シティポップ傑作。あのアンダース&ポンシアのヴィニ・ポンシア制作によるイノセントなポップサウンドとすっきりしたハーモニー。グッドタイム好きには「Dancin’ On Ice」や「Sugarloo」、オーシャン系がお好きなら「Satelite Touchdown」を。ポンシアの旧友ピーター・アンダース提供の「If I Can Just Get Through Tonight」もあり。かつてのハイファイ名物コーナーGreat3片寄セレクションで「なんともまあ情けない面がまえのトリオですが、曲も期待を裏切らず情けない路線まっしぐらでグレイト。いい曲書いているけれどヒットしなそうなところがいいね」とのコメント。.
Satelite Touchdown.
Dancin’ On Ice.
If I Can Just Get Through Tonight.シルヴィアといっても、あの「ピロー・トーク」の彼女ではなく、北欧スウェーデンの歌姫。ポピュラーソングの領域で活動したこういうシンガーは、なかなか日本には紹介されませんよね。でも有名な「Ciao Ciao Bambina」のカヴァーを是非聞いてほしいのです! 最高の16ビートアレンジで、女性AORディスコとして聞けてしまいます! 起伏に富んだアレンジはジャズ界でも著名なルネ・オファーマン。.
Ciao Ciao Bambina.
Vo Bate Pa Tu.
Yesterday Once More.現在はカントリー系のソングライターとして知られるフレッド・ノブロック。70年代をレッツ・イートというバンドで過ごした彼がソロ・キャリアに転じた時代がAOR的には円熟の年だったということが、この充実した傑作を生み出すマジックとなりました。男臭くて泣けるブルーアイドソウル名曲連発。日本でも当時アルバムが出ていましたが、あらためて聴き直すと再評価に値する音です、これは。.
Why Not Me.
A Bigger Fool.
It’s Over.長いキャリアの黒人シンガー。プロデュース&エンジニアがジェイ・グレイドンで、ありとあらゆるLAのミュージシャンが集合した希有な作品。デヴィッド・フォスターも参加しています。グレイドンはいいギターソロも弾いてます。80s的なデジタルサウンドですが、ちゃんと歌心があって素晴らしいです。.
Are You With Me.
Stop Me From Stairng This Feeling.
Change Your Mind.Elektra移籍盤。「Escape」「Him」の大ヒットを受けての移籍でしたので大きな期待を受けていたはずですが、結果的にこのアルバムのセールスはふるわず。ヒットシングルも生まれませんでした。しかし、デビュー作「Widescreen」以降追究してきた彼の物語作家的な感性は頂点に達したとも言えますし、当時の日本のAORファン好みのサウンドやメロディの洪水。このとき彼はまだ34歳。レコーディングアーティストとしてのキャリアはここでいったん13年の休暇に入ります。.
Full Circle.
One Born Every Minute.
Loved By The One You Love.「Escape」「Him」の大ヒットを経てAORアーティストの代表的存在となった彼が、その勢いのままリリースした1枚。もちろん丁寧に作り込まれた見事なシャープなAORサウンドが堪能できます。特に軽やかなウォーキン・リズムで「きみなんかいらない」と歌う切ないB-4「I Don’t Need You」は、まさに彼らしい作風です。.
I Don’t Need You.
Morning Man.
Special Thanks.東海岸のフォークシーン出身の兄弟バンドですが、西海岸サウンドに絶妙に味付けされた颯爽としたファンキー・フィーリングが素晴らしいのです。通算4枚目にあたるこのアルバムでもミッド・メロウファンクな「Lovelight」、疾走感溢れるB-2「New Horizons」(まるでカラパナのファーストみたい!)の流れで、その魅力を存分に見せつけてくれてます。.
Lovelight.
New Horizons.
Best Of Friends.「A New Contemporary Praise Album」と銘打った84年のアルバム。これまでになくデジタルな要素を導入した作品ですが、シンガーとしての彼の透明感ある魅力は変わらず。エイティーズとの相性もよいです。バラード「Every Good And Perfect Gift」よいですね。.
Lift Up His Name.
Every Good And Perfect Gift.
Oh Magnify The Lord.ゴージャスでファンキーなサウンドをまとったトロピカルAORアルバム。気持ちは豪華客船のワンナイトラヴアフェアといったところ。シリータの人気曲「I Love Every Little Thing About You」のカヴァーでは、メル・トーメの息子で本作のプロデューサーでもあるスティーヴ・マーチとデュエット。ノスタルジックディスコなタイトル曲は「Bali Hai」とのメドレーで。メロウな「Easy」も推薦します。.
I Love Every Little Thing About You.
Tropical Nights / Bali Hai.
Easy.心優しくせつないAORのひな形のような作品。カーラ・ボノフ・バンドのキーボード&ギタリストだったクリス・モンタンのソロ。何の気なくさらっと歌うちょっと無骨な歌声も含めて、この時代にしか生まれ得なかったと思います。本国より日本のほうが話題になったかも。今も密かに愛し続けているファンも多いはず。「Is This The Way Of Love」でデュエットしているのはカーラではなくローレン・ウッドですが、やっぱりいい曲ですね。.
Any Minute Now.
Doesn’t Mean Much To You.
Is This The Way Of Love.AORの世界になくてはならない最高のクリエイター。ソロアルバムとしてはこれがセカンド。時代のまっただなかでトップを張っていた人のサウンドですね。自身がサントラを手掛けた「St. Elmos Fire」のテーマ曲のリアレンジ版などインスト中心の内容で、ヴォーカル曲は2曲のみですが、オリヴィア・ニュートン・ジョンとのデュエットでヒットした「The Best Of Me」が際立ちます。.
The Best Of Me.
Who’s Gonna Love You Tonight.
All That My Heart Can Hold.コンテンポラリーゴスペルの名門ファミリーグループ。クインシー・ジョーンズのレーベルからリリースしていた時期は、ジーザス向けのメッセージを若干抑えて、より広い慈愛の精神として発信した良質モダンソウルになっています。アニタ・ベイカーをゲストに迎えた「Ain’t No Need To Worry」をはじめ、デジタルをとりいれながらもあくまで人間味が熱いです。.
Ain’t No Need To Worry.
Breaking Of Day.
Love Has No Color.Atlantic〜Asylumと西海岸のシーンに地味ながら印象深い佳作を残す彼らのラストアルバム。メロウでアコースティックなシティサウンドが詰まっています。この後、ジョン・バドルフが加入する最高のAORバンド、シルヴァーにもつながる、爽やかでどこか切ないサウンド。かつてハイファイの「片寄明人セレクション・コーナー」を飾った一枚です。.
Is It Love.
Another Part Of Love.
Ain’t It Like Home.映画「サタデーナイト・フィーバー」のサントラに本作から名曲「If I Can't Have You」が収録され、彼女をブレイクさせました。メロウで上質のディスコ/シティポップが揃っています。メンバーはジム・ケルトナー、ラス・カンケル、ダニー・クーチマー、リー・スクラーにローウェル・ジョージらウェストコーストの実力派たち。選曲よし、演奏よしなのです。.
If I Can't Have You.
In A Stranger’s Arms.
Lady Of The Silver Spoon.英語歌唱のオランダのシンガー。ジャズスタンダードを歌うアルバムも発表していますが、ここでは「What’s New」をのぞいて、その他を作詞作曲。1979年の作品ということもあるのか、AORを下敷きにしたジャズ・シンガーゾングライターといった趣き。アンサンブルにしてもコード使いにしても、難しいことをさらっとやってのけています。そしてどこかしら滲んでいるロンリーな気分。なによりものすごく水準の高い音楽に、驚かされました。ベニー・シングスにつながってゆく源流みたいな?.
Deep In The Heat Of The Night.
What’s New.
Happiness Is Loving You.ネオアコの前哨戦みたいなタイトル曲「恋はリズムにのって (Take A Little Rhythm)」。これって今聴くと、ちょうどいい懐かしさですね。このとき彼は21才。収録曲は10代で書かれたもの。A-2「恋はリズムにのって」からA-5「African Queen」までの流れなんかホント素晴らしいですね。クリス・レインボウのファンにも聴いてほしいもの。ロンドンA&Mが見いだしたアーティストです。.
恋はリズムにのって.
Saturday Heart Breaker.
Live Every Minute.70年代香港の人気バンド、シンガーによる英米欧のヒット・カヴァー集。当時の香港はまだイギリスの統治下にあったので英語で歌うことは自然でした。“Vol.7”というタイトルが示すように、こうした企画が受け入れられていたことがわかります。しかし、このアルバムの選曲はいいですね。イングランド・ダン&ジョン・フォード・コリー、シルヴァー、ワイルド・チェリーを試聴に入れましたが、他のカヴァーも味わい深いものから最高のファンクまで満腹になれます! 両面たっぷり17曲。今後の香港ではこうした企画はもはや生まれないだろうというのが残念です。.
I’d Really Love To See You Tonight.
Wham Bam Shang-A-Lang.
Play That Funky Music.ウェストコーストの人気デュオのサードアルバムです。サウンドプロデュースを手がけるダリル・ドラゴンは、もともと西海岸サーフポップの重要人物。だからこそ甘いポップスと思わせて、彼らの音楽にグッと深みがあるのです。ニール・セダカ、アラン・オデイ、ブルース・ジョンストンなどソングライターにも恵まれています。.
Easy Evil.
Happier Than The Morning Sun.
We Never Really Say Goodbye.ボブ・クリューとケニー・ノーランが主導となり企画された悪ノリ・ディスコユニット! ディスコ黎明期のフロアを実況録音したような熱気の「Get Dancin'」が思わぬヒットとなりました。チャーリー・カレロやデニー・ランデル、ジェリー・コルベタといったメンバーが参加。DJプレイ宜しく、曲間のないディスコ・ミックス。手拍子や歓声がとことんまで盛り上げちゃいます。サヴァンナ・バンド好きな人にもたまらんアルバムかも。次回作ではケニー・ノーランが全面的に音作りを担当します。.
Jam Band.
Get Dancin'.
I Wanna Dance Wit Choo.デビュー作にして大傑作「Records Are Like Life」(1971年)など、知的で凝ったプロダクションで知られる個性派SSW。このアルバムはアリフ・マーディンのプロデュース。その成果は「I Wanna See You Dance」のようにソウルフルなディスコナンバーに表れます。一筋縄ではいかないポップ感覚ですが、メロディに対する美意識が高く、引き込まれます。.
All I Want Is You.
I Wanna See You Dance.
Rainbow.デビュー作と同様にプロデュースは元クラッキンのバネッタ&チューダコフのコンビ。ロビー本人に加え、プロデューサー陣が作品作りに参加したシティソウルな曲と、ビル・ラバウンティが参加したメロウなバラードとが、お互いを高め合うかのようにして配置されています。そしてタイトル通り、アカペラドゥーワップ「All Night Long」も収録。デジタル風味を増したサウンドもいまならOKかと。.
I'll Be The Fool Again.
All Night Long.
Street Corner Heroes.「Phantasies」がAORファン垂涎のアイテムとして語られるカナダのポップAORシンガー。アルバムによっては歌詞がフランス語のものもあるのですが、本作は全曲英語詞。もっと評価されてよい一枚だと思います。アーバンメロウというよりは、UKのモダンポップ的な質感。「Hold On To The Night」は名曲です。カナダ・オンリーのリリースです。.
Hold On To The Night.
You Don't Want To Lose That Girl.
Stranger.これが5作目。お得意の変拍子、緻密に錬り混まれた16ビートと続くA面冒頭からの滑り出しが最高です。シンセを駆使しながら彼の孤独感が際だつ内省的なムードを醸し出すのもポイント。B面には後期ロマン派風のクラシック組曲。これがまた素晴らしい。孤高のアーティストですが、ジョンキャロル・カービー好きの方などトライしてみてはいかがでしょう。.
Valleys Of Valhalla.
The Surest Things Can Change.
A Song And Dance.トニー・コジネクやブライアン・プロズローなどと並び称されるべきギミカルなポップセンスを持つSSW。彼のファースト「Records Are Like Life」に感動した人には是非オススメの、ひんやりとした知性が前面に出たアルバム。かわいらしいひねくれポップ「Keep The Light Burning」にイチコロなのです。「Sing」もナイス。過小評価はもったいない! .
Keep The Light Burning.
Sing .
King In Beggar’s Clothes.アイドル的な美貌を持った3人の男性ソングライターによるカラッとしたパワーポップ/シティ派グループ。コーラスはハーモニー・ポップ寄りと言ってよく、実際、そのサウンドは同時代のUK勢とも通じる良さがあります。「A Game Called We're In Love」なんかはクリス・レインボウやパイロットみたい。ストリングスアレンジはニック・デカロ。.
A Game Called We're In Love.
Magical Eyes.
Here I Go Again.