の作品では、これが群を抜いてジャズっぽいですね。ムーディでスインギーなオトナの遊びって感じの「I've Got You Under My Skin(あなたはしっかり私のもの)」が最高なスイングナンバー。ラストを締める「In The Still Of The Night」も、素敵すぎる高速ジャズ! 全曲コール・ポーター作品です。.
収録曲・データ
【曲目】I’ve Got You Under My Skin / You Do Something To Me / Get Out Of Town / All Through The Night / So In Love // At Long Last Love / Easy To Love / My Heart Belongs To Daddy / Ev’ry Time We Say Goodbye / In The Still Of The Night